【試合詳細】5・6 アイスリボン ラジアントホール大会 松下楓歩&咲蘭 vs 紫雷美央&星いぶき 勝愛実&若菜きらり vs 真琴&柳川澄樺 藤田あかね&YuuRI vs Blueshe&トトロさつき

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

『横浜リボン2025・GWⅡ』
日程:2025年5月6日(火・休)
開始:12:00
会場:神奈川県・ラジアントホール
観衆:139人

▼シングルマッチ15分1本勝負
○叶ミク(T-HEARTS)
8分26秒 2回転式ジャックナイフ固め
●りこ

▼タッグマッチ20分1本勝負
○藤田あかね(フリー)/YuuRI(ガン☆プロ)
11分32秒 Bluesheの誤爆ラリアットから抑え込む→エビ固め
Blueshe/●トトロさつき

▼タッグマッチ20分1本勝負
しのせ愛梨紗(飛鳥)/●Patricia Ligaia(PUSO Wrestling)
10分51秒 ケンタッキーボム→エビ固め
[Bad Butts]杏ちゃむ(信州ガールズ)/○Yappy

▼タッグマッチ20分1本勝負
勝愛実/●若菜きらり
14分29秒 glesin
真琴(フリー)/○柳川澄樺(JTO)

▼松下楓歩復帰戦 タッグマッチ30分1本勝負
●松下楓歩/咲蘭(WAVE)
16分4秒 いぶニングスター
紫雷美央(フリー)/○星いぶき

楓歩が正式復帰戦で健闘するもいぶきに3カウントをとられ敗北!柳川が勝とのICE×∞前哨戦初戦で勝利!

入場式


 横浜リボン2日目。入場式の挨拶はもちろん今大会の主役である楓歩。「松下楓歩、復帰しまーす!(客席からの拍手に)ありがとうございます。自分は去年の4月に膝の靭帯を切って、手術をしてリハビリをして1年ぶりにリングに帰ってくることができました。今日の復帰戦のカードは私が3人を指名させていただきました。それぞれへの思い、たくさんあるので試合で伝えていきたいなと思っています。復帰戦がメインになるなんて思っていなかったのでプレッシャーもありますが、皆さんに、楓歩はもう大丈夫だな、戻ってきたなって思ってもらえるように、堂々とメインに立ちたいと思います。」と復帰戦への思いを語り、大会のスタートを宣言した。

第1試合


 りこのデビュー2戦目の相手はミク。ゴングと同時にドロップキック4連発を放ったりこは続けてエルボー連打へ。コーナーに詰めてミクを対角に振ろうとするが、切り返したミクがりこを対角に振っての串刺しドロップキックでカバーもカウント2。
 ミクがボディスラムから逆エビ固め。ロープに逃れたりこをロープに押し付けてロープのリバウンドで倒したミクが上体を起こしたりこにストンピング。これを4方向で決めカバーもカウント2。
 ミクがレッグロックからチンロック、フェイスロック、吊り天井。さらにコーナーに振っての踏みつけから髪を掴んでの投げを仕掛けるも、バックに回ったりこがオクラホマロール。カウントは2。
 両膝を衝いた状態のミクに低空ドロップキックでカバーもカウント2。
 エルボーの打ち合い。ミクがその場飛びのドロップキックでカバーもカウント2。
 ミクの飛び込みをかわしたりこがとびつきヘッドシザースで腕を決める。崩れるもそのままりこがエビ固めで抑え込みカウントは2。
 さらに連続で丸め込みもミクが返す。りこがドロップキック3連発からボディスラムを狙うが、こらえたミクがボディスラム。さらにダイビングサマーソルトドロップを狙うが、りこがよけて丸め込みカウント2。
 コーナーにミクを振ったりこが飛び込むがその足をキャッチしたミクが2回転式ジャックナイフ固めでカウント3を奪った。

第2試合


 トトロとブルーシーの日米ビッグタッグが実現した。試合前からブルーシーのでかさにビビるあかねとYuuRI。ブルーシーが先発に出ると、YuuRIが場外に逃れ、仕方なくあかねが先発に出た。ロックアップもあっという間にブルーシーがロープに詰める。
 代わったYuuRIがブルーシーの周囲を駆け回ったあとロックアップもまたもロープ際へ。ならばとあかねとYuuRIが2人がかりで力比べへ。押し込まれたあかねとYuuRIが蹴りを入れてブルーシーを2人でロープに振る。ブルーシーが2人まとめてクローズラインで吹っ飛ばす。
 代わったトトロを見てYuuRIが「小さい方来た!チャーンス!」と体当たりもトトロに吹っ飛ばされる。さらにブルーシーとトトロが2人並んであかね、YuuRIに強烈な物置攻撃。ロープにしがみつきエスケープ状態のYuuRI。トトロの正面に立つとソバット、延髄ハイ、正面ドロップキック、足払いからの低空正面ドロップキック、コーナー2段目からのミサイルキックでカバーもカウント2。
 トトロがボディスラムでカバーもカウント2。
 代わったブルーシーが串刺しボディアタック、スライディングクロスボディでカバーもカウント2。
 ブルーシーがボディスラム、コーナー2段目からの脳天チョップでカバーもカウント2。
 ブルーシーがバックを取る。股の間をくぐってバックに回ったYuuRIがブルーシーをロープに叩きつけて619、正面ドロップキック。代わったあかねがタックルの打ち合いからトーキック、タックルでブルーシーを倒す。
 あかねがブレーンバスターを狙うが持ち上がらない。YuuRIを呼び込みダブルのブレーンバスターを狙うが、ブルーシーが2人まとめてブレーンバスターで投げ飛ばす。さらにあかねをボディスラム、セントーンでカバーもカウント2。
 代わったトトロが串刺しラリアット、タックルでカバーもカウント2。
 あかねがエルボーでトトロをコーナーに詰め、YuuRIがエプロンで羽交い絞め。あかねがロープに飛んでのタックルもYuuRIが吹っ飛んでしまう。あかねがコーナー2段目からフライングショルダー。カバーもカウント2。
 あかねがYuuRIにコーナーに上がるように指示。コーナーに上がったYuuRIをあかねが抱え上げてパワーボムでトトロに叩きつける。あかねがカバーもカウント2。
 あかねがダブルハンマー。ロープに飛ぶもトトロが飛び込みラリアット。トトロがあかねをブルーシーに振る。ブルーシーがスピアー。トトロがカミカゼ、コーナー2段目からのセントーンでカバーもYuuRIがカット。トトロがラリアットプレスでカバーもカウント2。
 トトロがあかねを押さえ、ブルーシーがラリアットで飛び込むもあかねがかわし、トトロに誤爆。そのままあかねがトトロを押さえ込みカウント3を奪取。

第3試合


 “Bad Butts”の横浜2連戦2日目の相手は愛梨紗&パトリシアのピンクチーム。奇襲に出たのはピンクチーム。Yappyを捕まえ両サイドで腕を決める。さらに串刺し連打でダブルのかわいいポーズのカバーも杏ちゃむがカット。Bad Buttsに「お前らもかわいいポーズやってみろ!」と挑発する愛梨紗。杏ちゃむが拒否してコーナーに下がるもYappyが捕まってしまう。
 ポーズを伝授されたYappyがポーズするとみせかけての2人まとめてのクローズライン。愛梨紗を蹴散らし、パトリシアをロープ際に追い込むと代わった杏ちゃむと2人でエプロンに出ての餅つき式ダブルヒップアタックからサンドイッチヒップアタック、中央に寝かせてのダブルダイビングヘッドバット。杏ちゃむがカバーもカウント2。
 杏ちゃむがパトリシアをコーナーに叩きつけての顔面踏みつけ。Yappyも加わりポーズを決める。杏ちゃむが串刺しダブルニーアタックでカバーもカウント2。
 杏ちゃむがアームブリーカー。ロープに逃れたパトリシアに飛び込みドロップキックでカバーもカウント2。
 エルボーの打ち合いから、アシストに入った愛梨紗が杏ちゃむにタックルを決めパトリシアがエルボードロップでカバーもカウント2で杏ちゃむが反転して丸め込み。カウントは2。
 パトリシアが片足ドロップキック。代わった愛梨紗に杏ちゃむがビックブーツも愛梨紗がタックル4連発でカバーもカウント2。
 杏ちゃむがフェイスロック、キャメルクラッチ。愛梨紗がロープに逃れる。愛梨紗がチンクラッシャー、ドロップキックでカバーもカウント2。
 杏ちゃむがカウンターのミドルキックでカバーもカウント2。
 代わったYappyが杏ちゃむとのダブル串刺しヒップアタックから串刺し連打。杏ちゃむがフットスタンプ。Yappyがギロチンドロップでカバーもカウント2。
 Yappyがファイヤーマンズキャリーもパトリシアがラリアットでカット。愛梨紗が後方回転エビ固めもカウント2。
 ロープ際にYappyを追い込み、パトリシアが低空ドロップキック、愛梨紗が低空クロスボディでカバーもカウント2。
 愛梨紗がクロスボディもYappyがキャッチしてサイド・スープレックスで投げ飛ばす。愛梨紗をロープに詰めての開脚ヒップアタック、ギロチンドロップでカバーもカウント2。
 愛梨紗が河津落とし、クロスボディでカバーもカウント2。
 代わったパトリシアがギロチンドロップでカバーもカウント2。
 パトリシアが鎌固め。カットに入った杏ちゃむを愛梨紗が押さえ、パトリシアがYappyに、愛梨紗が杏ちゃむに同時低空ドロップキック。パトリシアがカバーもカウント2。
 Yappyがカウンターのアックスボンバーでカバーもカウント2。
 Yappyがゴリースペシャルを決め、杏ちゃむがフェイスクラッシャーで合体。Yappyがカバーもカウント2。
 Yappyがウェイストランドでカバーもカウント2。Yappyがケンタッキーボムでカウント3を奪った。

〈試合後のリング上〉
愛梨紗「(ダメージの残るパトリシアに駆け寄り)日本ラストマッチ、一緒に勝てなくてごめん。ソーリー、ソーリー。(引き上げようとするBad Buttsに)帰っちゃうの?ちょっと待って!待って!話がある。(横に神姫楽が並んでいるていで)私たちちあぷりは防衛戦がしたい!だからBad Butts!挑戦しに来いよ!防衛戦やらせるーっ!」
Bad Butts「お断りします!」
愛梨紗「(帰ろうとするBad Buttsに)ちょ、ちょ、ちょ、待って!お願い!待って!話し合お。とりあえずリング上がろう。」
※Bad Buttsが再度、リングイン。
愛梨紗「私、このタッグベルト、ミサさんと全力で獲りにいったんですよ。見てましたか?」
杏ちゃむ「ま、見てたけど…。」
Yappy「そのベルト、もっと長い時間、持っていたいんでしょ?」
杏ちゃむ「初めて獲ったベルトだもんね。もっと長く持っていたほうがいいんじゃないの?」 
Yappy「愛梨紗はYappyに勝ったことないよね?」
愛梨紗「ないけど、長く持っていたいけど、ミサさんとだったら大丈夫。絶対!」
杏ちゃむ「その試合、見てたんですよ。すっごい頑張っていたよね。でも私はそのベルト、持っていたことあるんですよね。挑戦者と王者側の気持ち、両方わかります。挑戦者はがむしゃらに失うものがなく突っ走れるよね?だけど、王者になった今、リスクは100%だよ。大丈夫?」
愛梨紗「大丈夫です!」
杏ちゃむ「ミサはいいって言ってるの?」
愛梨紗「言ってる。ミサ、大丈夫!いつでも準備できてる。今、すぐにでも大丈夫!」
Yappy「じゃあ、5月25日…。」
愛梨紗「25日。大丈夫!」
杏ちゃむ「本当にミサ、大丈夫か?」
Yappy「じゃあ、決まりました!5月25日(の北沢大会)!」
杏ちゃむ「そして防衛戦になんかさせない。最初で最後のベルトだと思え。キラキラピンク?ハッピーがベルト守れると思うなよ。」
※Bad Buttsが先に退場。
愛梨紗「(2人が去ったあと)めっちゃむかつくけど…ミサさんとなら大丈夫ですよね?ミサさん、大丈夫って言ってるから。ミサさんといっしょに防衛しましょうーっ!」

第4試合


 前日の横浜リボンの試合後、勝と柳川のマイクアピールにより、5月25日の北沢大会でICE×∞戦が決定。この日のタッグ戦が2人の前哨戦第1ラウンドとなった。試合前からにらみ合いを展開していた勝と柳川がそのまま先発に。

 手四つでのけん制からの力比べは勝が上回るも手四つのまま柳川がコーナーに勝をぶん投げる。さらに髪を掴んで2度、勝を投げ飛ばした柳川がボディスラム。ロープに飛んだところをエプロンのきらりがエルボー。倒れたままの勝に「何やってんですか!」と激怒するきらり。リングインして、さらに勝に檄を飛ばす。「じゃあ、お前が出ろ!」と勝。勝とタッチしたきらりは柳川にストンピングを連打しながら、勝に「こうやるんだよ!」とアピールも柳川がボディスラムできらりを叩きつける。
 代わった真琴がロープはりつけから年齢を確認したうえでの顔面ビックブーツ。カバーもカウント2。
 真琴がサーフボード。代わった柳川がコーナーからエルボー、串刺しニーでカバーもカウント2。
 真琴を呼び込んでのダブルハイアングルキック。柳川がカバーもカウント2。
 代わった真琴がコーナーにきらりを叩きつけ、アームブリーカー。ロープに逃れたきらりがエルボー連打で反撃も真琴がきらりを抱え上げてマットに叩きつける。起き上がったところにビックブーツも蹴り足を取ったきらりがスタナー、ドロップキック、フットスタンプでカバーもカウント2。
 真琴がかかと落としでカバーもカウント2。
 真琴がダブルアームで持ち上げるもきらりが着地で逃れる。きらりがコーナーに上がり、ヘッドシザースホイップ。代わった勝と真琴がビックブーツの打ち合い。勝がストンピング連打へ。真琴の蹴り足をキャッチした勝が膝十字固めでテイクダウン。柳川がカット。勝がダブルアームで持ち上げるが、真琴が着地し逃れる。勝がスタナー、トラースキック、フットスタンプでカバーもカウント2。
 勝がダブルアームも真琴がショルダースルー。真琴がサッカーキック、ダブルニードロップでカバーもカウント2。
 真琴がDDT、ビックブーツでカバーもカウント2。
 代わった柳川が片足ドロップキック。エルボーの打ち合いから柳川がバックスピンキック、コーナーからのダイビングヒップアタックでカバーもカウント2。
 勝がローリングエルボーから、ロープに飛んでのランニングエルボーも、ロープに飛んだところをきらりがタッチ。勝がカバーに入るタイミングできらりがリングインしカバーもカウント2。
 状況がわからない勝をきらりが場外に蹴散らす。きらりがドロップキック4連発、ミサイルキックでカバーもカウント2。
 コーナーに上がったきらりを柳川がデッドリードライブ。柳川がネックブリーカードロップ。真琴、柳川が連続ダブルニードロップを決め柳川がカバーもカウント2。
 勝がアシストに入り、真琴と柳川を2人まとめてフェイスクラッシャー。さらにきらりとダブルのダイビングフットスタンプを柳川に決める。さらにきらりがローリングネックブリーカードロップ、ミサイルキックでカバーもカウント2。
 勝が真琴、きらりが柳川に同時スタナーも勝に真琴がスピアー、柳川がきらりに蹴りを放つが、きらりは柳川の蹴り足をキャッチしての丸め込み。カウントは2。柳川がロープに飛んでのランニングダブルニーアタックからglesinを決め、きらりからギブアップを奪った。

第5試合


 昨年4月10日、練習中に膝を痛め、検査の結果、半月板損傷および左前十字靭帯断裂により手術を受けリハビリを続けてきた楓歩。今年2月24日、清水ひかりの引退によるラストリボンのパートナーとして限定復帰を果たした時点では正式復帰は「まだ少し時間がほしい」と語っていた楓歩が、遂に正式復帰戦のリングに立った。タッグパートナーは同期でありWAVE所属となったばかりの咲蘭が、対角にはデビュー前のコーチでもあった美央と今後、対角で、あるいは隣で戦いの最前戦へ駆け上がっていくパートナーとなるいぶきが入った。

 試合はいぶきvs楓歩でスタート。ロックアップからいぶきが腕を決めれば、楓歩がアームホイップからのドロップキック。これをいぶきが払い落とし、距離を取って向かい合う。美央、咲蘭が入り、楓歩がいぶきを、咲蘭が美央をロープに振って、楓歩がタックル、咲蘭がドロップキック。いぶきと美央が串刺し攻撃で反撃すると、2人で楓歩を捉え、はりつけドロップキック。いぶきがカバーもカウント2。
 代わった美央が楓歩の左膝をロープにからめて絞め上げる。さらに膝裏に蹴り、首投げから膝へのサッカーキック。楓歩の動きを止めブレーンバスターを狙うが、これを楓歩がブレーンバスターで切り返す。代わったいぶきが楓歩の足を持って左膝をマットに打ちつける。さらにロープにからめてロープを蹴り上げる。対角に楓歩を振ろうとするが、楓歩が切り返し串刺しエルボー、コーナー2段目からのドロップキック。
 代わった咲蘭がドロップキック。美央がアシストに入り、咲蘭をロープに振るが、クローズラインをかわした咲蘭が2人まとめてヘッドシザースホイップ、2人まとめて619。咲蘭がいぶきにボディスラムを狙うがいぶきがこらえてボディスラム。咲蘭がエルボー。いぶきの正面ドロップキックを払い落としてフットスタンプでカバーもカウント2。
 咲蘭がダイビングフットスタンプもいぶきがかわしトラースキック、ダブルチョップでカバーもカウント2。
 咲蘭が脇固め。ロープに逃れたいぶきが足払いから正面ドロップキック。代わった美央がビックブーツ。ロープに飛んだ美央にエプロンの楓歩が蹴り。2人で美央をコーナーに振るが、かわした美央が2人まとめて女郎蜘蛛。なぜかいぶきがボディアタックを決め美央を場外に吹っ飛ばす。いぶきが2人まとめて正面ドロップキック。いぶきが美央に「コーナーに上がれ!」と指示。
 ダメージを受けた美央がコーナーに上がってミサイルキックも咲蘭がはたき落とす。咲蘭がカサドーラ、フットスタンプでカバーもカウント2。
 咲蘭がダイビングフットスタンプでカバーもカウント2。
 代わった楓歩が美央とローキックの打ち合い。打ち勝った楓歩がPKでカバーもカウント2。
 美央がブレーンバスター。エルボーの打ち合いからロープに飛んだ楓歩に美央が飛び込みドロップキック。ロープに飛んだ美央に楓歩が飛び込みニー。美央がカニばさみから619も楓歩がかわす。美央が紫閃光でカバーもカウント2。
 美央が蹴りでカバーもカウント2。
 代わったいぶきが楓歩を引き起こす。楓歩がエルボーもいぶきが逆水平チョップ。打ち合いからいぶきが楓歩をロープ際に追い込むも咲蘭がアシストに入り、いぶきにドロップキック。楓歩がSTOでカバーもカウント2。
 いぶきがダブルチョップ。美央とのダブルトラースキック。美央が水面蹴り。美央といぶきがサンドイッチサッカーキック。いぶきがカバーもカウント2。
 楓歩がエルボーを決め、咲蘭にいぶきを振る、咲蘭がドロップキック。楓歩がブレーンバスター、咲蘭がフットスタンプ。楓歩が変形ブロックバスターでホールドもカウント2。
 楓歩がバズソーキックでカバーもいぶきがグッドいぶニング。カウントは2。
 美央が楓歩にダブルアームフェイスバスター、いぶきがランニングダブルニーアタック。カバーもカウント2。
 いぶきがダイビングボディプレスでカバーも咲蘭がカット。いぶきがいぶニングスターで楓歩からカウント3を奪った。

〈試合後のリング上〉
いぶき「楓歩!1年ぶりの復帰おめでとう!自分は楓歩と同じ時期に休養に入って、先に復帰したんですけど、やっぱり先に復帰した自分でも、今、後に復帰した楓歩にはまだまだだなって思った。余裕で勝てるかなって思ったけど、やっぱり無限大の力はすげえなって今日、改めて思いました。楓歩とは組んでも良し、戦っても良し、唯一のライバルが松下楓歩なので、これからは対角でもいいけど、はたち~ずとして、もうハタチじゃないけど、はたち~ずとして狙っていけるものもあると思うし、お互い、頑張っていきましょう!」
咲蘭「今回、楓歩の復帰戦に参戦できて、もうアイスリボンには参戦できないと思って…(泣き出す)。楓歩に感謝です。念願の同期タッグができて本当に嬉しかったし、でも自分は楓歩の対角としていたいです。次は対角で対戦できるように、自分ももっともっと成長していきたいと思います。」
美央「咲蘭と同じ気持ちです。もうアイスリボンには出ることはないと思っていました。こんなに早いタイミングでこのリングに上がれたのは楓歩ちゃん、あなたの存在があってこそだし、本当にあなたが復帰してくれることをもうずーっと待ってたわ。新しいけが人(=海乃)は出るし。プロレスにけがはつきものです。それはわかっている。でもあなたがリングにいない間とても寂しかったし、だから私が出てきちゃった。なのに、さらにアイスリボンから出て行っちゃって、意味が分かんなくて。でもこれも運命だと思う。だって選手に復帰していなかったら、こうやってあなたと対角になることはなかったし、私と今日、戦ってみてわかっただろうけど、別にそんなに強くないし、みんなと私はライバルです。リングは違えど場所は違えどプロレスでつながっているから、またいつか戦いましょう。アイスリボンの応援に来てくださっている皆さん、マジであなたたちが支えないと崖っぷちですからね!頑張って支えて、みんなでプロレス、盛り上がっていきましょう。楓歩、もっといいレスラーになれ。」
楓歩「ありがとうございます。ああ…終わった~。プレッシャーもあって…(涙ぐみながら)皆さんが待ってくれていたのをすごく理解しているからこそ、復帰戦、大丈夫かなっていう不安がすごくありました。1年も欠場したことなんてないから大丈夫かなって、本当にずっと思っていました。美央さん、咲蘭、私のほうが2人はもうアイスに出てくれないんじゃないかなって思ってました。2人を指名させていただいて、アイスのリングに1日だけでも戻ってきてくれて、私はすごく嬉しいです。お客さんも嬉しいと思います。今日はありがとうございます。ぜひまた対角で試合をしましょう。いぶさん!限定復帰のときも、今日も対角に立ってくださってありがとうございました。私もいぶさんとは対角も楽しいけど、タッグ組んでいきたいなと思います。すごい楽しいんですよ、いぶさんとタッグ組むと。たぶん目指すプロレスが似ているのかなと思って。これからも一緒にアイスリボンを盛り上げていきましょう。美央さんと咲蘭が辞めたことを後悔するぐらいに盛り上げていかなきゃいけないなと思っているので、これからも一緒に頑張っていきましょう!ありがとうございました!」
※握手回りのあと、出場選手がリングに上がり楓歩がマイクを手にする。いぶきがお客さんが持っていたメッセージボードを楓歩に渡す。楓歩が「なんか涙が止まりません。ありがとうございました。今日からまたプロレスラーとして頑張っていかなきゃいけないなと思っています。」と語り、「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。

〈バックステージ〉

※4人揃ってバックステージのインタビュー・スペースに。
楓歩「嬉しいですね。また出てくださいね。」
美央「呼ばれたら出るよ。けがしたときに立ち会っていたから、復帰に立ち会えないのはよくない先輩だなと思って、ずっと気がかりではあったから、ぶっちゃけ出ていくときに(楓歩も)誘っているんですよ。でも彼女はアイスリボンを大事にしていて、それが出ていますよね、今日の試合でも。根性。決まっているよ。楓歩が復帰していぶがいて、そういう真ん中に出れる人が来たら、団体って固くなれるから。私がいる時にそれができなかったのは申し訳ない。違う形で私は進路を切ってしまった。でも私が試合できるようになったのも、ここからいなくなってからだから。君たちが成長したときに、今日はマジで雑魚だった、ごめん。もっと壁になっておく。もっと強い選手になるわ。美央さんとビックイベントのときに試合したいですって、呼びたくなる選手になるように頑張っているから。(咲蘭に)お前も言っておけ。言っておけ!」
咲蘭「(小さな声で)呼んでください。(美央が耳元で囁くと)呼びたくなるようにWAVEでもブイブイ言わせるから待ってろよな!」
楓歩「いいのか、それで。言いたいことは。」
咲蘭「復帰、おめでとうございます。」
美央「何よりおめでとうございます!」
※美央と咲蘭が去る。
楓歩「リングで言いいましたけど、あれがすべてです。本当にまず今は復帰できてよかったなって。(涙ぐむ)また泣いちゃう…。こんなに泣くと思わなかったんですけど、またこのリングに上がれることが嬉しいし、欠場期間も頑張ってきてよかったなって思いました。これからもよろしくお願いします。(限定復帰があっての今日ですが、改めて復帰戦の手ごたえは?)前回、復帰したときも思ったんですけど、自分がどうっていうよりも見てくれたお客さんがどう思ったのかなっていうのが気になりますね。私はできることはやりました。これが今の松下楓歩のすべてなので、これからまた上を目指して頑張っていきます。」
いぶき「1年ぶりの復帰、おめでとうございます。自分も同じ時期に休養に入って、休養に入ったと思ったらけがして1年の欠場になって、アイスリボン大丈夫かなって思ったんですけど、でもうちらが戻ってくれば、さらに安心してもらえるように、これからも頑張っていかなきゃなって思うので。今は勝愛実がアイスリボンを引っ張っていっているかもしれないけど、うちらが引っ張っていかないと意味がないと思うので、いろんな団体、盛り上がっていると思うんですけど、それをぶっ倒していく勢いでアイスリボンを一緒に盛り上げていきましょう。」
※インタビュー後、清水ひかりさんが楓歩の復帰祝いに駆けつけ激励。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2025年5月
« 4月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別

ページ上部へ戻る