元全日本サンボ王者がDRAGON GATEでデビュー!実力とルックスを兼ね備えた未来のエース誕生か
- 2025-8-6
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5日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『THE GATE OF ADVENTURE 2025』が開催。柔道&サンボの猛者である木村和真が待望のデビューを果たした。
木村は千葉県船橋市出身の23歳。幼い頃から柔道に打ち込み、サンボも並行して学ぶように。サンボでは高校時代は日本ユースサンボ選手権で優勝、大学時代は全日本サンボ選手権大会でも2度の準優勝を果たすなどの実績を引っ提げ、卒業後にDRAGON GATEに入門。木村のデビュー戦は、高校・大学とレスリングに没頭していたBen-Kが胸を貸した。



試合序盤は目まぐるしく攻守が入れ替わる高度なグラウンドでの攻防が展開されていき、ショルダータックル合戦も木村がBen-Kに力負けすること無く互角のぶつかり合いを見せる。
木村が強烈な逆水平チョップを連打して快音を響かせていくと、Ben-Kもニヤリと笑う。小手調べを終えたBen-Kはギアを1つ上げ、ショルダータックルで軽々とふっ飛ばした上でボディスラムを連発し逆エビ固め。
苦戦が続いた木村だったが、Ben-Kボムを反動なしのショルダースルーで切り返す驚異の膂力を見せ、アームロックに捕らえつつ足を絡めながら回転するサンボ仕込みのサブミッション、払腰からの腕十字といった自身のバックボーンを活かした猛攻。
さらに木村は三角絞めでギブアップを迫るが、これをぶっこ抜いたBen-Kが強烈なバスター。ふらつく木村をミサイルキックで対角線コーナーまでぶっ飛ばしたBen-Kは、容赦なく必殺のスピアを突き刺して3カウントを奪った。

バックステージに戻った木村は「憧れの場所、後楽園でデビューして本当に嬉しいけど、やっぱ負けたら意味がないから。早く初勝利もぎ取って、まだまだ上に駆け上がってやります」と悔しさを前面に出しながらコメント。鼻っ柱も強い本格派がDRAGON GATEマットの明るい未来を感じさせた。