里村明衣子率いる仙女がKO-D6人タッグ王座奪取!「男とか女とか関係ない」
21日、後楽園ホールにてDDTプロレス『Into the Fight 2019』が開催。第5試合では、竹下幸之介&彰人&飯野雄貴のALL OUTが持つKO-D6人タッグ王座にセンダイガールズプロレスリングの里村明衣子&橋本千紘&DASH・チサコが挑戦した。
ALL OUTは竹下&彰人&勝俣の3人で王者だった昨年の防衛戦で里村明衣子&カサンドラ宮城&DASH・チサコを倒しており、仙女としてはシングル&タッグ王者の橋本千紘を入れての再挑戦となる。
橋本と飯野が激しいショルダータックルのぶつかり合いを見せ、現KO-D王者の竹下と元KO-D王者の里村の打撃戦は里村が優勢に。さらにチサコが彰人をスピードで翻弄していくが、やはりパワーでは敵わず劣勢に。ならばと橋本がパワーで対抗していき、飯野をスピアーで倒すとチサコがホルモンスプラッシュを投下。さらに里村のスコーピオライジングから橋本がオブライトで叩きつけて3カウントを奪った。
この敗北に竹下は「今日は全力で戦って、男とか女とかではなく哺乳類として負けた。完敗」と相手の勝利を称え、橋本も「男とか女とか関係なく真っ向勝負で戦えること、一発一発の重さが全然違いダメージが残る。けどそこに負けない自分のパワーがあるので出し切れた」とコメント。
ベルトを掲げる3人の元に赤井沙希が現れ「このKO-Dの名前のつくベルトは、勝手に男子のものやと思いこんでました。けどこの状況、DDTの女子として見過ごせへんねん!最近、DDTに対して正直モヤモヤすることもありました。今そのDDTのベルトが他団体に流出してることに私はすごい憤りを感じています。そのベルトうちが取り返して、DDTを強く美しく楽しく、刺激的に盛り上げたいんです!仙女の皆さん、うちの覚悟受け取ってください。うちはDDT背負ってんねん!負けへんからな!」と挑戦表明。
里村は「おい赤井!今更来たか。いつでも待ってたんだよ!パートナーなんかどうでもいいんだよ。赤井の、まだまだ見えない部分!お前の眠ってる才能を目覚めさせてやるよ!いつでも来い!」と正面から受けて立った。
このタイトルマッチは、赤井沙希がタッグメンバーを決め次第日程が決定する。