DDT・竹下幸之介&上野勇希、ノア・清宮海斗&稲村愛輝との全面対抗戦に絶対勝利を宣言!「120パーセント負けることはあり得ない」

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 CyberFightグループ4団体による合同興行「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に向け、6月4日、DDTプロレスリングが東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、清宮海斗&稲村愛輝(プロレスリング・ノア)との全面対抗戦に臨む竹下幸之介&上野勇希(DDT)が勝利を宣言した。

 同大会の第9試合で、清宮、稲村組と対戦する竹下は「いつもビッグマッチに臨むときは、その日のことしか考えてないんで。今さら言葉を並べてもしょうがないんですけど。4人でこの日の一番を目指そうと思ってたけど、清宮選手がああいう精神状態なんで。勝って当たり前すぎるんで。僅差じゃなくて、大差で勝ちたいと思います」とキッパリ。

 上野も「この試合は対抗戦ということで、清宮さん、稲村さんが背負ってるノア。僕と竹ちゃんが背負ってるDDTをぶつけ合って。負けるイメージもないし、負けることもないんで。僕たちのプロレスは楽しいから強いんだ、ということを証明したい。負けそうになることもない」と同調。

 このカードが発表された際、「この試合がメインでいい」と発言していた竹下は「その日の一番を狙いたいという気持ちはありましたし、僕たちの試合がメインイベントの方がCyberFightとしての未来につながると思ってましたけど。一人でもああいうリングに立つべきではないような精神状態で、その試合がメインになるということは、タイトル戦もあるなかで失礼極まりないことなんで。清宮選手が落ち込んでいる。その清宮選手の物語に、僕たちは1ミリも付き合う気はない。そのまま来るんだったら僕たちはさっさと勝って、DDTの強さを見てもらうだけ」とコメント。

 上野は「トリプルメインイベントが出る前は、僕たちが本気でメインやって、サイバーフェスを成功させてやろうと思ってたけど。僕たちがメインじゃないと分かったときに、この若い4人でしのぎ削ってやっていこうというなかで、そんな熱量ない人がいて。もはや残念でもないと言うか、それでも僕らは全力でパフォーマンス出しますし、DDTの強さ、すごさを出すだけですから、それ以上でも,それ以下でもないです」と話した。

 ノアとの対抗戦について、竹下は「メディアもSNSも出ているなかで、思うことはあるし、腹立つこともあるけど。イデオロギーの違いの部分での闘いというのは高木(三四郎)さん、坂口(征夫)さんたちに任せてる。男色(ディーノ)さん、坂井さん(スーパー・ササダンゴ・マシン)には、“This is DDT”というのを見せてほしいし、そこも任せてるんで。じゃあ僕と上野は何をするべきかと言うと、今後のDDTはこうだ、DDTの未来は明るいんだというのを、DDTのファン、ノアのファン、もっと言えば世界のプロレスファンに、プロレスを見たことないような人にも届けるのが使命だと思うんで。それを見せつける一戦にしようと思います」と語った。

 上野は「DDTはなめられがちというのがあって、それを覆すためにも。その心はありますし。対戦相手がどんな状態だろうと、僕たちのベストを出して、見てもらうことで、プロレスの良さもいろんな人に伝えたい」と述べた。

 DDT対ノアの対抗戦のなかで、両陣営ともにこの一戦が最も負けられない闘いになりそうだが、竹下は「どの試合もなんですけど、この試合が一番負けたらダメなんですよ。でも、このカードが決まったときから、上野とはこうしようかって話してきましたけど、僕らが負けることはあり得ない。100パーセントはプロレスでは存在しないんですけど、あえて言わせてもらうと、120パーセント負けることはあり得ない。そのなかで、DDTの明るい未来を見せたいんで。勝って当たり前の上で、プラスアルファを見せるというのを、一つ背負っちゃおうかなと思います」と力を込めた。

 上野は「対抗戦が組まれた時点で、僕ら個人のモノではないので、負けられない試合。その追い込まれた状況で、大きな大会で、どんな気持ちでリングに立つんだろうって、今でも思っていて。それは不安でもなく、どの試合でも常にタイトル戦でもそうなんですけど、『どうなんるんだろう?』っていう緊張感が楽しさになって、それがベストなパフォーマンスにつながっていると思っていて。負けられない闘いだからこそ楽しんで、早く試合したいし、早く僕たちが強い、すごいことを証明したい」と前を向いた。

 さらに、竹下は「この試合は僕たち、プレイヤーも楽しみにしてたし、ファンもプロレス界の希望というか、それを見られることを楽しみにしてたと思うんで。余計なものを持ち込まないで、純粋に俺たちがプロレス界の未来なんだというのをぶつけ合いましょう」と締めくくった。

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