【試合結果】1・4 東京女子プロレス後楽園ホール大会 【TOKYO P・O・P】山下実優vs伊藤麻希 【プリンセスタッグ】坂崎ユカ&瑞希vs中島翔子&里歩 里村明衣子vs才木玲佳
『東京女子プロレス'19』
日程:2019年1月4日(金)
開始:12:00
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1381人(超満員札止め)
▼小橋マリカ復帰戦 20分1本勝負
小橋マリカ/白川未奈(フリー)/猫はるな/●原宿ぽむ
12分54秒 変形グラウンド・コブラツイスト
[アップアップガールズ(プロレス)]らく/○乃蒼ヒカリ/ぴぴぴぴぴなの/渡辺未詩
▼第2回クイーン・オブ・U.S.A.決定戦 3WAYマッチ 20分1本勝負
○ベーダ・スコット(フリー)
6分45秒 U.S.A.
●ハイパーミサヲ
●まなせゆうな(フリー)
※ベーダが第2代クイーン・オブ・U.S.A.となる
▼タッグマッチ 20分1本勝負
○万喜なつみ(フリー)/ミリー・マッケンジー(フリー)
10分29秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
[爆れつシスターズ]天満のどか/●愛野ユキ
▼うなぎひまわりデビュー戦 20分1本勝負
○赤井沙希(DDT)/YUMI
8分39秒 フットチョーク
上福ゆき/●うなぎひまわり
▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
○里村明衣子(仙女)
14分49秒 デスバレーボム→片エビ固め
●才木玲佳(フリー)
▼TOKYOプリンセスタッグ選手権試合 30分1本勝負
【王者組/マジカル・シュガーラビッツ】○坂崎ユカ/瑞希(フリー)
17分13秒 マジカル魔法少女スプラッシュ→片エビ固め
【挑戦者組/ツインカム・モンスター】●中島翔子/里歩(我闘雲舞)
※第4代王者組が3度目の防衛に成功
▼TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分1本勝負
【王者】○山下実優
7分47秒 クラッシュ・ラビットヒート→片エビ固め
【挑戦者】●伊藤麻希
※第5代王者が7度目の防衛に成功
山下実優が伊藤麻希の挑戦を退け王座防衛!坂崎ユカ&瑞希が中島翔子&里歩のパートナータッグを退けタッグ王座防衛!才木玲佳が里村明衣子とのシングルマッチで激闘!
第1試合
新コスチュームと新リングネームになったアップアップガールズ(プロレス)がまずは登場し、新曲の『アッパーチョップ』を披露。
先発は復帰戦のマリカとヒカリ。ヒカリがグラウンドに持ち込み足の取り合い。マリカがヘッドロックで捕らえ、腕へのエルボー。ヒカリは白川にタッチ。ヒカリもぴなのにタッチ。
白川はヘッドロックでとらえショルダータックルからボディスラム。フォールも2。
ぴなのは泣き始め、白川は相手にせずはるなにタッチ。
はるなにサミングからぴなのは未詩にタッチ。
未詩はコーナーに叩きつけてボディスラム。未詩はらくにタッチ。
らくは早速おやすみエクスプレスからおやすみなさいフォールも2。
らくは空手チョップ連発も、はるなは受けきってココナッツクラッシュからジャンピングラリアットでなぎ倒し白川にタッチ。
白川は首投げ連発からロメロスペシャル。これを離すとフォールも2。白川はマリカにタッチ。
マリカはチョップからコーナーに叩きつけてマシンガンチョップ。首投げからフォールも2。
マリカはエルボードロップからフォールも2。マリカはぽむにタッチ。
ぽむはボディスラムで叩きつけると、コーナーに振って串刺しスネ蹴り。逆コーナーに振って改めて串刺しスネ蹴り。首投げからフォールも2。ぽむははるなにタッチ。
はるなはコーナーに叩きつけると串刺し攻撃を狙うが、らくは足を伸ばしてカットしダイビング空手チョップ。らくは未詩にタッチ。
未詩はショルダータックルで次々倒すと、マリカにガットショットからロープに振ってバッティング式ダブル・スレッジ・ハンマー。白川もロープに振ってバッティング式ダブル・スレッジ・ハンマー。はるなと白川を同士討ちさせると、二人まとめてボディスラム。フォールも2。
未詩ははるなをコーナーに振って串刺しボディスプラッシュからカナディアンバックブリーカー。これを離すとガットショットから走り込むが、はるながコードブレイカーで迎撃し白川にタッチ。
白川はショルダータックル連発も、未詩は受けきる。白川はガットショットから走り込んでフライングクロスチョップで倒すと、コーナーに登るが未詩がエルボーで動きをとめてカナディアンで担ぎ上げる。これを話してフォールも2。
未詩はコーナーに振っていくが、白川は足を伸ばしてカットしダイビングルーテーズプレス。フォールも2。
白川は投げようとするが、耐えた未詩がエルボー。白川が走り込むが未詩はバッティング式ダブル・スレッジ・ハンマーで迎撃し両者タッチ。
マリカとヒカリがエルボーとチョップの打ち合い。マリカのチョップが打ち勝ち、串刺しドロップキックから投げようとするが、ヒカリが切り替えしてコーナに振ると串刺しドロップキックから串刺し低空ドロップキック。フォールも2。
ヒカリはボディスラムを狙うが、着地したマリカがファイナルカット。片逆エビ固めでとらえるがこれはぴなのがカット。マリカはぽむにタッチ。
ぽむがヒカリをコーナーに振ってトレイン攻撃から、ぽむがフェイスバスター。さらに後頭部にギロチンドロップからフォールも2。
ぴなのが白川とマリカを迎撃し、ぽむにダブル攻撃を狙うが、ぽむは切り替えして同士討ちさせるとひかりが走り込むが、未詩がキャッチしベアハッグで捉え投げ捨てると、らくがダイビング空手チョップ。ヒカリがゆりかもめで捕らえギブアップを奪った。
<試合後コメント>
アップアップガールズ(プロレス)
――デビュー1周年を4人で勝利を収めました
ヒカリ「私は東京女子の東京プリンセスカップでマリカさんと本当は第1試合で戦う予定だったんですけど、マリカさんが怪我で泣く泣く試合が不戦勝という形になって綿医者すごく悔しい思いをして、それ以上に欠場になったマリカさんのほうが悔しい思いをしてたと思うし、そういう部分をマリカさんに一つでも多く伝えられたらなって今日は思ってて。でもマリカさんが欠場してた間も私達はすごく数を、試合をしてきたし、どんどん成長してきたという部分をマリカさんにも伝えたくて、今日は絶対に勝ちたいなって思ったし、マリカさんのパートナーである3人も私達よりも後にデビューした、実質後輩であるので、そこには負けられないなって気持ちが私の中ではすごく大きくて。なんか今日の勝ちは自分の中でもホントにその中でもほんとに大きいものだったなって思いました」
ぴなの「とりあえずデビュー1周年で勝ててよかったなっていうのがあって、でも、私はあんまり役に立てなかったので、今回。2周年の1・4にもし出させていただけることがあれば、私がみんなの中で自分の力でみんなの役に立って勝てるように力をつけていきたいと思いました」
らく「今回はデビュー1周年だったんですけど、いつもと比べると自分の中ではすごくプロレスに対する気持ちも変わって取り組めた試合だったし、今日リングに立ってみて、応援してくれる人が1年前と比べて増えたなって感じて、でも今日の試合は私はやられてばっかりだったので、次の後楽園、じゃなくて……次どんどん強くなった自分が攻撃できるようになりたいなって感じました」
未詩「今回はデビュー1年ということで、ラクちゃんと同じで1年前は勝てたんですけど、その勝ちたかった思いっていうのは自分が運動経験があって体型が良くて、だから勝ちたいっていう、なんとなくただ勝ちたいっていう理由だったんですけど、1年間やってきて、プロレスのことを正直1年前は好きという感情はなかったんですけど、ホントにすごい好きという感情にこの1年間でなって、悔しい思いもたくさんして、今回の勝ちたいって思いははじめての後輩との闘いだったので、マリカさんはアレだったんですけど、それ以外は後輩の方々で。アプガって、4人でまとめてるのですごい新人感がいつまで経っても抜けないのかなって思ってたんですけど、こうやって後輩と1年っていうちょうどのときに組まれるっていうのは、アプガがもっと上に行けるように、自分で勝ちを取りにいけるように、先輩からも勝ちにいけるようにっていうのを2年目は上を目指して頑張っていきたいと思いました」
――去年はデビュー戦で負けてしまいましたが、今回自分が勝ったことについては
ぴなの「結構みんなのエスコートが合っての価値だと思うんで、自分ひとりの価値だとは思って無くて。初めてこうして4人でタッグを組んで、支えられる部分もあって、多分1人だと勝ててなかったかもしれないし、そういう部分でほんとに支えられてるなっていうのを実感して、今日の私の勝利は直接は私が勝ったんですけど、みんなのサポートがあっての勝ちだと私は思いました」
小橋マリカ
――復帰戦を終えていかがですか
「半年ぶりにリングに立って、練習とかはしてたんですけど、実際に試合をしてみると思ったように動かないことがあったり、想像以上に何も出来なかった部分があったので、これから調整していって、これからトップを狙っていきたいなと思います」
――今日はプリンセスカップで戦えなかったヒカリ選手との絡みがありました
「でも、8人タッグだったっていうのもあるしそこまで絡めなかったけど、ちょっと戦ってみて、やっぱ目がいいなって。根性がある目をしてる子が好きで、私(笑)もっと今度はシングルでガッチリ戦って、あの日の悔しさをお互い全力でぶつけていきたいなと思います」
――改めて、今後の目標は
「レスラーとして、一回ベルトを獲って、そこからどんどん防衛してくぞ!ってときに怪我をしてしまって、タイトルマッチでまだ負けてないのにベルトウェン城するって形になってしまったことに私の中ではモヤモヤがあって、これから自分がどんどん試合数を重ねていって調子が戻ってきたら、私はトップを狙ってこれからどんどん上り詰めていきたいと思います」
――肩のサポーターがまだありますが、容態は
「あ、試合してみて肩の調子はスゴイいいなと思いました。ただ予防として、次また脱臼したら手術とかになっちゃうので、予防でやっぱりテーピングだったりサポーターだったりが必要だなと思って付けてます」
第2試合
USA帽子をかぶり『U.S.A』を無我夢中に踊り狂ったとレフェリーが判断したら勝利という特別ルール『クイーン・オブ・USA・ルール』に変更に。
ハイパミ「会場にお集まりの大きいちびっこたちこんにちは~!東京女子プロレスの愛と平和を守るニューヒーロー、ハイパーミサヲのおでましただ~~~!今説明があった通りこの試合はクイーンオブUSA試合にさせていただきます。皆さんご存知の通り私とまなせゆうなは2017年にクイーンオブUSA選手権を行い、初代王者はまなせ。私は、どうしてもあの屈辱を忘れられなかった。そして、今日、ベーダがいますけど、ベーダなんと
カナダで入場曲にUSA使ってるらしいんです。しかもアメリカ出身ということで、ベーダも我こそはクイーンオブUSAだとめちゃくちゃ要求して来たので、この試合はクイーンオブUSAにしたいと思います。自由の女神に誓って我々正々堂々と戦うことを誓います」
試合が始まるとハイパミがUSA帽子に走り込むが、まなせがベーダとハイパミを投げ捨てていく。だがベーダがハイパミをコーナーに振って排除していくが、ハイパミがまずは帽子をかぶるがこれはまなせがカット。バックの取り合いからベーダが帽子を奪うが、レフェリーが巻き込まれてあやうく木曽レフェリーが踊ることに。
まなせがコーナーに振られてベーダとハイパミが串刺し攻撃。だがハイパミがベーダを丸め込むが2。
ベーダが走り込んで来たハイパミを足を伸ばしてカットするとフランケンで投げ捨てドロップキック。
ハイパミ「(コーナーに居るベーダのかぶりものを見せながら)ウェイウェイウェイト、キープクワイエット、イズヒア、ソーキュート、シーズケア、ルックルックヒアヒア」
近づいてきたベーダにかぶりものをかぶせて排除すると、ハイパミはUSA帽子をかぶり踊ろうとするが、まなせがカットすると、ロープに飛んでショルダータックル。まなせはケンカキックからフォールも2。
まなせはUSA帽子をかぶりながらヒッププレスも、ハイパミが丸め込むが2。
まなせはビッグブーツから帽子をかぶるが、ベーダがカットすると担ぎ上げるが、まなせが着地し突き飛ばすとビッグブーツ。まなせはコーナーに振って串刺し攻撃も、避けたベーダがハイキックからハイパミにもトラースキック。ベーダはハイパミにダイビングラリアットで場外に排除し、USA帽子をかぶるとハイパミがカット。ハイパミが帽子をかぶるもまなせがカット。まなせが帽子をかぶるとベーダがカット。
3人入り乱れてのエルボー合戦から、なぜか増えたUSA帽子を全員がかぶると3人で踊りながらエルボー合戦。ハイパミが同士討ちさせるとベーダにラリアットも、ベーダが羽交い締めにしてまなせが走り込むとハイパミが避けてベーダにビッグブーツ。まなせとハイパミが踊り狂うが、ベーダがかぶりものをまなせにかぶせてハイパミに突き飛ばして叩きつけると、ハイパミにバックドロップ。
ベーダが踊り狂い、レフェリーがこれを見てベーダの勝利を認めた。
第3試合
先発はミリーとのどか。ミリーがロープに押し込むがのどかが切り替えしてクリーンブレイク。
バックの取り合いからのどかがヘッドロックで捕らえグラウンドに。ミリーがヘッドシザースで抜けて距離を取る。
のどかがヘッドロックで捕らえ絞り上げると、ミリーはボディブロー連発でこれを抜けるとアームホイップ。両者タッチ。
ユキは首投げからロープに飛んでショルダータックルで倒す。すぐに立ち上がったなつみがドロップキックも避けたユキがショルダータックル。ユキが担ぎ上げるも着地したなつみがロープに飛んでドロップキックで倒す。
なつみはコーナーに振って串刺しドロップキックからミリーにタッチ。
ミリーはフロントネックで捕らえ首投げからスリーパー。ユキは抜けてロープに飛ぶが、ミリーはジャンピングバックエルボーで迎撃しフォールも2。ミリーはなつみにタッチ。
なつみはヘアーホイップから首投げで倒しボディシザース。サーフボードストレッチからこれを離すとミリーにタッチ。
ミリーはエルボーを打ち込んでいきネックスクリュー。フォールも2。
ユキがスピアーからスクールボーイも2。
ユキは走り込むがミリーがビッグブーツで迎撃するとロープに飛ぶが、ユキはボディシザースで迎撃しのどかにタッチ。
のどかはショルダータックルで倒し、ロープに飛んでケンカキック。さらにランニングボディプレスからフォールも2。
ミリーがコーナに振って走り込むが、のどかは飛び越えるとバックエルボーからロープに飛んでスライディングクロスボディアタック。フォールも2。
ミリーはエルボー連打から、のどかのエルボーを巻き込んで変形コブラツイスト。これを離すと河津落としからフォールも2。ミリーはなつみにタッチ。
なつみはドロップキック連発からロープを貫いてのドロップキック。
なつみはソバットからスイングネックブリーカードロップからフォールも2。
のどかはなつみを担ぎ上げるとバックフリップで投げ捨てユキにタッチ。
ユキは前蹴りから前方回転エビ固め。そこへのどかがユキを踏み台にしてクロスボディアタックからユキがフォールもミリーがカット。
ユキが肩車してのどかがコーナーに登るも、ミリーがのどかを突き飛ばしてカット。なつみが着地しユキにソバットからコーナーに登るが、ユキはエルボーからデッドリードライブ。ユキはコーナーに登りダイビングショルダータックルからフォールも2。
ユキは投げようとするが、耐えたなつみがソバットからロープに飛ぶが、のどかが追走ショルダータックル。のどかがロープに飛ぶが、ミリーがスピアーで迎撃し投げ捨てジャーマンで迎撃。
なつみがユキのバックを取るが、ユキはバックエルボーで逃れてショルダータックルで倒すとセントーンを投下。さらにフロントスープレックスで投げ捨てフォールも2。
ユキは投げようとするが、なつみはロープをかけあがりこれを抜けるとジャーマンスープレックスホールドで3カウント。
<試合後コメント>
ミリー・マッケンジー
――東京女子初参戦の感想は
「本当に光栄です。ぜひまたここに上がりたいと思いました」
――対戦相手の姉妹の印象は
「すごいタフなタッグチームでした」
――これから二本のプロレスファンにどのようなところをアピールしていきたいか
「今日も歓声を送ってくれてありがとうございました。必ずすぐにまたリング上でお会いできると思います」
万喜なつみ
――東京女子初参戦の感想は
「お客さんが温かくて!すごく気持ちよかったなって思います!楽しく試合ができました!今年初後楽園で初勝利を収められたので、ハッピーな年です!今年は!ヤバいですね。いい年になりそうです」
――改めて、東京女子でどんな闘いをしていきたいですか
「自分のスタイルは自分のスタイルであるので、それを曲げずに負けん気の強さと元気の良さと、楽しい試合をお届けできたらなと思います!」
――参戦発表は昨日でしたが、たくさんの紙テープが飛びました
「ホントもう涙出そうになっちゃって……皆さんありがとうございます。嬉しい限りでした!」
――ファンの方にメッセージを
「今年から新しい一歩ということで、新しい日々を過ごせそうな気がしております!だから皆さんも安心して私についてきて下さい!これからも応援よろしくお願いします!」
第4試合
ひまわりが赤井を指名し、ひまわりと赤井でスタート。
赤井が強烈なローキック、さらにミドルキックもキャッチしたひまわりにエルボーからヘッドロック。ひまわりはヘッドロックで切り返しグラウンドに持ち込むが、赤井はヘッドシザース。これを倒立して逃れたひまわりがポーズを決める。
赤井はエルボーからフロントネックで捕らえYUMIにタッチ。ひまわりもユキにタッチ。
ユキはYUMIに年齢を聞き、YUMIが14歳と答えると「子供はかえって宿題やりなさい
」とガットショットで捕らえるが、YUMIが逆にエルボーで倒しフォールも2。
YUMIがフライングクロスチョップも、避けたユキがドロップキック。ユキはコーナーに叩きつけて、ガットショット連発から顔面を踏みつける。ユキはひまわりの足にYUMIの顔面を叩きつけてタッチ。
ひまわりはガットショット連発から首投げで倒しフォールも2。
エルボーの打ち合いをひまわりが制してボディスラム。フォールも2。ひまわりはユキにタッチ。
ユキとひまわりはダブルのビッグブーツから二人でフォールも2。
ユキはコーナーに叩きつけて赤井に投げキッスでアピールしてからYUMIにチョップ。首投げからインディアンデスロックで捕らえ、これを赤井がカットしようとするとすぐにユキは離して逃げる。
ユキはストンピングからコーナーに振ろうとするが、逆にYUMIが振って串刺しドロップキック。YUMIは赤井にタッチ。
赤井はビッグブーツからひまわりにもビッグブーツ。ユキへサッカーボールキックからミドルキック連発。ユキがコーナーに振るが赤井が足を伸ばしてカットしジャンピングミドル。フォールも2。
赤井はミドルキックを打ち込み続けて倒すと、投げようとするが耐えたユキへエルボーから投げようとするも、ユキがなんとかブレーンバスターで叩きつけてひまわりにタッチ。
ひまわりはショルダータックルで倒し、ロープに振ってハンマーブロー。ポーズを決めてのギロチンドロップからフォールも2。
ひまわりは投げようとするが赤井がボディに膝蹴りからロープに飛ぶが、ひまわりはキャッチして強引に投げ捨てるとフォールもYUMIがカット。
ひまわりはエルボーも、赤井は受けきって「来い!」と叫ぶ。ひまわりはロープに飛ぶが赤井はミドルキックで迎撃しフォールも2。
ひまわりはラリアットも赤井は丸め込んで三角絞め。これはユキがカット。
YUMIがユキをフルネルソンバスターで迎撃すると、赤井がしっかり三角締めで絞り上げてひまわりはギブアップした。
<試合後コメント>
上福ゆき&うなぎひまわり
――デビュー戦を終えた心境は
ひまわり「めっちゃ痛かったです……」
上福「だよねー」
ひまわり「勝ちたかったし、でもカミーユさんと一緒にできてホントに良かったなって思います」
――試合を振り返って
ひまわり「うまく行ってるかわからないけど、やっぱ同期のYUMIと一緒に打ち合えたりしたのは自分の中で嬉しかったし、やっぱこの代は同期がすごいたくさんいるので、負けたくないし、でも一緒に成長していきたいので、もっと切磋琢磨してやっていきたいと思ってたので、最初にYUMIと当たれてよかったなと思います」
――上福選手は初めてデビュー戦の相手を務めました
上福「そうですね。初めての経験ですし、言うて自分もデビューして1年半くらいしか経って無くて、自分の場合は同期がだれもいなくて、ずっと一人でやってきて。でも逆に言ったら、一人でつらくはあったんですけど、どの先輩からも全部自分が注目されて、手取り足取り全部全員が私に手をかけてくれたので、こうやって何人も同期がいる中で、いかに自分が先に行こうとか、こういう風にやろうとか考えてて、自分デビューした頃に比べたらすごく完成度が、私の頃と比べたらすごくたくましくて、自分も練習頑張らないとババッと追い抜かれるなって。そんな温かい目で見てる余裕はなかったです。……とか言ってみる(笑)」
――これからの目標は
ひまわり「大きい目標なんですけど、東京女子の全選手にシングルで勝ちたいっていうのと、一個一個大切にしていって、誰かのベストバウトになりたいです」
ドラゴン歌のコーナー
欠場中の辰巳リカが入場曲である『恋と革命』を生歌ライブを行った。
第5試合
手4つから里村がガットショットを叩き込みヘッドロック。切り返そうとした才木のボディに膝を叩き込みヘッドロックも、才木はなんとか切り替えしてヘッドロックからショルダータックル。受けきった里村に再度ショルダータックルも、里村はソバットからショルダータックルで倒す。
グラウンドの攻防から里村がヘッドロックでとらえると才木がロープに足を伸ばしブレイク。
里村がリストをとっていきガットショットからリングに叩きつけてボディを蹴り上げる。里村はボディに膝蹴りからロープに飛ぶが、才木はバックエルボーで迎撃するとロープに飛んでサッカーボールキック。フォールも2。
才木はキャメルクラッチから胴締めスリーパーに移行しようとするが里村が潰してフォールも2。里村は足をとっていくが、才木は反対の足で蹴り上げてこれを抜けるとエルボー合戦へ。里村がエルボー連打からコーナーに押し込むが、才木が切り替えしてエルボー連打。里村も切り替えしてエルボー連打から逆コーナーに振って串刺しエルボー。才木が逆コーナーに振って走り込むが里村はエルボーで迎撃。里村はエルボースマッシュ連発。才木はエルボーも里村は前蹴りから走り込むが、才木は避けてドロップキックで迎撃。才木はバックドロップからフォールも2。
エルボーの打ち合いから才木がエルボー連打。さらに左右のローからミドルを叩き込みロープに飛ぶが、里村がハイキックで迎撃しフォールも2。
里村は脇固めも才木はロープに手を伸ばす。その手を掴んだ里村が腕ひしぎ。才木はなんとか逆の腕でロープを掴みブレイク。才木は場外に転がり落りて悲鳴をあげる。しかし里村は場外に降りると才木をリングに投げ入れ、ミドルキック連発から首投げで倒しサッカーボールキック。才木は膝をついて立ち上がろうとするが里村はサッカーボールキックを連発し立たせない。里村はエルボースマッシュで立たせるとバックドロップを狙い、暴れる才木を強引にバックドロップで叩きつける。
エプロンに転がった才木に、里村は振り子式のローリングエルボードロップを投下。
里村はリングに投げ入れフォールも2。
里村は袈裟固めからバックドロップを狙うが、耐えた才木がエルボーも相打ち。両者エルボー連打からロープに飛ぶと、才木がランニングエルボーで打ち勝ち、コーナーに登るが里村はすぐに担いでいくが才木は着地しエルボーからコーナーに振る。里村はコーナーに駆け上がるが才木はドロップキックからタワーブリッジ。里村はスリーパーで抜けると才木はロープを掴みブレイク。
里村はエルボードロップからコーナーに登りダイビング・ボディプレス。才木は剣山で迎撃しミサイルキックからフォールも2。
才木は立ち上がらせようとするが、里村は下から蹴り上げて立ち上がろうとするも、才木はすぐに後頭部にシャイニング・ウィザードを叩き込み、改めて正面からシャイニグ・ウィザード。 才木はジャックハマーを狙うが、里村は脇固めを狙うも、耐えた才木を蹴り上げてDDT。さらに側転ダブルニーからフロッグスプラッシュを投下しフォールも2。
里村はデスバレーボムで叩きつけて3カウント。
<試合後コメント>
里村明衣子
――才木選手と戦っていかがでしたか
「いやぁ、すごい気力の持ち主ですね。ホントに日々努力してるなっていうのが伝わりました。入り口は違えど、ホントにどの世界でも自分磨きっていうのは抜かりがなくて、『まだまだこの選手行けるな』って思いました。今年怖いですよ」
――どのへんに良さを感じましたか
「追い込んでも、まだ一撃にこもる魂とかきちんと残ってて、それを確実に打ち付けてくることがスゴイなと思いました。ホントに人って1年2年の成長ってわからないので、これはちょくちょく対戦しないと、すぐ超されるんじゃないかなっていう実感がありますよね。ただそういう実感があっても、私なりの気力には自信がありますし、何度でも闘いたい選手です。またリングに立つときはきっと対角にいる選手だと思いますけど、本格的にやりあっていきたいですね」
才木玲佳
「悔しいです!なんか今までで一番痛くて、つらくて、逃げたくなった。なんか自分では体も心も強い才木玲佳だと思ってたんですけど、なんかあんなにボコボコにされて、ホントに心が折れかけました。でも私にとってはホントにプロレス人生はここから始まったなと思います。そう思えた試合でした」
――里村選手のどのへんに強さを感じましたか
「なんていうか、こっちが結構全力でぶつかっていったんですよ。それなのに、それ以上の力で返してくるんです。やってもやっても。だからホントになんか、久々に、ていうか初めてくらい精神的に追い込まれました」
――里村選手は「是非またシングルを」と言っていました
「それは断るわけ無いでしょう!こっちからお願いします!でも次回シングルするときは、こうではない!同じではない!絶対にやり返します!本当に悔しかったんで」
第6試合
坂崎と瑞希が急襲し試合開始。お互い切り返しあうと里歩と中島をコーナーに押し込みダブル串刺しドロップキック。場外に落ちた二人へコーナーからのプランチャを投下。しかし里歩と中島はこれを避けてリングに戻ると、瑞希に中島がヘッドハンター。フォールも2。中島は里歩にタッチ。
里歩はコーナーに叩きつけてヘアーホイップ。顔面を踏みつけ、首投げからボディシザース。そのままダイヤル固めも2。里歩は中島にタッチ。
里歩が弓矢固めで捕らえ、中島がボディプレスを投下しサンドイッチ。フォールも2。
中島は首4の字からリングに顔面を連続で叩きつけて絞り上げるも、瑞希はロープに足を伸ばしブレイク。
中島はロープを絡めてのクリストから、これを離すとネックブリーカードロップ。フォールも2。
中島はコーナーに振り串刺し攻撃も、瑞希は避けて丸め込むが、お互い切り返しあうとこれを抜けた瑞希がフットスタンプを投下し坂崎にタッチ。
坂崎はミサイルキックからコルバタで投げ捨てスライディングラリアット。フォールも2。
坂崎はブレーンバスター連発も、中島が着地しコーナーに顔面wを叩き込むと里歩にタッチ。
里歩はダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
里歩は側転して坂崎のラリアットを迎撃するとジャンピングニーから串刺し攻撃。坂崎は足を伸ばしてカットしリングに着地するとドロップキック。
坂崎はコーナーに上るが、里歩が駆け上がり雪崩式アームホイップからフォールも2。
里歩はノーザンライトを狙うが、耐えた坂崎が逆にノーザンライトスープレックスから瑞希にタッチ。
瑞希はドロップキックからロープに飛んでドロップキック。さらにロープにもたれかかる里歩の背中にドロップキックからフォールも2。
瑞希はフェイスロックで捕らえ絞り上げるが、里歩がそのまま回転しフォール。瑞希は離して逃れると、エルボーの打ち合いから瑞希がエルボー連打。瑞希はロープに飛ぶが里歩が追走ニーからロープに飛ぶが、瑞希はカニばさみクラッチで迎撃するが2。
里歩はすぐさま逆片エビ固めも瑞希はロープへ。里歩は後頭部に串刺しニーからロープに飛ぶが、瑞希はドロップキックで迎撃し、里歩のラリアットを巻き込んでバッククラッカー。両者タッチ。
ロックアップから坂崎が走り込むが、お互い避けあいアームホイップの応酬からドロップキックの相打ち。エルボーの打ち合いから坂崎が左右のエルボーからのローリングエルボー。中島はフランケンを狙うが、キャッチした坂崎がコンプリートショットからフォールも里歩がカット。瑞希が里歩をドロップキックで迎撃し、坂崎とともにコーナーに登ると、中島と里歩にダブルのダイビングクロスボディアタック。フォールも2。
坂崎は中島に変形ギロチンドロップからアームロック。中島はロープを掴みブレイク。
坂崎はコーナーに乗るが、中島はエルボーから正面に登り、雪崩式フランケンから里歩が走り込んでコルバタで投げ捨てると中島が場外の瑞希にトペ・スイシーダ。里歩が坂崎に619から、中島がリングに戻り坂崎に合体ノーザンライトスープレックスホールドも2。
中島はジャパニーズレッグクラッチからヘッドハンターからの丸め込みも2。ならばと回転十字固めも2。中島はノーザンライトスープレックスホールドも2。
中島はフェイスバスターからダイビングセントーンを投下するが、避けた坂崎に里歩がダイビングフットスタンプ。だが瑞希が里歩にダイビングクロスボディアタックからキューティースペシャル。だが里歩が切り替えして蒼魔刀で迎撃。
中島はハーフハッチスープレックスからバタフライロック。逃れようとする坂崎にゆりかもめ。坂崎はなんとかロープに足を伸ばしブレイク。
中島はダブルアームDDTからノーザンライトスープレックスを狙うが、耐えた坂崎が突き飛ばすと瑞希がキューティースペシャル。坂崎が里歩を巻き込むとマジカルメリーゴーランドで迎撃し、中島に魔法少女スプラッシュを投下し3カウント。
<試合後コメント>
中島翔子&里歩
中島「えっと……ダメでした。ダメでしたけど、今日は超満員って聞いて、スゴイたくさんのお客さんが、後楽園で一番お客さんが来てくれて。5執念を超えて6年め、団体が大きくなっていると感じます。みんなの成長を見ていると、初期からいる自分がなにもないなと感じるところとかがあったりして、里歩さんに来てもらって、ベルトを取りたかったんですけど……獲れなかったですね。シュガラビ強いですね。今日全力を尽くして完全燃焼で負けたということなんで、これを自分の伸びしろだと思って、これからも里歩さんと組みたいと思うし、もっと成長しなきゃいけないんだなって痛感しました」
里歩「今時分も素直に悔しいし、申し訳ないなって気持ちでいっぱいです。中島さん、東京女子プロレスでたくさん所属の方がいらっしゃって、中島さんももし誰かと挑戦ってなったら全然出来ると思うんです。でもその中で自分を選んでくれて、私ポッと出てるだけなんですけど、選んでくれて、それを承諾してくれた東京女子プロレスさんにも感謝してるし、中島さんにもホントにこのチャンスを作ってくれて感謝してるんですけど、一緒にベルトを巻きたかったなっていう気持ちはほんとに強いので、『満員の中で試合できてよかったね』じゃなくて、結果を残したかったので、今日は悔しい気持ちでいっぱいです」
――持てる力は全て出し尽くした?
中島「やれることはやれたと思っています。今日は自分の全部を出せたと思います」
――タッグに関してはこの2人で続けていく?
中島「8月のシングルがなかったら組んでないと思いますんで、すごい頼もしい選手だし、尊敬もしてるし、好きだし、また組んで下さい」
里歩「ぜひよろしくお願いします!」
坂崎ユカ&瑞希
坂崎「いやぁ!スゴイ試練を乗り越えました!ホントここ一番の相手で、お互いにとっても特別な相手からタッグベルトを守れたっていうのが今回大きくって、より一層二人の絆が深まりました。ありがとうございます!」
瑞希「防衛戦で、王者なのに挑戦するくらいの気持ちで、やっぱり里歩さんすごかったし、翔子さんの気合いも違ってたし、悔しいと思った部分もあるんですけど、チーム力では負けてなかったかなと思えたので、これから先も、ね?」
坂崎「ね!ありがとう!よかったぁ~」
――後半はかなり厳しい攻撃を喰らいながらも反撃に転じました。その原動力は
坂崎「うーん、まあそうですね。私実は中島翔子にシングルで勝ったこと無いんですけど、シングルだったら負けてたと思います。でも、ぴょんが、瑞希がいてくれたから勝てたんだなってホントに思います」
――タッグチャンピオンとしての次の目標は
瑞希「2020年の東京オリンピックまではベルトを持っておきたい」
坂崎「そうだね、オリンピックには出ないといけないから、私達」
――何の競技で出るんですか
坂崎「プロレスで」
瑞希「東京女子オリンピックです」
坂崎「これに王者として出るんで」
第7試合
開幕から伊藤がドロップキックからコーナーに振って串刺しドロップキック。伊藤はコーナーに押し込んで世界一可愛いナックル連打から小こけし。避けた山下がサッカーボールキック。山下はコーナーに叩きつけるが、伊藤が切り替えして背中を蹴りつけていくと、ボディスラム3連発からボディシザース。そのまま回転しフォールも2。
山下がボディに膝蹴りも、伊藤がロープに振るが山下はスライディングしてエプロンに降りると、走りこんできた伊藤に水面蹴りから顔面にケンカキック。
山下はストンピングからロープに飛んで後頭部に低空ドロップキック。続けてフェイスロックで絞り上げるが、伊藤がロープに足を伸ばしブレイク。
山下はストンピングから膝蹴り。さらに左右のハイキックも、伊藤はキャッチするが山下は自ら倒れて顔面にスタンプ。
山下はボディに左右の膝蹴りも、伊藤がエルボー。山下もエルボーで返して投げようとするが、着地した伊藤が投げようとするも、着地した伊藤がガットショットからロープに飛ぶが、伊藤はボディスラムで迎撃。伊藤は小こけしを3連続で投下しフォールも2。
伊藤はスリーパーも山下はロープに足を伸ばしブレイク。
伊藤はコーナーに押し込みショルダータックル連発も、山下はフロントネックで絞り上げ強引に投げ捨てる。
山下はコーナーに登りミサイルキックからフォールも2。
山下は脇固めで絞り上げ伊藤はロープを掴みブレイク。山下はケンカキックも、伊藤は避けて丸め込むが2。
山下はビッグブーツからショートレンジラリアットでなぎ倒す。両者ダウン。
エルボーの打ち合いから山下がエルボーを連打しサッカーボールキック。雄叫びを上げて立ち上がった伊藤がヘッドバッドから一本足頭突きを狙うが、山下がバックエルボーで迎撃し走り込むも、伊藤はホイップしヘッドバッド。山下がハイキックも額で受けた伊藤がアッパー気味のヘッドバッドを叩き込み両者ダウン。
伊藤は逆エビを狙うが、耐えた山下が蹴りつけていくも、伊藤は強引に逆エビ固め。山下はロープに手を伸ばすが、伊藤は中央に引きずり抱え込み式逆エビ固め。山下はロープに手を伸ばしブレイク。
伊藤はコーナーに登るが、山下は正面に登ると投げようとする。これを伊藤がヘッドバッドで迎撃すると、ロープへのフェイスバスターから再度コーナーに上る。伊藤はダイビングヘッドバッドからフォールも2。
山下のハイキックを避けた伊藤がスリーパーも、コーナーに下がり逃れた山下がバックエルボーから担ぐが、伊藤は胴締めスリーパーで切り替えそうとするが容赦ないアティテュード・アジャストメントで叩きつけるとフォールも2。
山下は前蹴りから後ろ回し蹴り。さらにクラッシュ・ラビットヒートを額で受けきった伊藤がDDT。
膝立ちで伊藤がヘッドバッドを打ち込んでいくが、山下は側頭部への水面蹴り。
山下は伊藤にソバットから側頭部にクラッシュ・ラビットヒート。改めて正面からクラッシュ・ラビットヒートを叩き込み3カウントを奪った。
エンディング
山下「伊藤、おい、顔見せろ!今のお前のその顔、可愛いよ。お前は、自分が勝ったら、いや、自分が勝って時代を変える、そう言ってたな。そもそも、今、この時は私ベルト持ってるけど、山下の時代ってわけじゃないんだよ。私は、強いから、このベルト持ってるけど、だから、その時代じゃなくて、真ん中でもなくて、チャンピオンの山下実優ってだけなの。全員が東京女子プロレスは全員が、みんな、個性出して前に進んでんだよ上に行こうとしてるんだよ。でも伊藤のその気持ち、めちゃめちゃ好きだしいつかもっともっと強くなって私を倒したらもっと東京女子面白くなるかもね。だから、いつか、まあそうそう簡単には倒れないけど、強いから、いつか私を倒してくれよ。まあ、今日は、ありがとうございました。なんか言いたいことありますか?(伊藤は拳を合わせると見せかけて中指を立ててリングを降りる)…なんて言おうとしたんだっけ…いやぁ、伊藤、強かった。って、叫ぶほどではないけどけど、気持ちも強かったし、ここぞという時にね、正直強かったです。こんなに苦戦するとは思わなかったです。正直途中ちょっと、ヤバイかもって思いましたけど、でも、意地です。私もここまでやってきたものがあるんでね、こんなところで今の伊藤に負けるわけにはいかない。その気持ちだけで試合勝ちました。さっき伊藤にも言いましたけど、あくまでも、私の考えですけど
、今私ベルト持ってるんで、東京女子は、ナンバーワンじゃなくてオンリーワン、ここに、見に来てくれる人たち今こうやって見てくれてる人たちが喜んでくれて、楽しくなってくれれば、私はそれでいい。みんな一人ひとりにとっての一番であればそれでいいです。それが私の考えです。私は私の思う通りに、何があっても、このまま突き進みます。ウザがられるぐらい防衛します。よろしくお願いします!東京女子プロレス、こんなに沢山の人が来て、来てくれてこんな埋まって、とても嬉しいです。これからももっともっと沢山の人に見てもらって、来てくれた人が心から楽しんでもらえるように頑張りますんで、2019年も東京女子プロレスよろしくお願いいたします。ありがとうございました」
<試合後コメント>
伊藤麻希
「……(号泣し嗚咽を漏らしながら)でも!でも!違う!あたしは弱いけど……弱いけど……あたしだってチャンピオンに絶対になれると思うから絶対に諦めないし!どんだけ時間がかかろうとあたしは絶対諦めないから!1からあたしはやり直します。それだけです」
――後楽園のメインで王座戦を行ったという経験については
「別にそんなの大したことないよ。試合順が最後なだけで別になんとも思ってないよ……。手に届きそうなものが獲れないのは、悔しいね……。でも多分、あたしがベルトを取れるから、未来でベルトが取れるからこうやって悔しい思いをするだろうなあって。私は多分ここから強くなって、山下実優を倒します。だから山下実優はそれまでベルトを保持してほしい。それだけです」
山下実優
――伊藤選手との防衛戦を終えて
「予想以上の以上でしたね。伊藤相手に強かったって言うのも悔しいんですけど、強かったですね。気持ちもそうなんですけど、このベルトに対してか、私に対して倒したいっていう気持ちが凄くて、ホントにこのタイトルマッチが決まってからの成長というか、加速が凄かったので。それでも私が今までやってきたものもありますし、伊藤にまだ負けられないという意地もあったので、勝てて今ホッとしてます」
――今日は超満員でしたが、2019年の抱負は
「もう入場してすぐ景色が今までとは、今までも良かったんですけど、今日はほんとに何が起きたのかって思うくらい沢山の人が来てくださって、ホントにすごく嬉しいし。でもこれからまだまだ東京女子も前を向いて、みんなで前を向いて、上を目指していきたいなと思いますので、2019年も私達は私達にできることだけをみんなで作り上げて、仲間でありライバルですけど、闘いながらでもいいのでみんなで力を合わせて、意識を持って、東京女子をみんなで大きく出来たらいいなと思います」
――防衛して1年が経ちました
「そうですね。初代のときは自分にとってのベルトっていうのが、ベルトありきの自分っていうのが強すぎて、自分で自分を変な責任感で苦しめてた部分があって。でも今回はベルトは私にとって大切なものっていうのは変わりないんですけど、でも変に意識しすぎず、ベルトのことを。あくまで山下実優として楽しんで戦おうという風に決めてたので、このベルトを獲ったときに。ここまで来れてあっという間の1年だったなって思うし、これからも行けるところまでいきたいなと思います」