初V期す山下実優が「東京プリンセスカップ」ベスト8進出決めた! 「気を抜かず角田をしっかり倒して勢いづいていければ」
東京女子プロレスの夏のシングル最強決定トーナメント「第9回東京プリンセスカップ」が7月18日、東京・両国KFCホールで3日目を迎えた。優勝候補の一角で初Vを目指す山下実優は2回戦でらくを破ってベスト8進出を決め、同31日、東京・大手町三井ホールでの準々決勝で角田奈穂と対戦する。
山下の入場時、らくはリング上に枕を置いて寝込んで幻惑。ゴングが鳴って、山下がのぞき込むと、らくが首固めで丸め込んだ。山下に返されると、らくはおやすみエクスプレスから枕で殴った。これで目が覚めたか、山下は蹴り、コブラクラッチで攻めていくも、らくもフェースバスター、脳天チョップ、フロント・ネックロックで反撃。山下はリターン・クラッシュ、串刺し式のハイキックを叩き込むも、らくも脳天チョップ連打で返した。らくはハリケーンターンからドクターイエローを狙うも、一瞬の隙を突いた山下がSkull Kickを叩き込んで勝負を決めた。
変則ファイターのハイパーミサヲ、らくから連勝した山下は「もういけるんじゃないかと思ってます。次は角田。去年1回戦で勝ってるんですけど、そこからどんどん強くなってると思うので。気持ち的には乗ってきてるんで、気を抜かずにしっかり倒して、もっと勢いづいていければなと思ってます」とコメント。
らくは「メチャクチャ強かったです。久しぶりに(山下と)シングルやって。私の人生が変わったのは、山下さんとの初めてのシングルだったので。山下さんとシングルするときは、人生のターニングポイントになることが多くて。負けちゃったので、まだまだ頑張りたいと思います」と前を向いた。