お祭りを荒らす奴はぼくが許さないぞ!公津フェスタで路上プロレスをしてみせた坂崎が…
10月12日、千葉県成田市の京成本線「公津の杜」駅前ロータリーで開催された『公津フェスタ2014』というお祭りの中で、東京女子プロレスの提供試合が行われた。
試合会場はチアリーディングやブラスバンド演奏などが行われたメインステージ。ステージと言っても普段はロータリーのため下は道路。その上に薄いマットだけを敷いて、女の子たちがプロレスをやるということで、お祭りに来ていたお客さんも思わず足を止めて観てしまう。
お祭りに来ているお客さんは家族連れがほとんどだったため、生でプロレスを観るのがこれが初めてという人ばかり。それだけに、まずは中島翔子&坂崎ユカの“闘うコメディアンズ”が、元お笑い芸人らしく分かりやすくプロレスのルールや応援の仕方をレクチャー。
その上で第1試合で中島とKANNAがグラウンドでの攻防を中心としたオーソドックスな試合を展開。だが、打撃音が響くエルボー合戦や、ボディスラム一発でも下が薄いマット一枚ということもあって観客からはどよめきが起こる。
そして第2試合には“ボインメーカー”のの子が登場。日曜の昼下がり、家族連れが多いという環境でものの子はいつも通り、自慢のKカップを揺らしながら猛アピール。そんなのの子とタッグを組んだ坂崎も必要以上にない胸を振ってアピール。さらにのの子と坂崎は「♪チッチッチッチッ、チッバ〜」と謎の歌をうたい踊りながらえーりんを挑発。
頑なにペースに乗せられまいとしていたえーりんだが、思わず「♪チッチッチッチッ、チッバ〜」のリズムに合わせて体が動いてしまい、踊り出したところをのの子に蹴り上げられる。そして坂崎は試合場のマットからえーりんを連れ出すと、出店などで賑わう駅前まで行って、驚く通行人の目の前でえーりんをそこらじゅうに叩き付けて大乱闘!
まさしく路上プロレスを展開した坂崎は出店でフランクフルトときゅうりの一本漬けを買い食いしながら戻ってくる。どうにか山下実優が反撃しようとするが、のの子が自慢のKカップで山下の蹴りを弾き返すと、思わず観客からも「おおー!」という驚きの声があがる。だが、やられているえーりんが可哀想だったのか、坂崎がAカップのくせに胸をアピールしているのが気に食わなかったのか、突如試合を観ていた男の子が背後から坂崎を急襲!
思わぬ援軍により形勢逆転した山下は坂崎に必殺のクラッシュラビットヒートを叩き込んで逆転勝利。試合後も先ほどの男の子は坂崎への怒りが収まらない様子で、坂崎にストンピングの嵐から何とジャンピング・ボディプレスまで投下! 思わず近くにいた中島が3カウントを叩き、一気に今大会の主役の座をゲットしてしまった男の子。数年後、「坂崎から3カウントを奪った男」としてプロレス界を入ってくることを期待したい逸材だ。