“新世代アジアタッグ王者”青柳優馬&野村直矢が大森隆男組から王座防衛!「プロレス大賞ベストタッグを狙う!」
3日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2019 NEW YEAR WARS』が行われ、セミファイナルでは野村直矢&青柳優馬の持つアジアタッグ王座に大森隆男&ブラックめんそーれが挑戦した。
大森はアジアタッグ王座に強いこだわりを持っており、昨年10月にブラックめんそーれを引き連れ王座戦に臨んだが敗戦。しかしその後の最強タッグで野村から勝利した大森は、めんそーれとともにリマッチを要求する。野村と青柳は「これで最後なら気が楽。ラストチャンスだと思ってもらいたい」と挑戦を受けた。
試合は大森とめんそーれが猛攻を仕掛け、大森がエプロンで野村にパイルドライバーを突き刺すと、場外に落下した野村にめんそーれが場外ダイビングフットスタンプを投下し場外乱闘へ。
しかしリングに戻ると野村が串刺しエルボーからショルダータックルで倒し、青柳が串刺しエルボーから野村が山折り。さらに青柳が投げ捨てジャーマンから野村がスピアーを突き刺しフォールも大森がカット。大森がアックスボンバーからアックスギロチンで反撃に出るが、青柳がジャンピングニーで迎撃し投げ捨てジャーマン、野村がジャーマンスープレックスホールドと続け、最後は野村のダイビング・ボディプレスからのマキシマムで大森から3カウントを奪った。
バックステージに戻った野村は「二人の力で勝ちました!これで大森隆男&ブラックめんそーれの挑戦は受けません!」と完全決着を宣言。
青柳は「ブラックめんそーれとか名乗ってるけど、真剣にやればああやってお客さんを魅了する試合ができるんですよ。あんなマスク脱いで、そろそろ中島洋平に戻ったらどうですか?」と、ブラックめんそーれの登場と同時に姿を消してしまった中島へのメッセージを送る。
そして、青柳は「ノムヤギ!アジアタッグ!どんどん価値を上げるとともに!プロレス大賞のベストタッグも狙っていきましょう!」とぶち上げると、野村も「OK!」と呼応し、2人で勝鬨をあげた。
一方の大森は「ハブとか蛇は足がないはずなのに、俺が足を引っ張っちまったよ」とぼやき、めんそーれは「俺たちはハブです!だから地を這いつくばってでも前に進みましょう!」と檄。これに大森は「這いつくばってでも欲しいものは手に入れる。またチャンスを掴む。そしてベルトを掴む!あきらめねぇ!」と呼応し、まだまだアジアタッグを諦める気はないという執念を示した。