宇宙海賊から女子プロレスラーへ!新たな女優レスラー夏葵がデビュー!
22日、新宿FACEにてアクトレスガールズ『ACT新宿大会』が開催。第3試合では夏葵(なつき)のデビュー戦が行われた。
夏葵は岡山出身の女優であり、昨年より開始された『アクトリング』で初めてプロレスのリングへ。
元オリンピック選手が監修し、アクションシーンに実際のプロレス技を取り入れた女子プロレスラーと女優たちによるミックスメディア作品となる『アクトリング』では、『宇宙海賊シェルオル』のアネモネとして軽やかな動きと小悪魔的な魅力で相手を翻弄していくキャラクターであったが、この日のデビュー戦ではエルボーやミドルキックなど打撃を中心に展開。
新技としてシャイニング・ウィザードを見せるも、師匠である茉莉はすべてを受けきった上でハイキック一閃。ぐったりとした夏葵をフロントフリップでリングに叩きつけ3カウントを奪った。
デビュー戦を終えた夏葵は「アクションシーンで役としてリングに立つのと、こうして自分自身、夏葵としてリングに立つのはまったく別物で景色が違って見えました。アネモネはふわふわした、キラキラした女の子を演じさせてもらってるので、私自身の持っているもの……まだ見つかってはいないですけど、アタッカーとして瞬発性のある選手になれたらと思っています」とコメント。
対戦相手となった師匠の茉莉は「アクトリングはお芝居なので最初から最後までシーンとして決まっているんですけど、決まっていてもリングの上で取る受け身だとか、相手を投げる力強さだとか筋力は必要。私はお芝居としてプロレスの技を使うからこそ、プロレスラーよりスゴいことが出来ないとやってる意味がないと思っていて。実際、自分のプロレスの練習生の頃に教えてもらった筋トレとかスタミナ付けを、夏葵は私が練習生の頃よりたくさんやって、人一倍悔しがりで、一生懸命練習に来て。目指すべき途中過程として最低限プロレスラーと同じことができる、プロレスラーよりスゴいことができるようにっていうところの、高い高い目標のスタートラインに立てたので、それはすごく嬉しいし、これからの希望です」と涙目になりながら思いを語った。
夏葵はアネモネとして12月25日のアクトリング新木場公演への出演が決定済み。
華のある動きとハイスピードで会場を沸かせる新たな女優レスラーに期待が集まる。