【試合結果】12・28 長州力プロデュース興行後楽園ホール大会 長州力&藤波辰爾&マサ北宮vsNOSAWA論外&葛西純&清宮海斗 越中詩郎&坂口征夫&ダイナソー拓真vs関本大介&真霜拳號&梅田公太 藤原喜明&伊橋剛太vs田中稔&吉田充宏
『株式会社イワミズ presents POWER HALL 2018~イヤー・エンド・スペシャル~』
日時:2018年12月28日 (金)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1580人
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○ヨシタツ(フリー)/ロッキー川村(パンクラスISM)/吉田綾斗(K-DOJO)
9分12秒 コードブレイカー・フロム・ジェリコ→片エビ固め
佐藤光留(パンクラスMISSION)/橋本友彦(A-TEAM)/KAZMA SAKAMOTO(フリー)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
[平成維震軍]○AKIRA(魔界)/齋藤彰俊(NOAH)
9分18秒 ムササビプレス→片エビ固め
[東京愚連隊]●MAZADA(東京愚連隊)/FUJITA(東京愚連隊)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
○藤原喜明(フリー)/伊橋剛太(DDT)
9分50秒 ワキ固め
田中稔(フリー)/●吉田充宏(GJP)
▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
大谷晋二郎(ZERO1)/吉江豊(フリー)/○杉浦貴(NOAH)/野村卓矢(大日本)
17分18秒 オリンピック予選スラム→片エビ固め
ケンドー・カシン(フリー)/佐藤耕平(ZERO1)/中嶋勝彦(NOAH)/●平田智也(FREEDOMS)
▼6人タッグマッチ 45分1本勝負
越中詩郎(フリー)/坂口征夫(DDT)/●ダイナソー拓真(K-DOJO)
12分17秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め
関本大介(大日本)/○真霜拳號(K-DOJO)/梅田公太(DDT)
▼6人タッグマッチ 60分1本勝負
○長州力(リキプロ)/藤波辰爾(ドラディション)/マサ北宮(NOAH)
8分1秒 リキラリアット→体固め
●NOSAWA論外(東京愚連隊)/葛西純(FREEDOMS)/清宮海斗(NOAH)
来年6月に決まった長州力引退試合で武藤敬司が復帰を宣言!長州は引退試合の相手に藤波辰爾を指名!汚名返上を目指す伊橋へ藤原組長が檄!
第1試合
先発はKAZMAと吉田。バックの取り合いからリストの取り合い。吉田がヘッドロックからグラウンドに持ち込むも、KAZMAはヘッドシザースで抜けて睨みつける。両社距離を取りタッチ。
ヨシタツと光留はリングを周りローキックで牽制しあう。光留がグラウンドに持ち込み腕ひしぎを狙うが、ヨシタツが腕を抜いてスタンドへ。
ロックアップから光留が腕をとっていくが、ヨシタツはロープに押し込みブレイク。ヨシタツが光留をコーナーに押し込むと、橋本がその背中にタッチ。ヨシタツは下がりロッキーにタッチ。
橋本が挑発するとロッキーはボディブローを打ち込んでいくが、橋本は全く動じずに背中にエルボーを落とす。膝をついたロッキーをボディスラムで叩きつけてKAZMAにタッチ。
KAZMAはボディに膝蹴り連発から背中にサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。KAZMAは光留にタッチ。
光留とKAZMAは股裂き。だがロッキーは立ち上がると左右のボディブローを打ち込んでいくが、光留はミドルキックから「全然痛くありません!」と背中にサッカーボールキック。ミドルキックを連打しロープに押し込むと光留はロープに飛ぶが、ロッキーはホイップしてアッパーカット。ロッキーは吉田にタッチ。
吉田は次々ボディスラムで叩きつけるも、光留がバックエルボー。だが吉田はロープに振ってアームホイップからPK。フォールも2。
吉田は再度PKも、光留はキャッチしアンクルホールド。その背中に橋本がタッチし、コーナーに振ると串刺しラリアット。さらに走り込むが吉田は膝蹴りで迎撃しブサイクへの膝蹴り。吉田はロッキーにタッチ。
ロッキーはボディブロー連発でコーナーに押し込み左右のボディブロー連打。さらに「エイドリアーン!」と叫んでフィストドロップ。フォールも2。
ロッキーのパンチを避けた橋本が投げ捨てジャーマンからKAZMAにタッチ。
KAZMAは串刺しボディスプラッシュからフォールも吉田がカット。
KAZMAはコンビネーションエルボーからロープに飛ぶが、ロッキーはフライングダブルナックルで迎撃しヨシタツにタッチ。
ヨシタツと吉田がコーナーに振りトレイン攻撃も、KAZMAは避けて同士討ちさせる。だがヨシタツは走り込むが、KAZMAはフラッシュマンズタイムストッパーからスネへのそばっと。さらにトラースキックを叩き込みフォールも2。
KAZMAが串刺し攻撃を狙うが、ヨシタツは足を伸ばして迎撃するとスワンダイブドロップキック。フォールも2。
ヨシタツはミドルック連打も、KAMZAはエルボー連打からロープに飛ぶが、ヨシタツはコンプリートショットからヨシタツ幻想。これは光留がカット。
ヨシタツはコードブレイカーからフォールし3カウント。
<試合後コメント>
ヨシタツ&ロッキー川村
ヨシタツ「今日はね、急造のこのタッグだけど、噛み合ったんじゃない?」
ロッキー「Thank you!Thank you!」
ヨシタツ「いやぁ、いいねぇ。ロッキー選手、吉田選手、いいねえ!」
ロッキー「Next time!Next time!One more time!One more time!」
ヨシタツ「……俺に英語で振るんだ」
ロッキー「ヨシタツ!One more time!エイドリア~ン!」
ヨシタツ「Next time!See you later!」
吉田「自分がこういうチャンスをもっともっとモノにして、最後自分が決められるレスラーになっていきたいですね。よろしくお願いします」
第2試合
愚連隊が入場してきた維新軍を急襲し場外乱闘で試合開始。
リングにAKIRAとMAZADAが戻り、AKIRAがストンピングから齋藤にタッチ。
齋藤は滞空時間の長いブレーンバスターからフォールも2。
再東がコーナーに向かってMAZADAを立たせると、AKIRAにタッチしAKIRAがダイビング空手チョップ。
AKIRAがコーナーに振ろうとするが、MAZADAが逆にコーナーに振ると、FUJITAが場外から足を引張り、MAZADAがそこにスライディングして足をとって場外におりるとAKIRAを倒し股間を鉄柱に叩きつける。
MAZADAがリングに戻り顔面を踏みつけFUJITAにタッチ。
愚連隊は連携攻撃で痛めつけフォールも2。
FUJITAが耳を持ってコーナーに押し込みチョップ。逆コーナーに振って走り込むが、足を伸ばしてカットしたAKIRAがロープに飛んでジャンピングショルダータックル。だがMAZADAが出てきてエルボーからロープに飛ぶが、AKIRAはドロップキックで迎撃し齋藤にタッチ。
齋藤はFUJITAに串刺しラリアットからブレーンバスター。フォールも2。
齋藤は膝蹴りからロープに飛んで二段蹴りも、避けたFUJITAが走り込むも齋藤はチョークスラムで叩きつけてフォールもMAZADAがカット。
齋藤はMAZADAにチョークスラムからロープに飛ぶが、愚連隊はダブルのガットショットからMAZADAがサミング。FUJITAがエルボーからロープに飛ぶが、齋藤はAKIRAにタッチ。
AKIRAがバックを取るが、抜けたFUJITAがロープに飛ぶも、AKIRAは低空ドロップキックからシャイニング延髄斬り。さらにロープに飛ぶが、FUJITAはMAZADAにタッチ。
MAZADAはガットショットからロープに飛ぶが、AKIRAが避けてバックの取り合いからDDT。AKIRAはロープに飛ぶが、MAZADAはマンハッタンドロップからショートレンジラリアットで倒す。愚連隊でダブルのフラップジャックからフォールも、カットに来た齋藤をロープに振ってダブルのガットショットからサンドイッチドロップキックで迎撃し、改めてAKIRAをコーナーに振ってトレイン攻撃。さらにFUJITAがダイビングニードロップも、AKIRAは剣山で迎撃し、MAZADAに延髄斬りから齋藤がアイアンクローで捉えリングに寝かせるとAKIRAがムササビプレス。フォールし3カウント。
<試合後コメント>
AKIRA&齋藤彰俊
AKIRA「来年早々、越中さんの40周年記念興行、あれでまた維新軍ですよね」
斎藤「そうですね」
AKIRA「気になるところで、Xって誰か知ってます?」
斎藤「全然わかんないです。今だったら館長かなと思ったんですけど、違うみたいですね」
AKIRA「誰なんだろ。まあイキのいい人が上がってくれないかな。越中さん的には平成終わってもまだまだやるつもりなんだよね」
斎藤「アレですね、今日野上さんの見てもらっても分かりますけど、来年いのしし年で猪突猛進って言ってますけど、進むだけじゃなくて多分来年はいのししも飛ぶくらいのムササビ行っちゃうかなって感じですよ。来年野上さんから目を離すな!もしかしたら、Xは野上さんかも知れません!」
AKIRA「それ意味分かんないですよ(笑)勢いはあるけど……」
斎藤「今日はありがとうございました!良いお年を!」
第3試合
先発は藤原と稔。グラウンドの攻防から藤原が足を取ると稔はすぐにロープを掴み場外へ逃れる。
リングに戻ると藤原は腕固めも稔はロープに足を伸ばしブレイク。
藤原はコーナーに押し込みビンタ。稔はローキック連打からコーナーに押し込むが、藤原がネックロックからビンタ。藤原は伊橋にタッチ。
伊橋はミドルキックも稔はキャッチし足へのエルボー。伊橋はチョップを打ち込むが、稔は低空ドロップキックから足を引っ張りながら吉田にタッチ。
吉田は足へのダイビングニードロップから股裂き。伊橋は膝をついてエルボーも、吉田は足へのストンピング。伊橋は立ち上がりチョップ合戦に持ち込むも、吉田は低空ドロップキックから首投げで倒しフェイスロック。そのまま稔にタッチ。
稔は足を踏みつけていき、これを離すと足へのストンピング連打から首投げで倒し足へのニードロップ。さらにアンクルホールドから再度足へニードロップを投下し吉田にタッチ。
吉田と稔は伊橋の膝をリングに叩きつけて吉田がSTF。これは藤原がカット。
吉田は首投げからフラッシングエルボー。吉田は稔にタッチ。
稔はストンピングも、伊橋は立ち上がりエルボー連打。稔はエルボーからロープに飛ぶが伊橋は追走ニーからロープに飛んでレッグラリアート。さらにランニングボディプレスからフォールも2。
伊橋は担ぐも稔は着地。伊橋はバックエルボーからロープに飛んで稔のラリアットを避けて走り込むも、稔はドロップキックで迎撃。
稔はヘッドバッドも、伊橋はコーナーに振って串刺し攻撃。避けた稔が足をとってアキレス腱固め。伊橋はロープを掴みブレイク。稔は吉田にタッチ。
伊橋はミドルキックも吉田はドラゴンスクリュー。更にコーナーに振って走り込むが、伊橋は足を伸ばしてカットしコーナーに登るが、吉田は掌底から正面に登り雪崩式フランケン。フォールも2。
ビンタ合戦から吉田がロープに飛ぶが、伊橋はラリアットで迎撃し藤原にタッチ。
藤原は次々一本足頭突きから吉田にビンタ。さらにフロントネックロックから背中にエルボーを落とし一本足頭突き。藤原は髪を掴んで起こすとビンタから羽交い締めにして、伊橋が出てくると左右のボディブローからミドルキック。さらに膝蹴りから羽交い締めにすると、藤原が今度はビンタ連発から頭突き。藤原が羽交い締めにして伊橋が走りこむも、吉田がバックエルボーで逃れて伊橋をビンタで迎撃。稔が藤原にドロップキックを叩き込み伊橋を場外に連れ出すと、吉田が走り込むが藤原は脇固めで捉え吉田はタップアウトした。
<試合後コメント>
藤原喜明&伊橋剛太
藤原「今日はまったく出番がなかったんで、時間はたっぷりあったからね」
伊橋「今日は藤原組長のおかげで勝つことが出来ました。でも僕にはたどり着かなきゃいけない目標があるんで、そこまで一直線に行きます!ありがとうございました!」
藤原「謙虚じゃダメだ。プロレスラーはな、あんまり謙虚じゃダメなんだよ!」(伊橋の頬をはたく)
伊橋「押忍!」
第4試合
先発はカシンと大谷。カシンはリングを周り敵軍にタッチしようとするが、これは当然拒否される。
バックの取り合いからグラウンドの攻防になるがカシンは逃れて距離を取る。カシンは敵軍にタッチしようとするが、これを拒否られ、素直に平田にタッチ。大谷も野村にタッチ。
野村と平田はグラウンドの攻防から、野村は杉浦にタッチ。杉浦と平田がグランドの攻防から、杉浦は吉江にタッチ。
吉江はヘッドロックからショルダータックルで倒し野村にタッチ。
エルボー合戦から野村が投げようとするが平田が逆にボディスラムで叩きつけて佐藤にタッチ。
佐藤はハンマーブローからエルボーの打ち合い。さらにヘッドバッドの打ち合いから膝蹴りも、野村はキャッチし倒すとマウントエルボーから腕ひしぎを狙う。だが佐藤はこれを潰してフォールも2。佐藤は中嶋にタッチ。
中嶋は膝蹴り連発からキャメルクラッチ。中嶋はこれを離すとカシンにタッチ。
エルボースマッシュの打ち合いを制したカシンが中嶋にタッチ。
中嶋はエルボーから平田とともにロープに振るとダブルのショルダータックル。さらにダブルのブレーンバスターから顔面を踏みつける。
野村は立ち上がるとエルボーからミドルキック。だが中嶋はキャッチすると足へのサッカーボールキック。さらに背中にサッカーボールキックから後頭部を蹴りつけ佐藤にタッチ。
佐藤はボディスラムから逆片エビ固め。野村はなんとかロープへ。
佐藤はロープに飛ぶが、野村はドロップキックで迎撃し吉江にタッチ。
吉江は次々ショルダータックルで倒すと、佐藤にボディスラムからランニングボディプレス。フォールも2。
佐藤はボディブローからバックをとるが、吉江はそのままコーナーに下がり潰すと、逆コーナーに振って串刺しボディスプラッシュ。中嶋が出てきてエルボーも、吉江はエルボーから串刺しボディスプラッシュで潰し、佐藤と中嶋に往復串刺しヒップアタック。吉江は大谷にタッチ。
大谷は佐藤に顔面ウォッシュ3連発から、チョップを打ち込みコーナーに振ると串刺しビッグブーツ。さらに投げ捨てジャーマンからフォールもカシンがカット。
大谷はチョップ連発からロープに飛ぶが、佐藤はキチンシンクから中嶋にタッチ。
大谷はロープに振るが、中嶋が低空ドロップキックからミドルキックをキャッチされるも延髄斬り。コーナーに振って顔面を潰すと、カシンが出てきて大谷に顔面ウォッシュ。中嶋が串刺しビッグブーツも、大谷はキャッチし力任せに投げ捨てるとラリアット。避けた中島がミドルキックも、大谷は自ら前に出て受けきっていき、中嶋はサミングからロープに飛ぶが大谷がビッグブーツで迎撃すると水面蹴り。大谷は野村にタッチ。
野村はミドルキック連打から首投げで倒しサッカーボールキック。中嶋はガットショットから首投げで倒しサッカーボールキック。野村もエルボーから首投げで倒しサッカーボールキック。中嶋もガットショットから首投げで倒しサッカーボールキック。再度首投げからサッカーボールキック。再々度首投げからサッカーボールキック。野村は立ち上がると右ストレートからスリーパー。中嶋は逃れてミドルキックも、野村はキャッチしキャプチュード。大谷と杉浦が出てきてコーナに振るとトレイン攻撃から野村がサッカーボールキック。フォールも2。
野村はジャーマンを狙うが、耐えた中嶋がロープを掴もうとするも、野村はドラゴンに体勢を変える。だが逃れた中嶋がハイキックを避けてバックドロップ。中嶋は平田にタッチ。野村は杉浦にタッチ。
エルボー合戦から杉浦がロープに飛ぶが平田はスピアーで迎撃。コーナーに振ってトレイン攻撃から佐藤と中嶋が交互にミドルキックを連打し、平田がオクラホマスタンピード。フォールも野村がカット。
平田はジャーマンスープレックスホールドも2。
平田はロープに振って水車落としを狙うが、着地した杉浦にエルボー連打からロープに飛ぶも杉浦はキチンシンク。さらにランニングニーを叩き込んでフォールも2。
エルボー合戦から平田がミドルキック連打。ロープに飛ぶが杉浦はラリアットで迎撃。杉浦はオリンピック予選スラムで叩きつけて3カウント。
<試合後コメント>
大谷晋二郎
――長州力選手が引退を表明したことについて
「その話を聞いて不思議と悲しい気持ちは湧かなかったんだよね。あれだけ長い間プロレスのリングで走り抜けて、そして長州さん自身でゴールを決めたわけでしょ?うん。これは悲しい話じゃないよ。走りきったってことだから!僕はファン時代からずっと見続けて、長州さんという人をですね。新日本のときは毎日鍛えていただいて、怖い先輩ではあったけど、間違いなく憧れる先輩だし、その先輩がゴールを決めたというのは、僕は悲しむべきことじゃないと勝手に思いますけどね。うん。長州力さんが日本のプロレス界に残した、あるいは世界のプロレス界に残した功績は絶対に消えることはないから。そして長州さんの教えを汲んだ、長州さんに鍛えられた選手がまだプロレス界にはたくさんいるから。俺だってその一人だし。うん。長州さんがゴールを決めたのであれば、もしそれまでに今日みたいに『大谷試合出てくれ』と言われるのであれば、もう出来る限り喜んで出させていただきたいと思います。それが長州さんに育てられた我々の使命じゃないですかね。最後は。あの人自身がほんとに後悔ない形で、ホントに長いプロレスの旅を終えるのは、素晴らしいことだと思うので、僕は決して悲しいなんて思わない。素晴らしいことだと思う。長州さんがゴールを決めたんだ、そこまで突っ走ったんだ、すげぇなぁと。僕も負けずに頑張ろう!と、そういう気持ちになりました」
武藤敬司挨拶
武藤「今日は引退の決まっている長州力!2月15日に行われる俺のプロデュースするプロレスリングマスターズ、最後のオファーしにやってきました!出場することが決まりました。自分自身、今年の3月に両膝手術しまして、今復帰に向けて一生懸命頑張ってます!今度4月に、ニューヨークにグレート・ムタが降臨することが決まってます。そして、武藤敬司の復帰戦は、6月に行われる長州力の引退試合に決まりました!武藤敬司新たなる戦い、そして長州力最後の勇姿、皆さん応援に来てください!今日はありがとうございます!」
第5試合
先発は梅田と越中。越中が真霜を挑発し、梅田が真霜にタッチ。
ロックアップから真霜がショルダータックル連発も、越中が受けきりヒップアタック。だが真霜が避けてショルダータックルで倒し、再度ローブに飛ぶと越中はヒップアタックで迎撃。越中は首投げで倒しチンロックから坂口にタッチ。
坂口はミドルキックから越中がヒップアタックを叩き込み、坂口はダイナソーにタッチ。真霜はダイナソーを自軍コーナーに押し込み梅田にタッチ。
梅田はエルボー連打からビッグブーツ。ダイナソーもエルボー連打。梅田は受けきりロープに飛んでビッグブーツも、ダイナソーはエルボー連打からモンゴリアンチョップ。ロープに飛ぶも梅田はミドルキックで迎撃。両者タッチ。
坂口が関本にジャンピングニーからミドルキック連発。関本は場外に投げ捨て場外乱闘へ。
リングに戻り、関本は坂口にボディスラムから真霜にタッチ。
真霜は首投げからスリーパー。さらに肩へのニードロップから梅田にタッチ。
梅田は首投げからサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。
エルボー合戦から梅田がハイキックで倒し関本にタッチ。
関本は串刺しスピアーからバックブリーカー。逆片エビ固めで捕らえるが坂口はロープへ。
坂口はエルボー連打も、関本は受けきりチョップ一線。坂口は立ち上がると関本のチョップを受け続け、越中が関本の背後からダイビングヒップアタック。坂口はランニングミドルを叩き込んで越中にタッチ。
越中は次々ヒップアタックから関本をロープに振ってヒップアタック。更に投げようとするが関本が逆にブレーンバスター。関本は梅田にタッチ。
梅田は串刺しビッグブーツから逆コーナーに振って走り込むも、越中は足を伸ばしてカットし坂口にタッチ。
坂口はエルボーで倒しマウントエルボー。梅田が体勢を変えてマウントエルボーも、抜けた坂口がミドルキックで倒す。だが梅田も立ち上がるとミドルキックで倒し、お互いミドルキックの打ち合い。坂口がエルボーからPKも、避けた梅田がサッカーボールキック。ハイキックの相打ちで両者ダウン。坂口はダイナソーにタッチ。
ダイナソーがショルダータックルで梅田を倒し、コーナーに振ると串刺しボディスプラッシュからロープに振ってスパインバスター。さらにローリングセントーンからバックを取るが、梅田が取り返しハーフネルソンスープレックス。梅田は真霜にタッチ。
真霜は串刺しエルボーから首投げで倒しPK。ダイナソーはキャッチし、膝へのエルボーからロープに飛んでラリアット。真霜はキャッチし巻き込んでDDTからサッカーボールキック。さらに腕ひしぎもこれは坂口がカット。
関本と梅田を越中がまとめてヒップアタックで迎撃し、ダイナソーが真霜にフルネルソンボム。さらに越中がダイビングヒップアタックからダイナソーがトルネードボムで叩きつけてフォールも2。
ダイナソーは担ごうとするが、耐えた真霜がミドルキック。ダイナソーはキャッチし串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットした真霜が投げ捨てジャーマンから真剣を叩き込みフォールも2。
真霜は垂直落下式ブレーンバスターで叩きつけてフォールし3カウント。
<試合後コメント>
越中詩郎
――長州力選手が引退を表明したことについて
「うーん、こういうことは本人しかわからない。俺たちはとやかく言うことじゃない。まあ来年は40周年、今年以上にいい年にしたいと思います」
第6試合
先発は論外と北宮。ロックアップから北宮がヘッドロックでとらえショルダータックル。さらにガットショットも論外はドラゴンスクリューで迎撃し長州に向けてプロレスLOVEポーズ。北宮は長州にタッチ。
長州はヘッドロックからリキラリアット。さらにストンピングから首投げで倒し藤波にタッチ。論外も葛西にタッチ。
葛西のガットショットを藤波がキャッチしドラゴンスクリュー。葛西はそのまま清宮にタッチ。
藤波はヘッドロックでとらえ北宮にタッチ。
北宮はガットショットからボディスラムで倒しセントーンを投下。北宮は足を持つが清宮が蹴りつけて逃れると串刺し攻撃を狙うが、北宮はショルダータックルから担ぎ上げてコーナーに叩きつけるとロープに飛ぶが、清宮はドロップキックで迎撃し葛西にタッチ。
北宮はボディブローも、葛西はコーナーに叩きつけてエルボー。首投げからWARスペシャルでとらえ、これを離すとストンピングからボディスラム。ロープに飛んでローリングセントーンからフォールも2。葛西は清宮にタッチ。
清宮と葛西はコーナーに振ってトレイン攻撃。さらに清宮がミサイルキックからフォールも長州がカット。
清宮は長州をエルボー連打でコーナーに押し込むが、長州は足を掴んで小内刈りで倒すと、北宮がストンピングからコーナーに叩きつけてエルボー。さらにチョップを打ち込んでいくが、清宮はエルボースマッシュで迎撃し葛西にタッチ。
葛西はソバットから延髄斬り。さらにブレーンバスターからフォールも藤波がカット。
エルボー合戦から葛西がヘッドバッド。だが長州がロープに飛んでリキラリアットで葛西をなぎ倒すと、北宮は長州にタッチ。
葛西は急所攻撃から論外にタッチ。
3人でガットショット連発も、北宮が全員にラリアットから論外にブレーンバスター。長州が論外にサソリ固めを狙うも葛西がカット。藤波が葛西にスリーパーからドラゴンスリーパー。長州は論外にリキラリアットから体固めで3カウント。
大会終了後、マサ斎藤の追悼映像がスクリーンに流された。
<試合後コメント>
長州力&藤波辰爾&マサ北宮
――藤波選手、清宮選手とのタッグで勝利しましたが今のお気持ちは
長州力「いつもと変わんないですよ。まあいいんじゃないですか。後は来年ですね。来年、後は別にもうなんにもない……」
――引退試合が6月26日に決まりました
長州力「6月26って言ったんですか?じゃあそれ。それですね。ラスト。それまであと数試合だから大丈夫。あとは藤波さんに頑張ってもらって、うん。出来るだけ長くやって、最後に藤波さんが見届けて終わりっていうね。まあもう少し藤波さんところと協力しながらね、やっていきたいのはあるけど。こればっかりは自分で決めたことだからね(リングを)降りないと、やっぱりズルズルズルズルいっちゃうし。まあ藤波さんに頑張ってもらって。個人的にも陰ながら応援しますよ。そういうことですよね、来年は。あとは……なんだっけ、名前」
北宮「北宮です!」
長州力「北宮。見てて元気いいし、こういう選手が一生懸命練習して、リングに上ってるってのはいいですよね。もう僕はリングの中でやることはないんですよ。うん。もう十分!まだまだ自分でこう歩けるうちに、うん、リングを降りていきたい。そういうことですよね」
――来年6月26日がラストマッチということですが、そこに向かってどういう戦いを見せていきたいですか
長州力「今あと数試合、それを一試合一試合、リングに上がっていくわけですから、それなりの準備をして、ちゃんとして上がっていきますよ。自分でも納得出来ないけど、まあ納得出来るように頑張って一試合一試合やっていきますよ」
――最後に闘いたい相手はいらっしゃいますか
長州力「それはやっぱり藤波辰爾でしょう!へへへ(笑)やっぱりもう彼以外は僕はあんまり、もう、彼が居なかったら今ね、もっと早く辞めてるから(笑)これで力入れて動いてるのいないですよやっぱり。まあすごい対戦相手に恵まれて、僕の今のスタンスがここにあるんですからね。それはもう、もう、感謝ですよね。うん。なんか先に、後から入って先に降りるってことは、ね。ヘヘヘ。なんか逃げ得みたいになっちゃって(笑)でも全然出来ますからね、うん」