『極悪×暴走興行』に小倉由美&永友香奈子が登場!大晦日出陣の堀田祐美子をダンプ松本が激励
12月24日(土)、東京・新木場1stRINGで『極悪×暴走興行』が行われた。東京では同所で行われた7・9大会に続いて2度目。
同興行ならではのOG戦は、4WAYタッグイリミネーションマッチ。極悪同盟のダンプ松本&クレーン・ユウ、ダイナマイトギャルズのジャンボ堀&大森ゆかり、昭和58年組の小倉由美&永友香奈子に加え、現役フレッシュ組として藤ヶ崎矢子&あきば栞が出場した。
都内大森在住の小倉は2003年5月11日『全女35周年記念』横浜アリーナ大会で立野記代と組み、ダンプ&ユウと対峙して以来のリング。函館在住の永友は1998年8月14日の全日本女子OG興行『メモリアル・オールスター戦~あの時、君は強かった!!』川崎市体育館大会に出場して以来のリングだった。
永友が現役時代に得意としていたドロップキックの連打、小倉が得意にしていたレッグボンバーが現役フレッシュ組に炸裂すると、客席から大きな拍手が。現役時代と同じ動きをすることは無理でも、当時の動きや攻めている表情を見ると、なんとも言えない懐かしさが込み上げてくる。
試合の最後は堀のパワーボムを、あきばが切り返して丸めこみ、決着。そのあとは影かほるの司会で、出場したOGや極悪同盟のセコンドについた三重在住のサソリ、岡山在住のドリル仲前が、それぞれ近況を報告した。
大会のエンディングでは、大晦日にRIZINさいたま大会でギャビ・ガルシアと総合格闘技の試合で対戦することになった堀田祐美子を、ダンプ松本が大激励。堀田は数カ月前より、かなり体が絞られていたが、総合格闘技の試合に出陣する準備は、どこまでできているのか。神取忍の代打として急きょ決まった大晦日への参戦だが、おそらくほぼ、ぶっつけ本番に近い状態で試合に臨むはず。果たして堀田に策はあるのか。大晦日決戦はもう目前に迫っている。
(取材・文/フリーライター安西伸一)
『極悪×暴走女子プロレス~MERRY CHRISTMAS TO ALL FANS 2016〜』
日程:12月23日(祝)
会場:新木場1stRING
観衆:350人(超満員札止め)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
○中森華子(JWP)
10分41秒 リングアウト勝ち
●アイガー(LLPW-X)
▼4WAYタッグイリミネーションマッチ 時間無制限
【退場順】[極悪同盟]ダンプ松本&クレーン・ユウ→[昭和58年組]小倉由美&永友香奈子
[ダイナマイトギャルズ]●ジャンボ堀/大森ゆかり
8分55秒 スモールパッケージホールド
[現役フレッシュ組]○あきば栞/藤ヶ崎矢子(JWP)
▼ラビット美兎引退ロード~番外編~ 20分1本勝負
○ラビット美兎(JWP)
7分31秒 ラビットスープレックスホールド
●藤ヶ崎矢子(JWP)
▼ダブルメインイベント タッグマッチ 60分1本勝負
○堀田祐美子/安納サオリ(アクトレスガールズ)
11分32秒 掌底→体固め
豊田真奈美/●万喜なつみ(アクトレスガールズ)
▼ダブルメインイベント タッグマッチ 60分1本勝負
●ダンプ松本/ZAP
5分34秒 反則(レフェリー暴行)
○花月/小林香萌