ルチャンコ・リブレII 12.17新宿大会 大鷲透デビュー15周年記念興行/大鷲&ヤス&石川vs.ヨネ&くいしんぼう&星野

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ルチャンコ・リブレII
〜大鷲透デビュー15周年記念興行〜
日時:2015年12月17日(木)
開場:18:30 開始:19:00
会場:東京・新宿FACE
観衆:550人(超満員札止め)

▼第1試合 オープニングルチャンコ・リブレ 20分1本勝負
菅原拓也/●Ken45°
7分4秒 ボディープレス→体固め
マサ高梨/○星誕期

▼第2試合 TARUバラエティー100番勝負・第3戦 時間無制限1本勝負
○TARU
8分52秒 TARUドリラー→片エビ固め
●DJニラ

▼第3試合 ビバメヒコ!ノンケvsホモ&女装家によるメキシコ風8人タッグマッチ 30分1本勝負
高木三四郎/○平田一喜/円華/大石真翔
10分44秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め
アブドーラ・小林/マスカラ・ゲイレーラJr/シゲコ・デラックス/●ゴールデン・パイン

▼第4試合 ルチャリブレルール 61分3本勝負(2レフェリー制)
●ツトム・オースギ/ヘラクレス千賀/朱里
1-2
○佐々木大輔/佐藤悠己/チェリー
①○朱里(4分32秒 グラシアス)チェリー●
②○チェリー(6分30秒 春夜恋)千賀●
③○佐藤(5分10秒 トルネードクラッチ)千賀●

▼ガトームーブミニライブ

▼第5試合 スペシャルタッグマッチ 60分1本勝負
○“brother”YASSHI/火野裕士
11分9秒 ナイスジャマイカ
バラモンシュウ/●バラモンケイ

▼第6試合 大鷲透デビュー15周年記念試合・1975年度生まれ同級生スペシャル6人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
●大鷲透/ヤス・ウラノ/石川修司
20分21秒 ダイビング・セントーン→片エビ固め
モハメドヨネ/くいしんぼう仮面/○星野勘九郎

デビュー15周年記念試合に1975年生まれの同級生を集めた大鷲!来年も周年興行開催!?
ルチャ、ElDorado、紅白プロレスなどを彷彿する場面満載!ガトームーブも歌います!

オープニング

2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_オープニングまずワンチューロによく似たメキシコ人のドン・チューロが登場して見どころを紹介。「ルチャンコ……どういう意味ですか? チャンコ何?」と、かなり不安なことを言いながらもスペイン語と日本語をちゃんぽんしながら、この日の対戦カードを紹介。
最後は「ウノ、ドス、ペレス、ルーチャンコ、スタート!」とオープニングコール。

第1試合

2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_第1試合慎重に握手を交わしてから高梨とKenの先発で試合開始。「ルチャ」コールを煽った高梨をアームドラッグで投げていったKenはハンドスプリングで立ち上がる。続いて誕期が「ルーチャ! ルーチャ!」と言いながらリングインし、菅原に対して立ち合いの体勢に。「ジャパニーズルチャ」と言い張った誕期はぶちかましで菅原を吹っ飛ばすと、組み付いてきた菅原を上手投げで投げていく。
しかし菅原も走り込んできた高梨をケブラドーラ・コンヒーロで叩き付ける。誕期が救出に入るが、Kenがカニ挟みで倒し、菅原と同時にロメロスペシャル。しかしKenは誕期の巨体を吊り上げることが出来ず。

Kenは高梨をサイドバスターで叩き付けると、菅原がサミングをお見舞い。さらにダブルのカウンターエルボーを叩き込む。Kenは腕を足でフックした状態でリバースデスロック。ロープに逃れた高梨はサミングから顔面への低空ドロップキックを返して誕期にタッチ。菅原が入ってきて二人がかりで攻撃しようとするが、誕期はクロスボディーで二人まとめて押し潰す。
さらにKenに突っ張り電車道からコーナースプラッシュを狙ったが、かわしたKenは菅原とダブルのブレーンバスターで誕期の巨体を投げる。さらに高梨にマンハッタンドロップを決めると、菅原が延髄斬り。そしてKenがラリアットを叩き込む。菅原がコブラツイストに捕らえると、Kenはコーナーへ。

そこに誕期が突進するとKenがコーナーからダイブ。しかしのど輪でキャッチした誕期は、そのままのど輪落とし。その間に高梨が体勢を入れ替えて菅原にコブラツイストを決める。誕期はKenにジャンピング・ボディプレスを投下して3カウント。

第2試合

2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_第2試合TARUバラエティー100番勝負の第3戦としてニラと対戦するTARUだが、ニラは無音状態の中、リングを素通りしてエレベーターのほうに行こうとするが、慌ててセコンド陣が連れ戻す。
この試合はマッチメーク事態が危険のため、どちらかがピンチに至った場合は100番勝負公認サポーターであるアイドルグループの「ガトームーブ」が登場するというルール。

いきなりTARUがラリアットでニラを吹っ飛ばし、スリーパーに捉えたところでガトームーブが登場して『ガンバレ!2013』を歌いながら登場し、リングサイドから「ガンバレ! ニラなら出来る!」と声援を送る。しかしニラはぐったりとダウン。TARUはニラを場外に投げ捨てると、客席に投げつける。
そのまま場外でネックハンギングで吊り上げたTARUだが、ここでさくらが「ミュージック、スタート!」と叫び、再び『ガンバレ!』を熱唱するガトームーブの皆さん。しかしTARUはなおもニラを鉄柱に叩き付けてからリングに戻す。

ニラをロープに飛ばしたTARUはミドルキックを叩き込むと、カカト落としを振り下ろす。ニラは一発逆転のロケットパンチを発射したが、あっさりかわしたTARUは逆片エビ固めに捉える。ここで3回目の『ガンバレ!』を歌うと、ニラも頑張ってロープに逃れる。
TARUのハイキックをかわしてアリキックで片膝をつかせたニラは、必殺のシャイニング・ニースタンド。
さくらが「TARUさん、ピンチ?」と尋ねると、TARUは「ピンチじゃねぇよ!」と返事したが、TARUのピンチと判断したガトームーブの皆さんはリングに上がって『ガンバレ!』を熱唱。

これに怒ったニラがさくらに詰め寄りロケットパンチを発射。しかし帯広がドロップキックで反撃すると、「ことり」が大外刈り、そして里歩がそうまとうを発射。ニラがピンチになってしまったのでガトームーブの皆さんはTARUと一緒に『ガンバレ!』を歌ってニラにエールを送る。
ニラがようやく立ち上がったが、TARUがTARUドリラーで叩き付けて3カウント! なぜかTARUと一緒に大喜びのガトームーブの皆さんは、試合後もTARUと一緒に『ガンバレ!』を歌ってみせた。

第3試合

2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_第3試合①この試合はノンケvsホモ&女装家によるメキシコ風8人タッグマッチ。『ランバダ』い乗って女装をしたアブドーラ・小林、ゲレーロ風のマスクを被ったマスカラ・ゲイレーラJr、サンタコスのシゲコ・デラックス、ゴールデン・パインが登場。しかし曲が『スリル』に変わると、ゲイレーラJrがまるで条件反射のように客席に雪崩れ込んでいき、男性客の唇を奪っていく。
そして最後にあの曲が流れ、人数分のGOサングラスを持った平田が電飾ガウンを羽織って登場。だが、平田がダンスをGOする前に乱闘で試合が始まってしまう。そこに割って入っていった平田を全選手で袋叩きにしていくと、激昂した平田が「お前らは味方だって!」と高木たちに叫ぶが、ダチョウ倶楽部状態で飛び上がっただけ。

ここでゲイレーラJrはあっさりマスクをかなぐり捨てて、自ら正体が男色ディーノであることを明らかにする。リング上では円華がパインをコルバタで投げて高木にタッチ。アブ小とルチャ風の動きを見せた高木は握手を求める。アブ小が応じたところにトーキックを見舞ってフライング・クロスチョップを狙ったが、ひらりとかわしたアブ小。
するとディーノは大石の腰巻きを奪い取り、それで殴打してから男色ナイトメアー。すると平田が入ってきてディーノに張り手。結果的にディーノは大石に顔面騎乗してしまう。さらにシゲコが入ってきて平田に抱きついて押し倒し、ディーノも大石を押し倒す。

円華がカットに入ると、ディーノが円華に襲いかかっていく。高木も平田も「円華」コールをするだけで助けに入らない。パインとシゲコが両側から腕を片目、バックからディーノ、正面からアブ小が円華にピストン運動。
ここで高木、平田、大石がようやく入ってきてアブ小、ディーノ、シゲコにエストレージャを決めると、真ん中で円華がパインにウラカン・ラナ。しかしカウント2で返したホモ&女装家軍は4人同時にリップロック。そして平田を捕まえたディーノは「お遊びはここまでよ。アレを出しましょう」と言い出す。

まずアブ小がコーナーに登って尻を丸出しにすると、続いてディーノもコーナーに登って尻を出す。「小さい葛籠、大きい葛籠、どちらがいいの?」と聞かれた平田は「こんな地獄があるのか? 無理、無理、無理だよ!」と拒否するが、パインとシゲコはまずディーノの尻に平田の顔をしつけると、続いてアブ小の尻に押し付ける。どうにか円華と大石がカウント2でカットしたが、パインは大石をディーノの尻に、シゲコは円華をアブ小の尻に押し付ける。
2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_第3試合②高木が戻ってきてダブルラリアットでシゲコとパインを吹っ飛ばすと、まずシゲコはアブ小&円華の尻に押し付ける。そこからパインに向かって突進するが、パインがカニ挟みで倒して高木をディーノ&大石の尻に激突させる。

パインちゃんオブジェが完成すると、平田がGOサングラスをパインに手渡し、二人で装着。あの曲がGOすると平田とパインが殴り合う。すると両側のオブジェも曲に合わせて揺れるフラワーロック状態! パインがリップロックから突進するが、平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで丸め込んで3カウント。
試合後、まだヤリ足らないディーノやパインは平田に襲いかかり、タイツをズリ下げながら引き上げていった……

第4試合

2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_第4試合①この試合はルチャリブレルール61分3本勝負で行われるため、李日韓レフェリーに加えて、特別レフェリーのパンチョ本多レフェリーの2レフェリー制。佐々木組が入場してきたあと、ポンチョにソンブレロ姿のSOSが入場。最後に赤いソンブレロ姿の朱里が登場し、曲に合わせてダンスを披露。
メキシコで禁止されている技も禁止となるルチャルールとアナウンス。その間に佐々木がパンチョ本多レフェリーに数枚の札を渡して買収! チェリーはなぜかドロンジョ風のマスクを着用。ゴングではなくホイッスルで試合開始となると、まずは佐々木とオースギがリングイン。

オースギがスクールボーイで丸め込むと、本多レフェリーが超スローカウント。オースギが抗議すると「悪徳(レフェリー)だからしょうがないだろ!」と反論。逆に佐々木が丸め込むと、超高速カウントを叩く悪徳レフェリー本多。続いて佐藤と千賀がリングインしてスピーディーなロープワークから千賀がドロップキック。
そして朱里がチェリーにショルダータックル。チェリーはサミングを返すと、腕を取られたところで前転。だが、切り返せずずっと前転をし続けて目を回してしまう。佐々木が入ってくるとSOSがダブルドロップキック。だが、佐藤が千賀にドロップキックを叩き込むと、朱里が千賀にミドルキック。

オースギが佐藤に、千賀が佐々木と佐藤にダイビング・クロスボディーを浴びせると、オースギが佐々木、佐藤、チェリーの3人にダイビング・クロスボディー。キャッチした3人だが千賀と朱里が押し倒す。さらにSOSが佐々木と佐藤に同時にカサドーラを決めると、朱里がチェリーにグラシアス(=変型コブラツイスト。X固め)を決めてギブアップを奪った。
2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_第4試合②1本目はSOS&朱里が先取。2本目が始まると佐々木がオースギに握手を求める。オースギが応じたところに蹴りかかった佐々木だが、オースギは腕を取ってロープを駆け上がるとアームドラッグ。そこに佐藤が入って来ると、オースギは佐々木をアームドラッグで投げるのと一緒に佐藤もヘッドシザースで投げて場外へ。

SOSと朱里は3人同時場外ダイブを狙ったが、本多レフェリーが間に入って阻止。リングに戻った佐々木が千賀を羽交い締めにすると、チェリーが思いきり引っ掻いていく。さらにオースギをロープに貼り付けた佐々木と佐藤が両側から踏みつける。オースギをダブルのアームホイップで投げた佐々木と佐藤はダブルの低空ドロップキック。
朱里をリングに上げた佐々木と佐藤はコーナーに押し込む。そこでチェリーが足を踏んづける。さらに顔を踏んづけるチェリーだが、本多レフェリーはまったく注意するつもりがない。チェリーはアイアンクローから朱里の髪の毛を引き抜いていく。

しかしチェリーの串刺し攻撃をかわした朱里は佐々木をコルバタで投げると、佐藤の攻撃をかわす。ここでSOSが入ってきてオースギが佐々木に串刺し攻撃。しかし佐々木もハイジャックバックブリーカーに捉えると、そのままコーナーに投げつける。さらに変形のリバースロメロスペシャルに捉える。ここで千賀が飛び込んできてチェリーにツームストンパイルドライバーを狙うが、これはメキシコでは禁止技。本多レフェリーが猛抗議すると、その隙を突いてチェリーが春夜恋(=チェリー式丸め込み)で丸め込んで3カウント。
これで1-1となり、3本目へ。千賀の前転してからのアトミコをあっさりかわした佐藤。自爆で大きなダメージを負ってしまった千賀に佐藤はカウンターエルボー。千賀は懲りずにもう一度前転からのアトミコを狙ったが、やっぱりかわされる。ミサイルキックもかわされた千賀だが、どうにかゼロ戦キックを返すとオースギにタッチ。

ジャンピングエルボーから佐藤を佐々木とチェリーに叩き付けていったオースギだが、佐々木とチェリーは合体攻撃を狙う。しかし千賀と朱里がドロップキックで場外に追いやると、SOSが同時に場外ダイブし、朱里はエプロンからランニングロー。佐藤をリングに戻した朱里は串刺しジャンピングニーからハーフハッチで投げるとランニングニー。
そこにSOSが入ってきて合体キン肉バスターを決めると、朱里がバズソーキック。だが、本多レフェリーがカウントを阻止。これに怒ったSOSが本多レフェリーをホイップすると、朱里がハイキックを叩き込んで排除。すかさず千賀がコーナーに登るが、佐々木が入ってきて肩車。

背後に逃れた千賀は佐々木を突き飛ばす。佐々木は日韓レフェリーに激突しそうになったが、ギリギリでストップ。だが、その間にチェリーが千賀の背後から急所攻撃。そこから佐藤が直伝トルネード・クラッチで丸め込んで千賀から3カウント。トータル2-1で佐々木&佐藤&チェリーが勝利した。

ガトームーブミニライブ

2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_ガトームーブ休憩時間にガトームーブが再び登場して、新曲の『おしえてシュークリーム』を熱唱。大鷲からは事前に1分だけと言われていた持ち時間だが、きっちりとフルコーラス歌った上、売店でCDが売っていると告知までしてみせた。

第5試合

2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_第5試合①ElDoradoで南京“フ●ッキン”レスリング部として活躍していたYASSHIと火野が久しぶりに組み、しかもバラモン兄弟と対戦する一戦。バラモン兄弟は例によって水を撒き散らしながら入場。火野と共に校歌で入場したYASSHIは「俺たちが、俺たちが、俺たちが南京都レスリング、南京“フ●ッキン”レスリング部〜! 知らん奴も知ってる奴も南京“フ●ッキン”レスリング部、俺と日野本のコンビ! 今日はシリアスモードの南京“フ●ッキン”やカス野郎ども! オイ、バラモン! お前らやカス野郎ども! いくぞ!」とマイクでディスってから奇襲攻撃を仕掛けるが、バラモンは口に含んだ水を噴射して迎撃。
そのまま場外乱闘に雪崩れ込むと、カラテバラモンがリングを占拠。YASSHIとシュウが水の入ったバケツを奪い合いながら客席にぶちまけると、ケイは火野に向かってカウンターから水を投げつける。

リングに戻ったシュウはYASSHIを殴っていき、カラテが抑え付けたYASSHIにシュウがバケツに入った水を思いきりぶっかける。するとケイが“校長”のマスクを被り、YASSHIを精神的に追い詰める。師匠にはやはり攻撃出来ないYASSHIにソバットを叩き込んだケイは「こんなものいるか!」と自らマスクを脱いで投げ捨てると、YASSHIをコーナー下に座らせる。
そしてスーツケースを押し付けると、ボウリングの球を投げて「ストライク!」。さらに校長のマスクを散々踏みつけたバラモン。シュウは串刺し攻撃を狙うが、YASSHIは蹴りで迎撃。さらにシュウのブレーンバスターを逃れたYASSHIはマンハッタンドロップからバッドボーイを決めて火野にタッチ。

逆水平チョップ、ボディスラム、ブロックバスターで一気に追い込んでいった火野はシュウに逆水平チョップを連打。背後からカラテが大根で殴っていくが、ビクともしない火野。カラテを威嚇して排除した火野だが、バラモン兄弟が襲いかかりダブルのブレーンバスターを狙う。しかし逆に一人で二人まとめて投げた火野。
そこにYASSHIが入ってきてバラモン兄弟をコーナー下に座らせると、スーツケースを押し付けてからボウリングの球を力一杯投げて「ストライク!」。さらに火野もボウリングの球を投げるが、ややガター気味。そこでもう一投投げていき、今度は「ストライク!」。

2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_第5試合②笑顔でハイタッチするYASSHIと火野。そしてYASSHIがフライング・ビッグヘッドを投下するが、カラテが飛び込んできてカット。カラテに詰め寄るYASSHIと火野だが、シュウが灰を投げつけてから横十字固め。そこにシュウがジャックナイフ式エビ固めで合体するがカウントは2。
ならばとバラモン兄弟は道路標識で殴打しようとしたが、YASSHIがかわして誤爆を誘い込む。すかさずケイにクラミジア(=ツームストン・パイルドライバー)を決めたYASSHIは、続けてナイスジャマイカ(=ジャーマンスープレックス)で投げて3カウント。

第6試合

2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_第6試合①1975年度生まれ同級生が集まっての大鷲透デビュー15周年記念試合。煽りVでは6選手の幼少期の頃の写真も紹介。同級生の超一流アスリートである杉山愛、ベッカム、高橋由伸らが引退する中、40歳になる同級生の6人のレスラーはいまでも現役バリバリ! そしてこの6人はリング上で初めて一同に会す。
ビッグマッチ洋のガウンを羽織った大鷲はいつものように“睨み”を披露してからリングイン。レフェリーの日韓レフェリーも1975年生まれということで、リング上は全員1975年生まれ。

大鷲組が握手を求めると、くいしんぼうとヨネが応じた時点で星野には背を向けた大鷲。まずは大鷲とヨネの先発で試合開始。ロックアップからロープに押し込んだ大鷲だが、ここはクリーンブレイク。もう一度ロックアップすると、今度はヨネがロープに押し込むが、体勢を入れ替えた大鷲は離れ際にチョップ。ヨネがエルボーを返していくと、大鷲は逆水平チョップ。
さらにヨネのアフロを掴んだ大鷲はショルダータックル。受け止めたヨネもショルダータックルでぶつかっていくがお互いに譲らない。続いてくいしんぼうが石川にうまか棒で飛び込んでいくが、石川はあっさりかわす。星野から「甘ったれるな! 行け!」と檄を飛ばされたくいしんぼうは石川にゲンコツ攻撃。

怒った石川は串刺し攻撃を狙うが、かわしたくいしんぼうは石川をうっちゃる。さらに大鷲やヤス、さらには味方の星野やヨネ、日韓レフェリーまでうっちゃったくいしんぼう。最後は全員で欽ちゃんジャンプ。「地味に恥ずかしい」と嘆いた大鷲だが、ここでヤスと星野がリングイン。側転から背面アタックを見せた星野は、さらに背中に回り込んでのアームドラッグで投げてから極道ポーズ。
背中を引っ掻いていったヤスは大鷲にタッチ。「ルチャやってモテようとしてんだろ!」と星野を寝かせて踏みつけた大鷲は石川にタッチ。ダブルチョップからエルボーを見舞っていった石川はダブルフットスタンプ。

2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_第6試合②さらに星野の耳元で絶叫したヤスだが、星野もカウンターエルボーを返してくいしんぼうにタッチ。容赦なくヤスの急所を蹴り上げたくいしんぼうは、わざわざ日韓レフェリーを連れてきて目の前でヤスの急所をもう一度蹴り上げる。怒ったヤスはボディスラムで叩き付けるが、ヨネが入ってきてエルボー。
走り込んでのレッグドロップを落としたヨネは首を両手で鷲掴みにして捻り上げる。「ウラノ」コールが起こる中、星野にフォアアームを叩き込んだヤスだが、星野は引き倒してエルボードロップ。そしてクロスフェースに捉えるが、ヤスはどうにかロープに脱出。

10分が経過し、星野はチョップからロープに飛ばそうとするが、ヤスはロープを掴んで拒否。どうにかロープに飛ばした星尾だが、ヤスはドロップキックを返すと大鷲にタッチ。ビッグブーツでくいしんぼうとヨネを蹴散らした大鷲は星野にフライング・クロスチョップを叩き込むと、場外に追いやってから石川、ヤスと3人でダッシュ。
場外ダイブかと思いきや、大鷲と石川は後転。ヤスだけ場外ダイブしてしまう。ヤスから「何やってんの!」と言われた大鷲と石川は仕方なくエプロンに出て、そこからダイブ。星野をリングに戻した大鷲は逆水平チョップから串刺し攻撃を狙う。これをかわした星野だが、大鷲はのど輪で捕まえる。

だが、逆に星野が大外刈りで叩き付けていき、さらにセントーンを投下。カウント2で返した大鷲は突進してきた星野にビッグブーツを叩き込むとブレーンバスターで投げて石川にタッチ。ヨネと真正面からぶつかった石川はロープへ。しかしヨネはジャンピング・フロントキックで迎撃して串刺しラリアット。石川もショルダータックルから串刺しラリアットを叩き込むと、コーナー二段目からダイビング・フットスタンプ。
15分が経過し、石川はスプラッシュ・マウンテン(=BTボム)の体勢に。腰を落としたヨネはリバースで切り返す。ラリアットは相打ちになると、石川がロープに飛んだヨネを追走してニー。さらにバックドロップ。だが、ヨネもすぐに立ち上がって返す刀でラリアット。

ヤスが入ってくると、くいしんぼうがうまか棒でヤスを場外に追いやってからケブラーダを発射。ヤスをリングに戻したくいしんぼうは串刺しラリアットを連打。だが、走り出すのが早くて自分がコーナーに先についてしまい、ヤスのラリアットを浴びてしまう。それでもくいしんぼうはヤスをコーナーに乗せて雪崩式フランケン。
ここで星野が「連係いこうぜ!」と呼び掛けるが、ゲンコツで拒否してくいしんぼうはヨネとダブルのミドルキックからトレイン攻撃。星野もトライするが、かわされてしまい、逆に大鷲と石川がトレイン攻撃。さらに大鷲の延髄斬りから石川がランニング・ニーリフト。

2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_第6試合③そこにヤスが戻ってきて3人同時に低空ドロップキックを発射。そこから大鷲はのど輪落としで豪快に叩き付ける。そこにヤスがダイビング・ボディプレスを投下すると、大鷲もコーナーに登ってダイビング・ボディプレスを投下。カウント2で返した星野だが、大鷲は首をかっ斬るポーズからパワーボムの体勢。しかし星野はリバースで切り返す。
ロープに飛んだ星野だが、大鷲はビッグブーツ。しかしヨネが飛び込んできてビッグブーツからダイビング・ギロチンドロップ。カウント2で石川とヤスがカットしたが、星野はラリアット。しかし大鷲は倒れない。2発目のラリアットでなぎ倒した星野だがカウントは2。星野はコーナーに登ってダイビング・セントーンを投下して3カウント。

エンディング

2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_エンディング①ビックリした表情でマイクを持ったヤスは「大鷲さん、何やってんですか? 見てくださいよ、このお客さん! あなたの15周年を祝うためにこれだけ多くのお客さんが集まってくれて、みんな大鷲さんが勝つところを見たかったのに……。気持ちというか、プロレスに対する根性が足りないんじゃないですか? 15周年ですよ、15周年!」と言うが、大鷲は「いやいやいや、あなたこの間、自分の15周年興行で負けていましたよね? あんたに言われたくないよ!」と、12.8ヤス大サーカスでアントンに敗れたヤスに反論。
さらに大鷲は「(星野は)空気読め! めっちゃキツわ、あのセントーン!(ヤスと石川は)何で助けに来ないんだ!」と八つ当たりするが、ヤスは「最後、星野君と大鷲さんという絶好のシチュエーションを我々は作ったんじゃないですか!」と反論。挙げ句の果てにはカウントを3つ叩いた日韓レフェリーが悪いとまで言い出すが、大鷲はヤスに張り手を見舞うと「もういつまでもウダウダうるさいな! そんなやってたら延長料金取られるだろうが!」と言って締めようとする。

改めて「今日はありがとうございました。正直、自分の15周年ってことで何かやりたいと思ったとき、去年(格闘生活)20周年をやってしまったんで、今回(プロレスデビュー)15周年、皆さん周年詐偽とそろそろ思っているんじゃないかと思いますけど、こういう機会じゃないと同級生が同じリングに集まるなんてことは、なかなか出来ないと思うので。我々みんな今年40歳を迎えます。1975年度生まれです。この年になってくると筋肉痛が2日後に来たりとか、疲れやすかったりとか、家庭の事情とか、いろんなことがやっぱりのし掛かってくる年代だと思います。だけどここに仲間がいる限り、俺たちはまだまだ頑張っていきますよ! ヨネさん、くいしんぼうさん、星野さん、ウラノさん、石川さん、本当にありがとうございます。またいつか何かのこじつけの周年興行をやるときは、ぜひまたみんな来てください!」と言ってから全出場選手を呼び込む。

2015-12-17大鷲ルチャンコリブレ_エンディング②最後は大鷲が「今日は皆さん、ありがとうございました。もうすぐクリスマス、年末、そんな忙しい忘年会シーズンの中、12月17日、新宿FACEにお集まりいただきありがとうございました! そんな皆さんに少しでも感謝の気持ちをとサインボールを用意しました」と言ったところで、そこにTARUが大鷲母を連れてリング上へ。
大鷲母が「小っちゃいときからプロレスラーになるのが夢で、技かけられて、そんな息子に勝つ技があるんですよ。足を開いてゴキブリみたいになってキャーって叫ぶんですよ。そうすると、恥ずかしいそうに逃げていくんです……」と言い出したため、大鷲は「あんた公衆の面前で何話してんだよ! 引退の話されるより恥ずかしいわ!」と慌ててツッ込む。それを聞いた大鷲母は「もうあなたも40歳で年だし、あちこち痛いだろうから……」と思い出したように引退させようとするが、大鷲は慌ててサインボール投げへ。
ボールを投げ終えた大鷲が「2015年ありがとうございました! 残りもあと少し、よいお年を! そしてメリークリスマス!」と挨拶すると、中島みゆきの『時代』が流れる中、スクリーンにはメインに出場した4選手と日韓レフェリーにプロフィールが映し出されたあと、2001年11月13日のT2P旗揚げ戦から数えて、来年2016年に15年を迎えるということで、日本逆上陸15周年記念『ルチャンコフェスタ2016』を開催すると発表された(詳細一切未定!)。

<試合後コメント>
大鷲透、ヤス・ウラノ、石川修司
大鷲「キツかった。本当、同級生の集まりってことで意地の張り合いみたいなところがあったのが……っていうか、石川さんにウラノさーん! 誰も来ない……何で?」
※ここでヤスと石川が登場
大鷲「もうね1975年生まれの人たちは自由な人たちばっかりなんで」
ヤス「違うんですよ、(ルチャンコ)Tシャツを売らなきゃいけないと思って」
大鷲「ああ、そうれはもうドンドン行ってください(笑)。前回20周年っていう若干こじつけで、今回本当に15周年ってことでですね、もしかしたら周年詐偽と思って誰も来てくれないかと思ったら、たくさん今回も来てくれてよかったです。ありがとうございます、今年40歳!」
石川「ありがとうございます」
大鷲「なかなかひとつのリングにこのメンバーが集まることってないと思うんで」
ヤス「そうですね」
大鷲「これで45になっても、50になっても……まぁ小鹿さんぐらいまではいけないと思いますが、また我々は同じ速度で世の中を進んでいきますので、また何かの機会があったら」
石川「お願いします」
ヤス「ありがとうございました」

ーーヨネ選手とは初対決?
大鷲「初対決です。正真正銘の初対決です。あとくいしんぼう仮面選手は昔、大阪プロレスで闘ったことあるんですけど、ずっと10歳くらい年上の人だと思ってて。でも今回ウィキベディアか何かを見て同級生って知ってビックリして。あの時、丁寧に扱ったの返してくれって思って」
石川「アハハハハ」
大鷲「まさか同い年とは思わなくて。また何か機会があったらやりましょう。まだ同い年のレスラーってほかにもいるんで。またぜひ! よろしくお願いします」

モハメドヨネ、星野勘九郎
星野「ありがとうございました」
ヨネ「ありがとうございました! 初ですね」
星野「初です」
ヨネ「こんだけ空気読めないとは思わなかったですよ!」
星野「すみませんでしたね! 勝っちゃいました。あ〜、勝っちゃった〜」
ヨネ「勝って怒られるって初めてですよ(苦笑)。勝った人をなじるっていうのも……」
星野「嬉しいんだか悲しいんだか分からない。何か僕は全然後輩なんですけどヨネさんと組めて、本当に今日はよかったです。ありがとうございました」
ヨネ「本当にね、同級生っていう括りで見ると何か嬉しいですよね」
星野「嬉しいです」
ヨネ「何かさっき会ったばかりなのに打ち解けてますよね!」
星野「打ち解けてますね」
ヨネ「やっぱり同じような生活をしてきたわけだし」
星野「同じ時代を生きてきたんで。趣味も一緒だし、聞いてる音楽も一緒だし」
ヨネ「え? ウソだー!(笑)全然タイプ違うでしょ!」
星野「俺、T-BOLANとかWANDS聞いてました」
ヨネ「あー、懐かしい!」
星野「懐かしいですよね。絶対高校時代とか一緒ですよ」
ヨネ「そんなコメントでいいんですか?(苦笑)」
星野「そんなコメントでいいと思いますよ」
ヨネ「でも本当、ほんわかしたね。大鷲選手、俺ら相手方だったんで勝ちたいって気持ちはありましたけど、ほんわかしたいい興行だったと思いますね」
星野「ありがとうございます。これが続けばまた何かあったらお願いします」
ヨネ「こちらこそです。越境タッグ!」
星野「越境タッグついでに僕ら平成極道コンビで『ヤァ!』って(決めポーズを)やってるんですよ。最後やってもらって……」
ヨネ「あ、いいですよ。いいですよ」
星野「ありがとうございます。行きますよ!」
※ハイタッチしてから星野が極道ポーズをするが、ヨネはその場でお辞儀して去っていった。星野は「えっ」と呆然……

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