志田光が“爆女王”として成長したかつての弟子を返り討ち!古巣を「個人が団体力に甘えている」と批判!
26日、神奈川県・横浜文化体育館にて『アイスリボン横浜文化体育館大会~藤本つかさ、松本都、星ハム子デビュー10周年記念大会』が行われた。
第6試合では、女子の電流爆破王者『爆女王』となった世羅りさと、かつてアイスリボンに所属しており世羅の師匠にあたるOZアカデミー認定無差別級王者の志田光がシングルマッチで激突。
前回の後楽園ホール大会で志田光が乱入し、世羅を自身の10周年記念大会へオファー。これに世羅は「私がデビューするって決めたのも志田光が居たからだし、2年間彼女が退団するまでやってこれたのも志田光が居たから。でも辞める時に、私の名前一つも出さずにシングルマッチすることも無く辞めていったんですよ、アイスリボンをぬるま湯と言いながら、今の志田光はぬるま湯にしか見えない。彼女はアイスリボンから脱落した一人にしか見れないです。アイスリボンのリングにもう一度上がるって言うなら、ぬるま湯なんかじゃない熱湯のリングを彼女に味あわせてやります」と、愛憎入り交じる感情を吐露していた。
試合が始まると、序盤から髪の掴み合いやドロップキックの打ち合いなどバチバチとした展開となり、世羅がセラリズムバスターやダブルニードロップと感情むき出しのファイトで攻め立てる。志田もコーナーへのブレーンバスターや顔面へのケンカキックで反撃すると、その後は互いの顔面を蹴り合う壮絶な意地の張り合いに発展。
だが後半は志田が怒涛の膝蹴り連打で圧倒し、スタンディング式のカミゴェからファルコンアロー、魂のスリーカウントのラッシュで世羅を沈めた。
バックステージに戻った志田は「教え子とか師匠とかそういう関係を超えて一人の対戦相手としてすごく存在感と実力がある選手になった。ただ熱湯?全ッ然熱湯なんかじゃ無かったわ!私4年間フリーになって必死こいて戦ってきて、そっちの方がよっぽど熱かったわ!アイスリボンの団体力はホントにスゴイと思いますよ。ただ、団体に甘えている人も中にはいる」と古巣を皮肉混じりに批判。
さらに敗者となった世羅「おい、世羅!負けたな?私に!10月9日、今度は私の10周年を祝ってもらいましょうか。参戦受けるよね?負けたんだから。オファー受けるよね?ただ会社の意向があるんじゃないの?『はい、出ます』って素直に言いづらいよね?じゃあ言いやすいようにしてやるよ。負けたんだから私の興行出ろよオラ!」と頭を小突きながら発言を促す。
世羅は睨みつけながらも「…負けてない。負けてない。もう一回」と悔しさを滲ませながらも、再戦することを条件にこのオファーを受託。
10月9日の志田光10周年興行に結果的に世羅の出場が決定したが、世羅は志田を見返し電流爆破王座に志田を引きずり出すことができるのか?