【試合詳細】6・1 アイスリボン道場マッチ 櫻井裕子&海乃月雫vs 柳川澄樺&リル•マーズ 藤本つかさvs神姫楽ミサ Yappy vs 藤滝明日香 咲蘭 vs しのせ愛梨紗 vs 古川奈苗

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『アイスリボン1350』
日程:2024年6月1日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:52人

▼トライアングルリボン15分1本勝負
○咲蘭
4分50秒 体固め
●古川奈苗
※もう一人はしのせ愛梨紗

▼ICE×∞王者決定リーグ Bブロック公式戦 10本1勝負
△Yappy【3点=0勝0敗3分】
10分0秒 時間切れ引き分け
△藤滝明日香【1点=0勝2敗1分】

▼ICE×∞王者決定リーグ Aブロック公式戦 10分1本勝負
○藤本つかさ【3点=1勝0敗1分】
7分19秒 ビーナスクラッチ
●神姫楽ミサ(JTO)【3点=1勝2敗1分】

▼タッグマッチ 20分1本勝負
櫻井裕子(COLOR'S)/○海乃月雫
11分12秒 ウラカン・ラナ
柳川澄樺(JTO)/●リル・マーズ

オーストラリアから来たリル・マーズがアイスリボン初参戦するも敗北!「次はシングルやろう!」と海乃とマーズが再戦を約束!

第1試合

 咲蘭vs愛梨紗のライバル対決に古川が加わったトライアングル戦。ゴングと同時に咲蘭が古川にドロップキックをヒットさせ、倒れた古川を愛梨紗が場外に蹴散らす。咲蘭と愛梨紗がロックアップ。タイマン勝負となるも、すぐにリングに戻ってきた古川が2人まとめて首を刈って絞め上げる。ロープに逃れた咲蘭と愛梨紗は古川をコーナーに振ると、古川のお株を奪うお神輿攻撃。さらに串刺し連係を決め、咲蘭が古川をカバーも、すぐに愛梨紗がカット。カバーに入った咲蘭に愛梨紗がクレーム。2人でエルボーの打ち合いとなるが、ここでも間に入った古川が2人まとめてアームバーで絞め上げる。

 ロープに逃れた咲蘭と愛梨紗に古川が飛び込みハンマー。咲蘭が逃れ、愛梨紗にヒット。古川が愛梨紗をカバーも咲蘭がカット。愛梨紗と古川がエルボーの打ち合い。ロープに古川を詰めた愛梨紗だが、ここで咲蘭が間に割って入る。愛梨紗は咲蘭を間に挟む形で古川の両腕をロープに引っ掛けて引っ張る。ブレイクがかかり、咲蘭が逃れる。古川に飛び掛かる愛梨紗だが、古川がカウンターのビックブーツでぶっ倒し、変形のネックロックを仕掛ける。咲蘭がフットスタンプでカット。倒れたままの愛梨紗に咲蘭がダイビングフットスタンプを決めるが、着地した咲蘭に古川が蹴りを入れ、バックに回るとチキンウイングフェイスロックへ。そのままグランドに持ち込むが、ここで愛梨紗が2人を丸め込みカバー。カウント3が入る。愛梨紗の勝利かと思われたが、トライアングルリボン・ルールにより、間に挟まれた形の咲蘭が勝者となった。

第2試合

 公式戦2戦2敗の明日香が同じ重量級のYappyに挑んだ一戦はロックアップの押し合いでスタート。共に譲らない意地をみせ、Yappyがヘッドロックへ。これを同じヘッドロックで切り返した明日香がグランドへ。Yappyがヘッドシザースで切り返す。明日香がロープに逃れる。タックル合戦からYappyがタックルで打ち勝ち、カバーもカウント2。Yappyが串刺しヒップアタック、串刺しラリアット、雷電ドロップでカバーもカウント2。明日香がカウンターの正拳突きならぬ、熊手パンチからジャンピングボディプレスでカバーもカウント2。明日香が逆エビ固め、逆片エビ固めで絞め上げるもYappyがロープに逃れる。明日香がファイヤーマンズキャリーを狙うが、Yappyがこらえる。明日香が前蹴りからラリアットも腕でガードしたYappyがドラゴンスリーパー。

 ロープに逃れた明日香にYappyがはりつけボディアタック、ギロチンドロップでカバーもカウント2。明日香がカウンターのラリアットでカバーもカウント2。明日香が馬乗りエルボーを連打しカバーもカウント2。続けて体固め、エビ固めでカバーもいずれもカウント2。エルボーの打ち合いからYappyがアッパーエルボーを決め、旋回式ボディプレスでカバーもカウント2。Yappyがロープ2段目からの振り向きボディプレスもカウント2。明日香がカウンターのラリアット、片膝のYappyにバズソーキックを決めカバーもカウント2。明日香がダブルアームバスターを狙うが、こらえたYappyがアックスボンバー。カバーもカウント2。コーナーに上がるYappy。追いついた明日香がYappyをファイヤーマンズキャリーで担ぎ、バックフリップ。カバーもカウント2。明日香がリバーススプラッシュでカバーに入ったところで10分ドローとなった。この結果、Yappyは得点3でリーグ戦終了。明日香はYuuRI戦を残して得点1。Bブロックの1位通過はまなせ、YuuRIの2人に絞られた。

第3試合

 初戦で愛梨紗と引き分けた藤本の公式戦第2戦の相手は神姫楽。藤本との初シングルに気合が入る神姫楽はゴングと同時に対角線を走ってラリアットを仕掛けるが、これを藤本がかわす。今度は藤本が延髄ハイキックを狙うが、神姫楽がかわす。神姫楽がセントーンも藤本がかわす。藤本がPKも神姫楽がかわし、藤本の足を下から刈って転がすと、先に起き上がった神姫楽が起き上がった藤本に飛び込みラリアット。カバーもカウント2。エルボーの打ち合いから神姫楽がタックルで藤本を倒し、猪ムーブからの正面ドロップキック、串刺しスピアー、エルボードロップ、セントーンでカバーもカウント2。神姫楽が逆エビ固めもすぐに藤本がロープに逃れようとする。中央に戻した神姫楽がコンバインで絞め上げるも藤本がロープエスケープ。藤本がカウンターのドロップキック、サッカーキック3連発からのPKでカバーもカウント2。藤本がグランドでフェイスロック。さらに極楽固めを狙うが、神姫楽がこらえる。起こしてインフィニティを狙う藤本。振り払った神姫楽が低空ブレーンバスター、ラリアットでカバーもカウント2。

 神姫楽がダイビングセントーンでカバーもカウント2。コーナーに上がった神姫楽を藤本がデッドリードライブ。今度は藤本がコーナーを上がる。神姫楽がエルボーを仕掛けるも藤本がこらえる。神姫楽がコーナーに上がるが、振り払った藤本がぶら下がりフットスタンプ、串刺し低空ドロップキック、ミサイルキックでカバーもカウント2。藤本が極楽固め。絞め上げるも、神姫楽がこらえる。反転して逃げようとする神姫楽だが、藤本がロックを外さずに戻して極楽固め。それでもこらえる神姫楽。粘りに粘った神姫楽がロープに逃れる。藤本がソバット、延髄ハイキックから飛び込みも、キャッチした神姫楽がミサボム。カウントは2。神姫楽が飛び込みラリアットでカバーもカウント2。神姫楽が飛び込みラリアットを狙うが藤本がカサドーラからビーナスクラッチで神姫楽からカウント3を奪った。リーグ戦初勝利の藤本は得点3。神姫楽は得点3でリーグ戦終了。現在、Aブロックは残り1試合(=藤本戦)を残した弓李が得点5で1位、これを残り1試合(=藤本戦)のハム子が得点4で追う。藤本が1位通過をするためには残り2試合、1敗も許されない状況が続く。

第4試合

 ミキ・フォーチュンに続き、オーストラリア出身のリル・マーズが参戦し、柳川とタッグを結成。一方、道場マッチは3月2日『1333』大会以来となる海乃が櫻井をパートナーに対角に立った。

 試合は海乃vsマーズでスタート。日本デビュー戦に勢い込むマーズの飛び込みをすかしまくる海乃。マーズをヘッドロックに決めグランドに持ち込むと、マーズもヘッドシザースで切り返す。海乃が逃れたところでコーナーに戻り、櫻井vs柳川へ。ここで海乃が柳川にエプロンから蹴りを入れ、リングに入るとダブル攻撃をコール。櫻井と2人で柳川をロープに振ろうとするが、柳川はこれを逃れて海乃と櫻井を同士討ちにさせると、海乃をロープに振って櫻井とのダブルビックブーツを海乃にヒット。つい体が動いてしまった櫻井が海乃に平謝りも柳川が櫻井を丸め込みカウント2。代わったマーズと櫻井がタックルの打ち合い。マーズが打ち勝ち、櫻井を倒すと引き起こしてのアームホイップ、タックルでカバーもカウント2。櫻井がマーズのエルボーをかわしてコブラツイスト。グランドコブラでカバーもカウント2。マーズがカウンターのニールキックでカバーもカウント2。代わった柳川がマーズとの串刺し連係からカバーもカウント2。

 櫻井がボディスラムを狙うが、バックに回った柳川がバッククラッカー、鎌固めも海乃がカット。今度は櫻井と海乃が串刺し連係。櫻井がタックルでカバーもカウント2。柳川がバックスピンキックも櫻井がボディスラムでカバー。カウント2。代わった海乃が飛び込みビックブーツからエプロンに柳川の上体を出し、場外助走つきのジャンピングキックでカバーもカウント2。海乃がフェイスロック。ロープに逃れた柳川に海乃が飛び込みも柳川がかわし、飛び込みニー。さらに飛び込みビックブーツを狙うも海乃がかわし、飛び込みドロップキック。柳川がカウンターの片足ドロップキック。柳川がかかと落とし、ネックブリーカードロップでカバーもカウント2。代わったマーズが串刺しラリアット、ロープに追い込んでの619でカバーもカウント2。エルボーの打ち合いから海乃がドロップキックでカバーもカウント2。櫻井のアシストから海乃がダイビングボディプレスもカウント2。海乃がネックスクリューでカバーもカウント2。海乃がフェイスロックも柳川がカット。柳川がダブルニードロップ、マーズがギロチンドロップでカバーもカウント2。海乃がトーキックからフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。マーズがスパインバスターでカバーもカウント2。海乃のバックに回ったマーズに海乃が切り返しのウラカン・ラナ。そのまま丸め込んでカウント3を奪った。

 試合後、マイクを手にした海乃は「マーズが今回、スケジュール的に最初で最後(の参戦)で、また帰ってきてくれるって言っているんですけど、とりあえず最後なんで、マーズから一言、いただきたいと思います。」とマーズにマイクをつなぐ。マーズは「ありがとうございます。海乃さんはとっても強かった。また皆さんに会いたいです。必ず日本に戻ってきます。」と語り、海乃は「次はシングルマッチでやろう!」と再戦を約束した。さらに海乃は「こうやって(マーズとは)約束しましたけど、出来ていない約束がありまして…奈苗!(リング下にいた古川がエプロンに上がる)やっぱタッグ組もうよ。MIOさん、次の道場マッチ、タッグでお願いします!」と次回6月8日道場マッチでの古川とのタッグを海乃がMIOに直談判。これをMIOが認め、2人の初タッグ結成が決まった。これは昨年9月2日『1298』大会でデビュー2戦目の古川とシングルマッチを行った海乃が試合後、古川に「次はタッグを組みませんか?」と申し出をし、これを古川が快諾。しかし、古川の舞台のスケジュールや、海乃の欠場があり、約9ヵ月間、実現できずにいた2人の“約束”だった。ようやくその約束を守ることができた海乃が最後も「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。

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