10周年のママさんレスラーが新婚Fカップレスラーを撃破しタッグ王座防衛!「せっかく母娘でデビューしたので子供の成長に賭けたい」
26日、神奈川県・横浜文化体育館にて『アイスリボン横浜文化体育館大会~藤本つかさ、松本都、星ハム子デビュー10周年記念大会』が行われた。
セミファイナルでは、王者である“らぶりーぶっちゃーず”の星ハム子&宮城もちに、女子プロ界で名を馳せ過去にはリボンタッグ戴冠歴も持つ“Avid Rival”の大畠美咲&水波綾という実力派タッグが挑戦。
両組の過去2回の対戦ではいずれもハム子&もち組が敗れているが、自身のデビュー10周年記念試合でもあるハム子は「とにかく強いタッグチームと防衛戦を行いたいなと思いました。自分たちAvid Rivalには2016年の大晦日に挑戦して負けてるんですね。負けはしたんですけど、その試合で自分たちの気持ちも変わりました。二人とタイトルマッチが出来たことで今の自分たちがあると思っています。立場は逆になったんですけど、今の自分達をAvid Rivalの二人に見せつけたい。らぶりーぶっちゃーずは美しさと肉々しさだけじゃないということと強さを証明したいと思います」と敢えて大畠&水波を挑戦者に指名した旨を語り防衛に向け意気込んでいた。
ハム子&もちが序盤の流れを掴み猛攻を仕掛けていくが、大畠&水波もクロスボディとスピアーの合わせ技で反撃。旦那である大石真翔ばりの合体RKOを放った大畠がハム子とジャーマン合戦を展開し、打ち勝ったハム子はダブルラリアットで2人をまとめてなぎ倒すと、もちがブル中野直伝のギロチンドロップを投下。最後は大畠がブルーダリアできめにかかるも、もちがもっちりバディシザース連発でカウント3を奪った。
試合後には柊くるみ&つくしがリングに上がり挑戦を表明。昨年、くるみ&つくしがタッグ王者であった際に挑戦したハム子&もちは引き分けに持ち込み、ルールにより王者組から王座を剥奪することに成功。その後決着戦となる再戦が決まっていたが、もちの負傷により流れてしまい、その後くるみの負傷やつくしが紆余曲折あって王座戦線から姿を消したことから幻のカードとなっていた。
ハム子は「待ってましたよ~。去年の札幌リボンでもちが怪我をして欠場で、急遽私の娘・いぶきがデビューしたんです。あの二人に勝たなければ意味がないので、強さを証明したいと思います!」と語り、さらに10周年を終えた今後に関しては「私はせっかく母娘でデビューしたので、子供の成長に賭けたいと思います」と笑顔を見せた。
現役の女子レスラーで母娘の共演は現在星ハム子と星いぶきのみ。母娘レスラーの今後の活躍に期待が集まる。