【試合詳細】1・18 アイスリボン道場マッチ 雪妃真矢&藤田あかねvs藤本つかさ&星いぶき 松屋うのvs鈴季すずvs世羅りさ 

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『アイスリボン1019~雪妃真矢&藤田あかね&松屋うの合同生誕祭~』
日程:2020年1月18日(土)
開始:18:30
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:69人

▼ノータッチルールタッグマッチ 15分1本勝負
○ダリス(CMLL)/Yappy
7分57秒 ラ・マヒストラル
ハロチータ(CMLL)/●トトロさつき

▼タッグマッチ15分1本勝負
つくし/尾﨑妹加(フリー)
9分27秒 アルゼンチン・バックブリーカー
星ハム子/●バニー及川

▼コスチュームチェンジ トライアングルリボン 15分1本勝負
○松屋うの
9分46秒 特盛クラッチ
●鈴季すず
※もう1人は世羅りさ

▼特殊ルールタッグマッチ20分1本勝負
雪妃真矢/○藤田あかね
10分28秒 みかんでポン→片エビ固め
藤本つかさ/●星いぶき
※それぞれ指定された技を全て成功させたのち、フォールギブアップにより勝敗が決まる
《赤コーナー指定技》
前転フォール、セイバーチョップ、かつドン、スクールボーイ
《青コーナー指定技》
ロープ貼り付けタックル、STO、ロープ際二ーストライク、変形バックフリップ

雪妃真矢&藤田あかね&松屋うの合同生誕祭大会が開催!雪妃&あかねが特殊ルールマッチで勝利しうのもコスチュームチェンジのトライアングル戦で快勝!

オープニング


今大会は1月生まれのあかね(3日)、雪妃(9日)、うの(試合当日の18日)の合同生誕祭。前説もこの3人が務めた。

第1試合


1月26日、名古屋リボンでリボンタッグ王座挑戦が決まったダリスとハロチータのCMLLコンビが対角に分かれて登場。ルチャリブレ式のノータッチルールのタッグマッチを行った。先発に出たダリスとハロチータはルチャのムーブを披露しながら、スピードと迫力のある攻防を展開。またトトロは真正面からダリスにチョップを叩き込む健闘をみせれば、Yappyはダリスとのパワー連係へ。予想以上に息の合ったタッグ対決となった一戦は、トトロがダリスを抱え上げ、豪快にカミカゼを決めるが、直後のダイビングセントーンを自爆。ここでダリスが高速のラ・マヒストラルを決め一気にフィニッシュ。パワーだけではない細かい動きもできることをアピールした。
試合後、ダリスとハロチータがリボンタッグ戦に向けての闘志をアピールすれば、トトロは「宇宙一強いダリスは今までは単純に力が強いだけかなって思っていました。でも戦ってみてパワーだけじゃないって思いました。宇宙一強いっていうのはパワー以外の何かがあるから強いんだなって思いました。26日の名古屋大会では朱里選手とシングルをします。そこに向けて、自分も大きさ、パワーだけじゃない何かを見つけていきたいなと思いました。」と語り、Yappyは「今日はダリスさんとタッグチームで嬉しかったです!」と笑顔で語った。

第2試合


昨年初夏に行われた絆トーナメント、昨年大みそかのガントレットタッグと、タッグを組むことが多いボンレスバニーのハム子&バニー。昨年5月にデビューしたバニーにとって、ベテランのハム子と組むことは実戦で学べる最高の教科書でもある。試合中もハム子から的確な指示がバニーに飛ぶ。全部が全部、言われたとおりに動けないバニーだが、ハム子の指示に耳を傾けながら、必死の攻防を展開していく。しかし、対するつくしはCMLL組とのリボンタッグ戦に気合十分の状態。一方の妹加はバニーを思いっきりパワーで叩き潰す攻めをみせ、バニーにとっては苦しい一戦となった。そして最後は妹加のパワーが全開。コーナー上のハム子と飛び込んできたバニーを一気に捕まえると、2人まとめて担ぎ絞るダブルのアルゼンチンバックブリーカーへ。背中を絞られ、さらにハム子が上に乗って、そのウエイトをまとめに浴びたバニーはあっという間にギブアップ。バックブリーカーというよりもハム子のウエイトに耐えられなかった。
試合後、バニーが「今日もハムさんと組ませていただきました。今日は負けちゃったんですけど、すごく重かったです。声も出せない感じだったんですけど、今日は川柳を詠みます。“重かった でもまた組みたい ハムさんと 面白い試合を バニーもしたい”…(会場がざわつく)ガンバニー!ガンバニー!ガンバニー!」と強引に締める。
するとハム子は「バニーちゃんに言いたいことがあります。“バニーちゃん あなたの川柳 意味不明”。みんな思っていると思います。あなた、試合の方が大事だから。そんな川柳とか勉強しなくていいから、プロレスの勉強をしてください。」とチクリ。
つくしは「つっかさんには言ってなかったんですけど、名古屋で(CMLLの)2人から防衛をするために、強力な味方を見つけてきました。その名もネグロ・カサスさんです!すごいんですよ。この方はラ・マヒストラルを開発した人の息子さんなんです。その方に練習見てもらう約束をしてきました。」とルチャドールのレジェンドを名前を挙げたが、藤本は「あなた、何を言っているの?ダリスの旦那さんよ。」と説明。「オーマイガー!」と驚くつくしだが、「もし、練習を見ていただいて防衛したら、夫婦げんかとかになっちゃう感じですよね。でも大丈夫。必ず防衛をするので…。」と語ると、察したダリスがつくしを睨みつけ、立ち上がろうとする。慌てるつくし。結果的に2人の遺恨はさらに深まってしまった。ダブルアルゼンチンでギブアップを奪った妹加は「下の人の方が絞られていて苦しいんですけど、上の人(=ハム子)の重さに耐えられなくてタップアウトされたのは初めてで、なんか面白くなっちゃいました。(バニーに)そんなに重かったの?(と尋ねるとバニーが全力で肯定)また機会があればダブルアルゼンチンの下、やらせちゃおうかな。どんどん苦しんでください。名古屋ではYappyと2回目のシングルをさせていただきます。ツイッターでも書いていたんですけど、パワーファイター対決で、Yappyの方が大きいですけど、まだまだ勝たせません。」と語った。

第3試合


この日がリアルバースデーのうのは気合十分。世羅&すずの二輪走相手にトライアングル戦に挑んだ。コスチュームチェンジマッチとして行われたこの一戦ではすずがうの、うのがあかね、そして世羅が雪妃のコスチュームで登場。それぞれのコスチュームの選手の得意技を真似つつも、自身の技も決めていくめまぐるしい攻防戦が繰り広げられた。途中、うのとすずがコーナーからの2人セイバーチョップを世羅に決めにいったところ、これが一二三レフェリーに誤爆。レフェリー不在となったリング上。「お客様の中にレフェリーはいらっしゃいませんか?」と客席に尋ねる。客席後方で「はい!」と手を挙げたのは石黒淳士。リングに上がった淳士がその場で服を脱ぎ始める。そして、その下から出ていたのがうののコスチューム。しかもしっかり着込んでの披露となった。その淳士にすずのサイバーチョップが飛ぶ。この時点ですっかりその気の石黒レフェリーは雄叫びを上げると、世羅にきれいなドロップキックを叩き込む。ここであかねが石黒レフェリーを場外に蹴散らすと、すずを特盛クラッチへ。ここで息を吹き返した一二三レフェリーがカウント3を奪い、名古屋でのタイトル戦に弾みをつけた。
試合後、すずは「ひとつ疑問があります。なぜひとつの試合に松屋うのが3人もいるんでしょうか?松屋淳士!いつもいつもおいしいところばっかり持っていきやがって!その松屋淳士にセイバーチョップを決められたので、自分は満足です。」と語り、世羅は「まさか雪妃のコスチュームを着るとは思わなかったので。だって、雪妃とあかねってアイスリボンで1、2を争う露出の高さですよね。しかも胸がないと着れないようなコスチュームばっかりだし。だから、私とうのの気持ちをもっと汲んでほしい。(雪妃が「このコスチュームは胸がなくても大丈夫です。」とフォローするが大ブーイングに)遠回しに“お前、胸ねえからな”って言われましたけど。そこは気にしてくれたのかなって。この雪妃のコスチュームの前に1回、試着であかねのコスチュームを着たんですけど、もう皆様にお見せできないくらい、大爆発状態でしたので、まだパンツスタイルで良かったなって思いました。」と語った。うのは「あかねさんのコスチューム着させていただいて、露出度が高いなって思って。でも無事、試合を終えられて良かったです。すずは私のコスチュームを着てくれたんですけど、すごくかわいいなと思って。もしかしたら着る人によるのかなって思って、ちょっと…。」と困惑気に語った。

第4試合


誕生日タッグを結成した雪妃とあかね。この一戦で採用された特殊ルールは雪妃&あかねがうのの得意技=前転フォール。セイバーチョップ、かつドン、スクールボーイを、藤本&いぶきはあかねと雪妃の得意技=はりつけタックル、STO、ロープ際の二―ストライク、変形バックフリップを全部決めないと、フォール、ギブアップを奪っても無効というもの。試合前、ハム子を受け役に選手たちが技を披露する。ハム子がすっかりボロボロになったところで試合開始。
少しでも早く条件クリアを目指す両チームだが、普段は使わない技だけに、入り方から戸惑ううちに相手に逃げられたりと、苦しい展開が続く。終盤、試合が動き出したところで、またも雪妃の蹴りがあかねに誤爆。一気にピンチに追い込まれたあかねが集中攻撃を浴びるが、これを必死にしのぎ、いぶきのダイビングプレスをかわすと、“本家”変形バックフリップ、水車落とし、そしてみかんでポンを決め、逆転勝ちを飾った。
試合後、いぶきは「初めて特殊ルールの試合に臨みました。今日は1度もユキさんの技を一人で決められなかったので、今度、このルールとかユキさんの技限定になったときは決めるので、見ていてください。そしてあかねさんの技は初めて使ったんですけど、あかねさんの技は難しかったです。」と語り、藤本は「三人ともお誕生日おめでとう!思わぬところでユキの年齢が公開されてしまいました。え?違うの?びっくりしちゃった!ね、ユキさん?(「敬語やめてください!」と雪妃)それはさておき、名古屋はタイトルマッチが決まっています。今日の試合見ても、強敵だなって思いました。私は8年ぐらい前にCMLLのアレナメヒコでダリスと試合をしました。そのときはチームとして負けているので、借りを返すときが、時を経てきたという感じがしております。防衛します。ね!」と語り、雪妃は「(あかねに「ユキさん、ユキさん」と言われ)ちょっと敬語止めてもらっていいですか。後輩なので。まるで私が年上みたいじゃないですか。止めてください。40じゃないからねーちょっと。歳の数だけチョップみたいな。まことしやかにささやかれているからね、40オーバーみたいに。隠しているけど、言えないんでしょみたいな。それを含めてのファンタジーじゃないですか。もしかしたら、ハタチそこそこかもしれないでしょ!(観客、苦笑)……はい、名古屋も頑張りまーす。」と語った。あかねは「私のオリジナルなんですけど、変形バックフリップっていうのは。あれ、痛いですね。試合中はしょうがないけど、ハムさん、すいませんでした。ユキさん、今日も(同士討ち)やりましたね。(「組まない方がいいんじゃない?」と雪妃)そう思います。今日の借りは名古屋で返しますので。よろしくお願いします、先輩!」と雪妃に声を掛け、当然のように雪妃の怒りを買うのであった。

エンディング


円陣を前にケーキで祝福された雪妃、あかね、うの。この3人に加えて、石黒レフェリー(27日)と受付のテキーラ沙弥(19日)もリング上で祝福を受けた。
「今年は裏方としてアイスリボンを大きくしていけたらいいなと思っております。」(沙弥)
「今年は年男なので、いつもやらなかったこととかに挑戦していこうかなと思っております。」(石黒)
「自分も年女です。特別な1年にしたいと思っています。なんかできそうな気がします。自信しかありません!でもケガをしないように気を付けて、プロレスを楽しんでいこうと思います。」(うの)
「毎年、歳を重ねれば重ねるほど、人生が楽しくてしょうがないので、今年は人生で一番楽しい一年になるんだなと思ったら、もう楽しみでしょうがない!皆さん、1年間、楽しくいっしょに過ごしましょう。」(雪妃)
「今年こそは欠場をせずにほしいものをどんどん狙って今まで自分なんて自分なんてって思ってやってきたんですけど、もうメンタルも強く、ほしいものを全部取りに行くつもりで頑張りたいと思います。」(あかね)

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