【試合詳細】6・21 アイスリボン 後楽園ホール大会 【ICE×∞】勝愛実 vs 神姫楽ミサ 【リボンタッグ】杏ちゃむ&Yappy vs 星いぶき&松下楓歩 【FantastICE】藤田あかねwith海乃月雫vs トトロさつきwithまなせゆうな

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『不思議の国のアイス2025』
日程:2025年8月24日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:382人

▼タッグマッチ20分1本勝負
HisokA(JTO)/●りこ
8分03秒 キューティースペシャル
緋彩ませ(hotシュシュ)/○緋彩もえ(hotシュシュ)

▼シングルマッチ15分1本勝負
○久令愛(PURE-J)
7分49秒 変形ラ・マヒストラル
●しのせ愛梨紗(hotシュシュ/飛鳥)

▼若菜きらり試練の七番勝負 第五弾 15分1本勝負
○米山香織(ゴキゲンプロレス)
5分49秒 ぐるんちょ
●若菜きらり
※特別レフェリー:南月たいよう
※第六弾は9.28 SKIP CITY 梅咲遥(ディアナ)戦に決定

▼弓李デビュー12周年記念試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
●弓李/あきば栞(SECRETBASE)/柳川澄樺(フリー)
15分41秒 連環の計
○真琴(フリー)/咲蘭(WAVE)/キク(hotシュシュ)

▼FantastICE選手権試合 30分1本勝負
【王者】○藤田あかね(フリー)/海乃月雫
7分49秒 動くこと雷霆の如しを切り返し→エビ固め
【挑戦者】[BIG☆DEKAI!!!]●トトロさつき/まなせゆうな(ガン☆プロ)
※第3代王者4度目の防衛に成功
※藤田あかねのwithが試合開始まで決まらなかったため、強引に入ってきた海乃となる
※withにはフォール権がなく基本的にリング下で待機する。エプロンを含むリングに両足がつきその後リングから下りた時点で「withカウント」を1消費する。withカウントは3まで認められ、それ以上リングに上がろうとした時点で負けとなる特殊ルール

▼インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
【王者】[Bad Butts]杏ちゃむ(信州ガールズ)/○Yappy
18分37秒ハザードブレイク→片エビ固め
【挑戦者】[Prime Link]星いぶき/●松下楓歩
※第67代王者2度目の防衛に成功

▼ICE×∞選手権試合 30分1本勝負
【王者】○勝愛実
15分48秒 ダイビングエルボードロップ→片エビ固め
【挑戦者】●神姫楽ミサ(フリー)
※第40代王者5度目の防衛に成功

勝が5度目のICE×∞防衛に成功!Bad Buttsが2度目のリボンタッグ防衛に成功!強引に入ってきた海乃がパートナーとなった藤田はFantastICE4度目の防衛に成功!

入場式

 入場式の代表挨拶はリボンタッグ王座挑戦チームのPrime Link。「私たちは本日、第6試合でリボンタッグ選手権に挑戦します。私たちがこうやってタッグで挑戦するのは約2年ぶりになります。2年前ははたち~ずだったんですけど、今回はPrime Linkとして初挑戦させていただくことになりました。」と楓歩。いぶきは「今日こそは絶対に楓歩の腰にベルトを巻いて、Prime Linkの日にしたいと思います!」とタイトル戦への意気込みを語り、2人で後楽園ホール大会スタートを宣言した。

第1試合

 HisokA&りこのティーンズタッグと緋彩シスターズのフレッシュなメンバーによるオープニングマッチ。試合はりこvsませでスタート。りこが低空ドロップキックからコーナーへの串刺しドロップキックを狙うが、これをませがかわし、もえがりこ、ませがHisokAを捉えてのキャメルクラッチからポーズを決める。代わったHisokAがませにエルボーを叩き込むと倒れたませにストンピング。ボディスラムからの踏みつけカバーはカウント2。
 代わったりこがボディスラムでカバーもカウント2。
 代わったHisokAがストンピング。起き上がったませがエルボーで反撃。「来い!来い!」と受けて立つHisokA。1発エルボーを返しませの動きを止めるとコーナーに振る。コーナーに乗ったませがヘッドシザースホイップ。代わったもえがHisokAをコーナーに振る。飛び込むがかわしたHisokAが蹴り。りこが串刺しドロップキック。HisokAが串刺しエルボー。ませがりこ、HisokAをコーナーに振って重ねると、2人まとめて串刺しドロップキック。もえがHisokAをボディスラム。カバーもカウント2。
 もえがダイヤル固め。カウントは2。
 HisokAがアームホイップからアームブリーカーを狙う。もえが切り返すがHisokAが蹴りを入れ、さらにストンピング。もえをロープに振ってのエルボースマッシュでカバーもカウント2。
 追撃を狙うHisokAにりこがタッチを要求。代わったりこがドロップキック、串刺しドロップキック。もえがカウンターのエルボースマッシュからカバーもカウント2。
 ませが入る。ダブルのフェイスバスター。もえがカバーもカウント2。
 りこがDDT。りこ、HisokAが連続の低空ドロップキックを決め、りこがレッグロールクラッチもませがカット。もえがドロップキック、ミサイルキックでカバーもカウント2。
 もえが旋回式ダイビングボディプレスもカウント2。
 続けてもえがキューティースペシャルを決め、りこからカウント3を奪った。

第2試合

 8月9日の『1434』大会でYappyとタッグを組み、いぶき&楓歩のPrime Linkと対戦した愛梨紗は、YappyのBad Buttsスタイルに融合できず、最後はYappyを裏切ってプリンクの勝利に貢献した。試合後、怒り心頭のYappyは愛梨紗に久令愛とのシングル戦を用意。Bad Buttsの制裁マッチに挑んだ愛梨紗は入場してきた久令愛がコールを受けているところにドロップキックの奇襲に出ると、さらに上を取ってのパンチ連打。愛梨紗がコーナーに振っての串刺しボディアタック2連発からタックルでカバーもカウント2。
 愛梨紗がソバット、エルボーも久令愛がキックで愛梨紗を場外に落とし黒スティックで愛梨紗を攻撃。場外ブレーンバスターをこらえた愛梨紗が逆にブレーンバスターを決め、さらに鉄柱に叩きつけるも、久令愛も鉄柱攻撃で反撃。リングに戻すとエルボーの打ち合いから愛梨紗がDDT、低空ドロップキック、ロープ際の飛び込むクロスボディ、フィッシャーマンズクラッシャーでカバーもカウント2。
 コーナーに上がった愛梨紗だが、久令愛がビックブーツ。久令愛が黒スティックを持ち出すがかわした愛梨紗がエルボースマッシュ、シャイニングウィザードでカバーもカウント2。
 愛梨紗が2発目のシャイニングウィザードを狙うが、久令愛がカウンターのビックブーツ、トラースキックでカバーもカウント2。
 バックに回った久令愛。切り返した愛梨紗だが、久令愛がコーナーに振り、レフェリーに愛梨紗をぶつける。レフェリーがコーナーで倒れている間に、久令愛がパイプ椅子で愛梨紗の脳天振り落とし。倒れた愛梨紗を変形ラ・マヒストラルで固め、久令愛がカウント3を奪った。

第3試合

 ハイスピードの試合スタイルをひとつの目標とするきらりにとって、そのスタイルに突出した米山との七番勝負はきらり本人の希望により実現したもの。さらにハイスピード・レフェリーの南月が特別レフェリーとして、この一戦を裁くことになった。握手を拒否した米山にトーキックを入れたきらりがドロップキックも米山がかわす。米山の蹴りをかわしたきらりが横入式エビ固めもカウント2。
 「走れるじゃないですか!」と米山のハイスピードの動きに、改めて握手を求めたきらりだが、米山はつま先踏みつけ。「そんなに走りたいならお前が走れ!」ときらりをロープに振る。戻ってきたきらりの背中を押し、きらりに連続ロープ走りを強制も、きらりが自ら動きを止めドロップキック。米山をロープに振ろうとするが、米山はロープを掴んで離さない。逆にきらりがロープにはりつけにされ、米山に顔面を踏まれる。さらに鼻フック。米山が鼻つまみ攻撃。レフェリーの南月が止めると、米山は南月の鼻をつまむ。怒った南月がロープワークから背面エルボーで米山を吹っ飛ばす。ここでなぜかきらりが南月を攻撃。エルボーでロープ際に追い込むが南月が張り手を入れてきらりをロープに振る。
 きらりがドロップキックもかわした南月がエルボー。かわしたきらりがカサドーラを狙うがこらえた南月が、そのままきらりの両足を抱えて上体を起こすとエアプレーンスピン。さらに米山がカニばさみできらりを倒し、南月が低空ドロップキックでカバー。米山が高速3カウントももちろん無効。
 手を挙げる米山と南月の背後からきらりが2人にドロップキック。場外に落ちた米山にエプロンからのクロスボディアタック。リングに戻った米山にミサイルキックを決めカバーもカウント2。
 きらりがカサドーラもカウント2。
 フットスタンプを入れてきらりが再度丸め込みもカウント2。
 きらりがコーナー2段目からのダイビングフットスタンプでカバーもカウント2。
 きらりがコーナートップからダイビングフットスタンプも米山がかわす。米山がぐるんちょも、きらりがさらに反転して逃れると首固め。カウント2。
 きらりがレッグロールクラッチもカウント2。
 米山が素早くきらりのバックに回ってぐるんちょを決め、カウント3を奪った。

 試合後、本部席の藤本からきらりに、第六弾の対戦相手として、「若くして団体の顔になった選手、ディアナの梅咲遥選手です。」との発表があり、試合は9月28日のSKIPシティ大会で行われることが決定した。

第4試合

 5月31日にアイスを退団してフリーになった弓李のデビュー12周年記念試合。パートナーは2014年10月11日の弓李と組んでのタッグ戦を最後に、アイスを退団(=引退、翌年、フリーとして復帰。現・SECRET BASE所属)したあきば栞。さらに対角には真琴、咲蘭、キクと柳川以外の5人はいずれもアイスリボンOGというタッグ戦。開始と同時に乱戦となるも弓李が捕まり、真琴がボディスラムで倒し、OGアイストレイン。これに柳川、あきばも加わるが、弓李から「柳川だけOGじゃない!」と指摘が入り、今度は柳川がボディスラムを浴び、弓李、さらに弓李チームのセコンドの優華も加わってのOGアイストレイン。終点まで決めるが、ここで改めて弓李が捕まりロープはりつけ。エプロンに立った優華が弓李にエルボー12連発。真琴がカバーもカウント2。
 代わったキクに弓李が噛みつき攻撃。代わったあきばがダイヤル固めもカウント2。
 キクがボディスラムでカバーもカウント2。キクがビックブーツでカバーもカウント2。
 あきばがサイドからの低空ドロップキックでカバーもカウント2。
 あきばがぶら下がり首4の字からダイビングフットスタンプをキクの腰に叩き込む。カバーもカウント2。
 代わった柳川が飛び込みニー、後頭部への片足ドロップキック、串刺しジャンピングニーアタック。続けて串刺し攻撃を狙うも、かわしたキクがエースクラッシャー。カバーもカウント2。
 キクが飛び込みニーアタックでカバーもカウント2。
 代わった咲蘭がドロップキック3連発でカバーもカウント2。
 エルボーの打ち合いから咲蘭が飛び込み腕十字固め。ロープに逃れた柳川に619。咲蘭がカバーもカウント2。
 咲蘭がダイビングフットスタンプも柳川がかわす。柳川がバックスピンキック、ダブルニードロップでカバーもカウント2。
 代わった弓李が側転プレスから腕4の字を決めての窒息攻撃でレフェリーに怒られる。弓李が股裂き。柳川とあきばがアシスト。丸め込みから咲蘭が脇固め。逃れた弓李が丸め込みもカウント2。
 弓李がストレッチマフラー。逃れた咲蘭がコーナー飛びつきのダイビングボディアタックでカバーもカウント2。
 代わった真琴がビックブーツ。弓李がつま先踏みつけ。弓李が払い腰、串刺しエルボー、グランドでのクリスト。ロープに逃れた真琴がかかと落とし、ダブルニードロップでカバーもカウント2。
 真琴がダブルアーム・スープレックスでカバーもカウント2。
 弓李がブロックバスターもカウント2。
 真琴がスピアーでカバーも優華がカット。弓李がスプレー攻撃から首固めもカウント2。
 弓李がネックブリーカードロップでカバーもカウント2。
 真琴が丸め込みもカウント2。
 真琴がスリーパーから弓李をうつ伏せにすると連環の計でギブアップを奪った。

第5試合

 王者がルールを決められるFantast ICE戦だが、今回のwithルールに関してはトトロの提案をあかねが結果的に飲んで実現したタイトル戦。息の合ったパートナーのまなせを早々にwithに指名したトトロに対し、あかねが誰をwithとして連れて来るかが注目されたが、20人近くに断られたあかねは結局1人で登場。1対2のハンディ戦を受ける条件としてトトロのwithのまなせにリングに入ってのアシストを3回までと制限した。ところが、ここで海乃がエプロンに現れるとあかねのwithに名乗り出た。渋々これを認めたあかねだが、海乃、まなせ共に開始と同時にリングイン。

 トトロとまなせがあかね、海乃をコーナーに重ねるとトトロが飛び込む。海乃を逃がしたあかねがトトロの串刺しラリアット、まなせの串刺しラリアットを続けて浴びるが、海乃がコーナーからトトロとまなせにダイビングボディアタック。これをキャッチした2人は場外に海乃を落とす。1人になったあかねにダブルタックルを決めるとロープ際に転がせてのダブル物置攻撃。あかねがまなせの足を持ち上げて場外に落とし、海乃がまなせを引きずり落とす。トトロがセントーンでカバーもカウント2。
 トトロが串刺しラリアット。あかねがフライングショルダー、エルボードロップでカバーもカウント2。
 あかねが変形キャメルクラッチ。その状態から膝立ちになったトトロが首投げで逃れる。海乃が入る。あかねと2人でトトロをロープに振る。トトロが2人まとめてラリアットで吹っ飛ばそうとするが、あかねにヒットし海乃がかわす。トトロが海乃を捕まえ、あかねにボディスラムで叩きつける。トトロが2人まとめてボディプレス。海乃が場外へ。まなせが入り、あかねにおんぶプレス。カバーもカウント2。
 トトロがまなせとのダブルパワーボムでカバーもカウント2。
 トトロがコーナー2段目からのセントーンもあかねがかわす。あかねがヘッドバットからの小手投げでカバーもまなせがカット。あかねがまなせにヘッドバットを狙うが、まなせがガード。まなせが飛び込みラリアットでカバーも無効。トトロとまなせがサンドイッチボディアタック。あかねがトトロをまなせにぶつけ、場外で海乃がまなせの足を引っ張って落とす。まなせはこれでリングに入れなくなる。あかねがタックルでカバーもカウント2。
 トトロがロープに飛んでのラリアットでカバーもカウント2。
 トトロがカミカゼからコーナー2段目からのダイビングセントーンでカバーもカウント2。
 トトロが動くこと雷霆の如しでカバーも海乃が入りトトロにクレイモア。その勢いで反転したあかねが丸め込みでカウント3を奪い、王座防衛に成功。

 試合後、海乃はマイクを手にすると「今日、防衛できたのは私のおかげですよね?(あかねが「そうかもしれません。」と認めると)じゃあ、私がしゃべってもいいよね。私事ではございますが、10月13日、横浜ラジアントホールにて復帰させていただきます。ラジアントホールといえば、1月4日に怪我をして出れなかった試合があります。あかねさん、流れたシングルやってくれませんか?」とあかねに対戦を要求。これに「いいよ!」とあっさり承諾したあかねは「また前日に怪我したりするなよ。」とチクリ。あかねとのノンタイトル戦で海乃月雫が9ヶ月ぶりにアイスリボンに帰ってくることが決定した。

第6試合

 8月9日の『1434』大会でのタッグマッチでいぶきがYappyからフォールを奪い、タッグ王座挑戦を直訴したプリンク。その後の前哨戦においてはBad Buttsのラフ攻撃に苦しんだプリンクだが、シングル、タッグの前哨戦ではプリンクに勢いのあるところをみせてきた。そして迎えたタイトル戦。

 プリンクが奇襲攻撃に出るも蹴散らしたBad Buttsが場外戦に持ち込む。久令愛も加わり、場外戦で圧倒したBad Buttsは楓歩を捉えエプロンに立つとダブルの餅つきヒップアタックからサンドイッチヒップアタック。リングに戻ってのダブルヘッドバットからYappyがコーナーでの絞首刑。さらにヒップアタックでカバーもカウント2。代わった杏ちゃむがコーナーに叩きつけての踏みつけ、首投げからのスリーパー。ダイビングフットスタンプは楓歩がかわし、エルボーも杏ちゃむが髪を掴んで倒すとサッカーキック。
 杏ちゃむが楓歩の隣に座る。楓歩が立ってお返しのサッカーキック。意地の打ち合いが2度続き、杏ちゃむがサッカーキック連打からPKも楓歩がかわし、楓歩がPK。代わったいぶきが串刺しボディアタック、正面ドロップキック、膝蹴りからロープに詰めての飛び込みニー。楓歩とエプロンに出てのサンドイッチニーアタック。リングに戻ってのダブル低空ドロップキック。杏ちゃむがミドルキックからフェイスクラッシャー。いぶきをコーナーに振ってYappyとのダブル串刺しヒップアタック。
 杏ちゃむが串刺しダブルニーアタック、Yappyが串刺し開脚ヒップアタック。Yappyがギロチンドロップ、杏ちゃむがダイビングフットスタンプでカバーもカウント2。
 杏ちゃむがバズソーキック。代わったYappyが串刺しヒップアタック、串刺しラリアット、ヒップドロップでカバーもカウント2。
 Yappyがファイナルカッターでカバーもカウント2。
 楓歩がエプロンでYappyに蹴りを入れて動きを止めるといぶきと2人でYappyをロープに振り、ダブルのソバット、サンドイッチサッカーキック。いぶきがカバーもカウント2。
 いぶきが変形アームブリーカー。ロープに逃れたYappyがロープにいぶきをはりつけてのラリアット、開脚ヒップアタック、ギロチンドロップでカバーもカウント2。
 いぶきがカウンターのトラースキック2連発、ダブルチョップでカバーもカウント2。
 Yappyがラリアットから投げ捨てジャーマン。すぐに起き上がったいぶきが投げ捨てジャーマン。いぶきがバズソーキック。両者ダウン。代わった楓歩がミサイルキック、エルボー連打。杏ちゃむが入り、ダブルのフェイスクラッシャー。Yappyがカバーもカウント2。
 エルボーの打ち合い。いぶきがコードブレイカーを決め、楓歩がハイキック。いぶきとのダブルバックドロップからダブル鎌固め。カウント2。
 Yappyがカバーもカウント2。
 YappyがBad Buttsプレートを持ち出し楓歩の脳天を痛打。いぶきがダイビングボディアタック。楓歩が対角コーナーからダイビングボディアタック。Yappyをカバーもカウント2。
 いぶきと楓歩がサンドイッチニーアタック。楓歩がカバーもカウント2。
 楓歩の蹴り足をキャッチしたYappyがかつ丼。杏ちゃむが楓歩の腰にセントーン。Yappyがカバーもカウント2。
 楓歩が延髄ハイキック、いぶきがハイキック。いぶきと楓歩がサンドイッチトラースキック。いぶきがダイビングボディプレス。楓歩がバズソーキック。Yappyをカバーもカウント2。
 杏ちゃむがプレートを持ってカット、いぶきにもプレートで脳天痛打。楓歩を引き起こし杏ちゃむがプレート、久令愛がパイプ椅子を振り落とすも楓歩がかわす。楓歩が2人をドロップキックで蹴散らし、Yappyを変形ブロックバスターもカウント2。
 楓歩がエルボー連打もYappyがカウンターのアックスボンバー。カバーもカウント2。
 Yappyがアバランシュホールドでカバーもカウント2。
 杏ちゃむがトラースキック。杏ちゃむとYappyが楓歩を抱え上げ、丸め込んで前方に叩きつけるハザードブレイク。Yappyが楓歩をカバーしカウント3を奪い。王座2度目の防衛に成功。

 試合後、ベルト防衛に成功したBad Buttsは「これからフィリピンで防衛戦する。世界のベルトにする!」(Yappy)「アイスリボンのタッグベルトの歴史を変えてみせる!」(杏ちゃむ)とリボンタッグ王者としての新たな目標を掲げた。

第7試合

 タイトルマッチ1週間前の8月17日のSKIPシティ大会におけるタッグマッチ前哨戦で勝から初フォールを奪った神姫楽。続くタイトルマッチ前日に行われた道場マッチではシングルマッチによる前哨戦が組まれ、両者が一歩も譲らない攻防を展開。時間切れドローを経て、この日のタイトルマッチでの決着戦に臨んだ。新コスチュームで登場した神姫楽。一方、タイトルマッチごとに新コスチュームを着用する勝はピンクのコスチュームで登場。

 試合前の握手からお互いの腕を引っ張り合うようにエルボーを打ち合う。勝が早くもスタナーを決めれば、神姫楽が助走なしの正面ドロップキック。エルボーの打ち合いから、ロープに飛んだ勝に神姫楽が飛び込みラリアット。勝が神姫楽の髪を掴んで倒してのセントーンは神姫楽がかわす。神姫楽のセントーンを勝がかわす。勝のフットスタンプを神姫楽がかわす。神姫楽がカニばさみで勝を倒し腰にセントーン。さらに仰向けにしてのセントーンを決めカバーもカウント2。
 神姫楽が逆エビ固め。勝がロープに逃れる。神姫楽がエルボードロップ、飛び込み正面ドロップキック。勝が場外に落ちる。神姫楽が追い、場外戦へ。鉄柱を背にした勝に場外ドロップキックを決めた神姫楽が先にリングに戻る。勝をエプロンに引き吊り上げるとエルボー連打。リングに戻しラリアットも勝も打ち返す。ラリアットの打ち合い。両者ダウン。
 膝立ちの両選手がエルボーの打ち合い。立ち上がってのエルボーの打ち合い。神姫楽が飛び込みラリアット、スライディングラリアットでカバーも勝が反転。カウントは2。
 神姫楽がミサボム。反転した勝がフットスタンプ。2度目の両者ダウン。
 神姫楽が髪を掴んで引き起こしてのラリアット。さらに飛び込みラリアット2連発。神姫楽がミサトンクラブ。勝がロープに逃れ、さらに上体をエプロンに出したところに、神姫楽がエプロンでのセントーン。場外に落ちた勝に、神姫楽がエプロンから場外セントーン。コーナーに上がった神姫楽。勝が追いつくも神姫楽がエルボーで落としダイビングセントーンも勝がかわす。
 神姫楽が串刺しラリアット、ラリアット、ミサボム、はれときどきミサでカバーも勝がカウント2で返す。
 引き起こした神姫楽が張り手を入れ、再度、はれときどきミサを狙う。追いついた勝が雪崩式ブレーンバスター。勝が飛び込みラリアット、スライディングエルボースマッシュでカバーもカウント2。
 勝がダイビングフットスタンプでカバーもカウント2。
 勝が続けてダイビングエルボードロップでカウント3を奪い、ICE×∞王座5度目の防衛に成功した。

〈試合後のリング上〉
勝「おい、神姫楽ミサ!何、負けてんだよ!ベルト獲れよ、お前!でもこのタイトルマッチが決まって、今日までの前哨戦を通して、私は神姫楽ミサに感謝していることがある。がむしゃらプリンセス。それ以上に全力で向き合って、自分の持っている力をすべてぶつけてくるあんたの姿勢、私もたっぷり勉強させてもらいました。思っていても口に出さなきゃ伝わらないよね。私はアイスリボンが大好きです!ミサ、ありがとう。あと、どうしても突っ込みたいことがある。今日のコスチューム、なんだよ。まるで相思相愛じゃねえか。もうさあ、こうなったらさあ、タッグ…組んでみる…?(リングサイドで勝を見る柳川と愛梨紗の視線に気づき)あ、やばい、やばい!やばい、やばい!後ろの2人の目が怖い…。」
神姫楽「(柳川と愛梨紗に)ちょっと待ってください。負けてこんなこというの本当に嫌なんですけど、ありがとうございました。前から言っていたように、私はずっと勝さんを意識していました。勝さんと前哨戦で当たるたびに、もっともっとこの人と、早く2人きりでリングの上で戦いたいってずっと思っていました。その気持ちを抑えられないくらいに、毎日毎日、勝さんのことを考えて、勝さんと昨日、今日、シングルで戦うことを本当に楽しみにしていました。でもやっぱり今日を終えて、勝さんの一番のライバルになりたい。でもでも、タッグは…プロレス界のルールとして、タッグの数って決められてないですよね。私がフリーになった理由はやっぱり今まで会ったことのない選手と会いたいと思ってたし、いろんな人と戦いたい、いろんなリングで戦いたいと持っていたので、一番のライバルになりたいけど、勝さんの隣にも立ちたいです!全部大切です。本当の気持ちです。」
勝「…っていうことだから。なんかごめんね。」
※勝が握手回りのキュー出し。握手回り後、再度、勝がマイクを手にする。
勝「今日は勝とミサで叫びたいと思います!プロレスでハッピー!アイスリボーン!」
※他の選手に阻止させる前にさっさと勝が神姫楽と2人で締め。勝にとってはこれがアイスリボン所属として2度目の締めとなった。

〈試合後の勝愛実&神姫楽ミサ〉

※2人揃ってインタビュー・スペースに現れる。
勝「しんど!きっつ!はれときどきミサの威力、やばいよ、お前。」
神姫楽「返されることはないと思っていたので、一瞬で頭が真っ白になりました、返されて。でも勝さんの中で私って眼中に入ってますか?」
勝「入っているも何もさあ、こんなに気持ちぶつけてきてさあ、眼中に入ってませんって言うほうがおかしいんじゃないの?眼中に入っているっていうか、もうなんか自然とミサを見ていたよ。」
神姫楽「(勝の髪を鷲掴みにして)勝さんさあ、私、ずっと言えなかったじゃないですか、勝さんのそのベルトに挑戦するって。私、わかっていたんですよ。そのベルトに挑戦するって言ったら、毎日、夢の中に勝愛実が出てくるって。そのくらい、勝さんの中で私は脅威になっていましたか?」
勝「……。」
神姫楽「答えらんねえじゃねえかよ!」
勝「正直言ってさあ、そこまでの思いだとはわかんなかったよ。そんなにミサが私のことを見て、ずっとずっと意識しているって、前からはわからなかった。最近だもん。でもミサも言ってなかったわけでしょ?最近になってさあ、前から意識してたってさあ、言わなきゃ伝わらないんだよ。私は今、ミサの気持ちを言葉で聞いて、そんなに思ってくれたのは嬉しいよ。でもそれは私がミサから学んだこと。やっぱり口に出すことって大事だなって。そうでしょ?」
神姫楽「じゃあ、口に出して言いますけど。さっきも言ったとおり、私は勝愛実の脅威になりたいし、こんなに恐ろしい勝愛実と組んで、いろんな強い女子プロレス界の人たちと戦って、いろんな世界が見たいです。」
勝「いいよ。じゃあ、私と組んで違う世界見ようよ。組むからにはやってやるよ!」
神姫楽「私もやりますよ!」
勝「よし、今から練習だ!」
神姫楽「はい!行きましょう!」
※2人で立ち上がってインタビュー・スペースを去る。

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