クリス・ジェリコが自撮りビデオレターで内藤にIC王座戦を要求!「ナイトーサン、俺はトランキーロではいられない」
22日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25』が行われ、クリス・ジェリコが内藤哲也に自撮りのビデオレターでインターコンチネンタル王座戦を要求した。
この日の第4試合では、トーア・ヘナーレ&タイガーマスクvsBUSHI&内藤哲也のタッグマッチが行われ、試合は内藤がヘナーレにデスティーノで勝利。
しかし、試合終了後に突如会場が暗転し、スクリーンにクリス・ジェリコからのビデオメッセージが映し出された。
ジェリコは「ナイトーサン、オマエが新日本、そしてプロレス界の主役なのは認めてやる。オマエを叩き潰して、インターコンチのベルトを奪ってやる。ベルトは必要ないんだろ?俺はトランキーロではいられない。6月9日ドミニオンで、俺のヤバさをオマエに教えてやる。俺が10度目のインターコンチネンタル王座に輝く。オマエは俺よりも優れたレスラーだと言ってたな?その通り、オマエが新日本の“主役”で間違いない。だがポッと出てはすぐに消えていく他のクソレスラー共と何も違わない。俺はクリス・ジェリコ“アルファ”だ。世界最高のスターだ。ミスター・メインイベントさん、オマエは何年かかっても俺のようなスターにはなれない。だが俺のおかげでオマエも晴れて有名人だ。俺のおかげで名前が売れただろ。そしてドミニオンで俺に潰されてもっと有名になれるぞ。インターコンチのベルトを俺によこせ。バカな日本人には勿体無い。ベルトの価値を高めてやるぜ」と内藤を挑発。
これに対して内藤は、リング上で「暗転するものだからさ、てっきり襲撃に来るものかと思ったぜ。彼もオクパード、忙しいんだろうね。こんなちっぽけなメッセージを送ってくる方も送ってくる方だけど、流す方も流す方だ。だって、今は、ジュニアの祭典。ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの、真っ只中だぜ?クリス・ジェリコそして、このVTRを流した新日本プロレス、こんな時こそ、まさに、トランキーロ!あっせんなよ。カブローン」と切り返した。
バックステージに戻った内藤は、「1月5日、彼は前日オカダに負けてIWGPヘビー級王座を獲りそこねた俺を襲撃してきたんだよ?ケニー・オメガへのリベンジではなく、チャンピオンのオカダ・カズチカに行くわけでもなく、丸腰の俺に来たんだよ?それくらい彼の目に俺は輝いて見えたんでしょう。『タイトルマッチにする必要ないじゃん』って思ってたけど、彼が欲しいって言うんだったら賭けようよ」と笑みを浮かべながらコメントし、ジェリコIC王座挑戦を了承した。