【試合結果】4・1 ダブプロレス新木場大会 ”brother“ YASSHIvs谷嵜なおき 宮本裕向&木高イサミ&三原一晃vsグンソ&カブキキッド&藤田ミノル レイパロマvs内田祥一vsプロレスの常識 青木雄基&木下亨平vsヒデ久保田&ヤス久保田

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ダブプロレス「A NEW REBEL」東京公演
日時:2018年4月1日(日)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:286名(満員)

▼DOVE世界ヘビー級新王者決定トーナメント準決勝
○brother YASSHI
17分45秒 キングストンパイルドライバー→体固め
●ティーダヒート(琉球ドラゴンプロレス)
※YASSHIが決勝に進出

▼DOVE世界ヘビー級新王者決定トーナメント準決勝
○谷嵜なおき
5分19秒 インプラント
●近野剣心
※谷嵜が決勝に進出

▼タッグマッチ
○青木雄基/木下亨平
10分36秒 ウラカンラナ
ヒデ久保田/●ヤス久保田

▼3WAYマッチ
○レイパロマ
VS
○内田祥一
VS
○プロレスの常識

16分01秒 みんな勝ち

▼ハードコアマッチ
宮本裕向(666)/○木高イサミ(BASARA)/三原一晃(フリー)
11分1秒 勇脚・斬→エビ固め
グンソ/●カブキキッド/藤田ミノル(フリー)

▼DOVE世界ヘビー級新王者決定トーナメント決勝戦
brother YASSHI
14分35秒 スタンディングスリーパーホールド→レフェリーストップ
○谷嵜なおき
※谷嵜が第10代ダブ世界ヘビー級王座を戴冠

谷嵜がYASSHIを撃破し第10代ダブ世界ヘビー級王座を戴冠!イサミとのダブルタイトル戦を宣言!パロマと内田が“プロレスの常識”と戦い勝利?!

第1試合


 ヤッシーが主導権を握るも、ティーダが打撃、空中戦で反撃し、双方消耗戦の様相に。攻め込むティーダの450スプラッシュを、ヤッシー膝の剣山で迎撃、奥の手のシットダウン式トゥームストーンで振り切って決勝進出を決めた。

第2試合


 序盤から全開でぶつかり合う両者。蹴りの近野に対し、谷嵜も膝で応戦。一瞬の隙をついた近野の腕十字を切り抜けた谷嵜が、膝蹴り、インプラントと頭部集中攻撃で近野を沈め、決勝進出。

第3試合


 ダブ生え抜きの若手タッグに対し、経験、パワーともに勝るクボブラ。青木・木下が連携を繰り出すも、流れを止められ劣勢が続く。万事休すかと思われたが、青木が逆転のウラカンラナでヤスを強引に押さえ込み金星を挙げた。

第4試合


 宇宙級の熱戦を繰り広げてきたパロマ、内田に立ちはだかったのは「プロレスの常識」。試合中に寝る、電話にでる、関節の可動域内で関節を攻める、標的のいない場外ダイブなど、常軌を逸した攻防が続く。最後は常識の象徴、レフェリーの判断により、「みんな勝ち」となり、丸く収まった。

第5試合


 序盤から大乱闘となり、流血する選手多数。グンソ・カブキ、二丁拳銃といったタッグが2対1の場面を作り、互いに攻め立てる。イス、ハシゴが持ち込まれたリングで、グンソと藤田が連携でイサミを追い込み、とどめのダイブを狙ったカブキを三原が捕獲し豪快に投げつけ、さらに宮本がイス上へのサンダーファイアーパワーボムで追撃。これをカブキはキックアウトするも、イサミのラダー上からのダブルニー、勇足・斬で決着。

試合後、昨年に引き続き、ダブとバサラの対抗戦が夏に開催されることが、両代表間で決定した。

第6試合


 奇しくも互いの手の内を知り合う2人が覇を競うことになった決勝戦。静かな序盤を経て仕掛けたのはヤッシー。場外フロア直撃のパイルドライバーを敢行し、谷嵜を追い詰めていく。対して谷嵜も打撃に活路を見出し、膝、そして拳を振るう。谷嵜がこのトーナメントの為に開発した両腕を決めてのカサノヴァ、ヤッシーが渾身の頭突きからロコモーションジャーマン3連発を繰り出すも決着せず。さらに谷嵜は奥の手のリビドー(サンダーファイアーで担ぎ上げた相手を反転させ、落下中に顔面を膝で蹴り上げる)を繰り出すも、ヤッシーはフォールを許さない。互いに万策尽きたかに見えたが、谷嵜が背後からスリーパーホールド!耐えに耐えたヤッシーだが、無念のレフェリーストップ。激戦を制したのは、谷嵜の執念だった。

 試合後、イサミとのダブルタイトル戦をぶち上げ、ダブをさらなる高みに押し上げるという新チャンピオンの力強い言葉で、熱狂の新木場大会は幕を閉じた。

<試合後コメント>
谷嵜なおき
「このトーナメントにかける気持ちはブラザーも剣心もおれも同じだったと思う。ただ、その気持ちがおれが少し上回ってたダケかも知れない。剣心のキモチ、ブラザーの本気を感じたよ。ブラザーなんか、終盤おれが攻めまくってたと思うのに執念で立ち上がってくるから俺の方が精神的に追い込まれたよ。
 あと、リング上でも言ったけど、おれがダブプロレスのチャンピオンになったからにはもっと、もっと、この団体を面白くする、何て事は一つも思ってない!
何故なら、ダブプロレスは誰がチャンピオンだろうがダブプロレスの皆がいれば最高に最狂な面白い団体なんだよ!!
 ただベルトの価値は高めていく!5/3!バサラ後楽園でイサミの持つバサラのベルトと、おれが取ったダブのベルト。ダブルタイトルでやってやるよ!」

写真・レポート:©ダブプロレス

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