PC･携帯･スマホで見る “無料”プロレス・格闘技ニュースサイト

ダブプロレスの谷嵜なおきです。
自分が初めてライブハウスやクラブでの闘いを見たのは中学2年か3年の頃。
当時通っていたキックボクシングのジムの人が試合に出るからでと応援に行った会場が今はもう無くなった大阪デッセジェニーだったかと思います。
この頃は特に何も感じてなくて、キックボクシングの試合ってこんなとこでもやるのかぁ。と思ってたくらいです。
ただ、その時の薄暗い照明の中でバチバチと殴り合って蹴り合ってた光景は覚えてます。

そこから時を経て闘龍門の神戸のチキンジョージでの試合をGAORAで目撃します。
そんなに大きく無い会場にぎゅうぎゅうにお客さんが入ってる光景を覚えてます。
しかしまだ画面越しと言う事もあり、そこまで衝撃は受けなかったです。リングちっちゃいな。くらいでした。

また時を経て練習生となり神戸で練習生生活を送っていた頃に、T2Pの興行があり大阪ベイサイドジェニーへ練習生として手伝いや雑用で行った事もありました。

デビューしてからもチキンジョージやサイト神戸等他のライブハウスなんかでも試合をした事がありましたが、この頃はただ試合会場がライブハウスなんだなと言うくらいの感覚。
本当にそれだけでした。

そこからまた更に時を経てダブプロレスの大阪梅田のAKASO(現TRAD)でのイベントを映像で目撃します。
映像からでもライブハウスでの闘いをここまで有効に強みとして発揮しするとこがあるのか！とここでやっとプロレス×ライブハウスの衝撃を受け、自分谷嵜なおきとダブプロレスとライブハウスとの結びつきが生まれます。それからダブプロレスに参戦するようになり、道頓堀にあったクラブアゲハで試合をしたり、まだHAYATA選手やYO-HEY選手がダブプロレスにいた頃は新木場1stリングをクラブに見立てて使い、フロアをオールスタンディングに雛壇を移動可能なVIP席として、超超満員の新木場で振る舞いテキーラから始まり音と酒と闘いとDJのコンボで爆煮えの空間となりました。
そこからダブでTRAD(旧AKASO)で試合をするようになり、会場は大きくないとは言え気分は毎回がビッグマッチで、その時の高揚感はレスラーキャリアの中でもかけがえの無いモノでしたね。

そんな思い入れが強く深かったTRADも10月末で閉館と言う事もあり、8/23がラストマッチとなりました。
勝敗は置いといて各試合もしこたま盛り上ったと共にイベント終了して撤収した後の寂しさが何とも言えなかったですね。

ダブプロレスがダブプロレスらしさを存分に発揮出来る場所がひとつ失われてしまいましたが、閉館の話しが出た頃から大阪でTRADに代わる会場をずっと探してます。
大阪ではなかなか見つかりませんが、10/12(土)には東京王子のベースメントモンスター公演が控えております。
今まではフロアはパイプ椅子を使っておりましたが、今回は北側ステージをVIP席、その他フロアはオールスタンディングと言う形で本来のダブテイスト満載でまたしても場内爆煮えの空間をお届けします。
関東の方にも本気のダブプロレスがどんなものかと興味を持って会場に体感しに来て頂ければと！

10月12日(土)夜
東京王子ベースメントモンスター
VIP席、オールスタンディング
その他詳細未定