【試合結果】2・13 全日本プロレス後楽園ホール大会 青木篤志vs近藤修司 岩本煌史vs佐藤光留 中島洋平vs鈴木鼓太郎 岡田佑介vs佐藤恵一
『2018 エキサイトシリーズ 【開幕戦】』
日程:2018年2月13日(火)
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1003人
▼Jr. BATTLE OF GLORY 公式戦 Aブロック 20分1本勝負
○岡田佑介【1勝=2点】
4分25秒 変形フィッシャーマンバスター→片エビ固め
●佐藤恵一(フリー)【1敗=0点】
▼Jr. BATTLE OF GLORY 公式戦 Bブロック 20分1本勝負
○中島洋平【1勝=2点】
4分1秒 高角度前方回転エビ固め
●鈴木鼓太郎(フリー)【1敗=0点】
▼GAORA TVチャンピオンシップ団体戦
【第15代王者/リーダー】○秋山準/丸山敦/ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
8分17秒 横入り式エビ固め
【挑戦者/リーダー】西村修(フリー)/●渕正信/阿部史典(BASARA)
※第15代王者が7度目の防衛に成功
※ルール:リーダー秋山準、西村修のどちらかが、対戦相手チームの誰かに勝利することで勝敗が決する
▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
○ジョー・ドーリング/ブラック・タイガーVII/高尾蒼馬(DDT)/レブロン(ランズエンド)
7分30秒 クロスボディアタック→体固め
諏訪魔/石川修司(フリー)/藤田峰雄(チンコ)/●石切(ランズエンド)
▼Jr. BATTLE OF GLORY 公式戦 Bブロック 20分1本勝負
○岩本煌史【1勝=2点】
10分52秒 孤高の芸術→エビ固め
●佐藤光留(パンクラスMISSION)【1敗=0点】
▼世界タッグ選手権試合前哨戦 8人タッグマッチ 30分1本勝負
●宮原健斗/ヨシタツ(フリー)/野村直矢/崔領二(ランズエンド)
11分31秒 ジャックハマー→片エビ固め
○ゼウス/ボディガー(フリー)/TAJIRI(フリー)/KAI(フリー)
▼Jr. BATTLE OF GLORY 公式戦 Aブロック 20分1本勝負
●青木篤志【1敗=0点】
13分25秒 キングコングラリアット→片エビ固め
○近藤修司(W-1)【1勝=2点】
ジュニアリーグ開幕戦メインで近藤修司が青木篤志から勝利!秋山がGAORAベルト防衛!次回後楽園で秋山への挑戦権を賭けた丸山敦プロデュース泥水レスラーバトルロイヤル開催!?
Jr.BATTLE OF GLORY入場式
大会開始前、ジュニアリーグ参加者による入場式が行われ、前年度覇者の岩本よりトロフィーが返還された。
第1試合
岡田がロープに押し込むと、頬をやさしく叩いて挑発しブレイク。岡田はヘッドロックで絞り上げ、ショルダータックルからエルボー連打。さらに走り込むが佐藤は風車式バックブリーカーから逆エビ固め。岡田はロープを掴みブレイク。
佐藤はロープにもたれかかる岡田の背中にドロップキックを叩き込みフォールも2。
エルボーの打ち合いから岡田がエルボー連打。佐藤は左右の膝蹴りからロープに飛ぶも、岡田は腕を巻き込んでDDT。さらにストンピングからエルボー連打。投げようとするが、耐えた佐藤を強引にぶっこ抜きブレーンバスター。フォールも2。
岡田はバックを取るが、耐えた佐藤にエルボーから走り込むも佐藤はゼロ戦キックで迎撃。フォールも2。佐藤はトラースキックからフォールも2。
佐藤はジャーマンを狙うが、耐えた岡田はバックドロップを着地してのバックドロップ。フォールも2。
岡田はバックを取るも、佐藤はエルボーで逃れボディブローから右ストレート。佐藤はロープに飛ぶも、オカダは追走スイングDDTからジャーマン・スープレックス・ホールドも2。
岡田はフィッシャーマンバスターからの丸め込みで3カウント。
<試合後コメント>
岡田佑介
「まず一番最初に、こんな……こんなどうしようもない、何の取り柄もないこの俺を、全日本ファンの皆さんはホンマに最後まで応援して下さって、ホンマにありがとうございます!佐藤恵一、ホンマに去年の8月からこの半年間、ホンマに悔しかった……ホンマに悔しかった!全日本プロレス辞めてったやつに負けるなんて、ホンマにつらかった!でもアイツが言ったように、俺がここまでファンの皆様に応援していただけるようになったのは、悔しいけど、悔しいけど、あなたのおかげだと思っています。ただ、佐藤恵一!アンタのこと、好きか嫌いかで言ったら……大嫌いです」
第2試合
ロックアップから鼓太郎がロープに押し込むと、お互い体勢を変え合い鼓太郎がエルボーも、中島はこれを避けてハイキックで牽制。
ロックアップからエルボー合戦。鼓太郎が強烈なエルボーを叩き込んでいくと、中島はふらつきながらもミドルキック連打。受けきった鼓太郎がエルボーを打ち込むと、エルボーとミドルキックの打ち合い。中島がロープに振るが鼓太郎はビットから串刺しニー。さらに逆コーナーに振って串刺しニーからランニングエルボー。
中島はエルボー連打からロープに飛ぶも、鼓太郎はカウンターのボディエルボー。さらにランニングエルボーからフォールも2。
鼓太郎はロープに振ってエクスカリバー。フォールも2。
鼓太郎は投げようとするが中島はフランケンで丸め込むが2。中島はトラースキック2連発から跳後廻蹴。避けた鼓太郎がローリングエルボーも、中島はこれを丸め込むが2。中島はハイキックも、鼓太郎はアッパー掌底から肩車し投げようとするが、中島がフランケンで丸め込んで3カウント。
<試合後コメント>
中島洋平
「よっしゃあ!勝ったぞ!鈴木鼓太郎!俺ら三年間色々あったよ。だけどな!俺はあの人とこれからも今までもメロドラマするつもりはねぇんだ!これ一回で超えたなんて思ってない。だけど次も必ず返り討ちだ!そしてリーグ戦、とんでもなく厳しく壮絶なシングルマッチが5つ並んでいる。だけど、だからこそ優勝しないと。必ず勝つ!」
第3試合
リーダーである秋山準か西村修のどちらかが、対戦相手チームの誰かに勝利することで勝敗が決する特別ルール。
先発は丸山と西村。ロックアップから西村がロープに押し込みクリーンブレイク。再度ロックアップから丸山がエルボー連打。ロープに振ってアームホイップを狙うが、西村は逆さ押さえ込みも2。
西村はエルボースマッシュ連発からロープに振ってスリーパー。さらにコブラツイストも、これは秋山がカットしようとするが、西村はダブルアームスープレックスに切り替えるも、これを離して秋山にエルボースマッシュから阿部にタッチ。
阿部は首投げも丸山は急所攻撃。そのまま阿部をフロントネックで捕らえウルティモにタッチ。
ウルティモはダブルチョップ3連発からロープに振ってバックエルボー。首投げから顔面を踏みつけると、ブレーンバスターを狙うが、バックの取り合いから阿部が走り込むも、ウルティモはカニばさみからラ・マヒストラル。だがウルティモはリーダーではないためカウントが叩かれず。
ウルティモはやっとルールを把握し、阿部にドロップキックからなぜか丸山にタッチ。阿部は大旋回ソバットから渕にタッチ。
渕はヘッドロックからナックルを2連発。渕はロープに振ってドロップキックからボディスラム2連発。カットに来たウルティモにもサミングからボディスラム。秋山にもサミングからボディスラム。渕は秋山をロープに振ってドロップキックも、秋山はロープを掴んでスカす。
秋山はコーナーに振って串刺しニーも、避けた渕がバックドロップで叩きつけてフォールもカウントは叩かれず。
渕はバックドロップを狙うが、ウルティモと丸山がカット。二人でストンピング連打から、秋山がランニングニーを叩き込んでフォールも2。
秋山はエクスプロイダーの体勢も、渕が脱力しているため投げられずスクールボーイで3カウント。
<試合後コメント>
秋山準&ウルティモ・ドラゴン&丸山敦
丸山「ありがとうございました!最ッ高!」
秋山「いやいや危ないよお前」
丸山「危なかったけど劇的なね!王者の最高の試合ですよ!」
秋山「(丸山を無視してウルティモに)今日はありがとうございました!」
丸山「今後どんな挑戦者でもチャンピオンは蹴散らしますからね!」
秋山「うん」
丸山「ホントですか?!」
秋山「できるできる」
丸山「ホントですか?!」
秋山「えっ」
丸山「じゃあ次の挑戦者はボクが選んでいいですか?」
秋山「なんでお前が選ぶんだ」
丸山「誰でもいいって言ったじゃないですか!怖いんですか?」
秋山「怖くはないよ」
丸山「じゃあボクが選んでいいですよね?!」
秋山「ああいいよいいよ」
丸山「じゃあ次の挑戦者はボクが選びますんで!次の挑戦者はバトルロイヤルで挑戦者を決めます!」
秋山「えぇ……」
丸山「チャンピオンは参加しないですよ?バトルロイヤルで勝った者が挑戦者!」
秋山「誰(が出るの)よ」
丸山「ボクが全部当たってますんで!秋山さんとやりたい人っていっぱいいるんですよ!」
秋山「そう」
丸山「秋山さん、プロレスそんなに知らないでしょ?」
秋山「そんなことはないよ!(笑)」
丸山「プロレス界には埋もれている人材が!」
秋山「埋もれてるやつは埋もらせときましょう」
丸山「いやいやものすんごい輝いている選手が……!」
ウルティモ「ちょちょ、待ってもらっていいですか。なんで(この試合の)ルール説明してくれなかったの?ルール教えてくれって言ったら『普通です』って言ってたじゃないか」
丸山「だいたい普通で……」
ウルティモ「ずっと俺ラ・マヒストラルで固めてるのに(レフリーがカウントに)来ないんだもん」
丸山「いや……その……ウルティモ・ドラゴンさんほどのお方にご説明するのも逆に無礼かと思いまして……」
ウルティモ「付き合ってられないよ」
(ウルティモは呆れた様子で退席。秋山もウルティモを追い退席しようとする)
丸山「ボクが決めますからねーーー?!」(去る秋山の背中に向かって叫ぶ)
秋山「おうお前が決めろ」(振り返りもせず答える)
丸山「よっしゃあ!……えー、次の挑戦者はね、ボク自身が秋山選手と戦ってですね、ようやく光の当たる場所に立てたように、プロレス界にはボクみたいに埋もれてるレスラー山ほどいるんですよ。そのレスラーにボクはチャンスを与えたい!ボクももちろん出ますけどね?ボクもまだベルト欲しいんで。ボクがね、寄せ集めた泥水のようなレスラーたちをね、私用意してますんで!それを3月19日後楽園ホール大会で……第1試合じゃないですよ?アンダーマッチです。アンダーマッチでですね、山ほど時間かけて誰が一番挑戦者に相応しいかを決めます!いろんな人生があって、色んなプロレスがありますよ。そこで培った皆さんの底辺のプロレスをね、日本のトップとも言えるプロレスにね、ぶち当ててみようじゃないかと!レスラーとして生まれてきたからには誰でもやりたいはずです!3月19日のバトルロイヤル出場メンバーは大体もう決まっています。レスラーだけじゃないですよ?レフリーもいます!レフリーだって、裁きたいんですよ!色んないい試合を!秋山さんの試合を自分の技術で裁きたいんです!レフリーも複数います。レフリーも二人います。今ね、大体20人位メンバー集まってます。まだ締め切ってないですよ。プロレスラーとして生まれてきたからには秋山準に一度は挑戦してみたい。『ええ試合したよパパは』って子供生まれたら言ってみたい人いっぱいいると思うんですよ。そういう人たちにね、光を当てる素晴らしい企画ですから。今(出場選手を)発表しましょうか?覚えてる範囲でね。私、丸山敦推薦枠として、織部克己(フリー)!大阪から来ます!CHANGO(フリー)!趙雲子龍(新北京)!山田太郎(666)!どうですか?!いいチョイスしてるでしょ?!あと、田馬場貴裕 (Fighting Network TB EUPHORIA)!これはガチンコの人ですわ。あと、田馬場選手推薦枠でH2!これはボク会ったこともないです。でも、ものすごい原石かもしれないですね。HEAT-UP選手推薦枠で伊東(優作)選手(DEP)!あと佐野直(フリー)!で、佐野直推薦枠でメチャクチャ多いんですよ。タコ乳頭(フリー)、あと誰だったけな……あっ!サバイバル飛田(埼玉プロレス)!ねぇ?サバイバル飛田が全日本プロレスですよ皆さん!あっ!あとダンサーも来ます!ダンサーだって色んな人に踊りを見てもらいたいんですよ!後楽園ホールのプロレスファンにね、どういうポテンシャルを秘めたダンスを持ってくるのか、それも楽しみにね。レフリーはガンダーラ鈴木、ピンクタイガー!あと誰が居たかな……大体20人位ですよ。もちろんボクも出ますよ。この中でね、泥水のような我々を磨けばダイヤモンドが出てくるのか、否か!3月19日を楽しみにしていて下さい!まだ募集してますから!これに出たいというプロレスラーはなんらかのレスラーネットワークを使って私に連絡を取って下さい。みんなで夢見ましょう!この全日本プロレスで!以上3月19日、期待しててください!帰りますよ!みなさん、さようなら~!」
第4試合
ブラックVIIが諏訪魔に4月4日のはぐれIGFインターナショナル興行のポスターをつきつけるが、これを諏訪魔が破いて乱闘から試合開始。
リングには峰尾と高尾。峰尾がヘッドロックからショルダータックル。高尾はすぐに立ち上がると、走り込んで来た峰尾を避けてバックの取り合いから峰尾はバックキックの急所攻撃。高尾はこれをキャッチするが、峰尾は延髄斬りから走り込むも高尾はドロップキックで迎撃。高尾は走り込むが、峰尾はマンハッタンドロップからグラウンドの攻防になるも、高尾はヘッドシザースで抜けて急所を押さえながらレブロンにタッチ。峰尾も石切にタッチ。
レブロンはロープに振るが、石切は飛び越えてアームホイップで投げるとドロップキック。石切は石川にタッチ。
レブロンはチョップ連打も、石川はチョップ一発で倒すとボディスラムからフォールもブラックVIIがカット。石川は峰尾にタッチ。
峰尾はレブロンをロープに振ってバックエルボーで倒すと、ギロチンドロップからフォールも2。峰尾は石切にタッチ。
石切はガットショットからエルボーも、レブロンはエルボー連打。だが石切はエルボー一発で倒すと石川にタッチ。
石川はダブルチョップを背中に叩き込み、コーナーに振って叩きつけていく。石川はバックドロップからフォールも2。
石川はコーナーに振って走り込むが、レブロンは足を伸ばしてカットすると、コルバタで投げ捨てジョーにタッチ。
ジョーはショルダータックルで石川を倒し、串刺しショルダーからショートレンジラリアットで倒しエルボードロップ。フォールも2。
ジョーはパイルドライバーからフォールも諏訪魔がカット。
エルボー合戦からジョーのラリアットを石川がカウンターの大外刈り。石川は石切にタッチ。
ジョーをコーナーに振ってトレイン攻撃から、石切がスワントーンボム。フォールも高尾がカット。
峰尾が高尾とレブロンにノータッチトペ・コンヒーロから、石切がファイヤーバードスプラッシュ。避けたジョーがラリアットからフォールも2。
ジョーはロープに振ってラリアットも、避けた石切へフライングクロスボディアタックで潰し3カウント。
<試合後コメント>
諏訪魔&岡田佑介
諏訪魔「頼もしかったよお前!どうなることかと思ったよお前!チームのコンセプトもわかってるみたいだしね」
岡田「ブラックタイガーVII?やかましいわ!NOSAWA論外やろお前!オイ、横浜文体でせっかくの大舞台メチャクチャにしたやつが何しに来てんねん。かかってこいや!いつでも俺が行ったるぞ!いつでも行ったるからな!覚悟しとけ!かかってこいいつでも!」
諏訪魔「頼もしいねぇ!お前もうシングルやったほうがいいんじゃないか?そんぐらいいけよお前。どんどんどんどんやりゃあいい。飢えてんじゃねぇかお前。ここまで飢えてるよは思わなかった。それは俺にとってサプライズ的に収穫だったってのはあるなぁ!頼もしいね!」
藤田峰雄&石切
峰雄「自分の方からは特にね。諏訪魔さんとブラックタイガーVIIが興奮してたんで。自分は自分でジュニアのリーグ戦が始まったんで、Aブロックの高尾蒼馬ですかね。彼も中々色気のあるレスラーですけどね、もっともっと色気のある、華のある試合を全日本プロレスに提供したいと思います。以上!」
石切「今日は負けたけど、まだ自分はこんなもんじゃないんで、また全日本に出られるように頑張ります。以上です」
第5試合
光留が左右のローで牽制していき、左右のミドルでコーナーに押し込み膝蹴り連打。岩本がエルボー連打で返していき、エルボーの打ち合いを岩本が制してコーナーに振ると串刺しバックエルボー。光留はカニバサミで倒してアキレス腱固めも岩本はすぐにロープへ。
光留はロープを掴む岩本の足へサッカーボールキックから、足への低空ドロップキック。岩本は立ち上がるとエルボーを打っていくが、光留は左右のローで膝をつかせてミドルキックで倒す。
光留は首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
光留はチンロックから足極めバタフライロック。これを離すとロープへ飛ぶが、岩本は追走エルボーからニーアッパー。光留はこれをキャッチしドラゴンスクリュー3連発からアキレス腱固め。
逃れた岩本がエルボーで倒し、串刺しエルボー。光留が逆コーナーに振るも、岩本はカウンターのショルダータックルで倒す。
岩本はロープに振ってニーアッパーからロープに足をかけてマジックスクリュー。
エルボー合戦から光留がローキック連打。ロープに飛んで走り込むと、岩本は孤高の芸術を狙うが光留は耐えてバックドロップ。フォールも返されると腕ひしぎ。
光留はサッカーボールキックからフォールも、返されるとアキレス腱固め。これを離すとヒールホールドも岩本はロープへ。
光留はローキック連打から延髄斬り。さらにビッグブーツから延髄斬りも、岩本はガードしラリアットでなぎ倒す。岩本はブレーンバスターで叩きつけるが、フォールに行けず。
光留がコーナーにもたれかかると、岩本は後頭部に串刺しニーから投げ捨てジャーマン。フォールも2。
岩本はジャーマンを狙うが、光留は足に組み付いていくも、岩本はぶっこ抜いてジャーマン。ふらつく光留を孤高の芸術で叩きつけて3カウント。
<試合後コメント>
岩本煌史
(膝を押さえ、うめきながらコメント会場に登場)
「あぁ……いてぇ……いてぇ……ッ!今日、(去年の)決勝の相手!佐藤光留!去年レフリーが止めて、レフリーストップ。今日は孤高の芸術でしっかり3カウント取った!この一勝は大きい!佐藤光留!こっちが成長したと思ってもそのさらに上を行く強さ、いやらしさ、思ってたよりも上回ってくる!途中、何度も足が悲鳴あげ続けてたけど、全日本ジュニアを盛り上げるってのは所属がやるんだっていう思いを俺は持ってるので、今日の一戦もそうだけど、ジュニアリーグ、負けるわけにはいかん。負けるわけにはいかない。『今までにない何か』じゃなくて、『今まで持っていたもの』を仕上げてきたんだ。今日はそれを実証できたと思う。明日以降のリーグ戦もこのまま突っ走る!」
第6試合
先発はTAJIRIと野村。バックの取り合いからグラウンドの攻防。野村がヘッドロックで捕らえショルダータックルで倒すと、崔が出てきてダブルのショルダータックル。野村はストンピング連打からTAJIRIの顔面を踏みつけると、TAJIRIをコーナーに振って串刺し攻撃。これをKAIが救出しエプロンを走り込んでのラリアットを叩きこむと、TAJIRIとともにストンピングから顔面を踏みつける。
TAJIRIとKAIが交互にチョップを叩き込み、野村がロープに振るがハンドスプリングエルボー。さらにKAIがトラースキックを叩き込んでフォールも2。KAIはチョップからゼウスにタッチ。
ゼウスは強烈な逆水平から膝蹴り。野村はエルボーを叩き込み逃れるが、ゼウスはやはり逆水平一発でコーナーへ。
ゼウスは野村を担ぐとボディガーへタッチし、ボディガーはコーナーからダイビングラリアットを打ち下ろしてフォールも2。
ボディガーは蹴り上げて首投げからチンロック。さらに腕極めチンロックも崔がカット。野村はなんとかロープへ足を伸ばしブレイク。
ボディガーはコーナーに振って串刺しラリアットからショートレンジラリアット連発。ボディガーはバックドロップからフォールも2。
ボディガーは担ごうとするが、耐えた野村がロープへ飛んだボディガーへ追走エルボーからスピアー。野村はヨシタツにタッチ。
ヨシタツがビッグブーツ連発から串刺し攻撃を狙うが、ボディガーはショルダースルーでエプロンに落とすも、ヨシタツはエルボーからスワンダイブフォアアーム。ヨシタツはノーザンライトスープレックスホールドも2。
ヨシタツはラリアットを避けてコンプリートショットからクロスフィックス。回転してフォールも2。
ヨシタツは走り込むがボディガーはラリアットで迎撃。両者タッチ。
宮原はゼウスにビッグブーツも、ゼウスはチョップからラリアット。避けた宮原が低空ドロップキックから顔面にドロップキックを叩き込んで串刺しニー。
ゼウスをコーナーに振ってトレイン攻撃も、ゼウスはヨシタツを避けて野村と崔にダブルラリアット。宮原にチョークスラムからヨシタツにラリアット。倒れた宮原をコーナーに振ってトレイン攻撃からフォールも崔がカット。
カットに来たヨシタツへビッグガンズがダブルチョークスラムから、KAIが宮原を、TAJIRIが崔を羽交い締めにして捕らえ、ビッグガンズが宮原にダブルインパクト。避けた宮原へボディガーはハイキックからゼウスがラリアットを叩き込んでフォールも2。
ゼウスはジャックハマーで叩きつけて3カウント。
ゼウス「おいおいおい!健斗、オラ、健斗、健斗、健斗!こんなやったら2月25日も、俺らの時速200kgの直球で俺らの勝ちや。オイ大丈夫かお前ら!俺らヤッて次三冠やと?なめとったらあかんぞ。大阪でこのゼウスとボディガーが健斗、ヨシタツ、ボコボコにしたるから楽しみにしとれや」
<試合後コメント>
ゼウス&ボディガー
ゼウス「まあ余裕!4vs4!余裕の勝利!今日えらい弱点見つけてもーた。それはまあ言われへんけどな!世界タッグ獲っても言われへんで!なんでか言うたらな、チャンピオンカーニバルがあるからや!あいつらぶっ倒して、俺らが世界タッグチャンピオンになったる!今年はボディガー、五冠なるで!」
ボディガー「五冠や五冠」
ゼウス「楽しみにしとけ!」
ボディガー「71代、73代、75代、その次は?81代!」
ゼウス「81代やな!ほらほら記者も分かってへん!どないなっとんねん!まあ何代でもええわ!何代でも獲ったる!」
ボディガー「そこでストップやな!」
二人「人生は祭りや!ワッショーイ!ワッショーイ!ワッショーイ!まあ、そういうこっちゃ!」
ゼウス「これをリング上でやりたいなぁ」
ヨシタツ
「ゼウス、あんなでかいこと言って。吐いたツバ、飲み込むなよ」
野村、崔、宮原はノーコメント
第7試合
リストの取り合いから近藤がガットショット。だが青木は腕を取っていくが、近藤がボディスラムも青木は腕を離さず腕ひしぎを狙うが近藤はこれを逃れる。
近藤はショルダータックルで倒し走り込むが、青木はショルダーで迎撃し飛びついて肩車。そのまま腕ひしぎを狙うが、近藤は潰して顔面を踏みつける。
青木はチョップ連打から走り込むが、近藤はザ☆オリジナル。エプロンに出た青木が近藤の腕を蹴りつけるとショルダーアームブリーカーを狙うが、近藤はこれを耐えて青木の顔面を掴み場外へ飛び込んで鉄柵に叩きつける。
近藤はネックブリーカードロップからエルボーでコーナーに押し込み、首投げからスリーパー。
近藤はロープに飛んで後頭部に低空ドロップキックからフォールも2。
青木はボディにエルボーからナックル。エルボーも、近藤はエルボーで返しDDT。近藤はエルボーで吹っ飛ばすと、尻餅をついた青木の顔面を蹴りつけていく。
青木は立ち上がるとナックルも、近藤はエルボーからロープに飛んで走り込むが、青木はドロップキックを打ち込むも、近藤は受けきり走り込むが青木はロープをたるませ場外に落とすとトペ・スイシーダ。
リングに戻り青木がミサイルキックから串刺しエルボー。さらにダイビングフィストドロップからフォールも2。
青木はバックドロップを狙うが、耐えた近藤がヘッドロック。さらにDDTで叩きつけ、ふらつく青木へランサルセ。フォールも2。近藤はオーバードーズからフォールも2。
近藤のラリアットを避けた青木がバックドロップも、近藤もすぐさまバックドロップで叩きつける。青木も負けじとバックドロップで叩きつけるが、近藤はエルボーからバックを取るも、青木がバックを取り返しバックドロップ。青木はダイビングヘッドバットからフォールも2。
青木はバックを取ると、ロープに突き飛ばして戻ってきた所をジャーマンスープレックスホールドも2。
青木はバックを取るが、近藤はKUBINAGE。膝立ちの青木にエルボーから、投げようとするも青木が逆に投げ捨て腕ひしぎ。近藤は潰していくが、青木はこれを離すと顔面にドロップキックからラリアット。さらにラリアットも、近藤はラリアットで打ち返し、後頭部にラリアットからブレーンバスター。フォールも2。
近藤は串刺しラリアットから改めてラリアット。フォールも2。
近藤はショートレンジラリアットでなぎ倒し3カウント。
近藤「おい、全日本プロレスの客は、さぞ不愉快だろうなオイ。じゃあよ、そんなお前らに、一言二言聞かせてやるよ。俺は昔全日本プロレスに所属してた、ジュニアだった。ジュニアのベルトを巻いて、良い試合を沢山してきたよ。全日本に何年かいたけど、今の全日本ジュニア、1番よえーんだよ。以上!」
<試合後コメント>
近藤修司
「まあリング上で言ったとおりだよ。全日本プロレス側はきっと青木が勝つだろうと思ってこの試合をメインにして、青木が勝って、ハッピーエンドにしたかったんだろうけど、そうはさせねぇぞ。バッドエンドだよ!昔の気持ちが蘇ってきたよ。青木、お前は強くなってる。進化もしてる。だけどそれ以上に俺は進化し続けてるんだよ。40歳になったけど、諏訪魔の言葉を借りれば、全盛期。そういうことだよ。俺がもう一位でこのリーグ戦突破すると思うよ。どう考えても。だって他にいねぇだろ?俺に噛み付いても来ねぇしよ。若いやつもそう。俺みたいのに噛みつかないといつまで経っても上がれないぞ。そういうこと。まあ、決勝で当たるやつを楽しみにしてるよ」