大仁田厚が全日本プロレスへ乱入しジャイアント馬場さんの愛した王道マットで史上初の電流爆破マッチを決定!
3日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『#ajpw新春ジャイアントシリーズ2023』が開催され、大仁田厚が乱入して電流爆破マッチを要求した。
かねてより古巣である全日本プロレスの窮状を憂いていた大仁田は、全日本に電流爆破を持ち込むことを宣言し、乱入予告を発していた。
この日の第3試合後、音もなく1人で現れた大仁田が突然リングに上がり「あけましておめでとうございます。全日本プロレスさんよ、全日本プロレスさんよ!全日本プロレスさんよ!!俺の、俺の電流爆破を受ける勇気があるか!?誰か出てこい!」と年始の挨拶。
この挑発を受け、第4試合に出場するため裏で控えていたヨシタツがリングに飛び込んでくると、「正月早々ふざけたこと言ってんじゃねーぞ。あ?全日本のリングに電流爆破なんていらねーんだよ」と大仁田に詰め寄っていく。
大仁田はヨシタツの顔面に毒霧を噴射し、DDOで突き刺した上で「電流爆破いらねーだ?お前何回もやってんだろ」と吐き捨てる。
そして大仁田は持ち込んだ果たし状のようなものを開封し、「おいヨシタツ、不易流行。松尾芭蕉が言った言葉だ。古き伝統を守り、だが新しいものをやらなきゃ。全日本は、全日本は、全日本は俺たちの心じゃ!」と松尾芭蕉の教えを朗読。木原文人リングアナに手紙を渡すと、そのままエレベーターに直行して後楽園ホールから去っていった。
これを受け、全日本は2月4日の八王子大会で大仁田厚が出場する電流爆破マッチの開催を決定。全日本マットで電流爆破マッチが行われるのは初めての試みだ。
カードについては現状未定ながら、今大会でアジアタッグ王座を戴冠したNOSAWA論外&ケンドー・カシンは「防衛戦は電流爆破で。大仁田厚としかやらない」と強く主張しており、八王子の電流爆破マッチでアジアタッグ王座がかけられる可能性もありそうだ。