諏訪魔&石川修司が世界タッグ王座戴冠!初代王者の谷津嘉章が立会人として登場!
3日、全日本プロレス『2018 ニューイヤーウォーズ』が後楽園ホールにて開催された。
メインイベントでは、秋山準&大森隆男が持つ世界タッグ王座に“暴走大巨人”諏訪魔&石川修司が挑戦。立会人として、ジャンボ鶴田とともに初代世界タッグ王者として君臨した谷津嘉章が見守る中、両チーム激しい打撃戦を展開。大森のアックスボンバーをコンプリートショットで諏訪魔が迎撃し、秋山に石川がニーリフトから諏訪魔とともにサンドイッチラリアット。これを大森がカットしトラースキックから秋山はランニングニーを叩き込み流れを引き込むが、諏訪魔と石川が秋山に合体技のラストマウンテンを叩き込むと、石川がカミゴェからスプラッシュマウンテンで叩きつけ3カウントを奪った。
勝利した暴走大巨人の元に、宮原健斗とヨシタツが登場。宮原が「次の世界タッグ、挑戦者チームは後楽園ホールの皆さんはどのチームがふさわしいとお思いですか?」と問いかけるが、『ゼウス!』『ビッグガンズ!』『変態自衛隊!』と声が飛ぶが宮原とヨシタツの声は上がらない。これを無視して宮原が「満場一致で宮原ヨシタツです!」と断言すると、ヨシタツが「諏訪魔、石川、12月12日の世界最強タッグリーグ、俺達はあの日の悔しさ忘れてねーぞ!皆さん、次俺たちが挑戦して、あの日を超える試合をして新チャンピオンになります。諏訪魔石川、次はこのヨシケンに挑戦させてくれ!」とアピールするが、会場は『ヨシケン…』とタッグチーム名にざわめきが起こる。
これに諏訪魔は「ヨシタツをぶん殴ってやりたい」と2月3日にタッグマッチをやることは容認するが、王座戦に関しては諏訪魔は「こないだ俺らに負けてんだろ。ヨシタツに何の権利があって言うんだアイツは。生意気だアイツら、『またやらせてください』って頭下げろお前、ヨシタツは土下座しろ俺に。じゃなきゃお前……ムッカツクわぁ~。見えないところで土下座しとけよお前」とイラ立ちを隠そうとせず、石川も「ワールドフェイマスなんでしょ?だったらSNSに土下座写真上げろって言っといてください。土下座したら考えます」と、王座戦を行う条件を『SNSに土下座写真を上げること』とした。
その後谷津嘉章さんが立会人で登場した件を聞かれると、石川は「僕は谷津さんに、鶴田さんと同じ体格で僕のほうが横にはデカイって言われてちょっと調子に乗りました(笑)それだけで今日谷津さんに会えて良かったと思いました」とコメントし、諏訪魔も「なんかもう、『うわぁっ!』って感じで、ビックリしました(笑)もうね、ファンに戻っちゃった(笑)」と二人共笑顔を見せた。