ローカルプロレス団体対抗トーナメントは琉球ドラゴンプロレスが制覇!「来年で旗揚げ5周年!沖縄まで見に来て!」
26日、東京・後楽園ホールにて日本各地のローカルプロレス団体が集結する『プロレス戦国時代 群雄割拠其の二 ~国別対抗! 天下分け目の三人衆国獲り合戦トーナメント~』が開催された。
プロレスリングFREEDOMSの佐々木貴がプロデューサーとなり、日本各地の様々なローカルプロレス団体を集結させるべく旗揚げされた『群雄割拠』。その第ニ弾興行で開催された『国獲り合戦トーナメント』には琉球ドラゴンプロレス(沖縄)、ダブプロレス(広島)、プロレスリングDEWA(山形)、イーグルプロレス(栃木)、チームでら(愛知)、道頓堀プロレス(大阪)の6団体が参戦。さらにタッグマッチなどでPUZZLEプロモーション(台湾)、九州プロレス(九州)、毛利道場Egoistプロレス(山口)、愛媛プロレス(愛媛)、OSAKA女子プロレス(大阪)プロレスリングFREEDOMS(東京)が参戦し、全12団体が後楽園ホールに登場した。
ダブプロレスのグンソ&“brother”YASSHI&木下享平が、一回戦でプロレスリングDEWAの菊地毅&愛澤No.1&ヤマダマンポンドを、二回戦で道頓堀プロレスのTORU&太陽塔仮面&キャプテンアメムラを倒し決勝進出。
イーグルプロレスの吉田和則&近藤博之&香取貴大がチームでらの高井憲吾&影山道雄&グランパショマスク4号を倒し準決勝に進出するも、琉球ドラゴンプロレスのグルクンマスク&ウルトラソーキ&ヒージャーキッドマンがイーグルプロレスを倒し決勝に進出。
決勝では、3試合目とは思わせぬダブプロレスの猛攻に琉球ドラゴンプロレスが押されるも、グルクンが流れを変えるがYASSHIがすぐに流れを切り猛攻が続く。だがソーキが木下にショートレンジラリアットからパワーボム、さらにコーナートップからエメリウムスプラッシュMAXと畳み掛けて3カウント。琉球ドラゴンプロレスリングがトーナメントに優勝し天下統一を成し遂げた。
天下統一旗を掲げたグルクンは「琉球ドラゴンプロレス、天下取ったぞー!今日出た6団体?6つしか出てねぇのか。日本中にはもっともっと団体があるはずだろうがオイ!?俺達がこの旗を沖縄に持って帰る。この旗が欲しいやつは沖縄に来い!そしてもう一つ、言っておきたいことがある。俺たち来年で旗揚げ5周年。たった5年でここまで来ました。なのに、なんでアンタら沖縄に見にこねぇんだ?沖縄は遠いと思ってるでしょう?飛行機乗れば、片道2時間!8960円!俺が天下取ったのはなんでか分かるか?あんたらを沖縄に連れて来たいから!ただ!あんたらにも色んな事情があるでしょう。財布の事情、仕事の事情、家庭の事情……色んな事情があるでしょう。だから俺達がまた、ここに来てやるよ!俺達は南の端っこでプロレスやってます。でも、こうやって中央でもちゃんと響かせる!なぜならば、俺達はプロレスが大好きだから!」と感情の篭ったアピール。
プロデューサーの佐々木は「プロレス戦国時代、群雄割拠!日程はまだ抑えておりませんが、必ず近い将来其の三を開催したいと思います!今日琉球ドラゴンプロレスリングが天下を統一した。その幟旗、沖縄に持って帰って、沖縄のファンの皆さんにしっかり見せてあげてください!そして今日、ソーキ、ダブプロレスの木下、イーグルプロレスの香取!ハタチ前後の若い選手がめいいっぱい頑張ってくれました!トーナメントに出てない選手でも、ライジングHAYATO(愛媛)、土屋クレイジー(Egoist)……新しい戦士がここに集ってくれました。これからまた若い選手たちが輝ける場を作っていければと思っています!」と、日本全国に次回大会の宣戦布告を行った。