ローカルプロレス10団体が後楽園ホールに集結!「俺達は選ばれてプロレスラーになった人間じゃねー!」

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 3日、後楽園ホールにて日本各地のローカルプロレス団体が集結する『プロレス戦国時代 群雄割拠其の一』が開催された。

 プロレスリングFREEDOMSの佐々木貴がプロデューサーとなり、日本各地の様々なローカルプロレス団体を集結させるべく旗揚げされた『群雄割拠』。その第一弾興行には琉球ドラゴンプロレス(沖縄)、ダブプロレス(広島)、プロレスリングDEWA(山形)、OSAKA女子プロレス(大阪)、鳥取だらずプロレス(鳥取)、がむしゃらプロレス(福岡)、B168プロレス(大阪)、イーグルプロレス(栃木)、チームでら(愛知)、プロレスリングFREEDOMS(東京)の全10団体が後楽園ホールに登場した。

 各団体それぞれのカラーを見せる中、第7試合のプロレスリングDEWAに菊地毅が登場。弟子の愛澤No.1がゼロ戦キックや火の玉ボムを見せる中、菊地がオリジナルの火の玉ボムからランニングエルボーを叩き込んで勝利。
 B168プロレスはダンスボーカルユニット×アイドル『TEN6〜テンシックス〜 』の志築杏里さんと藍川はるかさんのダンスパフォーマンスから始めると、リングの中にマットを敷いてマットプロレスでの試合を披露。

 メインイベントに抜擢されたダブプロレスは、試合が始まるとクラブミュージックが会場に響き渡り音楽とプロレスを融合させたスタイルでの試合を展開。YO-HEYと近野剣心のタッグチーム『ギンギン♂boys』にレイパロマが合流し好連携で攻めるも、グンソがレイパロマをダイビングギロチンドロップで葬り3カウントを奪った。

 試合後にマイクを持ったグンソは「15年前のことだ!俺たちは、何も持ってなかったよ。普通に働いて、ブラック企業●●●運輸で、時給800円で残業200時間普通だそんなもん。そこで金貯めて、みんなでなけなしの金かき集めてリング買って、初めて道場でリングを組んで、その上で俺は天井向いて寝て、泣いたよ。でも、ここに集まったローカルレスラー、みんなそうなんだ。みんなその瞬間があったはずだ!俺達は、選ばれてプロレスラーになった人間じゃねー。認められてプロレスラーになったわけじゃねー。どっかに入門して明日からプロレスラーだって思えた人間じゃねーんだよ。俺たちをプロレスラーって認めてくれたのは、地元の連れと、今日、俺達を見に来てくれてる一人ひとり1人!お客さんのおかげで俺たちはプロレスラーになることができたんだよ!」と想いを叫ぶ。

 プロデューサーの佐々木貴は会場の盛り上がりと選手たちの思いを聞き、第2回大会を12月26日に後楽園ホールにて開催することを発表した。

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