金本浩二が王座陥落!「ベルトはなくしたけど挑戦する気持ちでまた向かっていく」

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 3日、大阪なんば湊町リバープレイスにて開催された『WRESTLE NANIWA2017』。VKFプロレス10周年記念興行となったこの大会のメインで、金本浩二が持つVKF王座にTORUが挑戦した。

 以前より挑戦を表明していたTORUだが、金本は田中稔をパートナーに査定試合を用意。なんとか査定試合を乗り越えたTORUが10周年記念大会のメインで挑戦が決定した。
 金本は足への一点攻めからファルコンアロー2連発。フォールを返したTORUにアンクルホールド。これでもギブアップしないTORUに金本はムーンサルトプレスを投下も、これをかわしたTORUがDガイスト。さらに側頭部への回転蹴りから垂直落下ブレーンバスターで畳みかけて金本から3カウントを奪った。

 試合後、金本は「俺のこと応援してくれた人もいると思う。負けてガッカリするのはわかるけど、ガッカリせんといてくれ。俺まだ、引退するわけやないから。今日はタイトル懸かってて、TORUが俺より気持ちがちょっと強かっただけやから。今日はTORUを称えたってくれ。でも、今、ベルトはなくしたけど、挑戦する気持ちでまた、お前に向かっていくから。その時は頼むわ。ありがとう」と言ってTORUと握手。

 TORUは「金本さんと試合ができること自体夢みたいなんですけど、金本さんからタイトルマッチでベルトを獲れて、ほんとに夢みたいな気分です。本当に、この大阪で僕の壁になってくださってありがとうございました。今、大阪で僕の世代が中心になっていかないといけないと思ってます。今日がその第一歩だと思ってます。僕んこと応援してくる人も、嫌いな人もいるかもしれませんが、最後にTORUが大阪のプロレス界にいてよかったなと思えるように、これからVKFをチャンピオンとして引っ張っていきますのでこれからも応援よろしくお願いします。11周年も12周年も、20周年も、VKFプロレスをよろしくお願いします」と誓って大会を締めくくった。

 さらに、この日付でVKFプロレスが法人化。代表の川村氏は「東京の団体(メジャー、インディー問わず)が大阪府立や城ホールを満員にしてるのを、大阪の団体プロモーションや大阪で活動するレスラーたちは指をくわえて見てるだけなのか?悔しくなか?誰もやらなければVKFプロレスがやりますよ。夢みたい事だって笑われるかもしれないけどこれは絶対やらなければいけない。これからはVKFプロレスが関西マットの中心となって興行会社、プロレス団体として高みを目指して行きますのでVKFプロレス、ヨロシクどーぞ!!」とコメントした。

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