【試合結果】6・6 666新木場大会 宮本裕向&小仲=ペールワン&Kouzy&政宗vsK666&忍&寧々∞D.a.i with ピンクタイガー 怨霊&死神&加藤茂郎vsグンソ&YO-HEY&HAYATA MIKAMIvsくいしんぼう仮面
『666vol.77』
日程:2017年6月6日(火)
開始:午後6:66(午後7:06)
会場:新木場1stRING
観衆:666人(超満員札止め)
▼竹田光珠666第三戦
●竹田光珠
6分56秒 スクリューパワースラム→片エビ固め
○谷口弘晃(紫焔)
▼尻の穴からの刺客 第三話
○MIKAMI(フリー)
5分41秒 スワントーンボム→片エビ固め
くいしんぼう仮面(フリー) with ミスターXXX
▼やなたろうリターンズ3
●THE101/●YANAGAWA with 暗黒シャーマンモリノス
9分8秒 ボディプレス→体固め(ダブルフォール)
ミス・モンゴル(世界プロレス協会)/○さちこYokozuna(世界プロレス協会)
▼悪夢軍団対ダブプロレス ラダーマッチ
怨霊/死神/加藤茂郎
14分49秒 カゴ奪取
○グンソ(ダブプロレス)/YO-HEY(フリー)/ HAYATA(ダブプロレス)
▼ヤンキー三丁拳銃対ピンクタイガーモンスター軍ネオ
宮本裕向/●小仲=ペールワン/Kouzy/政宗(フリー)
11分40秒 ∞D.a.iスプラッシュ→片エビ固め
K666/忍/○寧々∞D.a.i/二代目マスクド・バディ with ピンクタイガー
▼ザ・クレイジーSKBの意思を継ぐ666軍対佐野うんこ軍
ラム会長/葛西純(FREEDOMS)/“brother”YASSHI(フリー)/先輩/○乞食
8秒 逆さ押さえ込み
●佐野直(フリー)/アントーニオ本多(フリー)/佐野うんこ軍
<再試合>
○ラム会長/葛西純(FREEDOMS)/“brother”YASSHI(フリー)/先輩/乞食
15分26秒 チョークスラム→体固め
佐野直(フリー)/●アントーニオ本多(フリー)/佐野うんこ軍
MIKAMIがサプライズ復帰しスワントーンボムで勝利を飾る!ダブプロレス勢がきかんしゃ級ベルトを奪取!佐野とラム会長が電撃和解?!
オープニング
よしえつねお、見た目が邦彦らがリングに上がり、よしえつねおがアニマル浜口等のモノマネを交えて観戦時のマナー解説。続けて見た目が邦彦がオザケンのモノマネを披露するが、何のモノマネなのか観客席に全く伝わらない。
観客席はこれにブーイングと歓声で応え、よしえつねおの「気合だ!」6連発から大会がスタート。
第1試合
第一試合は竹田と谷口の若手同士の一戦。二人はがっちり握手をしてから試合開始。
ロックアップは力で勝る谷口が押し込むが、竹田が腕取り、ヘッドロックと攻めにかかる。しかし、タックル合戦になると谷口がパワーで押し返し、そのまま谷口が優勢。
谷口が各方角のコーナーポストに竹田の頭を打ち付けて痛めつけてからフォールもカウント2。谷口はフェイスロックを交えたキャメルクラッチで締め上げるも、竹田はなんとかロープへ逃れる。続けて攻める谷口がスリーパー、ブレーンを狙うが、竹田はこれをこらえてドロップキックで反撃。
しかしひるまない谷口はコーナーへ串刺しのラリアット。二発目を狙って走り込む谷口だったが、竹田が追いかけて逆に串刺しのジャンピングバックエルボー。竹田が谷口をスラムで投げきると大きな歓声が上がる。再びスラムを狙うも谷口がハンマーを打ち下ろし、竹田は技を解いてしまう。しかし竹田はエルボーを打ち込んでいく。谷口はチョップで応戦。谷口は「もっと来い!」と竹田を挑発すると、竹田がエルボー連打で応える。これに耐えきった谷口が強烈なチョップでなぎ倒してフォールもカウント2。
谷口が竹田を起こしロープに振るも、跳ね返ってきた竹田がローリングソバット。更に追撃を狙ってロープに走る竹田だったが、谷口が強烈なカウンターラリアットを御見舞する。
谷口はダメ押しとばかりにスクリューパワースラムを決めると、竹田はこれを返すことが出来ずカウント3。
第2試合
遠藤マメ扮するミスターXXXが尻の穴から新たに送り込んだ刺客はくいしんぼう仮面。
くいしんぼう仮面がお客さんへお菓子を配り終えてリングインすると、ミスターXXXは「今日は試合は無しだ!」と宣言。続けてVTRの再生を要求。
『ミスターXXXの罠として放たれた子犬が車に轢かれそうになっているところをダイナスティが救出するも自らが轢かれてしまい、死の間際に正体がバレないようマスクを脱いで草むらに投げ捨てるが、謎の人物がそのマスクを拾って被る』という、某作品の最終回を思わせる内容のVTRが流れると、タイガーマスクのOPテーマとともに、映像の最後に登場した謎のマスクマンがダイナーマスクとして入場し、試合開始。
ヘッドロックからのタイガースピン、ネックスプリングからのドロップキックなど、本家を思わせる華麗なムーブを見せると、くいしんぼう仮面は場外へ。ダイナーマスクは619の空打ちでくいしんぼう仮面を挑発。追撃をすべくケブラーダを狙うが、場外からくいしんぼう仮面が足を引いて場外に落とし、場外乱闘へ。
優勢のままリングに戻ったくいしんぼう仮面は、首投げからマスクを剥ごうとする。これをレフリーに止められると、グーパンチを連発しダイナーを痛めつける。なんとかスピンキックで反撃してグーパンチから逃れたダイナーはセコンドにマスクを締めなおすよう要求するが、もどかしくなったのか途中でマスクを脱いで放り捨てる。
マスクの中の素顔は脛椎ヘルニアで欠場中のMIKAMI。この試合がまさかのMIKAMI復帰戦となった。
MIKAMIは首投げでくいしんぼう仮面をロープ際に座らせると619、続けてコーナー上からの美しいスワントーンボムを決めると、これは返せずカウント3。
大歓声の中、MIKAMIは一礼して退場していった。
第3試合
超ヘビー級の対戦相手に対抗すべく、暗黒シャーマンモノリスによる特訓が実施され、THE101とYANAGAWAがブリッジや腹筋などのトレーニングを課せられながら大食いを強いられ身体を大きくする特訓を行う映像が流れる。
ジンギスカンに乗りモンゴルとさちこが入場し、試合開始。
さちことYANAGAWAのマッチアップ。セコンドに付いたモノリスから「相手は横綱!最初は相撲だ!!」という声が飛び、相撲の立会いの形でぶつかり合うが、YANAGAWAはあっけなく吹き飛ばされてしまう。
互いにタッチし、ミス・モンゴル、THE101に代わるが、THE101は目が見えず、対戦相手を求めてふらふらとリング内を歩く。モンゴルが手4つを仕掛けるが、THE101は相手の手が見えないため、モンゴルのおっぱいを鷲掴み。これに怒ったモンゴルはTHE101を殴打し、ロープ振ってラリアット。首投げからの首4の字で痛めつける。
モンゴルが自分コーナー脇でボディスラムで設置すると、さちこにタッチ。さちこが上にどっしりと座ると、THE101は苦悶の叫びを上げる。救出に来たYANAGAWAがさちこをどかそうと横から押すが、ビクともしない。さちこが四股を踏み走り込んでヒップドロップを決めると、THE101はグロッキー状態に。
モンゴルに代わり、串刺しラリを狙うもYANAGAWAが再び救出に向かうが串刺しヒップアタックを食らう。さらに、YANAGAWAが足払いされた結果、コーナーにもたれかかって座っていたTHE101の股間にダイビングヘッドバッドを決めてしまい、両者ともに大ダメージを負う。
モンゴルがアピールからコーナーに上るも、THE101がゆっくり転がって自軍コーナーへ逃げ帰り、YANAGAWAへなんとも締まらないタッチ。YANAGAWAは串刺しのバックエルボー、走り込んでの低空ドロップキック、高速ブレーン2連発の後、ライトニングスパイラル。YANAGAWAはトドメを狙ってロープへ走るが、その先に待ち構えていたさちこがプレッシャーを掛けるをおののいて怯んでしまう。
その隙にモンゴルがバラムチを持ち出すが、YANAGAWAはエルボー合戦を仕掛け応戦。これに打ち負けてバラムチの餌食となると、モノリスから罰として竹刀で殴打される踏んだり蹴ったりな展開に。
窮地のYANAGAWAはTHE101にミサイルキックを促すが、目が見えないTHE101は明後日の方向へミサイルを投下し自爆。そのままモンゴルがTHE101にバックフリップ、スパインバスターから拷問式の逆エビ。さちこの制止を振り切ってYANAGAWAがカットに成功するが、自軍コーナーでモノリスから竹刀で罰を受ける。
THE101とYANAGAWAはモンゴルを相手に二人でWブレーンを狙うが上がらず、モノリスから竹刀で殴打される罰を受ける。その隙にモンゴルがWラリアットで二人をなぎ倒す。続けて、さちこがマットの上をゆっくりとゴロゴロ転がっていき、そのまま二人のカダラの上を通過して轢き潰す。さらにダメ押しのランニングボディプレスで二人まとめて押しつぶすと、そのままカウント3。
ミス・モンゴルとさちこyokozunaが悠々と引き上げた後、モノリスはTHE101とYANAGAWAを竹刀で殴打し、罰として二人にうさぎ跳びでの退場を強いて去っていった。
第4試合
試合前に、この試合はラダーマッチであり吊るされたカゴを奪取したほうが勝利、フォールやギブアップは無しのルールであることが発表される。
両軍が入場すると、会場の両端に移動、6からのカウントダウンで試合開始。
試合開始とともに両軍が全力で走ってリングイン。ラダーの争奪戦になるも、グンソがラダーを持って振り回すと、敵味方全員に当ってしまう。その後、ラダーをコーナーに立てかけ加藤をコーナースルー。加藤が最初にコーナーラダーの餌食になってしまう。
怨霊とHAYATAのマッチアップとなり、アームホイップや低空ドロップキックの華麗な応酬。その後広島軍がラダーを立てて登ろうとするも、死神が打撃を食らわせ全員落とす。これにYO-HEYが果敢に挑み、ドロップキックを放って死神を倒して場外へ落とすと、場外へノータッチトペ。そのまま場外乱闘になり、客席へなだれ込む。両軍がイス攻撃や客席へのハンマースルー、場外でのスラムなど大暴れ。
解説の須山氏が「この椅子は弁償するとたけぇぞぉ?!」と会場備え付けの一脚6500円する椅子の使用を咎めると、それを聞いた怨霊がリング上に会場の椅子を投げ入れる。これには会場の一部から悲鳴が上がる。これに乗じて加藤がリング上へパイプ椅子を投げ込むが、「その椅子はいいです」とさらりと流される。
リング上は怨霊とHAYATA。HAYATAがコーナー上からスイングDDTを決めるが、怨霊は怨霊バックブリーカーで反撃。そのまま怨霊はラダーを立てるも、反撃にあい怨霊がラダーに逆さ吊りにされ低空ドロップキックでラダーごと倒されてしまう。その後、YO-HEYらがラダーに登るが、死神が二人を押し倒し、怨霊らが再びラダーを立てるが、YO-HEYがコーナー上からリング中心のラダーをミサイルキックで蹴り飛ばす。
広島軍が再びラダーを立てるが、再び死神がラダーを倒すと、全員参加でラダーを奪い合う綱引きが開始。混乱に乗じてHAYATAが死神に延髄切りを決めると、怨霊は反撃しロープに斜めに立てかけたラダーへジャーマンを狙うが、ショルダースルーで切り替えされ、怨霊がラダーの餌食に。
いよいよ終盤になり、ラダー上での攻防が始まると、怨霊がHAYATAの顔面にエクトプラズムを噴射して落とす。続くYO-HEYは怨霊をラダー上からダイヤモンドカッター。
最後はグンソと加藤が攻防の末、グンソがカゴを獲得し試合終了。
グンソが獲得したカゴから中身を取り出すと、入っていたのは、666認定きかんしゃ級王座のベルト。このベルトを初めて目にする三人に、「このベルトは6人タッグのベルトであり、三人で電車ごっこのような形で装着するものである」という解説がなされると、広島勢はベルトを巻くことを露骨に嫌がるが、観客の歓声に応える形で渋々巻き、実況勢の「ぽっぽー!ぽっぽー!」の掛け声に合わせて電車ごっこのていでリングを回り始める。
しかし、すぐに羞恥に耐えきれずベルトを叩きつけ、三人は荒々しくリングを後にした。
第5試合
両軍が入場すると、宮本は唐突にマイクを握る。
宮本「おーし!Kouzy!」
Kouzy「オース!」
宮本「パン買って来いよ」
Kouzy「オーッス!パン買って来ます!」
Kouzyは買い物のため会場の外へ走り去ってしまう。
宮本「これで2対3になったな。こんなときのために俺は助っ人を用意してんだ!カモン助っ人!!」
呼び込まれると共に入場曲がかかると客席から歓声が上がり、政宗が登場。
対するK666 らも「宮本さんよぉ、俺は宮本さんとの付き合いが長いんだよ。貴方がこういう手に打って出てくることは既に予測済み。俺たちにも助っ人がいるぜ!」と呼び込むと、登場したのは正体不明の二代目マスクド・バディ。リングインと同時に須山氏が「まあ阿部選手なんですけどね」とあっさりネタバラシをすると観客席から笑いが起きる。
その間に乱闘から試合開始。その後リング上は小仲と二代目マスクド・バディのマッチアップ。素早いタッチワークで政宗に回すと、政宗はロープを使ってローリングセントーン。さらに宮本がマスクド・バディをスパンキング。さらに膝蹴りを入れ、ロープスルーからのラリアットを狙うが、これはマスクド・バディがかわし、水面蹴りで反撃しタッチ。
忍と宮本のマッチアップになり、忍が低空ドロップキックを連発。さらに足を取りエルボーを落とすなど、足攻めを開始。さらにコーナー叩きつけから座らせ、場外からコーナーポストへ引っ張り股間攻撃。続けて足をコーナーポストに叩きつけていく。場外乱闘へ発展するが、忍らはお客さんの協力を得てコーナーを使った足攻めを継続。
リングに戻ると、宮本バディのマッチアップ。グラウンド合戦を展開するが、その最中バディのマスクが外れてしまい素顔が明らかになってしまう。続けて忍と宮本のマッチアップとなるが全員入り乱れての乱闘となり、忍軍がコーナートレイン。しかしピンクタイガーの攻撃には宮本がブートで反撃。全員で宮本にかかるが、宮本は忍をフロントスープレックスで投げ飛ばす。
政宗はタッチを受けると、そのままコーナー上へ駆け上がり、ダイビングボディアタック。これはカウント2。続けて、忍にチンクラッシャー、河津落としを見舞うもカウント2。場外から阿部の「初代!初代!」の掛け声が飛ぶも、応援もむなしく政宗の連続ロメロ・スペシャルが決まり、さらにダメ押しのアンクルロックがガッチリ入って試合終了かと思われたが、ここで買い物に出ていたKouzyが帰還。
Kouzy「裕向さん!小仲さん!ヤマザキパン買ってきました!」
宮本は「ありがとう!」と笑顔で応え小仲と共にパンを食べ始めるが、Kouzyは宮本と小仲の二人分しかパンを買ってきておらず、これに政宗が激怒。再びKouzyを買い物に走らせる。
リング上では政宗とK666がグラウンド合戦に入るが、今度はKouzyがすぐに買い物から帰還。「ヤマザキパン買ってきましたー!」と試合中の仲間に渡そうとするが、試合の邪魔になり両軍からKouzyが袋叩きにされてしまう。
小仲が仲裁に入るとそのままタッチ。小仲が打撃からペールワンDDTを決めると、ブレーンバスターを狙うと、宮本も入ってきてWブレーンを狙う。すると両軍全員が入ってきて4vs3のブレーンバスター合戦へ。人数に劣るヤンキー三丁拳銃軍は、Kouzyにも加勢を促すが、Kouzyは両軍の間に潜り込み、「パン買ってきましたァー!」と叫ぶだけでこれに参加しなかったため、ヤンキー三丁拳銃軍はまとめてブレーンバスターで投げられてしまう。
その勢いに乗じて、寧々がミサイルキックを投下し、ダメ押しの∞D.a.iスプラッシュを決めると、これでカウント3。
第6試合
※この試合は主催者側の要請により、試合詳細・試合写真は一切掲載出来ません。ご覧になりたい方はぜひ会場までお越しください。
エンディング
メインイベント終了後、佐野は因縁の深いラム会長に歩み寄り、「記念撮影をしよう」と提案。ガッチリと握手を交わして和解ムードに。
佐野「ということで、ラムちゃん。今後はどうする?ラムちゃんとタッグでも組む?この流れだと限界だと思うし……俺とラムちゃんが戦うんじゃなくて、組んでもいいんじゃない?」
とマイクで申し出て再び握手を求めると、ラム会長はそれに応じて佐野の手を握る。
その瞬間、佐野がラム会長にロックボトム式バックブリーカーを食らわせ、会場からは大ブーイング。
佐野「次回から第二章だコノヤロウ!!」
ラム「これでアタシがくたばると思うなよ!!」
二人の因縁はこれからも続いていくことになりそうだ。