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2月13日（金）、13時から都内のニコニコプロレスチャンネルのスタジオで暗黒プロレス組織666が記者会見を行った。13日の金曜日という666にとって縁のある日取りに、スーツ姿という正装で会見に出席した宮本裕向。会見にはザ・クレイジーSKBと華名の両社長も出席したのだが、宮本はいきなり「まだ社長たちには言ってなかったんですが、今日の会見は自分が両社長とマスコミを呼びました。その理由として暗黒プロレス組織666を“脱会”したいと思います」と言い出した。

宮本に呼び出されただけで何も聞かされていなかったザ・クレイジーSKB（以下バカ社長）と華名の両社長は驚きの表情を隠せない。それでも宮本が「簡単に言えば（666を）辞めたい」と言うと、バカ社長は「まあ前から思ってたけどね。最初の辞めるのは宮本だろうって」と半ば呆れたようにつぶやく。
しかも宮本は自分一人ではなくほかの選手にも「一緒に辞めないか？」と声をかけたという。この“クーデター”行為にはさすがの華名も「ちょっとどういうことよ！」と声を荒げたが、宮本の話を聞いてみんな会社への不満はあるが、宮本と一緒にやるよりも個人個人でやりたいことをやると言い出したという。

そこで会見場では忍、小仲＝ペールワン、YANAGAWAから届いたというVTRが流された。VTRが終わると、改めて宮本が忍が旗揚げすることになった「エロエロピー（W）」、ペールワンが旗揚げする「名古屋ジャパンパキスタンレスリング」、そしてYANAGAWAが旗揚げする「ドラゴンナイト」のロゴマークを披露。
それぞれマークや略称などに問題がありそうなのだが、当の宮本は「最近西口プロレスをよく見ているんですけど、プロレスって最終的にはお客さんが喜んで帰る姿を見たいんで、そう考えたらお笑いなのかなって」と言い出す。

バカ社長も華名も完全に“？”が浮かんだ表情で「バカじゃないの？」と呆れるが、宮本は「エンターテインメント、お笑いっていう部分で西口プロレスを尊敬するんです。だから僕が旗揚げするのはこれです！」と言って「東口プロレス」のロゴマークを掲げた。
この何の捻りもない安直な行動にバカ社長は「お前、そんなことやりたくて……」と宮本に飛びかからんばかりの勢いだったが、宮本は「これは僕の会見なので」と言って、強引に集まった報道陣との質疑応答へと進行する。