PANCRASE284前日計量で朱里とミナが壮絶睨み合い!光留とアイビーも一触即発!
2月4日午後、都内新宿区のHOOTERS西新宿店にて、「PANCRASE284」(5日、ディファ有明)の公開計量が行われた。
▼無差別級 5分3ラウンド
第7試合のジョナサン・アイビーは、3日の公開練習に出る予定だったが、フライトが遅れ断念。計量での初お目見得となった。
アイビーは、写真撮影に臨む対戦相手の佐藤光留に突っかかり、あわや乱闘寸前に。酒井正和・パンクラス代表が割って入って事なきを得たが、アイビーは興奮状態。佐藤も売られたケンカは買う体(てい)で、アイビーのコメントに「日本語で喋れ!!」と罵声を浴びせていた。
<選手コメント>
ジョナサン・アイビー(Team Ivey)
「日本に来たのは、自分の強さを証明するため。佐藤を叩き潰す」
佐藤光留(パンクラスMission)
「いまから帰りのチケットをキャンセルしとけ! テメーのセコンドも全部ぶっ倒してやる、覚悟しとけ!!」
「相手は123.8kg、自分は91.55kg。32kgくらい差があるが、あんなのはよくいる。特に僕は、あんなのがよくいる世界に生きているし。過去にはもっと重い146kgと闘った。今回はそれより20kgも軽いし、問題ない。日米足関合戦なんて言われても、オレ意外とスリーパーとか得意なんだけどなぁ。足関は、たまたま目の前に足があったから取っただけ。みんなオレに足を向けるんですよ。今回、色んな意味で差を出さないといけないと思っている。一所懸命、減量して、皮膚の下の脂肪が落ちるまで努力している選手がいる。その人たちと同じ試合だったら、パンクラスにとっても、自分にとっても、パンクラスに上がっている選手たちにとっても良くない。たとえば、ストロー級とウェルター級では違うものを見せなくてはいけないのと同じだと思う。やはり、大会後半の、ランカーたちはコメントも少し違うなと思う。パンクラスが世界標準を謳って、ケージにして世の中にアピールして、『人前に出る』ということが実を結んで来ていると思う。僕は、その中でも違うものを見せたい」
▼フライ級 5分3ラウンド
セミファイナルの翔兵と上田将竜は、動物好きという共通点を持つ。翔兵は「試合が終わったら飲みに行こう」とラブコール。拳を交えたあと、友情は生まれるか。
<選手コメント>
上田将竜(緒方道場)
「相手は飛び込みが速くて、めっちゃ強くて、動物が大好き。僕もシマリスや犬を飼っているので、噛み合うと思う。強い相手だが、地方の意地でしがみついていく。明日もポイズンをかまします」
翔兵(升水組)
「相手は九州出身。実は自分は、九州の友達がめちゃくちゃ多い。試合前にあまりホンワカしたくないけど、多分気が合うと思う。いつか飲みに行こうよ!でも、試合には関係ない。この間、大先輩の山本篤選手に頭をひっぱたかれて、悔しくて死ぬ気で練習してきた。試合の翌日から練習した。その成果で、全て整った。明日は全部見せる。一瞬も目を離さないでくれ!」
▼ストロー級 5分3ラウンド
メインでは、朱里がものすごい気迫で相手のミナ・グルサンダーを睨みつけた。
パンクラスで女子がメインを勤めるのはWINDY智美VS V.V Mai以来。その責任感からか、朱里は強いオーラを放ち続け、一層美しく輝いた。
<選手コメント>
ミナ・グルサンダー(Free Fighters Gym)
「世界の人が明日の試合に注目していると思う。とても楽しみ。明日は素晴らしい試合になると思う。期待してください」
朱里(VOS GYM)
「相手は強いけど、自分が上回って必ず勝利します。明日はメインイベント。最高の舞台が整いました。明日は私が勝利する姿を見に来てください」
なお、第8試合は、アラン“ヨシヒロ”ヤマニハが遅刻したため、場所を変えて計量することとなった。
<第1試合~第6試合選手コメント>
▼第1試合 ストロー級 3分3R
児玉勇也(和術慧舟會トイカツ道場)
「今年1発目なので、しっかり大会の火付け役になりたい」
八田 亮(ストライプル オハナ)
「1試合目から度肝を抜きたい。お見逃しなく!」
▼第2試合 ライト級 3分3R
上田厚志(総合格闘術骨法烏合會 矢野卓見道場)
「1Rで倒して、相手を大人しくさせます」
草・MAX(TEAM CLIMB)
「2017年、新しい自分を見せられるよう頑張ります」
▼第3試合 バンタム級 3分3R
竹本啓哉(ALIVE)
「これが組み技だ、という試合をしたい」
河村泰博(和術慧舟會AKZA)
「相手も寝技が得意なようだが、僕の寝技の方が一流だというところを見せたい」
▼第4試合 フェザー級 3分3R
カイル・アグオン(Spike22)
「パンクラスで闘う機会を作っていただき、ありがとうございます。明日、楽しみにしていてください」
コンバ王子(マッハ道場)
「違う団体で活躍していると聞いた。必ず1本かKOで倒します」
▼第5試合 フェザー級 3分3R
鈴木琢仁(ブルテリア・ボンサイ)
「今日のために、牛殺しの必殺技を考えて来たので披露したいです」
牛久絢太郎(和術慧舟會TLIVE)
「いま、牛久市が流行っているみたいなので、明日はパンクラス牛久が会場を盛り上げます」
▼第6試合 フェザー級 5分3R
田村彰敏(総合格闘技 津田沼道場)
「執念で勝ちます。ランキング上位をいただきます」
中原由貴(マッハ道場)
「自分がやってきたことが間違っていなかったことを証明します」