世界ジュニア初防衛に成功した石井慧介にヤス・ウラノが挑戦表明

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 1月3日、世界ジュニアヘビー級王座初防衛に成功した石井慧介にヤス・ウラノが挑戦表明を行った。

 3日12時から開催された全日本プロレス後楽園ホール大会で、青柳優馬を相手に世界ジュニアヘビー級王座を防衛した石井慧介。同日夜に開催されたDDTプロレス後楽園ホール大会にて男色ディーノ&石井慧介vs入江茂弘&ヤス・ウラノのタッグマッチが行われると、ヤスが石井のダブルアームDDTを切り替えしてジャックナイフ式エビ固めで3カウント。
 王者からフォールを奪ったヤスは「自分が昔憧れてたベルトを見た感じがして、2017年の新春にして正月ボケみたいのが一瞬で吹き飛んだ。ケンドー・カシンのベルトっていう印象が強くあって、ケンドー・カシンという存在が自分の中ですごく遠いというか、神様くらいの気持ちがある。それが最近ケンドー・カシンとシングルマッチをさせてもらって、少しはあの頃のケンドー・カシンに近付けたのかなという気持ちもあるので、あのベルトを獲ることで当時のケンドー・カシンを超えられたらいいなと思います」と挑戦を正式に表明。

 これに石井は「ウラノさんと全日本の関係ってなんかあったかなと考えたとき、あの人2002年1月の新春ジャイアントシリーズに出てるんですよ。1月2日の後楽園ホールで荒谷望誉選手に1分48秒で負けてるんです。あとは、かつて僕の大好きな川田利明さんと当たったことがあるとか、スティーブ・ウィリアムスのドクターボムを受けたことあるとか、マイク・ロトンドとシングルやってるとか、全日好きの僕に自慢してきたことがあったんでね、そう考えると、ウラノさんもこの全日本のベルトに想いがあるのかなと思うんで、完璧に3カウントとられましたし受けたいと思います」と挑戦を受諾。

 先日の高尾蒼馬vs石井慧介の試合に続きDDT選手同士でのタイトルマッチとなるが、現時点で王座戦がDDTで行われるのか全日本プロレスで行われるのかは未定。2月からはジュニアヘビー級のリーグ戦『Jr.BATTLE OF GLORY』も全日本プロレスで開催されるが、ヤス・ウラノはエントリーされていない。石井は「この借りを引きずったままリーグ戦に出たくない」と発言しているが、果たしてどのタイミングで王座戦が行われるのか注目が集まる。

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