高山善廣が“荒鷲二世”坂口征夫をKOし「荒鷲じゃなくてヒナ」と眼中外へ
23日、DDT後楽園ホール大会『God Bless DDT 2016』のセミファイナルにて、“帝王”高山善廣と“荒鷲二世”坂口征夫がシングルマッチを行った。
静かな立ち上がりから一転して会場全体を使う場外乱闘と激しい試合が繰り広げられ、高山がダブルアームスープレックス2連発からフォールも2。高山がジャーマンを狙うも耐えた坂口に左右のニーからニーリフト。さらに顔面に膝を叩き込み、これで坂口はリングに倒れKO。
余裕の表情で引き上げた高山は「こういうこと言うとまた向こうは怒るかもしれないけど、元気だよね。元気で面白い。期待はないよ別に。まだそこまでいってない俺の中では。あいつはただの世界の荒鷲の息子だから。俺にとっては。坂口征二の息子ってだけだからね。あいつの名前は俺の中に入ってないよ。荒鷲じゃなくて小鷲だね。ヒナだヒナ」と笑顔を見せる。
対する坂口は「喧嘩なんで、勝つまで、ぶっ倒すまでやってやります」と険しい表情で会場を後にした。