6・4 我闘雲舞市ヶ谷大会 里歩&MIZUKIvsさくらえみ&「ことり」 真琴vs円華vsサワディー仮面 SAKIvs帯広さやか
『Gatoh-Move Japan Tour・230』
日程:2016年6月4日(土)
開始:14:00
会場:市ヶ谷チョコレート広場
観衆:66人(超満員札止め)
▼エキシビジョン3分間勝負
さくらえみ
エキシビジョンのため勝敗なし
アーサ(仮)
▼3WAYマッチ 15分1本勝負
○真琴(REINA)
5分9秒 首固め
●サワディー仮面
※もう1人は円華(フリー)
▼シングルマッチ 10分1本勝負
○SAKI(LLPW-X)
6分27秒 ブレーンバスター→片エビ固め
●帯広さやか
▼タッグマッチ 15分1本勝負
△里歩/MIZUKI(LLPW-X)
時間切れ引き分け
さくらえみ/△ 「ことり」
里歩の19歳のリアルバースデーはたこ焼きパーティー!さくらは「最初で最後の我闘雲舞対アイスリボン」と乗り込んできた藤本つかさと優華に断絶を宣言!
オープニング
九州から初めて来た方がいる中、里歩が本日誕生日なため観客も巻き込んだサプライズの説明をさくらが行う。
続いて対戦カードの説明。真琴のデビュー戦の相手が里歩ということもあり、本日第1試合に参戦。SAKIと帯広は後楽園ホールで行われるタッグベルトの前哨戦。メインは里歩が一番仲が良いMIZUKIとのタッグ。楽しい感じな大会だが、メインでは藤本つかさと優華が観戦するということで楽しい事にはならないかもしれないという。
さくらの心情を吐露するために『限界の歌』からスタート…しようとするが帯広が乱入。「今日はなんの日かわかってるんですか!?」と叫ぶと、さくらは「私がプロレスデビューして初勝利した日」と驚きの事実を告白。
帯広は「そんな日かつ里歩さんの生誕祭なので是非歌いたい曲があるんです!」と言うと里歩とアーサと「ことり」も乱入。すると5人で『おしえてシュークリーム』を歌い上げた。
続いて選手入場式。
代表してMIZUKIが「里歩さんだと思ったでしょうけれども、今日は私が里歩さんのNo.1フレンドとして挨拶させていただきたいと思います。里歩ぴょんで組めて幸せです。今日は誕生日を勝利で飾りましょう!それでは、我闘雲舞の行き先を問いたいと思います!行きますよ!リャオサーイ?(メシャーイ)リャオクアー?(メシャーイ)トンパーイ?(シャーイ)Let's go!! ガトームーブ!!!!」と元気よく声を上げた。
エキシビジョンマッチ
練習生のアーサとのエキシビジョンマッチ。開幕さくらがスクールボーイから首投げで倒しサーフボードストレッチからボディシザース。それを反って潰したアーサだが1。再度潰すも1。
さくらがキャメルクラッチから弓矢固めからそのまま丸め込んでフォールも2。
さくらは逆エビ固めを狙うがアーサは暴れて逃れると、両手刈りから逆エビ固め。
これをプッシュして返したさくらは壁に叩きつけてエルボー連打。アーサもエルボー連打で返し、さくらは強烈なチョップで倒すと逆エビ固め。これはエスケープ。
さくらはダブルアームで捕らえるがアーサはリバース。アーサはドロップキック3連発もさくらもドロップキックで返しフォールも2。
さくらはエルボー連打。アーサもエルボーで返すがここで時間切れ。
第1試合
リングアナとレフェリーを聖奈が務める中、真琴が市ヶ谷に登場。
サワディーと円華がロックアップからリストの取り合い。真琴は混ざれずウロウロする。
円華が首投げからグラウンドの攻防を終え両者睨み合う。
再度円華とサワディーがロックアップ。サワディーはヘッドロックで捕らえるが、円華が巻き込んでグラウンドへ。
真琴は聖奈を見ると対戦相手に指名し襲いかかるが、その腕をとった聖奈は脇固めで捕らえ、真琴がギブアップと腕を叩くが、これは円華とサワディーが聖奈を落ち着かせて離させる。
サワディーと円華は真琴にストンピングから真琴を壁に叩きつけてサワディーが走りこむも、前蹴りでガードした真琴は円華も避けて壁に叩きつけるとサワディーが延髄斬り。これは真琴が避けて円華に当たり、倒れた円華を真琴ががフォールもサワディーがカット。
サワディーがブレーンバスターを狙うが、真琴は膝お連続で叩き込むと壁に叩きつけようとするが逆にサワディーが叩きつけてダブルニーアタック。サワディーは足極めアームバー。これは円華がサワディーにスリーパー。
円華はサワディーにネックブリーカーから真琴にラリアットもその腕に真琴は無気力キックからブレイジングチョップ。真琴はダブルアームスープレックスもサワディーが真琴にドロップキック。
サワディーはスクンビットソイ・サンシップサン・タップヌーンを狙うが円華が丸め込んでそのままぶっこ抜くが、暴れたサワディーはドロップキックから走りこむも円華はラリアットで迎撃しフォールも2。
円華はランヒェイを狙うが捕らえられたサワディーを真琴が首固めで丸め込んで3カウント。
第2試合
入場前に帯広が走りこんできてバルコニーの客席に隠れる。SAKIが入場し、続いて帯広の曲が流れるが、帯広はバルコニーから飛び込んで急襲。
帯広は突っ張りを連続もSAKIはビッグブーツ。帯広は丸め込むと、猪木アリ状態から突っ張りを見せるがSAKIはビッグブーツからフォールも1。SAKIはローリングクレイドルも壁にぶつかって回せない。逆回転すると帯広の頭を壁に叩きつけてフォールも2。
SAKIはカンパーナを狙うが、帯広はマットを掴み上がらない。SAKIはストンピング連打からキャメルクラッチ。帯広はその手を噛むと、SAKIは離してストンピング。SAKIはブレーンバスターを狙うが帯広は着地しドロップキック。
帯広は地獄突き連発から壁に叩きつけて地獄突きもこれは避けられ自爆。SAKIはニーリフトからフェイスバスターで叩きつけてカンパーナ。SAKIは壁に倒立してからのボディプレスでフォールも2。
SAKIは窓に登るとリバーススプラッシュも帯広は避けて強烈なチョップ。帯広のチョップとSAKIのエルボーの打ち合い。帯広がチョップ連発からラリアットも前蹴りでSAKIがカットするが帯広は再度ショートレンジラリアットで倒しフォールも2。
帯広はラリアットも避けたSAKIがアトミックドロップからショルダータックルで倒しフォールも2。
SAKIは逆エビ固めを狙うが帯広はウラカン・ラナで丸め込みフォールも2。
帯広は髪を掴んで起こすとバースを狙うがSAKIはそのまま潰してフォールも2。
SAKIは走りこむが帯広はバースを狙うもSAKIはぶっこ抜いてフェイスバスター。SAKIは窓枠に登るとリバーススプラッシュを投下しフォールも2。
SAKIはブレーンバスターを狙うが帯広は胴締めフロントスリーパーで耐えるもSAKIは強引にブレーンバスターでぶっこ抜いて叩きつけると、再度ブレーンバスター。これでフォールし3カウント。
第3試合
アイスリボンの藤本つかさと優華が登場。藤本は「今日はメインの試合に招待していただきました。皆さんと一緒に観戦したいと思いますよろしくお願いします」と挨拶し、超満員札止めの客席に混ざる。
誕生日の里歩にさくらは「たかだか19歳」と試合前から挑発。
先発はMIZUKIと「ことり」。「ことり」が腕を上げて手4つかと思いきや、「ことり」はその両手を踏みつけジャンプ。その瞬間MIZUKIは手を引き抜いてスクールボーイも2。
MIZUKIは「ことり」の腕を掴むと窓枠に走ろうとするが、「ことり」がボディーブローから逆に腕を掴んで窓枠に飛び乗りアームホイップ。両者ドロップキックの相打ちから睨み合いタッチ。
さくらは里歩とロックアップから里歩が客席にさくらを突っ込む。今度はさくらが里歩を客席に突っ込む。手4つの力比べはさくらが潰し里歩の上に乗っていく。里歩はブリッジして返すと、さくらはストンピングからヘアーホイップ。さくらはリストを取っていくが里歩は側転して逃れるとバックをとるが、さくらはMIZUKIに里歩を叩きつけて二人まとめてクロスボディアタック。返したりほぴょんはダブルドロップキックで倒し里歩はMIZUKIにタッチ。
MIZUKIは首投げからダブル。里歩とMIZUKIはゼンマイボディスプラッシュからさくらにりほぴょんじるし。これは「ことり」が崩す。さくらは「ことり」にタッチ。
「ことり」がMIZUKIにヘアーホイップ。「ことり」がさくらにタッチしさくらにヘアーホイップをさせる。さくらは「ことり」にタッチ。
「ことり」は巴投げの連発からフロントネック。そのままさくらにタッチ。
さくらはボディスラムで叩きつけてロメロスペシャル。さくらは「ことり」にタッチ。
「ことり」はさくらと「りほさんおめでとう」とにこにこじるし。さくらが「ことり」の頭を「なんでだよ」と叩きタッチ。
さくらがMIZUKIを壁に叩き込んで走り込むがスクールボーイで返すが2。里歩はジャンピングニー2連発から「オー」とポーズを決めようとするがさくらがジャンピングニーでカットし「ことり」にタッチ。
「ことり」はフロントネックから腕ひしぎを狙うが里歩は転がり逃れるとエスケープ。「ことり」はさくらにタッチ。
さくらはガトムードライバーから腕ひしぎ。里歩はエスケープ。さくらは里歩の腕を窓枠を使ったアームブリーカー。さらに腕を伸ばすと「ことり」が窓枠から飛び込みフットスタンプ。今度は「ことり」が里歩の腕を伸ばしさくらがその腕に窓枠からのフットスタンプ。
さくらが里歩にダブルアームも里歩はリバースしようとするがあがらずさくらがガトムードライバー。「ことり」とタッチし、「ことり」が場外に飛び込んでの窓枠を使ったアームブリーカー。腕をおさえて痛がる里歩に「ことり」はダイビングフットスタンプからフォールも2。
さくらと里歩がエルボーの打ち合い。里歩がエルボー連打からさくらを丸め込んでそのまま腹にフットスタンプ。里歩はMIZUKIにタッチ。
MIZUKIはドロップキック連発から壁に叩きつけて串刺しドロップキック。MIZUKIは窓枠に飛び乗るも「ことり」がMIZUKIの足を押さえ、さくらがデッドリードライブを狙うが、MIZUKIは胴締めスリーパーでおぶさり里歩がそのままさくらを壁に叩きつける。
MIZUKIがボディスラムであげようとするがさくらがスマッシュマウスで叩きつけて「ことり」にタッチ。
「ことり」は丸め込もうとするがMIZUKIが返してフォールも2。「ことり」がスクールボーイも2。「ことり」にMIZUKIがダブルニーを投下し里歩にタッチ。里歩は顔面を蹴りつけるも「ことり」が大外刈りで倒しさくらにタッチ。
さくらは串刺しチョップからさくらえみ70kg。さくらはダブルアーム・バックブリーカーからMIZUKIにもダブルアーム・バックブリーカー。
「ことり」とさくらが肩車して合体すると、倒れたみずぴょんに「ことり」がさくらをフランケンで叩きつける。
さくらが窓枠から冷蔵庫爆弾を投下も里歩が足を伸ばしてカットしMIZUKIにタッチ。
MIZUKIは窓枠に飛び乗るがさくらがエルボーを叩きこんで一緒に窓枠に乗ると、里歩がさくらにエルボーから巴投げでマットに落とす、今度は「ことり」がカットに入ると窓枠で殴り合い。
さくらに里歩がダイビングフットスタンプ、「ことり」もさくらの上に落下し、MIZUKIもダイビングフットスタンプ。
MIZUKIが走りこむもさくらがトラースキックで迎撃し走りこむがMIZUKIはブロックバスター。両者タッチ。
エルボーの打ち合いから「ことり」が里歩を卍固め。さくらがカットに入ろうとするがMIZUKIがさくらにリバースパロスペシャル。
「ことり」とさくらがエルボーの打ち合いから里歩が壁に振るも「ことり」が三角飛びのエルボーもこれを避けた里歩がフェイスロック。これを返した「ことり」が丸め込むが2。「ことり」がフロントネックロック。そのまま里歩がスープレックスも2。
里歩のダイビングフットスタンプを避けた「ことり」に走りこむが「ことり」は腰投げで返すも里歩がダブルニーからそうまともこれを「ことり」が丸め込みフォール合戦。そこへさくらがドロップキックで「ことり」がフォールもMIZUKIがカット。
「ことり」が一本背負いから腕ひしぎを狙うがここで時間切れ。
エンディング
さくら「今日来てくれてありがとう。試合終わって、どうでした?元アイスのさくらと、我闘雲舞のさくらに、違いはあったのかな?」
藤本「まずは招待してくれてありがとうございました。すごく市ヶ谷が懐かしくて、ここで練習をして、ここで試合をして、ここでチャンピオンになって、この壁がビーナスシュート初めて出した場所だなと思ってすごく懐かしいです。さくらさん、アイスリボンのさくらさんと、我闘雲舞のさくらさん、なにか違いはあるかなーと思ったんですが、良い意味で何も変わっていませんでした。そんなさくらさんと、さくらさんのホームで試合がしたいです」
さくら「うん。6月21日後楽園ホールでやりましょう。ただし、3つの条件があります。
1つ、試合が終わった後にもう一回やりたいとか、次は誰と誰の対戦を見たいとか、誰と誰が対戦希望してますとか、そういうのは辞めましょう。次が、最初で最後の、我闘雲舞対アイスリボンです。
2つめ、選手全員でセコンドに付くことはやめてください。いたずらに何かあるんじゃないかと煽られるようなことは極力排除したいです。
そして3つめ、さくらえみ対藤本つかさ、シングルマッチじゃなくてタッグマッチでやりましょう。優華さん中へ。藤本つかさと、さくらえみのこと知らないんだっけ?私がアイスリボンを作ったさくらえみです。そして今は我闘雲舞という団体をやっています」
優華「アイスリボンの優華です」
さくら「藤本つかさと、さくらえみが退団してから生まれた優華選手、そしてさくらえみと我闘雲舞で生まれた「ことり」、タッグマッチでやらせてもらいたいと思ってます。3つの条件飲めますか?」
藤本「…さくらさん、さくらさんが退団して、アイスリボンで生まれた選手、それ優華だけじゃないんですよ。沢山居ます(優華が手紙をそっと渡すがさくらははたき落とす)私たちは、良い環境で練習をして、4年間切磋琢磨して、団体を大きくしました。あなたのように、小さいことにこだわっていません。いいでしょう、その条件飲みます」
さくら「6月21日後楽園ホールでタッグマッチでやらせていただきます。あなた(優華)は喋らなくていいので」
さくら「超満員の後楽園ホールで最後の試合をします。みなさん、是非来てください。優華帰るよ。…最後に、里歩さんに誕生日おめでとうと伝えて下さい」
(藤本と優華は会場を後にする)
さくら「こっちゃんおいで」
「ことり」「さくらさん、里歩さん、帯広さん、いろんな人生、プロレス人生ありましたよね。私は我闘雲舞があったから生まれました。我闘雲舞があったから、私は今育ってます(号泣しながら)私は今悔しいし、さくらさんのやってること、その中で我闘雲舞が、その中で私がここ生え抜き一号ですよ。その中で我闘雲舞は私なんです。だから!頑張ります。絶対に負けません!勝ちます。さくらさん、この我闘雲舞をもっと大きくするために、頑張りましょう。お願いします(さくらに抱きつく)」
さくら「(さくらも泣きつつ「ことり」の頭をなでて)今は継ぎ接ぎだらけの、リングのない場所ですけど、あの、これから頑張りますのでどうぞよろしくお願いします」
座談会
今日は里歩の誕生日ということでお客さんに里歩をイメージしたローズヒップティーが配られる。
アーサ「エキシ三回目!やらしていただきました。やっぱりなかなかやられまくりで返せずとか、3カウント取る道はまだまだ長いなと思いましたが、ちょっとこれからデビューまで本当に残りすくなくなってきたので、頑張って毎日やっていこうと思いますありがとうございます
さくら「一緒にデビューする鬼塚さんは、対戦カードが決まりましたね。サワディー仮面&E.K.バギー&パクサーvs鬼塚さん&大鷲さん&梶さんが決まってますが、アーサさんのデビュー戦の相手も決まりました。この中にいます!シングルマッチ!アーサデビュー戦、アーサ対真琴!」
アーサ「えー!?今知りました!?」
さくら「今言ったんだもん!(笑)アーサ、相手に不足なしでしょ」
アーサ「はい!私と真琴さんは兵庫県出身でそこが同じなので、闘わせていただけるのがすごく嬉しいんですけども、まあREINAさんでもトップでベルトを持っていらっしゃる真琴さんと、闘わせていただくなんて、今からもう鳥肌うわーみたいな感じです」
さくら「あのね、まこちゃんは、兵庫県出身っていうのは実はあわせた。兵庫県出身って聞いてアーサが入った時からアーサのデビュー戦は真琴しかいないと思ったの。しかも今回後楽園ホール大会は里歩さん10周年記念大会でしょ?里歩さんも10周年、まこちゃんも10周年、そしてまこちゃんのデビュー戦の相手はなんと里歩ちゃんなんですよ!そしてメインイベントを背負って立つ里歩さん、そしてデビュー戦の相手をするまこちゃんというのはこれは運命なのですが!!たいしたことないですこいつ。なんでかって言うと!真琴さんと里歩さんのデビュー戦は、秒殺で真琴選手負けてますから!」
真琴「いや秒殺ではなく、1分18秒です」
さくら「刻むね(笑)1分18秒というのは基本的には秒殺って言われるものなんだけども、そのぐらい弱かったの!だから、アーサも大丈夫。もうね、ぱぱぱっと、パパパッとやれば1分17秒目指して」
アーサ「はい」
真琴「自分はほんと10年前に、りほちゃんに1分18秒で負けてるので、その時から根に持ってて、その、その怨みをアーサさんのデビュー戦でぶつけます。兵庫出身の女子プロレスラーは自分とみずぴょんだけでいい!」
さくら「巻き込まれた!ということでデビュー戦アーサ対真琴決定します!」
さくら「そして鬼塚さんのデビュー戦の相手になりますサワディーさん。タイ人と6人タッグ組むということであれから一週間ぐらい経ちましたけど、秘策というかなんかこう」
サワディー「秘策と言っても当日会って、それまでに会うかどうかもわからないんで、僕がタイ語覚えてコミュニケーション取るしか無いなと思ってます」
さくら「タイ語少しぐらいできるようになったの?」
サワディー「コップンカップ?」
さくら「数字ぐらいわかるでしょうよ!」
サワディー「ヌンソンサンシー・・・スィンコ?んーわかんないっす!」
さくら「シーから途中スペイン語に変わってますよ。しっかりやってきてくださいね」
サワディー「わかりました」
さくら「よろしくお願いします」
さくら「そして円華選手。円華選手は後楽園高梨さんとシングルなんですけどそれの前に群馬大会、群馬大会うちの姫(「ことり」)の機嫌をとってほしいんですけど、メインイベントでさくらと組んでことりほが決まってますのでその群馬大会に向けて」
円華「群馬大会、機嫌を取ればいいんですね?いやーなんか、「ことり」に色々って話は聞いたんですけど、なんか柔道七段って全国に出てるんですよね?」
「ことり」「全国ベスト16」
円華「それは16人中16人?」
「ことり」「49人中!」
円華「「ことり」さんすごいね~。私も柔道やってましたけど、僕なんか地区予選一回戦負けですから。もう僕ぐらいなんて「ことり」さんなんかこの辺(高い位置)ですよ。すごい「ことり」さんすごい(拍手)そんなこんなでプロレスのルールは別ですから、群馬大会は、もう、こうしてワンツースリでリング上で泣かないようにしてください。負けても泣かないようにしてくださいね」
帯広「今日前哨戦ということで負けた人間がこう開く口はないと思ってるんですけど、開かせてもらいますよ。後楽園でブリバトが持つベルトに挑戦することは決定してるんですけど、決まってるという事はやはりベルトを今日負けたと言っても、後楽園で負けたというわけではないので、ベルトを取るという気持ちでいます。そして、このベルトを取ったらどうしたらいいのかって考えたんですね。そしたらまず自分はタイにそれ持っていきます。タイにもって行って、見せびらかすのもあれなんですけど、そのベルトの権力を使ってバッドカンパニー、ゴーレムタイ、そしてP-Nutzを迎え撃つのではなく、このベルトの力を使って一大勢力を築きたいと思います。あの二人がタッグチームとして今タイで一大勢力を誇ってると思うので、その二人を取り込んであおいさん、帯、そしてバッドカンパニー、この4人でアジアを牛耳りたい。帯広ちょっと他力本願っぽいんですけど、しかしですね、チームというものは4人集まっての力なので、4人集まって一大勢力築かせてください」
さくら「がんばれ(投げやり)」
SAKI「後楽園ホールで2度目の防衛戦決まっておりますが、この勢いで帯たんの野望を潰しながら、ベルトを守って、自分まだ私の身体に馴染んでいないので、馴染ませていきたいと思います」
「ことり」「今さっきやっと後楽園ホールのカードが決まったんですけど、群馬大会のカードがまだ聞かれてないしメインだけしか決まって無くて後が決まってないんですよ、もう後二週間しか無いんですよ!二週間しか無くて後楽園よりちょっと大事な、後楽園も大事ですけど群馬も大事なんですよ地元なんで!(タオルでマットを叩きながら)決めてください!あーもう!(さくらとタオルを投げ合う)」
さくら「こっちゃん、群馬大会のカード決まってます!「ことり」&りほ対さくらえみ&円華、こちらメインイベントで決まってます。帯広さやか対真琴、こちらも決定しております。そしてE.K.バギー対星誕期!ジューケン&パクサー対趙雲子龍&久保佑允!ゴーレムタイ&P-Nutz対福田洋&DJニラ!これで群馬大会勝負しましょう!」
「ことり」「行きましょう!(笑顔)」
さくら「よかったー」
「ことり」「そしてあの、群馬大会に向けて作って来たんですけど、シオリー並べていいですか?」
さくら「すごい!1個1個手作り!?」
里歩「どういうこと?お客さんに配るの?」
MIZUKI「何枚あるの?」
「ことり」「20枚」
SAKI「じゃんけんじゃん」
里歩「足りなくない?」
帯広「選手ぶん?」
「ことり」「で、中身見せていいですか?中身がこんな感じです」
MIZUKI「かわいー」
里歩「地図とか?」
「ことり」「地図です」
さくら「1個1個表紙が違うの!?すごいねこれ!ぐんまのやぼうの道のりということで、時刻表など色々、これあのホームページにアップしましょう!チケット購入された方には一枚一枚手書きで、表紙が全部違うの選んでいただける?」
「ことり」「はい。そしてこれさくらさんの」
さくら「私の!ありがとう!ちゃんと紫にしてくれたんだね!」
「ことり」「そうなんです」
さくら「これ私現地集合ってことかな?(苦笑)バス乗せてよ私!ということで、我が団体の姫になりますのでこの彼女が笑顔でずっといられるように我々頑張っていきましょう。よろしくお願いします。ありがとうこっちゃん!最高だよ!メイン闘うけど全力を出し切るから!頑張ろうね!」
「ことり」「勝ちます」
MIZUKI「今日は里歩さんの誕生日にこうやって組めてすごい嬉しかったです。心から幸せだなと思うんですけど、ドローだったのは悔しいなって思います。勝利で飾りたかった。でもまた組む機会があるなら、その時はしっかり連携ポンポンポーンて決めて勝ちたいと思います。後楽園もここもそうですけど、ここも大事なので、ベルトを守りましょう。最後に一ついいですか?あの、アーサちゃんに、対戦相手が決まる前にセコンドにつくねって言ってたんですけど、対戦相手が真琴さんなので、あと2週間悩みます。ありがとうございました」
里歩「今日は私の誕生日です!あの、後楽園大会がちょっと近くにあるので誕生日なんてどうでもいいかなって思ったんですけど、こうして祝っていただけると嬉しいものですね」
さくら「先週も言ったよ里歩さん!」
里歩「そんな感じで、後楽園ホールに向けて突っ走って行きたいと思います。19歳の抱負はこれから考えたいと思います。皆さんこれからもよろしくお願いします」
さくら「今日終わりましたら次が18日の市ヶ谷大会、19日の群馬大会、22日の後楽園ホール大会、25日の大阪大会と怒涛の我闘雲舞、タイ人も一緒ツアーが始まるわけですが、その初日、18日の対戦カードも決まりましたので発表させていただきます。さくらえみ対ジューケン対サワディー仮面!そして、E.K.バギー対円華!それから里歩&「ことり」&パクサ―対、帯広さやか&バッドカンパニー!」
帯広「やったー!やったー!これは!行くしか無いね!」
さくら「なんか私あの全員の機嫌を取ってるような(苦笑)はいということで、一つお願いがあるんですけども、後楽園大会に向けてパンフレットを今一生懸命作ってる所です。パンフレットの後ろ側、背表紙に、里歩さんの写真をバーっと散りばめる的な事をやりたいんですね。なので、後ほどTwitterなどで募集させていただきますので是非里歩さんの、写真を是非集めていただきたいので協力をお願いします」
帯広「私が頑張って作ります!」
さくら「帯ちゃんなにもやらなくていいや。ていうことでよろしくお願いします。最後に私達 『What's your name?』を歌わせていただきます。正直あの、里歩ちゃんや、アーサちゃん「ことり」ちゃんおびちゃんがいつも笑顔でニコニコいられるのはとても嬉しいんですけど、私は、もっともっともっともっと沢山の方に見ていただいて、もしそこで大勢の人の前で泣くようなことがあっても、スポットライトを浴びられる場所に皆を連れて行きたいと思ってますのでよろしくお願いします。そういった意味を込めてこの曲作りましたので最後歌わせてください。ここからがスタートということで」
(ゲストが捌けて、会場が暗くなると、里歩へのサプライズでピンクのサイリウムで会場が照らされ里歩はビックリしながらガトームーブメンバーと歌って踊る)
里歩「ありがとうございます!すごーい!アイドルになった気分!」
(歌い終えて喜ぶ里歩に、ハッピーバースデーの曲とともに、たこ焼き器と19個のたこ焼き、その真ん中にろうそくが刺さったものが運び込まれる)
さくら「おめでとう!こないだたこ焼きパーティーしようとした時にたこ焼き器が売ってなかったので、里歩さんに19個のたこ焼きとたこ焼き器とそのままプレゼントさせていただきたいと思います!」
里歩「(ろうそくの火を消して)可愛くなーい。可愛いなんか兎のケーキとか出てくると思ったのに。ありがとうございます」
帯広「あーんします?」
里歩「大丈夫です」
帯広「あーんします?」
里歩「大丈夫です」
さくら「それでは最後に里歩さんに締めていただきたいと思います」
里歩「その前に、ちょっと待っててください。何かお話しててください(里歩は控室へ)」
さくら「え?いやでもさ、みずぴょんさ、これでたこ焼きパーティーできるね」
MIZUKI「できるなー」
さくら「できるねー」
MIZUKI「できるなー」
さくら「アーサは大阪だよね?」
アーサ「はい」
さくら「たこ焼きって実際そんな」
「ことり」「(たこ焼き器を持っていたが)熱つつつつ!」
さくら「あの、これガスで作れるたこ焼き器なの!」
「ことり」「焼き鳥になりそうだった」
さくら「はい、里歩さん!」
里歩「(戻ってきて)今日はほんとにお祝いしていただいてばっかりなんですけど、今日はある方にプレゼントを持ってきてて、あの、みなさんではないんですけど、さくらさんでもなく、アーサちゃん。リングネームを」
全員「えー!?」
里歩「プレゼントさせていただきたいと思います」
さくら「え?アーサじゃないの?」
帯広「アーサちゃん何になるの?」
里歩「いきます、せーの(色紙を出して)ドン!アーサ米夏!」
さくら「米ってかいてあるけど」
アーサ「米だー!?ありがとうございます」
さくら「これは由来的には」
里歩「アーサちゃんはアーサちゃんじゃないですか。で、お米が好きで、これから6月にデビューするので、夏に向けて育つように。深イイ~。これをプレゼントさせていただきたいと思います!」
さくら「すごいー、すごいドキドキした。ここまでアーサアーサできて違う名前だったらどうしようと思った」
里歩「それではこのまましめさせていただきたいと思います。起立!それでは皆さん今日は本当にありがとうございました!これからも20歳に向けて突っ走っていきます!私の行先は!リャオサーイ?(メシャーイ)リャオクアー?(メシャーイ)トンパーイ?(シャーイ)Let's go!! 里歩ーーー!!!!」
<試合後コメント>
さくらえみ&「ことり」
さくら「6月22日後楽園ホール大会で藤本つかさ&優華対さくらえみ&「ことり」をさせていただきたいと思います。ねぇ大丈夫?(「ことり」の胸を叩いて)ねぇ大丈夫?」
「ことり」「うわぁ~あ~ぁ~頑張りますよ!」
さくら「頑張るの」
「ことり」「大舞台にしてやります」
さくら「自分の中でアイスリボンともう関わることはないと言ってたんですけど、ん~・・・それを、公のものにしたいなっていうのが今回受けたことの最大の理由だと思います。やっぱり、藤本つかさとさくらみが当たった時に、次は誰と誰が見たいよとか、次は全面対抗戦なのかとか色んな事を言われたんですけど、そういうことをもう無いんですというのをやっぱり自分も言えなくて曖昧にしてきた部分があったと思うので、ほんとにこれで最後ですと。公にしたいという意味で今回3つの条件を出させていただきました。一つは、これが最初で最後の我闘雲舞対アイスリボンあるということ、最初で最後なんだよね。そして、アイスリボンの選手が全員でセコンドにつく、全員のロープ上げですよね。ああいうのはやめて欲しい。それから3つ目は、タッグマッチで勝負をしたいということを言わせていただきました。私がプロレスを20年やってきて、さらにこれからもっともっと続けたいと思ってる事の理由の一つに、新しい選手と出会いたいというのがあります。その中で私の事を知らなくってロープ上げをしてしまった優華選手との対戦ができるのであれば、最後藤本を利用して色んな事、自分の色んな事も叶えたいなと思ったのが今回のカードを決めたきっかけなんだけど、そこにやっぱり里歩であったり帯広であったりは元々の出があるけれども、こっちゃんは我闘雲舞で育った選手」
「ことり」「生え抜き、一号なので」
さくら「生え抜き一号で一号しかいないんですけど」
「ことり」「ゼロ号なんです」
さくら「ゼロ号なの?どういうこと」
「ことり」「一人も、自分ゼロなんですよ。練習生でゼロ号なんです。ふきちゃんが一号で自分ゼロ号なんで」
さくら「わかりづらいから一号で。悔しかったって言ってたけどどういうことなんだろう?」
「ことり」「試合でも引き分けだし、あんなワーって言われて去られちゃって、何も言い返せずに帰られてそれが悔しかったです。もっと言い返せればよかったなって」
さくら「どの言葉がイラッとしたんだろう?」
「ことり」「なんか、全て」
さくら「全て」
「ことり」「全てが、プチって。嫌でした。悔しかったです」
さくら「でもこっちゃんは今までいろんな選手と対戦してきてブリバトだったりとか高梨さんだったり円華さんだったり試合してきて、勝っても負けてもまた次がある、次負けたらここ直していこう、勝ったら嬉しいなってまた負けちゃった、引き分けた、色んな感情があると思うけど、今回はじめて当たる選手ともう次がないって試合に臨むのは初めてだと思う」
「ことり」「初めてですね」
さくら「そういうのが決まってどう思う?」
「ことり」「もう、一直線に立ち向かうしかないので、もう、負ける気は一切ない!初めて当たる人でも、絶対負ける気はないので。初めて当たっても絶対負けません!自分が上に」
さくら「もしさくらが負けたらどうする?」
「ことり」「もうつっかかります」
さくら「私に?」
「ことり」「相手に」
――さくらさんがアイスとの対戦を継続したくないのは強烈に伝わってきますが、所属選手全員が同じ気持ちなのかっていうのは多分、ちょっとアイスや我闘雲舞に興味があって今まで実現してないカードを見たいという人は抱く疑問だと思うんですが
さくら「私がトップでやってる限り、どんな希望があっても、それはさせません。この間藤本つかさと優華を招待するって言った時に、里歩が、もう、この世の終わりぐらい落ち込んだ表情見せて、その瞬間自分は、自分が導く方向に連れて行こうとするとやっぱり誰かが悲しい思いをしてしまうというのがすごく辛いんですけど、でも、継ぎ接ぎのマットや市ヶ谷が悪いわけではなくって、ここがあるから私達は大きくなって行けると思ってるんですけど、これは比喩ですよ?蛍光灯の下で笑顔を見せる選手よりはスポットライトの下で涙を流させるほうが、自分はプロレス団体をやってる者として、正しいと思ってるので、それが我闘雲舞の進む方向だと思っています。なので、選手個人個人には色んな気持ちがあると思います。お客さんにも色んな気持ちがあると思います。でもさくらが我闘雲舞でやってる限り、私はもう絡ませる事はしない。それから5月4日の横浜文体で私は一つだけアイスリボンに条件を出しました。その条件を破った場合はどの段階であっても私は試合をしないと言ったにも関わらず、まあ破られたわけですね。その時私は関内駅かな?駅にいて、もう帰ろう、約束だし帰ろうと思って、やっぱこういう団体だったよなと思って、ほんとに帰ろうと思ったんですけど、連れて行く予定のなかった里歩や帯広を連れて全選手でなんとか横浜文体の会場の中に入って、支えてもらうことで自分は試合をすることができました。そのぐらいやはり溝は深いと思っていただければいいと思います。どんな闘いはあれ絶対はないというのがプロレス界のすごく聞こえのいい言葉だと思うんですけど、私とアイスリボンに限ってほんとにそれはないと思います。それは横浜文体でほんとに藤本つかさが引退するぐらいな時の気持ちで最後させていただいたので、他の選手の気持ちは一切関係ないです」
――それが例えば星ハム子やつくしなど関わりあった選手が引退するという時に最後にさくらさんと当たりたいというアピールをする選手がいるかもしれませんが、それはするだけ無駄だと
さくら「ないです」
――藤本さんから小さいことにこだわっていると辛辣な言葉があり、「ことり」選手が涙を流しさくらさんも涙を流しましたがその時はどんなお気持ちで
さくら「自分は正直ウッってなってしまったのは、やっぱり私のやってることは所属選手を泣かせてしまう事がとても多いということに対しては、すごく申し訳ないなと思ったし、私についてきてくれる人に幸せになって欲しくてやってるはずが、泣かせる事になってしまうっていうのは悲しいんですけども、でも、それでも培っていかなくてはいけないことがあると思ってるので、釣られて泣いてしまったんですけど、私は小さいことの積み重ねをずーっとやってきたので、それを風のように飛ばされてしまった、そのことがとても悲しいです。もちろん小さいことにこだわってないからあんな大雑把な運営ができるんだと思いますし大きくなれたんだと思いますけど、やっぱり、ミルフィーユのように重ねていきたいです。こだわりがあるから団体が分かれてるので、私には存在意義がある。我闘雲舞の良いところって何?」
「ことり」「皆が仲良いところと、皆、うん、ほんとに仲良いんですよ。来ても一緒に御飯作ったりとか、ワイワイしたりとか、なんか歌ったりとかもする、一緒に練習して笑顔になったりとか買い物行ったりとか、そういう他にない団体の事を我闘雲舞はしてて、他の団体より人一倍、全て、我闘雲舞がここ(最高)だったら皆ここ(だいぶ下)なんですよ。それ以上に仲良いんですよ」
さくら「わかった。でも実際、仲良いのは、アイスリボンも仲良いしSEAdLINNNGだって仲良いしスターダムだって仙女だって色々皆仲良いんですよ?よそはいい団体ですよ」
「ことり」「でも我闘雲舞もいい団体です」
さくら「我闘雲舞もいい団体です。一番いいのはよその団体を見せないことですね。そしたら我闘雲舞が一番いい団体と思い続けてくれるので。こういうこと!」
藤本つかさ&優華
――3つの条件に関してすぐ返事をしなかったのは、藤本さんの中でアイスと我闘雲舞の壁を壊したいという気持ちがあったのでしょうか?
藤本「アイスと我闘雲舞はずっと関われなかったという部分はあったので、そういう気持ちはありました」
――結果ああいう条件を出されましたが
藤本「さくらさんが退団してもう4年経つんですが、今日はまあ優華を連れてきましたけど優華だけじゃないんですよ。あかねだったり世羅だったりいろんな選手がデビューして、試合をしてない選手がいっぱいいる中で今回こういうキッカケで絡めたら良いのかなっていうのは私だけじゃなくてお客さんも考えていたことだと思うので、それで私は行動に移しました」
――ああいう条件を出されましたが向こうの気持ちを動かすぐらいの
藤本「それはもうないです。さくらさんの事はわかっているつもりなので、あの目を見れば本当にこれが最後なんだというのはわかった事ですし、お客さんもそれは判るんじゃないんですかね、あの場に居たお客さんは」
――シングルでやりたいという気持ちは
藤本「ありましたけど、でも、「ことり」選手は私も対戦したことないですし、「ことり」選手は優華と同い歳で同じデビューの歳の同期なんですよ。なのでやるのも面白いんじゃないかなと思いました」
――生まれ育ったこの会場で、違う団体の興行として外から見ていかがでした?
藤本「なんか、同じ場所なんですけど違うものは感じましたね。優華に見て欲しかった部分もあって、あの壁を見た時は涙が出そうなぐらい懐かしい気持ちでしたし、あの壁は私がビーナスシュートを編み出した壁なんだよって伝えたかったので、良かったです」
――優華選手はご覧になっていかがでした?
優華「ここ来る時迷子になって、駅員さんにチョコレート広場ってどこですかって聞いたんですよ。そしたら『何処それ?』って言われまして、どうしようかと、藤本さんと待ち合わせてきました」
――なんでコスチュームなんですか?
優華「試合かなって思って」
藤本「私の教えなんですけど、他団体に来る時はもし誰かが欠場になった場合、代打で参戦することもあるから必ずコスチューム持って来なさいって前から言ってたんですよ。今日に限らずデビューした当時から他団体の会場に出る時は売店でも必ずコスチュームで出なさいと。で、持ってきて、なんか着替えてました(苦笑)」
――持ってきて着替えたと
優華「はい。なんかすごい見られたんですけど、皆自分と対戦したいんですかね?でも、会場に来て、なんか、マットしか無くて、入ったらもう(目の前に)お客さんが居て、壁挟んで外もお客さんがいて、ゴングが、ヤカンですか?」
――ドラですね
優華「ゴングじゃなくてアイスリボンと全然違う不思議な感じでした」
――試合をあそこでしてみたいとかは
優華「そうですね…自分はリングで試合したいですね」
――今日見たものがプロレスでハッピーの原型だとは思いますが、プロレスでハッピーは感じました?
優華「プロレスは全部ハッピーだからきっとハッピーになるんじゃないですか」
――小さいことにこだわっていると辛辣な言葉もありましたがあれには何が含まれているんでしょう
藤本「色々なことが含まれているので、あえて想像してもらいたいですね」