初代タイガーがミノワマンと復帰戦!はぐれIGF軍団vsリアルジャパン軍の対抗戦が決定!

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 2日、東京・興義館で初代タイガーマスクが記者会見を行い、リアルジャパンプロレス『初代タイガーマスク黄金伝説~LEGEND OF THE GOLD V』6・23後楽園ホール大会において新たに立ち上げる武道『須麻比』のデモンストレーションを披露すると発表した。

 初代タイガーは狭心症のため、昨年の3月大会を最後に欠場を続けてきた。5月には心臓の冠動脈をカテーテルで広げる手術を受けて無事成功。術後の様態も安定し、昨年末には2016年の復帰に向けて前向きな発言を残していた。

 欠場中に、初代タイガーは『武道 掣圏』をさらに進化させた新たな武道『須麻比(すまひ)』の立ち上げに向けて奔走してきた。日本須麻比協会も設立され、初代タイガーは会長(佐山聡名義)に就任。公式ホームページ(http://www.sumahi.jp/)も開設した。この冬にも須麻比の大会を行う計画が進んでおり、6・23後楽園でも今後に向けた発表を行う予定になっている。そこで、初代タイガーは復活の舞台で『須麻比』のデモンストレーションを披露すると決断。相手は総合格闘家でプロレス経験もあるミノワマンが務めることになった。

 「限りなく実戦に近い形で“須麻比はどういうものか?”“格闘技とは何か?”ということを全面的に打ち出すデモンストレーションにしていきたいと思います」と語った初代タイガーは、「これが私のカムバックの第1回目、復帰戦の第1回目になります」とデモンストレーションとはいえ本格的な“復帰戦”と定義。虎のマスクを被っての登場となるが「マスクを付けて、タイガーマスクとして上がらせてもらいますので、それなりの動きは(見せられる)。美濃輪選手には覚悟しておいてもらいたい」と力強く宣言した。

 気になるのは手術した心臓の状況だが、「今のところまったく問題ないです。お医者さんは反対に『動け』という風に言っています」と不安は皆無の様子。自律神経の不調は続いているものの、心臓の病とはまったく関係がなく、肉体的には完調に近い状態だという。リハビリのため、走り込みを続けており、「スタミナには自信があります」とキッパリ。「スケジュールを変更してやるからには合宿に入りますので。僕にとっては1週間あれば、デモンストレーションをやれる体調に戻せるかなと。ただサボってリハビリしていたわけじゃないので、かなりのところまでいけると思います」と復活に自信を見せた。

 『須麻比』は大きな組織として動いており、単純な格闘技ではなく、教育などにも繋がる大プロジェクト。初代タイガーはしばらくはこの活動に付きっきりになるが、当然プロレスへの本格復帰も見据えている。長期欠場を経て、さらに進化した初代タイガーのファイトが期待できそうだ。

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