6・3 新日本後楽園ホール大会 KUSHIDAvsサイダル BUSHIvs田口 外道vsロメロ フィンレーvsオライリー

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『BEST OF THE SUPER Jr.XXIII』
日程:6月3日(金)
会場:東京・後楽園ホール
開始:18:30
観衆:1502人・満員

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
天山広吉/リコシェ(フリー)/●ボラドール・ジュニア(CMLL)
9分48秒 エビ固め
[CHAOS]石井智宏/○バレッタ/ウィル・オスプレイ

▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
○永田裕志/中西学/獣神サンダー・ライガー/タイガーマスク
8分45秒 バックドロップ・ホールド
柴田勝頼/ジュース・ロビンソン/●ジェイ・ホワイト/ボビー・フィッシュ

▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦 30分1本勝負
●デビッド・フィンレー【1勝5敗=2点】
9分58秒 三角絞め
○カイル・オライリー(ROH)【4勝2敗=8点】

▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦 30分1本勝負
[CHAOS]○ロッキー・ロメロ【3勝3敗=6点】
8分33秒 ノミスギニー→片エビ固め
[CHAOS]●外道【1勝5敗=2点】

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
小島聡/○マイケル・エルガン/ヨシタツ/キャプテン・ニュージャパン
6分26秒 エルガンボム→片エビ固め
[BULLET CLUB]ケニー・オメガ/バッドラック・ファレ/高橋裕二郎/●チェーズ・オーエンズ

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]オカダ・カズチカ/後藤洋央紀/●YOSHI-HASHI
13分14秒 Skull END→レフェリーストップ
[LOS INGOBERNABLES de JAPON]内藤哲也/○SANADA/“キング・オブ・ダークネス”EVIL

▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦 30分1本勝負
●田口隆祐【4勝2敗=8点】
10分19秒 エムエックス→片エビ固め
[LOS INGOBERNABLES de JAPON]○BUSHI【3勝3敗=6点】

▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦 30分1本勝負
○KUSHIDA【4勝2敗=8点】
15分59秒 ホバーボードロック
●マット・サイダル(フリー)【4勝1敗=8点】

棚橋が大阪大会をドクターストップもエルガンがケニーに挑戦表明!KUSHIDAが2連覇を宣言!

第1試合

2016-06-03新日本_第1試合 先発はボラドールとオスプレイ。オスプレイが挑発していくとボラドールがハイスピードな攻防についていこうとするが中々食いついていけず両者タッチ。

 天山に石井がショルダータックルからチョップの打ち合い。石井がロープに飛ぶも天山がショルダータックルで迎撃しモンゴリアンチョップ連発。石井がコーナーに振ると串刺しラリアットも天山はガットショットからモンゴリアンチョップ連発。天山は串刺しラリアットからブレーンバスターを狙うが、石井が逆にブレーンバスターで叩きつけ、バレッタとオスプレイが出てきてリコシェとボラドールを場外に落とす。石井が天山にヘッドバッドから戻ってきたバレッタにタッチ。

 バレッタはニードロップからフォールもリコシェが出てきてカット。バレッタはモンゴリアンチョップ連発からオスプレイにタッチ。

 オスプレイは顔面を蹴りつけてからロープに振ろうとするも、天山はガットショットからラリアット。避けたオスプレイがビッグブーツから走り込むが天山はラリアットで迎撃しタッチしようとするが、石井とバレッタがリコシェとボラドールを落とし天山にトレイン攻撃を狙う。だが天山がオスプレイにラリアット、バレッタをショルダースルーで交わしリコシェにタッチ。

 リコシェは三角飛びドロップキックで石井を落とし、オスプレイをバレッタに突き飛ばし二人まとめてDDT。オスプレイに串刺しショルダーアタックから走りこんで来たオスプレイをコーナーに叩きつけて619。オスプレイのリープフロッグをキャッチしバックブリーカーからフォールも2。

 リコシェのベナドリラー2pointをキャッチしたオスプレイが旋風脚も避けたリコシェがロコモーション式ジャーマンを狙うがコレをオスプレイはフランケンで丸め込むが2。
 リコシェが走りこむがオスプレイはフラムフライ。両者タッチ。

 バレッタのラリアットを避けたボラドールがハンドスプリングも避けたバレッタにフランケンから走り込むがショルダースルーでエプロンに落としバレッタはエルボー。バレッタは走りこむとスライディングで場外に降りるがそこへボラドールはケブラーダ。
 ボラドールはリングに戻ったバレッタにダイビングエルボーを投下しフォールも2。
 ボラドールはムーンサルトもバレッタは足を伸ばしカット。
 バレッタはランニングジャンピングニーから石井とともにトレイン攻撃。石井がラリアットで倒しバレッタがゴブストッパーでフォールも2。

 バレッタは串刺しエルボーからデュードバスターDDTを狙うがボラドールは着地しトラースキックからバッククラッカー。ボラドールは前方回転エビ固めを狙うがこれをバレッタがデュードバスターで潰し3カウント!

<試合後コメント>
バレッタ&ウィル・オスプレイ
オスプレイ「このスーパージュニアの展開はすごい速さだね。あっという間に終わっていくかのようだ。だが残り2つはきっと勝ってみせる。今日の試合は非常にケイオスな(混沌とした)試合だったけれど、いい結果は出せたと思うよ」
バレッタ「見ての通り私は最高の選手だ。しかし今回のスーパージュニアに関してはあまり良い結果は残せなかった。ただ次の機会があれば違う結果を残してみせるよ。目の前に現れる相手はすべて倒していく」
オスプレイ「バレッタは負け越しているので、このリーグ戦は終わってしまったかのようなことを言っている。だが自分は違う。残り2戦は必ず勝ってやる!」

第2試合

2016-06-03新日本_第2試合 永田と柴田がエルボー合戦から柴田が膝を叩き込んでロープに飛びビッグブーツ。エルボー合戦から柴田がスリーパー。これはライガーがカット。両者タッチ。

 タイガーとボビーがお互い蹴り合いハイキックの打ち合いで両者ダウン。ボビーがタイガーのミドルキックをキャッチしエルボー連打もバックキックで逃れ両者タッチ。

 ライガーはヘッドロックからショルダータックル。ライガーは足を踏みつけショルダータックルで倒しポーズを決めコマネチ。
 ライガーをコーナーに振ったジュースだったがライガーは足を伸ばしてカットすると掌底。避けたジュースが走りこむも改めて掌底を叩き込んで中西にタッチ。

 中西はダイビングクロスボディアタックからフォールも2。野人ダンスからラリアットもジュースは足を伸ばしてカットすると走りこむが中西は改めてラリアットで倒しフォールも2。
 中西はアルゼンチンで担ぐがジェイが出てきてガットショットで助け、ジュースがバックドロップで叩きつけると両者タッチ。

 柴田がビッグブーツから串刺し顔面蹴り連発。エルボー連打で永田を座らせるとその顔面に串刺しドロップキックからブレーンバスターで叩きつけフォールも2。

 エルボー合戦から柴田がビッグビーツで動きを止めジャーマン。永田が電光石火のナガタロックから白目。
 永田が膝立ちの柴田にミドルキック連発。だが柴田がDDTで倒しジェイにタッチ。

 永田がガットショットからビッグブーツを狙うもジェイがフライングクロスチョプから串刺しエルボー。ジェイはミサイルキックからフォールも2。
 永田がエクスプロイダーを狙うもジェイは腕極めフェイスロック。これは中西がカット。
 永田がニーリフトからPKを叩き込みバックドロップホールドで3カウント。

 だが柴田がすぐに殴りかかり乱闘へ。お互いのパートナーが必死に引き剥がし、柴田は不満顔でリングを後にした。

<試合後コメント>
柴田勝頼
――柴田さんをあそこまで熱くする理由はなんでしょうか?
「知らねぇよ(苦笑)。ただひとつ言っておくよ。楽しい時間も大阪で終わりだ、悪いけど。大阪で終わらせる。ユー、KO!以上!」

第3試合

2016-06-03新日本_第3試合 バックの取り合いから距離をとる。フィンレーがエルボーからドロップキックで倒し、ボディスラムで足をロープに叩きつける。フォンレーが走りこむもオライリーがタックルを潰しコンビネーションキックから水面蹴りで倒す。

 オライリーがロープに振ってニーリフト。倒れたフィンレーにボディシザースで捕らえ背後から殴っていくがフィンレーが身体を反ってフォールも2。オライリーは外道クラッチのようにフォールしてからキャメルクラッチに移行しサミング。
 オライリーは顔面を蹴りつけるが、フィンレーは立ち上がるとエルボー連打もオライリーがショルダーアームブリーカーから腕固めで捕らえボディに膝を入れていく。うつ伏せのフィンレーにスライディングニーを叩き込んで腕を破壊すると、その腕を踏み潰してフォールも2。

 フィンレーがエルボー連打もオライリーが首投げからサッカーボールキック。エルボースマッシュの打ち合いからフィンレーが打ち勝ちエルボー連打。さらにランニングエルボーで倒し、串刺しバックエルボーからカミカゼ。さらにジャンピングバックエルボーからフォールも2。

 フィンレーはバックをとるがオライリーはバックエルボーで逃れ左右のエルボーから顔面にニーを叩き込んで両者ダウン。
 オライリーはシャープシューターを狙うが耐えたフィンレーと足を極めたまま顔面の張り合い。オライリーはシャープシューターもフィンレーはロープへ。
 オスプレイはバックをとるがエルボーを落として逃れたフィンレーにローキックもフィンレーは膝を蹴りつけていく。オライリーは延髄斬りもその足をキャッチしたフィンレーはマフラーホールド。オライリーはアルマゲドンを狙うが逃れたフィンレーがジャーマンスープレックスホールド。これも2。

 フィンレーは担ごうとするがオライリーはスリーパー。だが強引に正面に投げ捨てたフィンレーが走りこんでエルボー。だがオライリーがロープの反動を利用したラリアットでフォールも2。
 オライリーは垂直落下式ブレーンバスターでフォールも2。オライリーはフィンレーの両腕を持ち顔面を連続して踏みつけると三角絞めでギブアップを奪った。

<試合後コメント>
カイル・オライリー
「今日は最低限勝つという仕事をしたよ。デビッド・フィンレーがリビング・レジェンドの息子だということはもちろん知っているさ。だけど今日俺の目に映ったのは燃え盛る炎であり、ハングリーな男だったよ。そして今日会場に来ていたファンはそれ以上に俺をバイオレントな男だと思ったろうね。何か質問はあるかい?」

――今日のフィンレー選手には大きな成長を感じたのではないですか?
「いい試合をしたよね。俺を追い詰めた場面もあったし。ただまだまだ自分の方が上だよな」

第4試合

2016-06-03新日本_第4試合 ロメロと外道が口論を続けるがバレッタが仲裁に入ろうとするが「シャラーップ!」と突き飛ばされ3WAYになるかと思われるが最終的に「トモダチ」とお互い抱きしめあう。
 外道が「俺をフォールしろ」と指示し、バレッタは注意するようロメロに言うが「外に出てろ!」とバレッタを外に出す。外道がリングに寝て「アイ・ラブ・ユー」とロメロはフォールも外道が首固め。
 2で返したロメロがショックを受けるも、その腕をとった外道を振り回して場外に落とすとバレッタが攻撃しようとするが、外道が助けを乞うと躊躇したバレッタにサミングからロメロと追いかけっこ。外道が改めてバレッタにサミングからリングに戻りリングに駆け込んだロッキーにストンピングから「バカー」とサミングから顔面を蹴りつける。

 外道はロープに振るとロッキーはロープに張り付き、走りこんできた外道が場外に落ちるとバレッタは「アイム・ソーリー」と嘆きながらストンピング連打。バレッタが外道をリングに上げ入れる。

 ロメロがストンピングから外道のヒゲを掴んで捻っていく。ロメロはチョップから外道をコーナーに寝かせて中邑ばりに走りこむが、直前で止まってボディを蹴り上げる。
 ロメロは首投げからスリーパー。外道がボディブローで逃れるとロメロが走りこむが外道が低空ドロップキックから外道クラッチを狙うも逃れたロメロが低空ドロップキックを顔面に叩き込みフォールも2。
 ロメロは串刺しラリアットを狙うがスーパーキックで外道は迎撃。外道が逆に連続串刺しラリアット。ロメロがラリアットを狙い走りこんでくるも逆に外道がラリアットで倒し、エプロンのバレッタもブレーンバスターでリングに入れると「泣かすぞこのやろう」と挑発。ロメロにバレッタのドロップキックを誤爆させるとバレッタにWARスペシャル
 それはロメロがカット。ロメロがラリアットもこれを脇固めからクロスフェイスロック。ロメロはロープへ。
 外道はチンクラッシャーからスーパーキックもキャッチしたロメロが延髄斬り。

 ロメロが連続串刺しラリアットも外道がコーナーマットを持ったまま避けて鉄柱に自爆。外道は改めてクロスフェイスロック。
 逃れたロメロが走りこむもこれは外道が避けてレフェリーに誤爆。外道はロメロに急所攻撃からレインメーカーポーズ。だがバレッタが背後から走りこむも外道はレインメーカー式のナックル。
 改めてロメロにレインメーカーを狙うがロメロはその場飛びニーから走りこんでジャンピングニーを叩き込むと3カウント。

 勝利したロメロはTシャツの宣伝をして「ノリノリだぜ!」と会場を後にした。

<試合後コメント>
外道
「(リング上でサイン会の告知をするロッキーの声に耳を傾けてから)そういうことだよ。Tシャツ売るってよ。みんな行け!ひとり1000枚だ、この野郎!行ってこい!俺のTシャツも買えよ!」

棚橋が欠場の挨拶

2016-06-03新日本_棚橋挨拶 休憩明け、左肩剥離骨折と二頭筋断裂により欠場中の棚橋弘至がリングに登場。
 6月19日大阪城ホールをドクターストップで欠場が決定したことが発表される。G1クライマックスでの復帰を目指すということで挨拶があった。
棚橋「昨日の診断で、全治二ヶ月、左腕に力が、入らなくて…大阪大会を欠場することになりました。本当に申し訳なく思います。一日も早く、またこのリングに、このリングで試合できるように全力で治療して完璧に治して帰ってきます」と挨拶中にケニーがBULLET CLUBとともに登場。ケニーはリングに登ると棚橋からマイクを受け取り
ケニー「これは大きな問題だよ棚橋さん、日本語がよくわからないんだが、お前は誰に謝っているんだ?俺と闘えないなら俺に謝るべきだろう?ここにいる人たちに聞きたいが、棚橋さんとの闘いをこれだけのお客さんが期待していたのにお前が裏切る事になって、何が新日本プロレスは俺がいるから大丈夫だ」
棚橋「シャラーップ!おまえが言うなよ!」
ケニー「棚橋さん、お前が黙れよ」とその腕を蹴りつけ罵倒するがリングに走りこんできたエルガンがケニーを蹴散らす。
 さらにエルガンが場外のBULLET CLUBにトペを発射。そのまま試合が開始。

<棚橋弘至コメント>
棚橋弘至
――苦渋の決断の発表となってしまいましたが?
「・・・本当に残念ですね。タイトルマッチが決まっていての欠場は本当に初めての経験だし。ただそのケガの具合が。ここ(左の二の腕を触りながら)に腱があるんですけど、これくらいで(筋肉を)吊っていなくてはいけないんですけど、もうほんのちょっとしか残っていなくて。それが痛みの原因。右は力が入るんですけど、左はぜんぜん力が入らない。トレーナーの先生も『あのままやっていたら腱が切れていた』と(言っていた)。まぁ早く治してケニーにリベンジするしかない」

――欠場が発表された時から、棚橋選手が欠場をするほどなら大阪城ホール大会までに戻れるのかなとファンも心配していたと思うのですが
「よっぽどのことじゃあ欠場しない。今までもそうだったんで。まぁそういうことですね」

――追い打ちをかけるように肩に攻撃されていましたが、それだけケニー選手も棚橋選手を意識していたのだと思いますが?
「まぁ僕ができることはケガを治すことだけなんで。集中します!」

――G1クライマックスでの復帰を目標とするということで・・・
「そうですね。それもギリギリなんですけど、人よりも回復力は早いんで。なんとかします」

――ご自身が出られないということで、代わりの選手については何か希望はありますか?
「そうですね。ファンの方のためにもタイトルマッチ自体がなくなってしまうのは残念。誰か名乗りをあげてほしいです」

――ファンは日がまた昇ることを期待しています
「また昇りますよ。このままじゃ終わらないです!」

第5試合

2016-06-03新日本_第5試合
 乱戦となる中、ケニーがキャプテンを傷めつけるがヨシタツがミサイルキックから小島がマシンガンチョップを叩き込みいっちゃうぞバカヤローとコーナーに登るが裕二郎がバケツのフタで殴りかかり落下させる。

 ケニーはTシャツを脱ぐと小島に殴りかかりシャツを使ったスリーパー。そのままストンピングを落としファレにタッチ。

 ファレはボディスラムから小島の上に乗るがこれは反則カウント。ケニーが小島の胸を放棄ではらって挑発するとファレは裕二郎にタッチ。

 裕二郎は串刺しビッグブーツからフォールも2。裕二郎はファレにタッチ。
 ファレが串刺しボディスプラッシュも避けた小島がコジコジカッター。小島はエルガンにタッチ。ファレもケニーにタッチ
 エルガンはケニーに延髄斬り。ケニーはエプロンからエルボーで跳び込むもエルガンはキャッチし正面に叩きつけると串刺しラリアット。さらにジャーマンもケニーは着地しスーパーキックから走りこむもエルガンはエルボーで迎撃。ケニーは膝蹴りもエルガンはローリングラリアットからロープに飛ぶがオーエンズがエプロンで蹴りつけケニーがラリアットで倒す。

 オーエンズが走り込むもエルガンは延髄斬りからエプロンを走りこんできたケニーにダイビングラリアット。オーエンズをジャーマンで投げ捨てると、エルガンボムを狙うがファレが出てきてカット。小島がファレをラリアットで場外に出すがケニーが膝蹴り。ヨシタツにもラリアットもヨシタツはニールキック。裕二郎がヨシタツにチンクラッシャーもキャプテンが地獄突き。オーエンズがキャプテンにスーパーキックからエルガンに走りこむがエルガンは裕二郎とオーエンズをコーナーに叩きつけると、裕二郎をオーエンズにエルガンボム。再度裕二郎を担ぐと場外に投げ捨て、オーエンズの顔面を殴るとエルガンボムで3カウント。

 エルガンはラダーを持ち出しリング中央に立てるとそこにのり「ケニー、6月19日のドミニオンで、俺がラダーマッチに出よう。ケニー、そのベルトのリアルチャンピオンになるのはこのマイケル・エルガンだ」と要求。ケニーはベルトを掲げて睨むとマイクを要求。
ケニー「なんでお前がチャレンジャーなんだ?自分がチャレンジャーだといえばチャレンジできるのか?キャプテンニュージャパンでもできるのか?お前はもう負けただろう。お前が挑戦者にふさわしいという証拠を見せてくれ。お前じゃ俺の障害になりえない。お前はもう相手じゃない」
とリングを後にした。

<試合後コメント>
小島聡&マイケル・エルガン&ヨシタツ&キャプテン・ニュージャパン
エルガン「ケニー!あいつが言ったことをすべて受け止めてやる。すべて受け止めてその上で跳ね返してやる、何度も侮辱してきたが、もう一回チャンスがもらえればケニー・オメガ!お前を倒してやる!」
ヨシタツ「おいキャプテン!今回ハンター・チャンスが来たのはお前じゃなくて、エルガンだ!」
キャプテン「何を言ってるんだ。・・・今日はいっぱい(マスコミの)人がいるな?ハンター・チャンス!ハンター・チャンス!ハンター・チャンス!」
小島「タナのああいう姿が見られてすごいみんな安心してると思います。ケガはちょっと大変だろうけど、かならずまた這い上がってくれると思ってるんでね。やっぱその時に自分たちが迎え入れられるだけの態勢を整えて。わたしもその時までに鍛えておきたいと思います。以上です」

第6試合

2016-06-03新日本_第6試合 YOSHI-HASHIがSANADAにガットショットからチョップ。SANADAはエルボースマッシュから走り込むがYOSHI-HASHIがエルボーで倒しフランケンで場外に出す。内藤がロープを上げるがSANADAは転がってリングへ。両者タッチ。

 後藤はEVILにエルボー連打。ショルダータックルのぶつかり合いからEVILが追走エルボーも後藤が追走ラリアット。
 後藤が串刺しラリアットからバックをとるが、耐えたEVILがトラースキックから内藤がドロップキック。そのまま場外乱闘へ。

 リングに戻るとEVILが後藤の顔面を踏みつけ、背中にハンマーを落としてからコーナーでチョップ。EVILは内藤にタッチ。内藤はコーナーに押し込んだだけでEVILにタッチ。EVILはストンピングから内藤にタッチ。
 内藤は首投げからフェイスロック。セコンドのオカダを落とすと後藤の顔面にスライディングキック。内藤はSANADAにタッチ。

 SANADAは後藤の顔面にナックルから背中にストンピング。後藤がエルボーから走りこむもSANADAは飛び越えドロップキック。EVILが串刺しエルボーから後藤を転がしハーフダウンの後藤の顔面に内藤がドロップキック。EVILはフォールも2。

 EVILはEVILを狙うが、耐えた後藤にローリングラリアットも後藤がキャッチし後頭部を膝に叩きつける。EVILは内藤にタッチ。

 内藤は後藤の後頭部にエルボーから走り込むが後藤が担ぎ上げるも着地した内藤はツバを吐きかけ走りこむが後藤はミドルキックで迎撃しオカダにタッチ。

 オカダはエルボーで内藤を倒し、後藤のエルボーを避けてDDT。オカダは内藤をコーナーに振ると串刺しエルボーから走り込むが前蹴りでカットした内藤が走りこむがオカダはフラップジャック。
 内藤はオカダに駆け上がり式DDTから、串刺しドロップキックで座らせ振り子式ドロップキック。内藤は投げようとするがオカダが逆にパイルドライバーを狙うも後藤が延髄斬りからジャンピングエルボー。内藤はデスティーノを狙うがオカダがエルボースマッシュ。内藤がドロップキックから走りこむもオカダがドロップキックで迎撃し両者ダウン。両者タッチ。

 YOSHI-HASHIがエルボーからチョップを叩き込むがSANADAがロープに振りラリアットもYOSHI-HASHIは避けて走りこんで来たSANADAをロープにかけるとそこへドロップキックを叩き込む。
 YOSHI-HASHIはブレーンバスターを狙うが着地したSANADAが後頭部にエルボー。YOSHI-HASHIがコーナーに振るもエプロンに降りたSANADAがスワンダイブ式ミサイルキック。
 SANADAが串刺しエルボーからEVILがサイドバスター。SANADAがその場飛びムーンサルトでフォールも後藤がカット。

 SANADAはバックドロップからフォールも2。真田はSkullENDを狙うがYOSHI-HASHIは前方回転エビ固め。返したSANADAがガットショットから走りこむもYOSHI-HASHIはラリアットで倒しフォールもEVILがカット。

 EVILに後藤が牛殺しからオカダが内藤にデスバレー。YOSHI-HASHIがSANADAにジャックナイフ式パワーボムも2。
 YOSHI-HASHIはSANADAを担ごうとするも着地した真田がエルボー。YOSHI-HASHIのラリアットを避けた真田がSkullEnd。YOSHI-HASHIは暴れるがロープに辿りつけずレフェリーストップ。

 試合後もロス・インゴは乱闘を続けた。
2016-06-03新日本_第6試合2

<試合後コメント>
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン
EVIL「後藤!アメェんだよ。詰めがアメェんだよ。もっと危機感持って俺にかかってこい。全部、上から受け止めてやる。ディス・イズ・イーブル!エ~ブリシング・イズ・イーブル!すべては・・・EVILだ」
内藤「せっかくさぁ、6月3日、後楽園ホールの話題を作ってあげたんだよ。オカダは果たして走って入場してくるのか。それともいつも通りゆっくり歩いて入場してくるのか。まぁさ、こうでもして話題を作ってあげないと何を言っても打っても響かないんだもん。これじゃまるで、今年初めのオカダと後藤のIWGP前哨戦を見ているようだよ。打っても響かないんだもん。まぁこのままじゃさぁ、木谷オーナーをはじめ、オカダを応援してくださる皆様もガッカリさせるからね。オカダ、焦った方がいいよ。もう時間ないからね。焦ってくれよ。俺は、お前に、期待してるんだよ(ニヤリ)。それからさぁ、昨日の名古屋大会でこのベルトが壊れたって?どこが壊れてるのよ、説明してくれよ。ところどころ傷ついているのは元々だよ。俺がベルトを獲った4月10日の両国の時点で、ところどころ壊れてるからね。昨日どこが壊れたのか、言ってくれよ。・・・嫌がらせですか(苦笑)?俺に悪いイメージを付けようとしてるの?これってもしかして木谷オーナーの陰謀?まぁさ、たとえ壊れたとしてもこのベルトのデスティーノ、運命だよ。このベルトもさぞかし喜んでいるよ(笑)」

第7試合

2016-06-03新日本_第7試合 田口は内藤と同じマスクを被ってゆっくりと入場。マスクを脱ぐと緑の口紅を塗ってニヤリと笑う。

 ロックアップからBUSHIがロープに押しこむもお互い体勢を変えあい田口が後転するとぶりっ子ポーズ。
 田口が走りこむも今度はBUSHIがぶりっ子ポーズ。それに田口はオヤァイポーズで張り合うがBUSHIがストンピングからロープに飛ぶも田口はヒップアタックで迎撃。

 田口はロープに振られるもロープにまとわりつくが、BUSHIはドロップキックで場外に叩きだすとトペ・スイシーダ。
 リングに戻りフォールも2。BUSHIをコーナーに振り田口が走りこむが、BUSHIはショルダースルーでロープに股間を強打させると、そのロープを蹴りつけ田口は落下。さらにBUSHIは田口の両足を場外から引っ張り股間に強打させるとそのまま鉄柱で電気あんま。
 田口はそのまま果てたのか動かなくなるが、BUSHIはTシャツを脱ぎシャツを使ったスリーパー。

 BUSHIはストンピングからアトミックドロップ。倒れた田口にSTFもロープを掴む。
 BUSHIはストンピングも、田口は膝立ちでチョップ連発。BUSHIはコーナーに叩きつけると逆コーナーに振るが、田口はBUSHIを飛び越えるもBUSHIは丸め込むが田口は回転し立ち上がるとドロップキックを叩き込む。

 BUSHIはエプロンに立つがヒップアタックで場外に落とした田口がノータッチトペ・コンヒーロ。
 田口はヒップアタックから尻でロープにグリグリと押しつけると、改めてヒップアタックでロープを往復。ぐったりとロープにもたれかかるBUSHIの顔面に場外を走りこんでのドロップキックからフォールも2。

 田口はスリーアミーゴスもBUSHIは着地。だがBUSHIにオーマイ&ガーアンクルもすぐにBUSHIはロープへ。

 田口が串刺し攻撃を狙うがBUSHIはカットし飛び越えるとアトミックドロップ。さらにヒップアタックで飛んできた田口にブリッジ式逆さ押さえ込みも2。
 田口はオーマイ&ガーアンクル。BUSHIは必死にロープへ。田口はどどんを狙うもBUSHIは直立してそれを抜けると丸め込む。田口は丸め込み返すがBUSHIは下から毒霧を発射しエムエックスで3カウント。
2016-06-03新日本_第7試合2

<試合後コメント>
田口隆祐
「「クソー!」じゅうぶん、生死をかけるだけで十分だよ!セイシをかけるだけで十分だよ。なんだよこんなの顔にかけやがって。セイシをかけるだけで十分。こんなのかけるために試合してるんじゃないんだよ。初めから顔にかけるつもりか?そういうつもりか。顔にかけられる立場の気持ちも考えてほしいよ。こんなの屈辱的だよ。こんなに顔にかけられるなんて。クソー!瞬間的に目が見えなくなってしまった。すっぱいのが入ってるのかな?酸味が・・・。すっぱいよ、すっぱいのを顔にかけられた。セイシだけで十分だろう!リングでかけるのは。セイシだけで十分だろう。生き死にだけで。しょうがない。レフェリーも『抗議するのが遅い』って。しょうがない、終わってしまったんだから。最後は外道?」

――2人の名人戦を楽しみにしているファンも多いと思います。そこを制して・・・
「そうですね。セイシて。セイシをかけて戦い、試合をセイシして・・・セイシされちゃいけないですね。セイシされないように相手をセイシて。セイシをかけて、セイシはリングでかけるもので顔にかけるものじゃない。俺はセイシをかけているのに顔にかけるなんて!武士だろう、BUSHI!」

第8試合

2016-06-03新日本_第8試合 グラウンドの攻防から両者距離を取り、再度グラウンドの攻防からKUSHIDAが弓矢固めもすぐにサイダルが潰してフォールもKUSHIDAが返し距離を取る。

 お互いヘッドシザースで絞りあい、サイダルがロープに振るとお互いフランケンで投げようとするが倒立して着地し睨み合う。
 腕の取り合いからKUSHIDAが飛び込み丸め込もうとするがその足を取ったサイダルが足にニードロップから足を極めたままリバースのキャメルクラッチ。

 サイダルが走りこみ丸め込もうとするがKUSHIDAがその腕をとるがサイダルはロープへ。
 KUSHIDAはエプロンに出てロープを使ったアームブリーカー。リングに戻るとカニバサミで倒しフルネルソンのままブリッジ。KUSHIDAは回転しフォールも、サイダルも回転して逃れる。

 KUSHIDAは側転してサイダルの正面からドロップキック。
KUSHIDAがコーナーに押し込みチョップ連打。サイダルがコーナーに振り走りこむがKUSHIDAが避けてチョップ。サイダルがフランケンを狙うがKUSHIDAが潰して逆エビ固め。
 KUSHIDAが4連続フォールも2。KUSHIDAがロープにくくってチョップからエルボー。再度走りこむがサイダルがニールキック。
 サイダルがミドルキック連発もKUSHIDAがキャッチするがサイダルはハイキックから串刺しラリアット。
 サイダルはコーナーに登り振り返り式のダイビングダブルニーを顔面に叩きこみ、ヒア・ウィー・ゴー・ドライバーを狙うがKUSHIDAはショルダーアームブリーカーから走りこむもサイダルは腕極め式のギロチンドロップからその場飛びシューティングスターを投下しフォールも2。

 サイダルはコーナーに登ると走りこんできたKUSHIDAを飛び越えロープに飛ぶがKUSHIDAはエルボーで迎撃。サイダルはスーパーキックからロープに飛ぶがKUSHIDAは追走倒立キック。場外に落下したサイダルにコーナーから場外スワントーンボム。

 KUSHIDAがロープにもたれかかるサイダルの腕にドロップキック。さらにランニングキックもサイダルは避けてヒア・ウィー・ゴー・ドライバー。フォールも2。

 サイダルは走りこむもガードしたKUSHIDAがコーナーに登るがサイダルが飛びつきフランケンもKUSHIDAは丸め込み返してフォールするが2。

 サイダルはKUSHIDAにローキック。KUSHIDAはエルボーで返すがサイダルはローキックで額を擦りつけ合う。お互い蹴り合うとKUSHIDAのエルボーを避けてサイダルがジャンピングニーもKUSHIDAはオーバーヘッドキックで返し両者ダウン。

 KUSHIDAはミドルキック連発からハンドスプリングもサイダルがカウンターのフランケンで叩きつけてエア・サイダル。避けたKUSHIDAにサイダルは着地するも、KUSHIDAはコーナーにDDTからミスティカ式のホバーボードロックを狙うがロープ際のためサイダルは膝立ちになり、回転してハイキックからジャンピングニー。さらにハイキックもKUSHIDAは飛びついてホバーボードロック。これでサイダルはギブアップ。
2016-06-03新日本_エンディング
 試合後両者握手で健闘をたたえ合うと
KUSHIDA「サンキューマット・サイダル」
サイダル「後楽園ホール、愛してる!最高の試合ができたのはKUSHIDAだったからだ。ベスト・オブ・スーパーJrは俺にとってもチャンスなんだ。優勝して
、KUSHIDA、タイトルマッチをしよう。オネガイシマス」
KUSHIDA「棚橋さんが欠場するって聞きました。でも全然だいじょうぶ。新日本にはジュニアがある。そしてKUSHIDAがここに居ます。仙台必ず二連覇して、また後楽園に戻ってきたいと思います。また会いましょう。ありがとうございました」

<試合後コメント>
KUSHIDA
「やっぱりひとつはもうマット・サイダルと戦えてすごく光栄。試合後にマイクを握ってる姿を見るとアレックス・シェリーそっくりで間違えちゃうかと思っちゃうけど。アメリカでは超大物ですからね。最大限のリスペクトをこめて戦いました」

――ファンもタイトルをかけての再戦に期待しています
「それはもう望むところですね。KUSHIDAの売名行為と受け取ってもらっても構わないですよ。このベルトを世界に広めるためにもね。(サイダルはツイッターで)何万フォロワーいるのかな?そういうところ、わたしは貪欲ですから。あとはBUSHIですね。ちょっと出足はつまずいて成績はふるわなかったけれど、内容はタイトルマッチ級のもの。誰にも文句を言わせないものを残してきた自負があるんで。戦う前からBUSHIには言っておきますよ。中途半端な手を使ってきたら本当に許さないぞって」

――ベルトを持ったままリーグ戦で優勝するのはかなり厳しい道かと思いますが?
「思った以上にキツイですね。(KUSHIDAに勝つ)実績を残せばタイトルマッチに進めるという対戦相手の意図をビンビンと感じてきましたね。ただリングでも言った通り、棚橋さんが欠場。しっかり控室で聞いていました。ゆるぎないです。新日本プロレス。全部とはいかなかったかもしれないですけど、公式戦2つ3つかな?メインイベント、ジュニアが張って、観客動員数も会社的に文句ないでしょう。『大丈夫です。KUSHIDAにお任せください』と胸を張って言いたいですね。
新日本プロレスにはジュニアがいるんだ。ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアがあるんだ。新日本プロレスにはKUSHIDAがいる。それだけで十分でしょう。あともうひとつ、仙台でBUSHI。ぜんぜん油断していないですよ。公式戦の最終戦では何かがあるってしっかり肝に銘じて。大会前のインタビューでも金澤さんにも公式のインタビューでもさんざん言われましたから。『公式戦の最終戦では何かがある』って。何もないですよ。何もというか、KUSHIDAが三年連続、決勝に上がります。ありがとうございました!」

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