新宿二丁目プロレス 3・14AiSOTOPE LOUNGE 【ILNPタイトルマッチ】柴田vs塚本 忍&みねぴょんvs内田&ダイスケ
『新宿二丁目プロレスvol.21~二丁目春のパンツ祭り~』
日程:2016年3月15日(火)
開始:19:30
会場:新宿・AiSOTOPE LOUNGE
観衆:666人・超満員札止め
▼さわやかマッチ
宮本裕向/○竹田誠志
8分45秒 チキンウイングアームロック
寧々∞D.a.i/●谷口弘晃
▼アマゾネス・ダイアンショー
▼ドキッ!男だらけの綱引き大会
○[新宿24会館チーム]忍/遠藤マメ/怨霊/宮本裕向/小仲=ペールワン/山田太郎/寧々∞D.a.i/竹田誠志/柴田正人/那須晃太郎/アマゾネス・ダイアン
2-1
●[ルミエールチーム]内田祥一/藤田みねぴょん/ダイスケ/塚本拓海/大橋あっくん/植木崇行/タケシマケンヂ/阿部史典/谷口弘晃/ブリティッシュ・バタードッグ/ともちか/たくや
▼東西対抗チ●コ綱引き
<先鋒戦>
[東軍]○ダイスケ(大将)/●怨霊(副将)/○塚本拓海(次鋒)/○山田太郎(先鋒)
102-1
[西軍]●内田祥一(大将)/○小仲=ペールワン(副将)/●谷口弘晃(次鋒)/●タケシマケンヂ(先鋒)
※東軍の勝利
▼寧々∞D.a.iショー
▼SMマッチ
○[S軍]宮本リング/ドS看守/アマゾネス・ダイアン
9分0秒 あっくんが木馬攻撃でエクスタシーに達したため→レフェリーストップ
[M軍]●大橋あっくん/那須晃太郎/植木崇行/ブリティッシュ・バタードッグ/阿部史典
▼新宿二丁目女子プロレス ビューティーロイヤルランブル
【退場順】寧々∞D.a.i→綾波Kouzy→パピヨン朱美&たくや&ともちか&おざわちん&ASUKAMA
○クミコタケダ
9分0秒 グラビア式裏足4の字固め
●那須蜜
▼平林ブートキャンプ
▼レイチェル・ダムール ダンスショー
▼男達のガちんこマッチ
忍/○藤田みねぴょん
11分50秒 スワントーンボム→片エビ固め
●内田祥一/ダイスケ
▼新宿二丁目プロレス認定王座ILNPタイトルマッチ
【王者】○柴田正人
10分51秒 ショートレンジラリアット→片エビ固め
【挑戦者】●塚本拓海
※初代王者が初防衛に成功
▼全選手参加パンツバトルロイヤル
○大橋あっくん
6分16秒 オースイスープレックスホールド
●阿部史典
柴田が塚本相手にILNP王座防衛に成功!次期挑戦者が大橋あっくんに決定!
第1試合
2DAYSの2日目は女性の方も観戦出来るということで、立ち見が出るほどの大盛況。この日は山田と阿部でルール説明のデモンストレーション。そして立錐の余地がない熱気ムンムンの会場でまず行われる爽やかマッチは、何と宮本&竹田と寧々&谷口というタッグマッチ。
いきなり宮本&竹田というコンビの登場で黄色い歓声があがるが、1日目にニチョプロデビューした谷口にも注目。まずは竹田と寧々の先発で試合開始。リストロックに捉えた竹田だが、寧々もうまく取り返す。
足をすくって倒した竹田はレッグロック。お客さんエスケープした寧々だが、リフトしてマットに叩き付けた竹田はワキ固め。寧々が前転して逃れたところで宮本と谷口がリングイン。プロとしてしっかり処理してきた谷口のワキを敢えて広げて観客に見せた宮本。谷口も宮本をショルダータックルでなぎ倒すと、ショートレンジラリアットを狙う。
だが、腕を掴んだ宮本はその腕にオーバーヘッドキック。続いて竹田がニーリフトでその右腕をカチ上げ、倒れた谷口の右腕になおもニードロップを投下。谷口はそれでもチョップを打っていくが、竹田は右腕にミドルキック。
さらに宮本も谷口の右腕にエルボーを落としてからブレーンバスターを狙う。逆に投げようとした谷口だが、うまく着地して背後を取った宮本はコブラツイスト。どうにかお客さんエスケープした谷口は突進してきた宮本にドロップキック。タッチを受けた寧々もニールキックで飛び込むとボディスラムを狙ったが、これは逆に宮本が持ち上げて叩き付ける。
続いて竹田が寧々の顔面目がけて低空ドロップキックをブチ込んでからエクスプロイダー。さらに距離を取った竹田は突進。これをフランケンシュタイナーで切り返した寧々は谷口にタッチ。
ラリアットで竹田をなぎ倒した谷口はバックドロップ。カウント2で返した竹田が、谷口は「終わりだ!」とアピールするとチョークスラムを狙ったが、竹田はワキ固めで切り返す。間一髪で寧々がカットしたが、竹田はソバットからロッキンポでカチ上げると、一気にチキンウイング・アームロックに捉えて谷口からギブアップを奪った。
第2試合
アマゾネス・ダイアンショーではメルモちゃんの曲に乗り、体操服姿で登場したダイアンが当てぶりをしながらブルマの中から不思議なキャンディー(※パッケージにはのど飴と書かれたある)を取り出して、1粒口に入れると……(以下略
そしてレイチェル・ダムールさんが登場し、出場選手を呼び込む。ブーメランパンツ姿で選手たちが登場する中、内田は赤フン姿で登場。全選手揃ったところで、忍率いる新宿24会館チームvs.内田率いるルミエールチームによる男だらけの綱引き対決へ。
赤フン姿の内田が綱を跨ぐ格好のまま開始。超満員の観客の中を選手が右往左往する中、忍はバタードッグにパイルドライバー。さらに山田とKouzyがT○KI○の歌を歌っている間に、一本目はルミエールチームが勝利。
ポジションを入れ替えての二本目はダイアンとあっくんが綱の上を跨いでジャンプ。その横で忍がバタードッグをバックドロップで投げている間に新宿24会館チームが勝利したため、そのまま三本目へ。あっくんが犬神家状態になっている中、新宿24会館チームが勝利。トータル2-1で忍率いる新宿24会館チームが勝利した。
あっくんは「盛り上がってるかー! まだまだこんなもんじゃねぇぞ! 次、いってみよう!」と、いか○や長介ばりにがなった。
第3試合
第2試合の綱引きマッチが終わったところで、前日にも紹介した欠場中の暗黒シャーマン・モリノスから届いた手紙をレイチェルさんが読み上げる。そこに忍プロデューサーが登場し、前日のメンズデーでチェキの人気が谷口や上野といった新鋭が、忍ら常連組の3倍くらいあったと報告。なお、上野はこの日は残念ながら出場していない。
土曜の深夜にテレ○で聞きそうな曲に乗り、お互いのチンコを綱で縛った山田とタケシマが登場。ちゃんとしばってあるかレイチェルさんがチェックしたあと、両者はそのままの状態でスケベ椅子の上に昇って、お互いに引っ張ったり緩めたりと駆け引きを使う。最後は山田が捨て身の攻撃でタケシマを椅子の上から落として勝利。
次鋒戦は塚本vs.谷口。すると塚本が「椅子から落とすなんて卑怯」と言い出し、オンリーギブアップルールに変更。お互い微妙な距離での睨み合いからチョップ合戦。その衝撃も紐を通じてお互いのチンコに伝わる。そこから塚本がチンコを指差しながら「男と男の勝負だ!」と言い張って、お互い交互に腰を引いて紐を引っ張り合う。
やや劣勢になったところで、塚本は「あ、UFO」と言いながらあらぬ方向を指差し、谷口がそっちを見た瞬間に紐を踏みつける。悶絶する谷口に対し、塚本は紐にドラゴンスクリュー2連発。さらに逆片エビ固めの体勢から紐を引っ張っていき、谷口からギブアップを奪った。
そして副将戦として怨霊とペールワンが登場。いきなり怨霊がペールワンをスケベ椅子に叩き付けるが、自らのチンコにもダメージが。この両者はやや長めの紐を使用。ゴム跳びの要領でペールワンが足をかけたり、そのままヒンズースクワットやライオンプッシュアップをしたと思ったら、自らの右足に紐を巻き付けたペールワンがY字バランスをすることで怨霊のチンコを引っ張ってギブアップを奪った。
最後の大将戦は勝ったほうに100ポイント与えられるというお約束の展開に。大将戦はダイスケvs.内田。するとダイスケが会場全体を使ったエニーウェア&オンリーギブアップルールを要求。これが認められて試合が始まると、内田が早速ダイスケをマット上に連れ出す。お互いに足をうまく使いながら紐を引っ張ると、ダイスケは内田をホイップ。
しかし自らのチンコも引っ張られてしまい悶絶。さらにチョップ合戦から「よっしゃ、いくぞー!」と叫んだダイスケは紐を引っ張って内田を連れて行く。するとステージ上の先鋒から副将たちが乱闘を繰り広げ、紐に全員が絡み合うという地獄絵図。その間、マットでは内田が側転からのドロップキック。そこからダイスケをステージ上に連れてきた内田は、寝転んだ状態で両足を使って紐であやとりをすることで、ダイスケのチンコを引っ張っていく。
だが、ダイスケも足4の字固めの要領で反転。そこから立ち上がったダイスケはステージ上から内田をマットまで投げ捨てると、ステージ上から絞首刑ならぬ、絞チンコ刑にして引っ張っていく。すると石黒レフェリーが内田のチンコをチェックしたところ、「勃ってる! 勃ってる!」と試合をストップ。
激闘の末に勝利したダイスケから握手を求めると、内田も股間を抑えながら応じてみせた。
第4試合
寧々∞D.a.iショーでは観客から「かわいい!」という声が飛ぶ中、ドレス姿で登場した寧々が曲に合わせてダンスを披露。さらに曲が変わると、ドレスを脱ぎ捨ててパンツ一枚に。そこからジャケットを羽織ってマットに移動し、バック転してから踊ってみせた。
そしてPRINCESS PRINCESSの『M』が流れる中、紙おむつ姿のあっくんを筆頭に、赤フン姿のバタードッグ、紙おむつの植木、そして新顔として阿部も紙おむつ姿で登場。そしてM軍が恐れおののく中、宮本リンチとドS看守の黄金コンビが大歓声で迎え入れられる。するとリンチが「お久しぶり~。あらあら? 今日はものすごいブスが多いじゃない。今から呼ぶダイアンはブスが大嫌いなの。大丈夫かしら? 出てらっしゃい!」と呼び込むと、ダイアンが登場。
「私に板の間を歩かせようっていうの?」と言うと、M軍が一斉にステージ上からマットまで寝転んで肉の絨毯を作る。さらに「お馬さんが欲しい」というダイアンのためにバタードッグが四つん這いになる。その上にダイアンが乗ったところで試合開始。
リンチが相変わらず馴れた手つきで植木を紐で絞っていくと、胸毛にガムテープを貼り付けていく。ダイアンはバタードッグに洗濯バサミを付けていき、看守はステージ上であっくんを三点倒立させて、股間にロウソウを垂らしていく。
リンチはさらに植木の背毛にロウソクを垂らしてから、ステージ上のあっくんをバラ鞭で叩いていく。すると看守がラダーを持ち出し、逆さまにして固定すると、その間に阿部が乗って足が「M」の形に。その下から看守がロウソクで阿部の股間を炙っていく。
するとここでリンチが「ちょっと待って! あそこにものすごいブスがいるわよ!」と言って、リングサイドの女性客を指差すと、ブスが嫌いなダイアンが詰め寄っていく。しかし、その間に割って入ったあっくんが「ブスはブスなりに頑張ってるでしょ! 宮本さんと写真が撮りたいがために(以下略)」と言って、この女性客を守ろうとするが、リンチは「余計なこと言うんじゃないよ!」とバラ鞭で殴打。
そこから実にスムーズにあっくんを亀甲縛りにしたリンチは、真っ黒な板を持ち込む。その上に縛られたあっくんを乗せて、三角木馬状態にしたところであっくんが「気持ちいい~」と昇天してしまったため試合終了。S軍が去っていったあとのマット上はM軍の地獄絵図となってしまった……
第5試合
今回の新宿二丁目女子プロレスはロイヤルランブルで行われることに。一番手はASUKAMA、そして二番手はパピヨン朱美。甲高い声で髪の毛を掴んで投げ、フォールはブリッジで逃れるという女子プロレス特有のムーヴを展開しているところに、三番手のおざわちんがAKB風コスにマスク姿で登場。
『ヘビーローテーション』を踊ってからASUKAMAにコブラツイストを決めたおざわちんは、目元でピースサイン。三つ巴のボディシザース数珠つなぎ状態になったところで、四番手の寧々がピンクのセーラー服にルーズソックス姿で登場し、ステージからダイビング・クロスボディーを放っていくが、マット上の三選手がキャッチしてマットに叩き付ける。
そこに五番手として綾波Kouzyが登場すると、観客から「かわいい~」の声が飛ぶ。綾波は寧々を腕十字に捉えてギブアップを奪ったが、なぜかASUKAMAが「この泥棒猫!」と叫びながら張り手。そこに六番手のともちかが登場し見事パラパラダンスを披露。教員をイメージした格好のともちかは綾波に馬乗りになって3カウント。
その横でパピヨンがASUKAMAにローリングクレイドルを決めていくが、そこに七番手として前日同様ドナルドの格好をしたたくやが登場するが、ともちかが「お前のキャラ、ヤバイんだよ!」と叫びながら襲いかかる。そこに八番手のマーメイドビキニのクミコ・タケダがセクシーに登場。
ステージ上でからグラビアダイブしてマット上の全選手をなぎ倒したクミコが3カウントを奪って優勝……かと思いきや、最後に九番手として那須蜜が登場。大人気のクミコに対し、まったく人気のない那須蜜。新宿二丁目のグラビアクイーンを決める世代闘争となったが、お互いにヒップバットを打ち合うと、そこから那須蜜がソバット。
さらにバズソーキックを叩き込むと足4の字固めへ。しかしクミコはカツラが取れながらもグラビアポーズ。そのまま反転したクミコがプッシュアップして谷間を強調したところで那須蜜がギブアップ。見事に世代交代させず、クミコ・タケダがグラビアクイーンの座を死守してみせた。
平林ブートキャンプ
そして忍プロデューサーとボディビルダーの平林賢造さんを審査員に迎えて、お馴染みのボディビルコンテストへ。しかしカーテンが開くと、そこにいたのはあっくんだけ。あっくんは「オイ賢造! どうせ今日も『優勝は私です!』って言うだけだろ? もうそんなのは飽きてるんだよ! お前はそれしか出来ないんだろ?」と言い放つ。
だが、それを聞いた平林さんは「夏い向けて体を作りませんか? 平林ブートキャンプ!」と言い出す。TRFの『マスカレード』が流れる中、観客も総立ちになって選手たちとその場で出来る簡単なトレーニングをやってみせる。ブートキャンプが終わったところで「ビクトリー!」と叫んで終了。
第6試合
セミの前にはニチョプロ恒例レイチェル・ダムールさんのダンスショー。この日は全身に羽を纏った孔雀のような衣装で登場したレイチェルさんが、これぞプロというダンスをしながら見事に女から男に変身してみせた。
セミファイナルでは忍がみねぴょんと組んで、内田&ダイスケと対戦。みねぴょんとダイスケで試合開始。お互いにヘッドロックに捉えてもヘッドシザースで切り返される。続いて忍と内田がリングインしエルボー合戦からのチョップの打ち合いを展開。そこからアームホイップで名ゲラ内田はドロップキック。
すかさずダイスケが忍を場外に連れ出すと、内田もみねぴょんを場外に連れ出していく。かなり場外にやられてしまった忍とみねぴょん。マットに戻ってきたダイスケは内田にタッチ。忍にレッグドロップを落としてから低空ブレーンバスターで投げた内田は逆エビ固め。
忍はお客さんエスケープするが、ダイスケが何度もボディスラムで叩き付けてからジャンピング・エルボードロップ。そこからステージに登ったダイスケは、マット上の忍に向かってスライディングDで飛び込んだが、かわした忍はドロップキックを返してみねぴょんにタッチ。コルバタでダイスケを投げたみねぴょんはスケベ椅子の上からミサイルキックを発射。
さらにダイスケをスケベ椅子の上に乗せて雪崩式を狙ったが、ダイスケが逆にスイングDDTを決める。そこからステージに登ってダイブしたダイスケだが、かわしたみねぴょんは丸め込む。カウント2で返されたみねぴょんは忍にタッチ。ステージ上からミサイルキックを発射した忍はその場飛びムーンサルト。
さらに寄りを取ってSEXボンバーを狙ったが、かわしたダイスケはエルボーの連打からローリングエルボー。これはブロックした忍だが、ショートレンジラリアットでなぎ倒したダイスケは助走をつけてダッシュ。だが、今度は忍がラリアットで迎撃。内田とみねぴょんが入ってくると、内田がバックドロップ。
だが、みねぴょんも延髄斬りを返す。そこにダイスケが入ってきてエルボー。忍がドロップキックで飛び込んでくるが、内田が忍にデスバレーボム。4者ダウンする中、最初に立ち上がった内田はみねぴょんにみちのくドライバーII。カウント2で返されるとファイアーマンキャリーで担ぎ上げた内田。
そのままバックフリップで叩き付けると、ダイスケがラダーを持ち込む。ラダーに登った内田はダイビング・ヘッドバットを投下するが、カウント2で忍がカット。ならばと内田はパワーボムを狙ったが、みねぴょんはフランケンで切り返す。そこに忍がショートレンジのSEXボンバーを叩き込むと、みねぴょんがちんプラントで叩き付ける。
どうにかカウント2で返した内田だが、素早くステージに登ったみねぴょんはスワントーンボムを投下して3カウント。女性客からは「すごい! すごい!」と興奮気味の声が飛ぶ熱戦だったが、試合後は4者ともノーサイドで健闘を称え合った。
第7試合
前回のニチョプロ2DAYSで初代王者が柴田正人に決定したILNP王座に、塚本拓海が挑戦する一戦がこの日のメイン。延長ベルトをつけたベルトを腰に巻いて入場した柴田。ガッチリ握手を交わしてから試合が始めると、まずはお互い睨み合う。
そこからロックアップするが、柴田がパワーで壁際まで押し込んでいく。手を四つに組んだ塚本は下から捻り上げていくが、柴田もリストロックで取り返す。お客さんエスケープした塚本だが、柴田は片手だけで押し込み逆水平チョップ。塚本もエルボーを返していくが、柴田は逆水平チョップ一発で客席後方まで塚本を吹っ飛ばす。
マットに戻ってきた柴田はボディスラムからジャンピング・ボディプレス。どうにかカウント2で返した塚本だが、柴田はなおもスリーパー。さらにクロスフェースにスイッチしてエスケープさせない。必死で観客に手を伸ばした塚本はエルボーの連打からフィッシャーマンバスターを狙うが、踏ん張った柴田が逆にブレーンバスターを狙う。
必死で逃れた塚本は延髄斬りを叩き込む。これはさすがの柴田も朦朧として客席に倒れ込む。そこで塚本はステージから後転しての変型ムーンサルトプレスを投下。カウント2で返した柴田だが、塚本は河津落としからのグラウンド卍固め。
だが、柴田は右手の力で伸びきった腕を戻してみせるが、塚本はエビ固めで丸め込むと、柴田がキックアウトした瞬間にもう一度グラウンド卍。ここで柴田はお客さんエスケープ。エルボー合戦から柴田はベイダーハンマーを叩き込むが、塚本は返す刀でトラースキック。そして柴田の巨体をフィッシャーマンバスターで見事に投げた塚本は、カウント2で返されるとなおもダッシュ。
しかし柴田がカウンターのテーズプレス。そこからSTFに捉えた柴田だが、塚本は辛くもお客さんエスケープ。バックを取った柴田だが、バックエルボーでどうにか振り解いた塚本だが、柴田はショートレンジラリアットをアゴに叩き込む。そこからステージに登った柴田はフライング・ソーセージを投下。
これもカウント2で返した塚本だったが、柴田はダメ押しの柴チャンコボンバーを叩き込んで3カウント。塚本を退けた柴田はILNP王座初防衛に成功。王者・柴田は塚本を抱き起こして塚本の腕を掲げて健闘を称えた。
そしてマイクを持った柴田は「9割? ほぼ10割、塚本の応援かもしれないけどさ……(ダイアンが「応援してるよ!」)ありがとうございます。最初から俺みたいなデブが支持がないのは分かっているんだよ。でもここにいるみんながクミコ・タケダみたいな声援を受けるまで、何年かかっても俺は防衛し続けるんだ! 応援よろしく願いします! ありがとうございました!」とマイクアピールして拍手喝采を浴びた。
ボーナスマッチ
これで全試合終了かと思いきや、レイチェルさんが「そんなわけないでしょ!」と一喝してボーナスマッチの全選手参加パンツバトルロイヤルへ。前日に続いてロングタイツを着用したダイスケだが、明らかに一部分に詰め物が……。あっくんの背中がミミズ腫れですごいことになっている中、みねぴょんがイキイキしながら竹田の股間に手を伸ばしていく。
植木のパンツを途中まで下げた状態で宮本はロメロエスペシャルで釣り上げる。谷口がダイスケのパンツを引きちぎると、宮本がロメロスペシャルで吊り上げる。ステージ上ではみねぴょんがなぜか竹田にヒザ十字固め。
あっくんが羽交い締めにした塚本のパンツを阿部が剥ぎ取ると、最後に残ったのはあっくんと阿部の二人に。なぜか熱いエルボー合戦から阿部がドロップキック。背中のミミズ腫れがすごいあっくんは襲いかかってきた阿部を見事なオースイスープレックスホールドで押さえ込んで3カウント。
すると忍が「優勝おめでとうございまいます。二丁目プロレスは優勝した人にはプレゼントがあります。あっくん、ベルトの価値を高めるために次の挑戦者はあっくん、キミだ!」と柴田の持つILNP王座への挑戦者に指名。
観客から驚きの声が挙がるが、当のあっくんはマイクを持つと「二丁目プロレスは俺が一番輝ける場所だぜ! 次回、挑戦権もらったから柴田とあのチ○ポのベルトを懸けて、俺が勝って、俺が二丁目プロレスを引っ張っていくぜ! みんな、観に来てくれよな! 今日はありがとうござました!」と、その言葉通りとびきり輝いてみせた。