全日本プロレス12.15後楽園大会 ファン感謝デー/青木篤志デビュー10周年記念試合 諏訪魔&光留&野村vs.船木&イサミ&宮本
ファン感謝デー
日時:2015年12月15日(火)
開場:18:00 開始:19:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:705人
▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
中島洋平/○青柳優馬
11分44秒 逆さ押さえ込み
SUSHI/●SUSHI☆小僧
▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
西村修(フリー)/○土方隆司(フリー)
12分58秒 足首固め
渕正信/●佐藤恵一
▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○大森隆男
10分31秒 アックスボンバー→片エビ固め
●ゼウス
▼第4試合 タッグマッチ 45分1本勝負
宮原健斗/●ジェイク・リー
14分5秒 ランニングニーリフト→片エビ固め
○石川修司(フリー)/入江茂弘(DDT)
▼第5試合 ひかりTV presents 特別試合 スペシャル6人タッグマッチ 60分1本勝負
諏訪魔/佐藤光留(パンクラスMISSION)/●野村直矢
19分9秒 ハイブリッドブラスター→片エビ固め
○船木誠勝(フリー)/木高イサミ(BASARA)/宮本裕向(666)
▼第6試合 青木篤志デビュー10周年記念試合 くじ引き式タッグマッチ 60分1本勝負
秋山準/○青木篤志
10分52秒 オブジェクト
曙(王道)/●金丸義信
青木がデビュー10周年を無事之名馬の精神で怪我なし無欠場で達成!
オープニング
メインで行う青木篤志デビュー10周年記念試合のくじ引きが行われる。青木がファンの座席を抽選し、お客さんが青木の対戦相手をくじ引きで引くことになるという。3枚の封筒からお客さんが2枚引くと、対戦相手は曙と金丸。青木は「今こうやって対戦カードが決まりました。ホントは一番倒したいと言っていた秋山選手がまさかのパートナー。これが抽選の楽しみだと思っています。せっかくなので10周年勝ちを狙いに行きたいと思います。引いていただいたお二方には個人的にプレゼントがありまして、Evolutionの非売品Tシャツです!これを実際持ってるのはチームの選手のみで、実際僕が2枚渡してしまったので僕の手持ちはなくなりました。ということで貴重ですけどやっていただいたのでプレゼントです」とTシャツを手渡す。
お客さんがはけるとEvolutionの面々が登場。
諏訪魔は「10周年おめでとう、これからも毒づいてくれ。よろしく!Tシャツなくなって着るものないと思うんで、10周年Evolution青木Tシャツ、これ着て風邪ひかないで頑張ってくれ。おめでとう」とシャツを手渡す。そして佐藤は「青木さん、10周年おめでとうございます。今年、15周年を迎えました佐藤光留です。青木さんのために、こちらの、花束と、佐藤光留が主催しているハードヒットでのオファーを持ってきました。次回!ハードヒット!なんとなく日程は決まってるんですけどまだ発表できないんですけど、エキシビジョンマッチ3分2Rシュートボクシングルールでのオファーを、この空気で断れるんだったら断ってください。前向きでいいっすか?ギャラはいつもどおりで」と青木が苦笑しながら了承。
野村が「青木さん!10周年おめでとうございます!青木さんにはすごいお世話になってて、まあ、もう今日その日頃の感謝の気持ちを、ぶつけたいと思います。自分はこのプロレスの小説を持ってきました。色々、青木さんに感謝の気持ちしかありません」とたどたどしい挨拶をしているとそれを遮って青木が「いいよとりあえず本もらうけど、お前も本を読めるように勉強してくれ、ありがとう」とマイク。
最後に青木は「今日ほんとは2015年ファン感謝デーというのがメインなんですけど、こんな形になって自分が10周年ということでこういう感じになりましたが、試合は1試合1試合面白いものがあると思いますし、また来年に繋がるようにやっていきたいと思いますんで、今日は楽しんで帰ってください。全日本プロレスこれからスタートします。いくぞーといったら、やっちまえ!で。是非やってください」と観客と声を合わせた。
第1試合
先発は青柳とSUSHI。腕の取り合いからSUSHIがヘッドロック。青柳が突き飛ばすもSUSHIはタックルで倒し走りこむと、飛びつきヘッドシザースで倒し距離を取る。改めて組み合うと青柳が自軍コーナーに押し込み中島にタッチ。SUSHIも小僧にタッチ。
小僧は中島と組み合わずにかわすと「らっしゃーい!」と客にアピールするが、中島が背後から攻撃しバックエルボーで倒すと、腕をとろうとするが小僧はアームホイップからセカンドロープに飛び乗り中島に体当たり。「らっしゃーい」と調子に乗るが、中島がミドルキックを連発しコーナーに押し込むと青柳にタッチ。
青柳はコーナーで小僧の顔面を踏みつけていくと、ボディスラムで倒しフォールも2。青柳はコーナーに叩きつけて中島にタッチ。
中島は小僧をロープに振ると、アームホイップからハーフダウンの小僧の背中に強烈なキック。痛がる小僧を逆エビ固めで捕らえると、小僧はロープを掴む。
中島がブレーンバスターを狙うが小僧は着地。そのままSUSHIにタッチし、SUSHIは中島にニールキック。
中島をコーナーに振り走りこむが、中島はショルダースルーでエプロンにSUSHIを落とすもSUSHIはスワンダイブ式のミサイルキック。
小僧も出てきてダブルで攻撃を狙うが、中島はSUSHIを突き飛ばし小僧に誤爆させると青柳も出てきてSUSHIと小僧をコーナーに振るが、これをエプロンに降りたSUSHI達がダブルの拝み渡り。だが青柳が腕を振りSUSHIの股間をロープに強打させると、小僧も落とそうとするが小僧はロープの反動をつけてトップロープに戻ると中島をアームホイップで投げ捨て青柳を蹴散らすとSUSHIとタッチ。
小僧が出てくると中島は串刺しドロップキックからフォールも2。中島は青柳にタッチ。
青柳はエルボー連打。小僧はチョップで返し青柳をロープに振ると、青柳がジャンピングエルボーで小僧を倒し、更にコーナーに青柳が振られるも走りこんできた小僧にカウンターのクロスボディを叩き込み更にダイビングクロスボディ。フォールもSUSHIがカット。
青柳は担ごうとするも小僧がダブルチョップからロープに飛ぶも、青柳はドロップキックで迎撃しフォールも2。
青柳はブレーンバスターを狙うが、小僧が着地しカニバサミから619。SUSHIも出てきてダブルのチョップから合体式のボディプレスでフォールも2。
SUSHIがコーナーに登り、そこに肩車で登ろうとした小僧だったが、そこをエプロンから中島が延髄斬りをくらわせ叩き落とすと、青柳が小僧とチョップ合戦。青柳がエルボーで倒しバックをとろうとするが、逆にバックを取った小僧。SUSHIがそこへ地獄突きをくらわせ小僧が丸め込むも2。小僧は逆さ押さえ込みを狙うが逆に青柳が逆さ押さえ込みで丸め込み3カウントを奪った。
第2試合
スーツで出てきた西村と土方。狭山市市議会議員の土方が「折角の機会ですので、私が市議会議員を努めます狭山市の紹介をさせてください。狭山市は昭和29年に誕生しました。昨年60周年を迎えた所でございます!都心まで1時間弱で行けるということで、都心のベッドタウンとして栄えてまいりました。高度経済成長には、工業団地と住宅開発と人口が一気に10万人を突破しました。平成7年度にはピークに達し14万人を数えたところです。しかしながら、近年の少子高齢化の波を受けて1万人ほど減少しまして15万3千人ほどでございます。それではですね、市議会議員として何がしたいかを簡単に説明します。日本は様々な社会背景により混沌としている形でございます。狭山市も大きな課題がある中プロレスの活力を使って地域を元気にしたい!プロレスを知らない人に政治を通して全日本プロレスを一人でも多くの人に知ってもらいたい!政治家としてもプロレスラーとしても尽力していきたい!」と挨拶。
続いて文京区区議会議員の西村が「皆様のいらっしゃいますところが私が活動しております地元文京区でございます。20万8千人を持っておりまして、一番の自慢といいますのは23区内で一番火災の発生率が低い。犯罪検挙件数が一番低い。ようするにものすごく一番治安の良い街でございます。現在やっていることはただ一つ。学校給食の完全和食家でございます。肉と牛乳で身体を壊してしまい、同じような癌で苦しむ子ども達、アレルギー等に困っている子ども達のために命がけでやっている地方議員が私ただ一人です。日本人本来の食に戻す、命がけでやってまいりますよろしくお願いします。日本の国家の40兆を超える人達の中で」と語り続けた所で、渕の入場曲が鳴り響き強制終了。
なんと土方と西村はスーツで試合をするという。
先発は西村と渕。西村は渕を押し込むとクリーンブレイク。腕の取り合いからグラウンドへ。渕がヘッドシザースで捕らえると、西村は回転し倒立。
抜け出た西村を渕は改めてヘッドシザースで倒すと、西村はブリッジし抜けようとするがこれは渕が締めあげる。だが西村はなんとか抜け出るとスピニングトーホールドから足4の字固め。渕が抜け出ると西村は土方にタッチ。土方は渕に強烈なローキック。たまたず渕は佐藤にタッチ。
佐藤は土方をコーナーに押し込みチョップ連発から串刺しエルボー。さらにドロップキックで倒し、ボディスラムを狙うが耐えた土方が逆にボディスラムからサッカーボールキック。土方は西村にタッチ。
西村は佐藤をロープに振りバックエルボーからネックロック。コーナーに押し込んだ西村がかち上げエルボー3連発から土方にタッチ。
土方は佐藤の足を刈って倒すとトーホールド。これは佐藤がロープへ。土方は西村にタッチ。
西村は佐藤をロープに振るとスリーパーで捕らえる。佐藤はロープを掴むと、西村は強烈なチョップ。佐藤はエルボー連打で返していくが、西村はガットショットからかち上げエルボーで倒し、佐藤を立たせるとコーナーに振るが佐藤は足を伸ばしガードするとミサイルキックで倒し渕にタッチ。
渕は西村にドロップキックを叩き込み、ヘッドロックからグーパンチ。再度ヘッドロックからグーパンチを叩きこむと、滞空時間の長いボディスラムで叩きつけ、出てきた土方にもグーパンチからボディスラム。
渕は西村にガットショットからサミングを執拗にしてからボディスラム。渕はバックドロップを狙うが、逃れた西村に渕はビッグブーツから走りこむも西村はコブラツイストで捕らえる。渕はそのまま担ぎあげて叩きつけると佐藤にタッチ。
佐藤は西村をロープに振ってドロップキックを叩き込むと、再度ロープ振るが西村はガットショットからかち上げエルボーを連発し土方にタッチ。
土方と西村は佐藤にダブル攻撃から西村はダブルアームスープレックス。土方がブレーンバスターを叩きこみフォールも渕がカット。
渕は西村にバックドロップを叩き込み、佐藤が丸め込むも2。佐藤はコーナーに登りミサイルキックからフォールも2。佐藤はブレーンバスターからフォールも2。
佐藤は土方をスリーパーで捕らえるも、そのまま土方が佐藤にレッグロック。締めている佐藤がタップをし観客が呆然となるなか、土方と西村はスーツのジャケットを手に握手をしリングを後にした。
第3試合
ゼウスがロープに押しこむもクリーンブレイク。逆に大森が押し込むと大森は強烈なチョップ。チョップ合戦からタックルでのぶつかり合いへ。大森がビッグブーツを叩き込むとゼウスがタックルで倒し、たまらず大森は場外へ出る。
ゼウスはエプロンに登ってきた大森を担ごうとするが、耐えた大森とチョップ合戦からラリアットでなぎ倒し大森は場外に転げ落ちる。ゼウスは場外に降り大森を鉄柵に叩き付けていく。ゼウスはなんとかエプロンに這い上がってきた大森をぶっこ抜きブレーンバスターでリング内に投げ捨てるとフォールも2。ゼウスはスリーパーで捕らえるも、大森はロープに足を伸ばす。
ゼウスは大森をコーナーに押し込み強烈なチョップ。コーナーに振ると串刺しラリアットから串刺しボディスプラッシュ。さらにベアハッグから投げ捨ててフォールも2。
ゼウスは喉輪落としの体勢になるが、耐えた大森にゼウスが串刺し攻撃を狙うが大森がビッグブーツ。さらにビッグブーツからニールキックを叩き込み両者ダウン。ダウンカウント8で立ち上がると、大森がゼウスのバックを取り投げようとするが、耐えたゼウスの背中に大森がアックスボンバーからコーナーに座らせ雪崩式バックドロップ。フォールも2。
大森はアックスギロチンを狙うが、耐えたゼウスが逆にパワーボムで叩き付け、大森が立ち上がり様にラリアットでなぎ倒す。更に喉輪落としで叩き付けフォールも2。
ラリアットのぶつかり合いから大森がアックスギロチン。フォールも2。大森がアックスボンバーを叩き込み3カウント。
休憩前に1月のカードに関して発表があった。
『2016 ニューイヤーウォーズ 2Days』
日時:1月2日 12時開始
会場:後楽園ホール
▼シングルマッチ
佐藤光留
vs.
石川修司(フリー)
▼6人タッグマッチ
中島洋平/佐藤恵一/青柳優馬
vs.
木高イサミ(BASARA)/宮本裕向(666)/田村和宏(HEAT UP)
▼タッグマッチ
宮原健斗/ジェイク・リー
vs.
青木篤志/野村直矢
▼新春バトルロイヤル
特別参戦選手:ウルティモ・ドラゴン、関本大介(大日本)、岡林裕二(大日本)
『2016 ニューイヤーウォーズ 2Days Evolution1 -始動- in 後楽園 ~ Evolution First Produce Event ~』
日時:1月3日 12時開始
会場:後楽園ホール
▼タッグマッチ
大森隆男/青柳優馬
vs.
福田洋(BASARA)/星誕期(DDT)
▼6人タッグマッチ
渕正信/SUSHI/SUSHI☆小僧
vs.
石井慧介(DDT)/高尾蒼馬(DDT)/入江茂弘(DDT)
▼6人タッグマッチ
諏訪魔/佐藤光留(パンクラスMISSION)/コードネームG
vs.
宮原健斗/ゼウス/石川修司(フリー)
特別参戦:ウルティモ・ドラゴン
第4試合
先発は入江とジェイク。ジェイクがロープに押し込みエルボー。エルボー合戦は入江が打ち勝ちロープに振るもジェイクがビッグブーツからミドルキック連発で入江を倒す。入江はたまらず石川にタッチ。ジェイクも宮原にタッチ。
石川は宮原をロープに押しこみクリーンブレイク。タックルのぶつかり合いから宮原がビッグブーツ。だが石川がショルダータックルで倒し、組み合うも宮原が自軍コーナーに押し込みジェイクにタッチ。
ジェイクは石川を投げようとするが石川が膝蹴りをボディに叩きこみ入江にタッチ。
入江と石川はダブルのタックルでジェイクを倒すと、入江がテディベアを投下。ジェイクは立ち上がるとエルボー。入江はヘッドバッドで返しエルボー合戦へ。入江はコーナーに押し込みヘッドバット連発から石川にタッチ。
石川はエルボー連発からニーリフト。更にストンピングからコーナー際で踏みつけていくと、その背中に入江もおぶさり二人分の体重を乗せるが、石川がバランスを崩して倒れる。石川は「お前いけ!」と入江にタッチ。入江はボディシザース。ジェイクはロープを掴み、入江は石川にタッチ。
石川はボディスラムからフットスタンプ。ブレーンバスターを狙うが、ジェイクは逆にブレーンバスターで叩き付けて宮原にタッチ。
宮原はビッグブーツから顔面にドロップキックを叩き込み、石川をコーナーに振ると串刺しエルボーからブレーンバスターを狙うが、石川はニーリフトから串刺しラリアット。さらにバックドロップで叩き付けてフォールも2。
エルボー合戦から石川がSTOで倒し肩固め。宮原はロープへ。石川はボディスラムからコーナーに登るが、宮原は正面に登り雪崩式ブレーンバスターからジャーマン。だが石川がジャーマンで返すもすぐに宮原はビッグブーツを叩き込み両者ダウン。両者タッチ。
ジェイクがビックブーツからエルボー合戦。ジェイクはミドルキック連発からコーナーに振ると串刺しバックエルボーから俵投げ。フォールも2。
入江は走りこむもジェイクはガットショットからDDT。フォールも2
。ジェイクはジャンピングキックも入江はこれを避けてスピアーを叩き込み石川にタッチ。
石川はリング中央にジェイクを寝かせるとそこへ入江をボディスラムで叩き付けてからフォール。これは2。
入江と石川は串刺しラリアットからファンタスティック・フリップ。だがこれをジェイクが避けて入江が自爆。宮原が出てきて石川にビッグブーツからジェイクがレッグラリアットを叩き込みフォールも2。
ジェイクはミドルキック連発からハーフダウンの石川にミドルを叩き込んでフォールも2。
ロープに飛んだジェイクに石川が追走式のニーからジャーマンスープレックスで叩きつけてフォールも宮原がカット。
石川は走りこむもジェイクがカウンターのミドル。石川のエルボーとジェイクのミドルの打ち合いからジェイクが走りこむも石川がラリアットで叩き伏せフォールも2。石川はダメ押しのTSUNAMIを叩き込んで3カウントを奪った。
第5試合
佐藤光留がギリースーツで入場。なぜかもう一人ギリースーツの選手をお供に連れてくるが、選手コールでは「with ギリーマン」とコールされ正体不明。
先発は佐藤光留らしきギリースーツの選手とイサミ。光留は場外に出るとギリーマンと肩を組みぐるぐる回るとどちらかわからない選手がエプロンへ。さすがにレフェリーに注意され光留はギリースーツを脱ぎリングへ。グラウンドでの攻防から両者タッチ。
宮本と諏訪魔となりロックアップからバックの取り合い、腕の取り合いから諏訪魔が宮本の片足をとり逆さ吊りにするとコーナーに吊るす。これはブレイク。
手4つから諏訪魔が潰すと、ベアハッグで宮本を担ぎ上げ相手コーナーに移動。船木がタッチ。
船木を諏訪魔が十字固めでおさえると、船木は脇固めで捕らえる。逃れた諏訪魔が野村にタッチ。
野村をヘッドシザースで捕らえた船木。抜け出た野村を逃さずレッグロックへ。なんとか立ち上がった野村だったが船木は腕ひしぎに引きこむも野村はなんとかロープへ足を伸ばしブレイク。
野村が船木をロープへ押し込み顔面にエルボー。船木はローキック連発で倒すとストンピングからフライングメイヤー。さらにサッカーボールキックを叩き込みイサミにタッチ。
イサミはハーフダウンの野村の膝にドロップキックを叩き込んでからコーナーに押し込んで膝をロープに括りつけるとそこへドロップキック。イサミは宮本にタッチ。
宮本は野村の膝にスピニングホールド。宮本は船木にタッチ。船木は片逆エビ固め。野村はロープへ手を伸ばす。船木はイサミにタッチ。野村のエルボーからイサミが膝へドロップキック。イサミは宮本にタッチ。宮本と野村がエルボー合戦。野村が走りこむも宮本がスピンキック。宮本がロープに飛んだ所で野村が追走式のエルボー。野村はボディスラムで叩き付けて諏訪魔にタッチ。
諏訪魔は宮本に串刺しラリアットからサイドスープレックス。さらにパワーボムを狙うがイサミがカット。諏訪魔はイサミと宮本をなぎ倒すと宮本を担ぎ上げる。着地した宮本のニールキックを避けた諏訪魔がスリーパーからラストライドを狙うも、宮本が前方回転エビ固め。返した諏訪魔がニーリフトから走り込むが、宮本がカニバサミで倒しそこへイサミが顔面蹴り。宮本はイサミにタッチ。
諏訪魔はダブルチョップでイサミを倒すと、イサミはチョップで返すが諏訪魔のダブルチョップで何度も倒れる。イサミは諏訪魔にドロップキックも、諏訪魔はハンマーを落とし、コーナーに振ろうとするが逆にコーナーに振ったイサミが宮本とともにダブルドロップキック。
イサミはコーナーに登るとボディプレスを狙うが、キャッチした諏訪魔がリングに叩き付け光留にタッチ。
光留はミドルキック連発から串刺しミドル。さらにイサミを投げ捨てフォールも2。返されるとすぐさま光留はアンクルホールドへ。イサミも足をとっていくが、光留がコントロールし背中にエルボーからバックドロップを狙うも、イサミは背後に着地するが膝を傷めつけられていて倒れこむ。
なんとか立ち上がるとイサミはボディブローからブレーンバスターで叩きつけミドルキック連発。これをガードした光留がイサミにミドルキック連発からハイキックを狙うがイサミはカウンターの顔面パンチ。イサミは船木にタッチ。光留も野村にタッチ。
野村は船木にドロップキックから串刺しエルボー。さらにブレーンバスターで叩きつけてコーナーに登るとミサイルキック。フォールも2。
船木は野村にミドルキックからフライングメイヤー。さらにサッカーボールキックを叩き込んでフォールも2。船木は野村をスリーパーでとらえ、カットに入ってきた諏訪魔に宮本がコブラツイスト、光留にイサミが卍固めでとらえる。諏訪魔がいち早く抜け船木をカット。
船木がローキック連発からミドル。これをキャッチした野村が顔面を張ると、船木も顔面を張り替えし浴びせ蹴り。野村をスリーパーで捕らえるが諏訪魔がカット。諏訪魔と光留を宮本がハンドスプリングエルボーで場外に落とすとそこへイサミが場外ダイブ。
リング上では野村が船木にスピアーを叩き込み、再度スピアーを叩き込むとフォールも船木がロープを掴む。船木は走りこんできた野村にニーリフトからバックドロップ。さらにサッカーボールキックからフォールも2。船木はハイブリッドブラスターを叩き込んで3カウントを奪った。
勝利した船木達にひかりTVから4Kチューナーが贈呈された。
第6試合
先発は青木と金丸。ハイスピードな攻防から距離を取り両者タッチ。
曙は秋山をロープに押し込み張り手。走りこんできた秋山を弾き返しエルボードロップを投下するも秋山はこれを避け自爆。
秋山は四方からタックル。曙が全て受けきると秋山は青木にタッチ。
青木は四方から曙にぶつかっていくが曙は微動だにしない。青木は秋山にタッチしようとするが秋山はこれを避けて行けと指示。青木は気合を入れて曙にぶつかっていくが、曙はショルダータックルで倒し、再度走りこんできた青木をショルダースルーで叩きつけると青木を踏みつけてから金丸にタッチ。
金丸はボディスラムからセントーンを投下しフォールも2。金丸はストンピング連打からかち上げエルボー。金丸は曙にタッチ。
曙は倒れている青木の首の上に乗り踏みつけていくと、フラフラと立ち上がった青木のチョップを受け止め強烈な張り手。さらに串刺しボディスプラッシュからボディプレスを投下も青木はこれを避け秋山にタッチ。
秋山は曙に串刺しニーからエクスプロイダーを狙うも、これを耐えた曙が走りこんできた秋山にサイドバスター。曙は金丸にタッチ。
金丸は低空ドロップキックからダイビングクロスボディ。フォールも2。金丸は串刺しラリアット。だが秋山は「来いよオラ」とすぐにエルボーを返しエルボー合戦。金丸はブレーンバスターで秋山を叩き付けると、立ち上がった秋山にラリアット。だが秋山が逆にラリアットで叩き伏せ青木にタッチ。
青木は串刺し攻撃を狙うが姉丸がビッグブーツでゲイh激し走りこむが、青木がドロップキックで迎撃しコーナーに登るとミサイルキック。青木は串刺しエルボーからブレーンバスター。さらにハーフダウンの金丸の顔面にドロップキックを叩き込んでフォールも2。
青木は投げようとするが、着地した金丸に青木は走りこむと金丸はフラップジャック。曙が出てきて青木に串刺しボディスプラッシュ。倒れた青木にボディプレスから金丸がダイビングボディプレス。フォールも秋山がカット。
金丸はディープインパクトからフォールも2。金丸は垂直落下式ブレーンバスターを狙うも、青木は着地しブレーンバスターで叩きつけフォールも2。青木はラリアットでなぎ倒しフォールも曙がカットしようとするが、青木がこれを避けて曙のエルボードロップが誤爆。秋山が曙にランニングニーを叩き込み場外に落とすと、金丸にエクスプロイダー。青木がそこにダイビングボディプレスを投下しフォールも2。青木はオブジェクトを叩き込んで3カウントを奪った。
エンディング
秋山が「皆さん、本日はファン感謝デーご来場まことにありがとうございます。今年は皆さんにご心配ご迷惑をお掛けしました。でもこうやって若い選手がどんどん伸びてきています。来年も全日本プロレスをよろしくお願いします。今日は10周年の青木に締めてもらいます」とマイクを渡す。
青木は「今日は10周年ということでこんな試合を組んで頂いて感謝しています。それと同時にこんな年末の忙しい中、後楽園ホールに集まったくださった皆さんにほんと感謝しますありがとうございます。勝手に自分のことをちょっとお話させていただきます。僕は2005年12月24日にデビューをして、まだ、完全に10年はたってないんですが、1年1年、怪我をしないで、欠場しないで、一年ずつ必ず、全部の試合に出てやるんだっていう気持ちをずっと持ってやってまいりました。そして、自分の中で最終的な目標が、10年間無欠場というものでした。もう、今現在、怪我してるつもりもないし、病気にならなければの話ですが、このままいけば無欠場自分の中の一番の目標が達成できると思います。これは!闘ってくださった先輩方、それから応援してくれたファンの皆様、そして丈夫に産んでくれた両親のおかげだと思います。これからも!全日本プロレスはまだまだ進んでいきます。これからも皆さんと一緒に、良い全日本プロレスを作り上げていけたらいいと思いますので、どうぞ来年もよろしくお願いします」と挨拶し年内最終興行を見事締めた。
<試合後コメント>
青木篤志
――10周年記念試合が無事終わりました
「終わっちゃいましたね。記念試合になっちゃいましたけどね」
――秋山さんとの対戦が実現しなかった事が残念です
「それがくじ引きの、やっぱり自分が選んだ最大の、なんていうかな醍醐味だったのかなと思って、まあ、今思えば、まだ闘う時期じゃないのかな。まあ王道トーナメントで当たって負けて、やりたいと思ったけど、まだ今やる時じゃないのかなっていうのが正直なとこで、むしろ逆に言えば、曙、金丸、正直言えば全日本から出てく、出て行ってる人だから、逆に言えばその人達二人とあたったっていうことのほうが、俺にとって重要な意味があるのかなって。これは結果論でしかないけど、でももう組み合わせが3パターンしかなかった時点で、俺だったらどうしてやろう、この組み合わせだったらあれやってやろうという気持ちがずっとあったんですけど、まあ、一番当たり障りが無いようで、実は一番不快意味があったのが今日の組み合わせだったんじゃないですか。そう思います」
――リング上で言われていた10周年迎えるうえで怪我とかで欠場したことがないというのはなかなか無いケースだと思いますが
「だと思う。一応自分の中では組んでもらった試合、例えば発表してある試合ですいません今日体調悪いんでとか、ちょっと怪我しちゃったんで休みますというのは今まで無かったはずです。元々組まれてない試合は別として、それは一応自分の中でずっと守らなきゃいけないものだと思ってやってきたもので、やっぱり、デビューした時に28で、年齢もいっていて、背も低くて、身体も小さくて、その中でどうやって俺何を売りにやっていけばいいんだろうって、身体の小ささを一個武器にするっていうのも手だったんだけど、一個自分の中であったのが、どんなでっかい人とかどんな強い人にやられても絶対に壊れないでいてやろうっていうのがあって、それがまあほんとに、当時付き人やらせてもらってた秋山さんから、馬場さんからの言葉で無事之名馬というのがあって、欠場しない人間が一番だって教えてもらった時に、俺の目指すとこはここだと思いましたね。だから、本当は20年30年できて、その時に辞める時になって実は欠場してないんだよって言えたらカッコ良かったんだけど、まあ正直、10年という良い区切りだったから、もうここは偉そうに言っていいのかなと思って、言いました。特にね、強調したいっていうか僕の中で言いたいのは、デビューしてから、10年で、怪我がない人っていうのは他にいるのかなって思って。それは一回機会があれば調べてもらいたいぐらいで。多分最近の人だったら少ないのかなと思って、まあ居たとしても僕はそれから先続けていくつもりですから、まあとにかく今日はファン感謝デーということで、僕のことよりもほんとはね、こんなに色んな事があり続けた全日本プロレスでも応援し続けてくれるファンの皆様がいるというのはすごくありがたくて、そこを僕はまずいちばん、ホントはお客さんに喜んでもらうんじゃなくて僕らがお客様を喜ばせてあげないといけないのかなというのはありましたけど、来年もまだまだやっていくつもりですんで、そこはちょっと、こっちも気合入れてやっていきたいと思います」
――今後も無欠場で15周年20周年を迎えていく
「もちろん!ここまで言っちゃったからね!それでどうする年明けぐらいにやっぱり僕痛いから休みますって言ったら結構皆ひっくり返るでしょ?それだけはしないように頑張りますけど、はい。やりたいですねそのままね。やっぱ、少しでも良い話題明るい話題は作っていきたいし、確かにほんとに今全日本悪いというか良くない話が多すぎちゃって、何が良くて何が悪いのかも麻痺してる状態だけど、でも、皆上向いて頑張ってるわけだから。もうここは、ウチラも頑張っていきますし、これだけ応援してくださってるファンの人がいるわけですから、ほんとにそこに甘える事なくやっていきたいですね。そのためにはみなさまの協力も必要かと思いますが、是非よろしくお願いします。来年もまだまだ全日本頑張るんで応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」