50周年を控えた全日本プロレスがチャンピオン・カーニバル&世界最強タッグ決定リーグ戦の年内開催プランを発表!
28日、都内・株式会社カーベル本社内にて行われた全日本プロレス&カーベルの合同記者会見で、チャンピオン・カーニバルと世界最強タッグ決定リーグ戦の年内開催プランが発表された。
全日本プロレスは、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行拡散の影響を受け、毎年春に行われ今年40回目の開催を迎えるはずだった伝統あるリーグ戦であるチャンピオン・カーニバル(以下、CC)を史上初の中止とすることを発表。
緊急事態宣言が発令されて観客を入れての興行が出来ないという状況を打破すべく、4月6日に団体初となる無観客試合の生配信を実施。そして5月からは独自配信プラットフォーム『全日本プロレスTV』でのTVマッチシリーズを配信し、ファンへ途切れること無く全日本リングでの戦いを届け続けている。
そしてこの日の会見では、2017年9月より全日本プロレスとスポンサー契約を結んでいた株式会社カーベルが契約期間の途中にも関わらず、新型コロナウイルスの流行で不安になっている全日本プロレスファンを安心させるためにと2020年9月から開始となる次回契約の早期発表に踏み切った。
この後押しを受け、全日本プロレス代表取締役社長の福田剛紀氏は、「今年9月には延期になっておりましたチャンピオン・カーニバルを開催する予定でございます。また、年末には世界最強タッグ決定リーグ戦という私どもの目玉シリーズの開催準備も進めております」と全日本が誇る二大シリーズの年内開催を発表。
さらに、全日本が2年後に50周年を迎えるにあたり、過去に全日本と縁がありつつも最近は出場していない選手の出場や、大会場でのビッグマッチ開催の計画を発表。オールドファンも含めたファンへの訴求を強め、勢いを増していくことを宣言した。
チャンピオン・カーニバルは9月~10月の2ヶ月にまたがっての開催を予定しているが、出場選手については外国人選手の来日問題などで4月に開催が予定されていた選手と同じメンバーを揃えることが難しく、日本人選手のみでの開催を予定。
世界最強タッグは11月中旬~下旬にリーグ戦を行い、12月に決勝戦を行うという従来の日程を予定しているという。
大会場でのビッグマッチも含めていずれも時勢を見ての正式決定となるとのことだが、全日本プロレスの復活に期待が膨らむ発表となった。