イサミがKO-D無差別級初防戦について「遠藤は恐ろしく相性が悪い相手」カシンへの挑戦権をかけてアントンと彰人が激突!KO-Dタッグ王座決定トーナメント出場チーム&組み合わせ決定

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11月30日、都内のTEC事務所でDDTプロレスリングが『大阪オクトパス2015』(11月28日、大阪府立体育会館第一競技場)の二夜明け会見を行った。会見にはまずメインイベントで坂口征夫を破り、第55代KO-D無差別級王者となった木高イサミが出席。
イサミは坂口戦を振り返って「やっぱり坂口さんとでよかったって気がする。相手が坂口征夫でこのベルトだったっていうのが一番嬉しいですかね。坂口さんはいつも『殺(や)ってやります』っていうふうに言ってるんですけど、また府立から僕と坂口さんの何かが生まれたと僕は思っているので、まだまだ……僕は坂口さんをプロレス続けていたらずっとライバルだと思ってますので。またどこかで……まぁ年越し(プロレスで)も当たるんですけど、どんどんやれる機会が増えたらなと思っています。これを防衛し続けていれば、またすぐ当たるかもしれないですし。楽しみです」と語った。

2015-11-30DDT会見_イサミvs遠藤12月13日の福岡・博多スターレーン大会で、ドラマティックじゃんけんトーナメントで優勝した遠藤哲哉を相手に初防衛戦を行うことが決まっているため、遠藤も会見に出席。博多でKO-D無差別級戦を行うのも、遠藤が同王座に挑戦するのもこれが初めてとなるが、遠藤は「昨日のBOYZでイサミ選手とは初めてのシングルだったんですけど、そこで勝利をあげることが出来たんで、12月13日、俄然楽しみになってきました。はじめは緊張とか不安とかが大きかったんですけど、いまは楽しみが勝ってますね。じゃんけんでKO-D無差別級の挑戦を勝ち取ったんですけど、それも運じゃなくて実力だと思ってますので。リング上でも言いましたが竹下(幸之介)よりも先に挑戦して、竹下よりも先にベルトを獲るっていうのが、僕のひとつの目標ですので13日僕が必ず勝ってベルトを巻きます」と意気込みを語った。
遠藤が言ったように11.29『超BOYZ』後楽園ホール大会で遠藤とシングルマッチを行ってピンフォール負けを喫しているイサミは「昨日遠藤選手とやって思ったのは、前に坂口さんとやったときに僕が言ったように、僕にとって坂口さんは相性がいいので、半分やりやすい部分もあったんですけど、今回の遠藤選手に関しては恐ろしく僕にとって相性が悪い相手だと思うので。それを昨日やって感じましたね。日々練習しているので肉体的な強さ、運動神経、運動能力の高さくらいかなって正直思ったんですけど、そこにプラスしてプロレス頭の良さみたいなものも今は付いているので、ちょっと怖いチャレンジャーだなというのはあります。僕、意外と博多に強いので。博多は勝率いいはずなんですよ。だから博多って地は僕に味方してくれるのかな」と遠藤を分析。

ーーお二人はドロップキックで働いているので、互いのことをよく分かっていると思います。その点でやりずらさはありますか?
遠藤「う〜ん、まぁドロップキックで結構イサミさんは自分の映像とかを見て研究しているんで。それを僕もチラチラ見ながら研究とかしてますね。僕は逆にあんまり自分の映像とかは見ないんですよ。だから研究させる隙を与えないと言いますか……」
イサミ「何、言ってんだよ」
遠藤「何言ってるのか分からないです」
イサミ「ドロップキックで働いているときは全然違和感なく働いて、闘いに対しても何ともないんですけど、この記者会見がやりずらいです」
鶴見亜門GM「昨日、店長としてすごく感謝していると言ってましたけど」
遠藤「それはやっぱり(イサミの)所属がDDTではないので。このベルトはDDTのベルトなので、それは紛れもない事実ですから。取り戻さなければいけないベルトなので……緊張してますね僕」
亜門GM「緊張してるの?(笑)大丈夫? 試合前に結構飲まれているんじゃないの」
イサミ「僕はものすごくリラックスしているので。昨日の試合で考えを改めなければいけないなって部分はありますけど、まぁいつも通りリラックスして試合を楽しむだけですね」

ーー店長として今後、一緒のシフトとかあるんですか?
イサミ「ドロップキックとしてやりづらくなりますね。博多まではないです!」
亜門GM「シフトに入れない?」
イサミ「シフトに入れないじゃなくて、一緒に入らない!(苦笑)バカなんですか?」
亜門GM「シフトを入れないっていう嫌がらせをするのかなって。稼がせない、みたいな(苦笑)」
イサミ「そんな小っちゃい人間じゃないよ!(笑)何を言ってんの! 思ってもみないことを……」
亜門GM「失礼しました」

ーー昨日シングルマッチをやったことは、遠藤選手は自信を深めたと思いますが、イサミ選手にとってはどういうふうに作用しますか?
イサミ「僕は意外といろいろ考えちゃうタイプなので、これからの遠藤選手のプロレスリングってものに対して研究と、傾向と対策を持って、当日はリラックスしてリングに上がりたいですね。何が来ても動じないぐらいの気持ちで」

週刊プロレス加藤記者「昨日の敗因は?」
イサミ「さっき言ったでしょ(苦笑)。力強さとか運動神経の高さとかははじめから分かってましたけど、それに加えてプロレス頭もあったってさっき言いましたよ。……何なんだ、これ!(苦笑)最後に言わせてもらえれば、次のタイトルマッチがいつになるか分からないですけど、1月21日にBASARAの旗揚げ戦がありますので、その時には絶対KO-Dのベルトは巻いていたいなと思います。以上です」

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