【試合詳細】HERO8・29新木場 【WBCシングル】ワイルド・ベアーvsガッツ石島 【WBCタッグ】加藤茂郎&千葉智紹vs伊織&鈴木心 真琴&ブランキー真帆vsワイルド・ZERO&しらすキッド

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『HERO50』
日程:2026年8月29日(土)
開始:18:45
開場:東京都新木場1stRING
観衆:未発表

▼タッグマッチ 20本1本勝負
櫻井匠(フリー)/○神崎ユウキ(TTT)
11分1秒 フィッシャーマンズ・バスター→エビ固め
●室田渓人(Stand up)/橋之介(TTT)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
真琴(フリー)/○ブランキー真帆(フリー)
13分41秒 トルネードクラッチ
ワイルド・ZERO(フリー)/●しらすキッド(ちがさきプロレス)

▼かき氷選手権2026 30分1本勝負
○藤田峰雄(藤田峰雄王国)
9分6秒 かき氷完食
●仲川翔大(フリー)

▼WBCタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組】○加藤茂郎(フリー)/千葉智紹(フリー)
15分46秒 変型首固め
【挑戦者組】伊織(二瓶組)/●鈴木心(フリー)
※第8代王者組が4度目の防衛に成功

▼第5試合 初代WBCシングル王者決定トーナメント決勝戦 60分1本勝負
○ワイルド・ベアー(HERO)
15分34秒 首固め
●ガッツ石島(TTT)
※ベアーが初代王者となる

ワイルド・ベアーがガッツ石島との激闘を制し、初代WBCシングル王座戴冠!WBCタッグは王者組の加藤&千葉が4度目の防衛に成功!

オープニング

 元Growthリングアナで、ACTRIUMを運営する(株)ACT安川結香社長(惡斗)がヤマモト・フレイヤ役で出演の中山祐海とともに、『VALKYRIE ACTRIUM season3-未来の章』(9月6日、新木場/14時半、18時半開演)のPRを行った。同公演にはGPS・豊島修二会長も出演する。

 また、デビュー20周年を迎えたワイルド・ベアーに、HEROアンバサダーのMioさんから花束が贈呈された。

第1試合

 ガッツワールドでデビューし、HERO初参戦となった室田が、ヒールに転向してインディー統一TTT認定無差別級王者となった橋之介がタッグを結成し、櫻井&神崎と対戦。

 急造チームながら、櫻井組は好連係を見せていく。室田はパワーで対抗し、橋之介は強烈な蹴りで攻めていった。櫻井がライオンサルトで橋之介を排除。櫻井組は室田に合体式フェースバスター。最後は神崎が室田にフィッシャーマンズ・バスターでトドメを刺した。好発進した櫻井組は同じ2016年デビューとあって意気投合。WBCタッグ王座獲りを今後の目標に掲げた。

第2試合

 WBCタッグ王座への挑戦権をかけて、真琴&ブランキーがワイルド・ZERO&しらすキッドと激突。ワイルド軍のZEROとしらすは試合前から雲行きが怪しい様子。開始当初、しらすはゴムパッチンなど、得意のコミカルな攻撃。だが、試合が進んでいくにつれ、しらすもシリアスな攻撃へ。ZEROがブランキーに腕十字もエスケープ。真琴組がZEROにサンドイッチ式のキックを浴びせた。しらすがブランキーにラリアットもカウント2。ZEROの有刺鉄線バット攻撃がしらすに誤爆。真琴がZEROにエッジ直々伝スピアで排除。ブランキーがトルネードクラッチでしらすを丸め込んで電撃の3カウントを奪った。真琴組が男子チームを破ったことで、豊島修二会長が10・31新木場でのWBCタッグ王座挑戦を認めた。

 ブランキーは「真琴さんとしっかりスリー獲ったんで、堂々と挑戦します」、真琴は「真帆さんは(あごの)ケガを乗り越えて、有言実行してかっこいい女だと思います。おじ様たちが持つより、私たちが巻いた方がベルトも最高のアクセサリーになると思うんで。私はまだ全然本領発揮してないんで」と語った。

第3試合

 大会当日まで謎に包まれていた「かき氷選手権2026」。試合前に発表されたルールは3カウントまたはギブアップを奪うか、またはかき氷を完食した選手が勝ちになるという。技をかけられても、2人はかき氷を食べに行った。峰雄がマンハッタンドロップ、仲川がミサイルキック、バズソーキックもカウントは2。仲川がトップロープに上がり、スワントーンボムを狙うも、峰雄はその間にかき氷を完食して思わぬ形で試合終了。峰雄には「かき氷1年分」の目録が贈られた。

第4試合

 約20年前、デビューしたばかりの千葉は伊織に何度も叩き潰され、後にタッグを組んだ経緯がある。千葉が悪のユニット・ダークソウルに加入する前の話だ。伊織はダークソウルの初期メンバーで加藤とも過去のいきさつがある。その伊織が鈴木をパートナーにして、HERO初参戦でダークソウルの持つWBCタッグ王座へ挑戦となった。

 試合が始まると、伊織は強烈なローキックを千葉に叩き込んだ。千葉は伊織のマウントを取ってエルボー連打。千葉がチョップを繰り出せば、伊織はミドルキック連打。場外戦でも伊織が千葉にサッカーボールキック。千葉は伊織の足を鉄柱にぶつけていった。鈴木が加藤にランニング・エルボーを見舞えば、伊織はミドルキック連打、ダブルアーム・スープレックス、ラリアットもカット。鈴木が加藤にダイビング・クロスボディを決めれば、加藤は足4の字もカット。鈴木は加藤に丸め込み連発も、千葉が阻止。加藤がレフェリーのブラインドを突き、急所打ちから変型首固めで鈴木から3カウントを奪取した。

 試合後、千葉は「伊織さん、自分がデビューして2、3戦目。あなたにここで何度もボコボコにされました。それでもあなたは俺に向き合ってくれた。最初のパートナーだよ。リングでの再会にだいぶ時間がかかったけど、20年経って、タイトル懸けて同じ場所でやれたのがすごくうれしい。伊織さん、またやりましょう。もう20年待てないですよ」と言うと、伊織と握手を交わした。

 伊織は「50回目の大会に初参戦させてもらって感謝してます。ヤミキ選手とも10年以上前、もういっちょという約束して。その約束が一つ守れたような気がして、少し肩の荷が下りました。千葉選手、加藤選手とも腐れ縁が長いから、これからも続くでしょう」とコメント。

 バックステージで千葉は「伊織さんにあの頃、叩き潰されてなければ、今頃リングに立ってないと思うんで。20年経って、ここで再会できたのはうれしいですね。この痛みも懐かしくて思い出しました」、加藤は「出てた団体がなくなったり、(伊織とは)お互いに別々の人生を歩んできましたけど、プロレスは人生だなって思います」としみじみ。

 ダークソウルは第4代王者時代の最多防衛記録「4回」に並び、次大会(10・31新木場)では女子チーム(真琴&ブランキー真帆)の挑戦を受けることになった。千葉は「このベルトの意義として、性別を超えてというのを望んでたんで」、加藤は「関門くぐってきたんでしょうからいいでしょう」と受けて立つ姿勢を見せた。

第5試合

 初代WBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)シングル王者決定トーナメント決勝戦はHEROの“エース”ワイルド・ベアーがガッツ石島との激闘を制し、初代王座を戴冠。初防衛戦の相手に、かつてターザン後藤一派などのリングで戦いを繰り広げた飛鳥一撃を指名した。

 WBC王座とは年齢、性別、国籍、障害の有無など、あらゆるバリアを取り払った世界のプロレス界で唯一無二のベルトだ。タッグ王座は2019年に創設され、ガッツ&マスクドミステリーが初代王座を獲得。今年、新設されたシングル王座の決定トーナメント(10選手参加)は出場資格をWBCタッグ王座戴冠経験者に限定して、2・21新木場で開幕。ベアーはリッキー・フジ、千葉智紹、ワイルド・ZEROといった実力者を倒して決勝進出。かたや、シード枠のガッツは準決勝で“盟友”ミステリーを下して決勝に上がった。くしくも、ターザン後藤さんの遺伝子を継ぐ2人による対戦となった。

 序盤は師匠の教えを確かめ合うかのようにレスリングの攻防。場外戦になると、チョップ合戦。リングに戻ると、チョップ、ヘッドバットの応酬。ベアーがネックブリーカー、カーフブランディングで攻め込めば、ガッツはラリアット、ブルドッキングヘッドロック、WARスペシャルで絞め上げた。ガッツがラリアットを連発もカウントは2。ベアーはスピア、DDT連発、必殺のバックドロップも2カウント。一瞬の隙を突いたベアーが首固めで丸め込んで3カウントを奪った。

 ベアーは「念願のシングルのベルトを巻くことができました。20周年の記念の試合でベルト獲れるなんて、よくできた話ですが、こういう機会をつくってくれた豊島(修二)会長、ありがとうございました」と歓喜。そして「次の大会(10・31新木場)で初防衛戦になると思うけど、時代と逆行したスタイルでいきたいと思うんで、自分が持っている間は3本勝負とかでやっていきたいと思います。次期挑戦者、指名させてもらいます。豊島会長をKOした飛鳥一撃!ルールはラウンド制でも何でもいい。受けてもらえますか?」と来場していた飛鳥一撃を指名し、飛鳥一撃も受諾。豊島会長が10・31新木場でのタイトル戦を決定した。

 バックステージでベアーは「きつかった。獲れて一安心だけど、これからだから。コスチュームも(ワイルド)セブンと(ワイルド)シューターといつも一緒にと思って新しくしたんで。これで2人にちゃんと報告できると思います。(飛鳥一撃の挑戦が決まったが?)あの人の強さを自分は一番よく知ってるんで。最後にやったとき引き分けてるんで白黒つけたい。ルールはラウンド制だろうが、プロレスルールだろうが何でもいい」と話した。

 タッグに続き、シングルの初代王座には就けなかったガッツは「言い訳はしない。丸め込みだろうが、3カウント入ったから。もう1回、イチから実績つくって、HEROのリングであのベルトを目標にやっていくんで」と潔く負けを認め、出直しを期した。

 急きょ、挑戦が決定した飛鳥一撃は「ベアーさんとは何年かぶりの久々の試合になります。ルールは何でもいい」とコメントした。

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