『PANCRASE 362』に出場する外国人選手2名が公開練習!アサドラエフは回転系キックを何度も見せアピール!

5月29日午後、都内品川区にて、『PANCRASE 362』(5月31日、立川ステージガーデン)に出場する外国人2選手が公開練習を行なった。各選手ともシャドーとミット打ちを各1分間披露。
濱田巧と対戦するジョセフ・カマチョ(Spike22)は、伊藤盛一郎と試合が決まっていたが来日できず、2024年12月以来のパンクラス参戦となる。
前戦は元KOP猿飛流にチョークスリーパーで一本勝ち。今回も元KOPとの対戦。さらに同じ大会ではフライ級新KOPを決めるチャンピオンシップも行われる。久しぶりの参戦ではあるが、次の挑戦者となるべくアピールしたいところだ。
さて、もう1人は、タジキスタンから初参戦のバラカトゥロ・アサドラエフ(Dorob Fight)。2024年IMMAFジュニア部門で優勝を果たし、今回プロデューを果たす22歳の新鋭だ。対戦するのは矢澤諒(フリー)。公開練習では回転系のキックを何度も見せ、打撃系をアピール。矢澤のパンチを止め、中央アジアからの新たな刺客となるのか。
各選手との質疑応答は以下。
《ジョセフ・カマチョ》
――久しぶりのパンクラス参戦となりますが、その間どうしていらっしゃいましたか。
カマチョ「前回の試合のあと、地元のブラジリアン柔術の試合に出たり、あと結婚しました。それから、コーチとラスベガスに行ってトレーニングをしたりと、トレーニングはずっと続けていました。こうして日本に戻ってこられて嬉しいです」
――もう慣れていらっしゃるかもしれませんが、日本の気候はコンディションに影響していますか? 日本はここ何日か急に蒸し暑くなりました。
カマチョ「今日の気候は僕にとってもう完璧です。なぜなら、グアムと非常に似ている気候なので、もう全然大丈夫です」
――対戦相手の濱田巧選手については、どのような印象をお持ちですか。
カマチョ「元王者と対戦することができて、すごく嬉しいです。きっと良い試合になるんじゃないかと思いますので、全力で闘いたいと思います」
――前回の猿飛流選手との試合では、どんなものを得たでしょうか。
カマチョ「1Rはもっとスクランブルになるのかなと予想していたのですが、猿飛流選手のプレッシャーが非常に強くて驚きました。ただ、インターバルに入ってから、自分たちのやってきた作戦をしっかりと実行しようということで、2Rフィニッシュすることができました。猿飛流選手の作戦は非常に素晴らしかったと思います。もう少しでやられるところでした」
――今回の濱田選手はかなり粘り強く組みにくる選手ですが、そのあたりはどのように考えていますか。
カマチョ「彼の試合映像はいろいろ見たのですが、スクランブルになったらすごく面白いだろうなと思います。打撃も見ましたが、非常に素晴らしいと思うので、ファンが望むような試合になるんじゃないかなと予測しています」
――ご結婚されたとのこと、おめでとうございます。生活面では、何か変化がありましたか?
カマチョ「ありがとうございます。特に変わったことはなくて、結婚指輪をはめても特に変わることなく、彼女にコントロールされている生活です(笑)」
――奥様は格闘技をされていたとか、格闘技に理解のあるかたなのでしょうか。
カマチョ「彼女は格闘技は全くやっていなかったです。でも、始めてくれました」
――試合とはちょっと外れますが、ニックネームが「セイ」とのこと、この由来は?
カマチョ「グアムに『マッセッセ』という童謡があるのですが、私が子どもの頃泣いているとき、母がその歌をカセットで流すと泣き止んだんです(笑)。それで、その曲のタイトルから『セイ』と呼ばれるようになりました」
――ありがとうございます。さて、この試合はカマチョ選手の今後にとって大きな意味のある試合となるかと思いますが、ご自身はどのようにとらえていますか。また、この後どのような展開を考えていらっしゃいますか。
カマチョ「この試合にしっかり勝って、フライ級の王者と対戦できたら嬉しいなと思っています」
――この大会では、フライ級の新チャンピオンを決める試合があります。この2選手(時田隆成、岸田宙大)に関してはどう思われますか。
カマチョ「残念ながらお2人に関しての情報は持っていないのですが、勝者と対戦できるように頑張ります」
――チャンピオンシップへの絶好のアピールとして、どんな勝ち方をしたいですか?
カマチョ「打撃でもスクランブルでもグラウンドでも、しっかりフィニッシュしたいと思います。濱田選手がどんな形で攻めて来たとしても、自分は対応できる準備ができています」
――どんなフィニッシュで決着をつけようと思っていますか?
カマチョ「とにかく激闘になることを予想しています。ファンが喜ぶような試合にします。僕の試合はいつも血だらけになるので(笑)、今回はあんまりそうならないといいと思いますが、でもやっぱり血みどろになっちゃうかなと思っています」
――2つメッセージをお願いします。まず、対戦相手の濱田選手へ。
カマチョ「濱田選手、この試合に向けてバッチリ準備して来ていると思います。僕もそうです。ファンが喜ぶような試合にしましょう」
――ではもう1つ、カマチョ選手の試合を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。
カマチョ「日本に戻って来られてとても嬉しいです。皆さんが楽しんでくれるような試合を見せられるように頑張ります」
《バラカトゥロ・アサドラエフ》
――初めての参戦となります。自己紹介をお願いします。
アサドラエフ「皆さまこんにちは、バラカトゥロ・アサドラエフと申します。今回プロデビュー戦で日本に来させていただくことになりました」
――アマチュアでは4勝1敗という戦績ということですが、こちらで合っていますか?
アサドラエフ「はい、その通りです」
――戦績の中で、フィニッシュはどのくらいありますか?
アサドラエフ「サブミッションもありますし、TKOもKOもあります。トーホールドなどですね」
――格闘技を始めた時期と、どんな競技を始めたか教えてください。
アサドラエフ「15歳の時にMMAを始めました。それを今も続けています」
――打撃と寝技、どちらが得意ですか?
アサドラエフ「両方です。なので、両方の技をお見せできればと思っています」
――先ほどの公開練習で、回転系の蹴りを多用していましたが、このような技が得意なのでしょうか。
アサドラエフ「そういう技が気に入っています。先ほどお見せしたスタイルも気に入っていますし、立ち技のストライキングも好きですし、寝技も試合の中でお見せしたいと思います」
――今回、日本でプロデビューすることに関してどのように思っていらっしゃいますか?
アサドラエフ「これまでずっと、アマチュアの世界でやって来ました。世界選手権やタジキスタンの大会に出て、さまざまな経験を積んできました。そのために、今回、日本でプロデビューする機会に恵まれたと思います」
――パンクラスという団体に対して、どのようなイメージをお持ちですか。
アサドラエフ「私は日本が大好きで、日本人も大好きです。今回、プロデビュー戦を日本でさせていただくということをとても嬉しく思っています。パンクラスの試合のレベルは非常に高いものだと思いますので、いつかこちらのチャンピオンシップをさせていただけたらいいなと思っています。そのために経験を積んで行ければいいなと考えているところです」
――日本のどんなところがお好きですか?
アサドラエフ「日本の人々は大変温かく受け入れてくださり、みんな親切で、そういったところから日本が好きになっています。日本料理に関しては、残念ながら試合前なので満喫してはいないのですが、試合が終わったら楽しみたいと思っています」
――パンクラスのファンに対して、どのようなところをアピールしたいですか?
アサドラエフ「試合の中で、私のファンになっていただけるような技をお見せしたいと思います」
――相手選手の映像など見ることは出来ましたか?
アサドラエフ「相手の映像は見ました。チーム全体で彼の闘い方を研究して、どのように勝っていくかというプランを立てています」
――相手は典型的なストライカーで、序盤からガンガン攻めてくると思います。どのように試合を進めたいですか?
アサドラエフ「彼の闘いぶりはチーム全員で見て研究して、どのように勝てるかという戦略を立てていますので、当日それをお見せできたらいいなと考えています」
――理想のフィニッシュがあれば教えてください。
アサドラエフ「さまざまなプランを用意していますので、それを実際にケージでお見せしたいと思います」
――では最後に、ファンへのメッセージをお願いします。
アサドラエフ「アリガトウ。明後日の試合、ぜひ会場にいらしていただいて、観戦していただけたらと思います。私の試合を見ていただき、ファンになっていただければと思います。良い試合をお見せしたいと思いますので、よろしくお願いします」
(写真・構成/佐佐木 澪)
















