【試合詳細】2・11 PANCRASE品川インターシティホール大会 岡村寿紀vs北 英将 渡邉泰斗vs山中大門 名久井 悠成vs近藤悠真

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

『PANCRASE BLOOD.9』
日程:2026年2月11日(水・祝)
会場:東京・品川インターシティホール
開始:13:00

【試合結果】

《第32回ネオ・ブラッドトーナメント》
▼第1試合 フェザー級1回戦 5分3R
●田口翔太(総合格闘技道場CROWN)
1R 1分52秒、アナコンダチョーク(タップアウト)
○宮下 将(UNITED GYM TOKYO)

▼第2試合 フェザー級1回戦 5分3R
○大澤雄空(パラエストラTB)
3R 1分01秒、肩固め(タップアウト)
●稲田光佑(BRAVE GYM)

▼第3試合 フェザー級1回戦 5分3R
○松岡 拓(OOTA DOJO )
判定3-0
●ホンダショウ・ストリックランド(THE BLACKBELT JAPAN)

▼第4試合 フェザー級1回戦 5分3R
○眞弓田 涼介(禅道会)
3R 3分19秒、チョークスリーパー(タップアウト)
●山田浩平(ハイブリッドレスリング八戸)

▼第5試合 フェザー級1回戦 5分3R
●小野瑛太(和術慧舟會AKZA)
1R 4分58秒、TKO(グラウンドのパンチ→レフェリーストップ)
○塔山暖樹(BRAVE GYM)

《ワンマッチ》
▼第6試合 バンタム級戦 5分3R
●村社泰河(CAVE)
判定0-3
○石原健流(ストライプ取手)

▼第7試合 バンタム級戦 5分3R
●木本海人(CAVE)
1R 3分16秒、KO(スタンドのパンチ)
○水島和磨(香取道場)

▼第8試合 72kg契約 5分3R
○平 信一(綱島柔術/ZST)
2R 2分30秒、TKO(グラウンドのパンチ→レフェリーストップ)
●美木 航(NATURAL 9)

▼第9試合 フェザー級戦 5分3R
●矢澤 諒(フリー)
1R 2分18秒、チョークスリーパー(タップアウト)
○ギレルメ・ナカガワ(ボンサイ柔術)

▼第10試合 65kg契約 5分3R
●松井 涼(LDH JAPAN)
3R 0分10秒、KO(スタンドのパンチ)
○宮城 成歩滝(ストライプル新百合ヶ丘)

▼第11試合 73kg契約 5分3R
葛西和希(マッハ道場)
試合中止
西尾真輔(宇留野道場)
※西尾が未計量、失格となったため

《第32回ネオブラッド・トーナメント》
▼第12試合 ライト級1回戦 5分3R
●畑 大晴(ロータス世田谷)
1R 3分16秒、アームロック(タップアウト)
○鈴木慈也(BRAVE GYM)

▼第13試合 ライト級1回戦 5分3R
●目怒頑丈(T-BLOOD)
1R 0分21秒、三角絞め(タップアウト)
○濱地虎男(パラエストラ東京)

▼第14試合 ストロー級1回戦 5分3R
○大村一輝(リバーサルジム茅ヶ崎グランドスラムK.R.E.W.)
判定3-0
●吉田直哉(DIARIO)

▼第15試合 ストロー級1回戦 5分3R
●清沢魁人(VERTICE松本MMA)
2R 2分33秒、TKO(グラウンドのパンチ→レフェリーストップ)
○齊藤翔太(THE BLACKBELT JAPAN)

▼第16試合 ストロー級1回戦 5分3R
●今井洋希(禅道会)
判定0-3
○鎌倉朋哉(パラエストラ札幌)

▼第17試合 ストロー級1回戦 5分3R
●檀原諒平(禅道会)
2R 0分30秒、KO(スタンドのキック)
○笹生誠哉(Naughty House)

▼第18試合 ストロー級1回戦 5分3R
○田畑翔太(K-PLACE)
1R 4分14秒、肩固め(タップアウト)
●佐々木 徠(DIARIO)

▼第19試合 ストロー級1回戦 5分3R
○日向優希(新潟イエローマンズ)
2R 3分01秒、TKO(スタンドのパンチ→レフェリーストップ)
●猿魔(パラエストラ大阪)

▼第20試合 フライ級1回戦 5分3R
水戸邉 荘大(TRIBE TOKYO M.M.A.)
試合中止
時田一生(BRAVE GYM)
※水戸邉が計量オーバー。再計量の結果、57.3kgで600gのオーバーのため試合中止となった。その結果、時田一生が5月4日PANCRASE BLOOD.10での2回戦に進出となる。

▼第21試合 フライ級1回戦 5分3R
平賀 丈一郎(総合格闘技道場CROWN)
試合中止
細川勇哉(DIARIO)
※細川勇哉の欠場により、平賀が不戦勝。5月4日PANCRASE BLOOD.10での2回戦に進出となる。

▼第22試合 フライ級1回戦 5分3R
○藤野 武(パラエストラ八王子)
1R 1分49秒、TKO(アームバー)
●米泉乾太(Right Thing Academy)

▼第23試合 フライ級1回戦 5分3R
小澤武輝(NO FACE GYM)
試合中止
鳴海秀哉(トイカツ道場/SZA)
※鳴海が未計量で失格、試合中止となる。これにより、小澤が不戦勝。5月4日PANCRASE BLOOD.10での2回戦に進出した。

▼第24試合 フライ級1回戦 5分3R
●前田壮吉(リバーサルジム横浜グランドスラム)
1R 3分24秒、TKO(グラウンドのパンチ→レフェリーストップ)
○嶋田大輝(THE BLACK BELT JAPAN)

▼第25試合 フライ級1回戦 5分3R
●高柳 京之介(フリー)
判定0-3
○苫 侑我(パラエストラ札幌)

▼第26試合 フライ級1回戦 5分3R
○山口 丈(SONICSQUAD)
判定3-0
●獅道(THE BLACKBELT JAPAN)

▼第27試合 フライ級1回戦 5分3R
○大鹿烈毅(ALMA FIGHT GYM PUGNUS)
3R 2分42秒、KO(スタンドのパンチ)
●伊藤勇輝(リバーサルジム横浜グランドスラム)

▼第28試合 バンタム級1回戦 5分3R
●千種純平(パンクラス大阪 稲垣組)
判定0-3
○山野邉 嵐(TRIBE TOKYO M.M.A.)

▼第29試合 バンタム級1回戦 5分3R
○木村耀人(UNITED GYM CHIBA)
2R 3分51秒、TKO(グラウンドのパンチ→レフェリーストップ)
●降旗 健太郎(パラエストラ広島)

▼第30試合 バンタム級1回戦 5分3R
○小宮諒也(リバーサルジム横浜グランドスラム)
判定3-0
●井川智貴(R-blood)

▼第31試合 バンタム級1回戦 5分3R
○名久井 悠成(ラッソーナ)
3R 2分54秒、TKO(グラウンドのパンチ→レフェリーストップ)
●近藤悠真(NO FACE GYM)

▼第32試合 バンタム級1回戦 5分3R
○渡邉泰斗(サツキジム横浜)
1R 3分18秒、肩固め(レフェリーストップ)
●山中大門(BLUEHOUSE)

▼第33試合 ミドル級決勝戦 5分3R
○岡村寿紀(リバーサルジム川口リディプス)
2R 1分48秒、TKO(グラウンドのパンチ→レフェリーストップ)
●北 英将(暁道場)
※岡村が優勝。

パンクラスNBトーナメント1回戦は数組が試合中止になるなど波乱の展開に!ミドル級決勝戦はレフェリーストップにより岡村が優勝!渡邉vs山中は1Rでレフェリーストップが入り渡邉の勝利!

第1試合

 1R。ジャブを振る田口。宮下はフェイントをかけながら見ていく。タックルに入るが田口は切ってジャブ。宮下が再びタックルに入ると、田口はガブって蹴り上げる。宮下は首をギロチンに抱えると、そのまま引き込んだ。耐えていた田口だがタップ。

第2試合

 1R。プレッシャーをかける大澤。稲田はローで少しずつ距離を詰めタックル。ケージへ押し込む。投げを狙うが、大澤はこらえ、押し倒して上に。稲田は下から足で相手を押し上げ、突き離す。しかし、大澤はすぐに飛び込んで上に。ハーフマウント。片足をパスしたいが稲田は抜かせない。しかし、大澤が肩固めに入った。絞めるが、こらえる稲田に対しパウンドに切り替えた。稲田が立ち、大澤がケージ際でジャブを振って終了。

 2R。パンチで前に出る大澤。稲田はロー。大澤は大きくパンチを振り、プレッシャーをかけていく。稲田がオーバーハンド。大澤はパンチ、前蹴りと攻め、左ジャブがヒット。さらに左右ジャブ、右ハイキックと攻める。稲田はパンチを打ちながら組もうとするが、大澤が逆に組んでケージに押し込む。ヒザ。さらにテイクダウン! サイドから鉄槌を落とすが、自ら立った。
 稲田は下から蹴り上げる。しかし大澤は再び上に。ボディを殴る。大澤は右足をパスし、ハーフマウントへ。ヒジを落とす。稲田はガードのままケージの方へ移動していく。稲田が蹴り上げ、大澤が立ったところで終了。

 3R。両者プレッシャーをかけ合う。大澤が大きくパンチを振り、胴タックルからテイクダウン! いったん立つが、すぐかぶさってマウント。そして肩固めをセット! サイドに出て絞めると、ガッチリ極まり稲田がタップアウト。

第3試合

 1R。ホンダショウが飛び込んで蹴りから組む。入れ替える松岡。戻すホンダショウ、入れ替える松岡。松岡はケージを背にして差し直しケージへ押し込む。入れ替えたいホンダショウだが、松岡はさせずさらに押し込む。
 お互いヒザを入れ合う。松岡は投げを試みるができず。押し込んでいく。今度はホンダショウが入れ替えてケージへ押し込む。さらに松岡が入れ替えるが、展開なくブレイクがかかった。
 松岡がジャブ、ホンダショウがパンチから組むが、ケージへ押し込んだのは松岡。入れ替えたホンダショウ。しかし、松岡が倒してハーフマウント。尻もちへ戻したホンダショウ。松岡はボディを殴る。立ったホンダショウ。松岡がヒザを打ち込んで終了。

 2R。お互いジャブを振る。松岡が片足タックル。ホンダショウはガブってケージへ押す。足をつかみ上になった。しかし、松岡がヒジを打って返しバックマウントに。背中に乗っていくが、ホンダショウが立つ。ケージへ押す松岡。ホンダショウは差しきれない。投げたい松岡、堪えるホンダショウ。松岡、尻もちをつかせるが、ホンダショウは立った。
 松岡はケージへ押し込み、足を引っこ抜いて上に! まわるホンダショウ。松岡がバックマウント。ホンダショウが上になるが両者立ち上がる。
 松岡がケージへ押し込むとホンダショウはボディへヒザを打ち込む。投げを打ちたい松岡だが、ホンダショウはこらえて立った。
 松岡がボディロックからテイクダウン! ヒジを落としハーフマウントへ。さらに両足をまたいでマウント! ホンダショウは脱出できず終了。

 3R。ホンダショウが右パンチから組んでケージへ。バックを奪う。松岡は腕を入れて首を狙わせない。さらに返して上に。サイドからヒジ連打。バックに回った松岡。ホンダショウは脱出しそうだが、松岡は再びしっかりバックを取り殴る。ホンダショウが振り向いて上に。密着する松岡。足関を狙う。ホンダショウ免れたが、松岡が上に。パウンドラッシュ! 立とうとするホンダショウだが、松岡が下から首を抱えて引き込んだところで終了。
 ジャッジは3名とも30-27、3−0で松岡が勝利。2回戦へ進出した。

第4試合

 1R。山田がロー、プレッシャーをかけていく、パンチから片足タックルへ。しかしケージへ押し込んだのは眞弓田。ヒザを打ち込む。山田はパンチから片足をつかんでケージへ押し込む。転びそうになった眞弓田だが、立って鉄槌を入れる。
 さらに押し込む山田。ヒジを入れるが、山田がバックに。激しくヒザを打ちこむ眞弓田、片足をかかえたまま立つ山田がケージへ押し込む。細かく殴る眞弓田。両者立つ。眞弓田が肩パンチ。山田がボディにヒザ。再び押し込んだところで終了。

 2R。パンチで出た眞弓田がケージへ押すが、山田がヒザを打ち込み倒して上に。山田がハーフマウントから鉄槌を落とす。投げて殴る山田。カメになった眞弓田。山田はバックから腕を狙うが入らない。
 眞弓田が頭を抜いて上になりヒジ連打。殴って立つ。寝たままの山田のパンチを落とす。さらにローを入れたところで終了。

 3R。山田が眞弓田の片足を取り、尻もちをつかせる。眞弓田はヒジ。山田が立ってケージへ押し込んだ。足は離さない。殴る眞弓田。山田は足を離した。
 回ってケージへ押し込む眞弓田。上に乗っていく。しかし、山田が回って上に。ヒジを落とす。眞弓田、尻もちに戻した。押し込んでいく山田。眞弓田が立って投げ、バックを取る。そしてチョーク! これが極まり、山田がタップアウト。

第5試合

 塔山がロー。小野は右ハイキック。塔山が組んでケージへ押し込む。お互いヒザを打ち込む。塔山は片足をつかむ。アームロックを狙う小野。横三角に入った。小野は横三角で絞めに行くが、塔山は小野の頭をまたぎ防いでいる。まだ極まらない。しかし、塔山も動けない。
 小野はアームロックを狙う。三角を外した塔山はバックに回りパウンド。小野は正対し、首を取る。しかし、塔山は外した。強いパウンドを連打! 小野はカメになり立とうとする。しかし、パウンドを打ち続ける塔山。残りわずかだったが、逃げられない小野を見てレフェリーが試合を止めた。

第6試合

 1R。石原がロー。じわじわ近づいていく村社。石原が前蹴り、そしてタックルに入る。石原は下になるが、足を取る。じっくり極めにいく構えの石原。外したい村社。
 石原は回りながら殴り、足を離さない。殴る。足を取り直し殴る。
 残り1分。殴る石原。しかし極まらず、外して立ったところで終了。

 2R。村社が片足タックル、テイクダウン! 石原マウントへ。村社が背中を向けると石原バックマウント。殴る。石原が首を狙うが、村社が両手で引き剥がして防いだ。
 反転しようとする村社だが、石原は先回りして上になりパウンドラッシュ! 村社が背を向けると石原はまた首を狙うが、村社は防いでいる。石原が三角。さらに腕十字へ移行するが、村社は防ぐ。石原が再び腕を狙ったところで終了。

 3R。村社が左ミドル、石原も蹴り、ロー。バランスを崩した石原、村社が上になるが、石原は回って立つ。足を取りに行く石原。村社は殴って立った。
 石原はケージへ押し込むが、村社が顔面にヒザを入れ離れる。しかし、石原はバックに回りバックマウント。村社はカメになっており、バックから腕を狙う石原。村社は逃げるが、石原はバックを取って立ちケージへ押し込む。ボディを殴り、再び足を狙う石原。村社も殴るが終了。
 ジャッジは3名ともに30-27、3-0で石原が勝利。

第7試合

 1R。開始すぐ前に出る水島。木本はロー。水島がミドル。木本が組みに行き、引き込み気味に下になる。水島が立ち、木本もすぐに立つ。
 水島が間合いを詰めパンチを振っていく。木本もジャブ、右ハイキック。水島のワンツーがヒットした。木本は下がりながらもパンチを当てると、一瞬、水島の動きが止まった。木本がすかさずパンチを打ちこむが離れた。
 パンチで前に出ていく水島。左ストレートがヒット! 木本が後方にダウン! 木本は後ろに回転して立ち上がった。水島がまた出てジャブを当てる。離れようとする木本だが、水島の左ストレートがヒット、木本ダウン! 水島が鮮やかなKO勝利を挙げた。

第8試合

『暴走柔術』平は2019年より参戦中。2024年12月、張豊にTKO、昨年9月、畑大晴に積極的なテイクダウン力で判定勝ちを収め2連勝中。
 対する美木は、CAGE FORCE、修斗でキャリアを詰んだベテラン。現役引退後ジムを運営しているが、2023年12月、約7年8カ月ぶりに復帰。近藤有己戦でパンクラス初参戦し、判定勝ちを収めた。かつて団体のエースに君臨した近藤を、持ち前のグラウンドテクニックで下している。今回は約2年2ヶ月ぶりのパンクラス参戦。ベテランファイター同志の闘いは、どちらに軍配が上がるか。

 1R。相手を睨みつけた平が前に出ていく。ケージへ押し込んでボディを殴る。美木は突き放そうとするが、平はさらに押し込み、引き倒した! 美木を立たせずバックマウントへ。
 脱出しそうな美木だが、平は逃がさない。ボディに蹴り、そして殴っていく。回ろうとする美木だが、平がバックマウント。美木が正対するが、平はコツコツ殴っていく。
 ヒジを返す美木。殴り続ける平。大きくパウンドを落とす。さらにハーフマウントからヒジ。声を上げながらヒジを落とす。美木はヒジ、カカトで抵抗するが、平は逃さず殴り続けて終了。

 2R。開始すぐ飛び込んだ平の飛びヒザがヒット! 美木は片足タックル。しかし平が潰して上に。美木がスイープし返したが、平は再び上に。美木はカメになり、平がバックからパウンド! 返そうとする美木だが、平は上をキープ。
 殴っていく平。美木を立たせない。美木は打たれる時間が長く、動きがなくなってきた。美木は向き直ったが、平がマウントに。さらに打撃のスピードが上がり、鬼の形相で殴りまくる。美木は動きが取れず殴られるままに。レフェリーが止めた。

 年齢はさほど変わらない両者だが、ずっと現役を続けている平とブランクの長い美木の差が出た。

【平ケージ上インタビュー】
――試合を終えて一言。
「投げてないんで、負け!」
――すばらしい勝利でしたが。
「負けっ!」
――一言お願いします。
「世代交代、成功! これからは平の時代だ!」

第9試合

 9位の矢澤は2020年より参戦中。勝利した試合は全て1ラウンドKOというハードパンチャーだ。しかし、このところ4連敗中。ここで盛り返したいところ。

 一方のナカガワは2024年より参戦。柔術黒帯で、矢澤とは正反対のタイプ。2024年12月には渡邉泰斗に見事な膝十字を極めているが、現在2連敗中。こちらも絶対に勝ちたい一戦だ。得意な形に持ち込めば、一瞬で勝負を終わらせる力を持つ両者。自分の土俵へ引きずり込み、必殺の一撃、必殺の一本を決めるのはどちらなのか。

 1R。矢澤がロー。ジャブを振っていく。さらにロー。ナカガワが片足タックルに入るが、矢澤はなんとか逃れて倒されず、ロー。しかし、ナカガワが右ジャブを当てる。矢澤もローから右オーバーハンドを当てる。少しグラついたナカガワだが、立て直した。
 片足タックルに入るナカガワ。矢澤は足を抜いて逃れようとするが、背中を向けるとナカガワがバックを取った。一気にバックマウント、そしてチョーク! ガッチリ極まり、矢澤がタップアウト。

【ナカガワ ケージ上インタビュー】
――おめでとうございます。
「ありがとうございます」
――グラウンドの印象が強いナカガワ選手ですが、打撃も磨いているんですね。
「もちろん打撃もいつも磨いているんですけど、いろんな局面で闘えるよう練習しています」
――テイクダウンしてから、一瞬でのサブミッションでした。何か秘訣は?
「特に秘訣はないんですが、ずっと練習していた形でした」
――今後の活躍を期待しています。
「ありがとうございます」

第10試合

 2024年より参戦、3連勝中の松井。フィジカルと卓越したレスリング力が武器だ、昨年9月大会では、アンドレイ・チェルバエフにテイクダウンとグラウンドコントロールで勝利している。
 一方の宮城は2023年より参戦中。破壊力抜群の打撃を武器に、現在12位。昨年は、渡邉泰斗、千種純平、梅原規祥に3連勝し波に乗る。タイプの違う両者、笑うのはどちらか。

 1R。お互いにプレッシャーをかける。パンチから片足を取ろうとする松井。宮城がアッパー。しかし松井が組みついてケージへ押し込む。松井が引っこ抜いて投げ、上に。
 細かく殴る。抜けたい宮城だが、松井は起き上がらせない。ヒジ、鉄槌連打。宮城も下から殴り、ガードからボディ連打。立ちに行くが倒す松井。宮城はボディを殴り続ける。残りわずかで松井が足を抜き、ヒジを落として終了。

 2R。松井がタックルに入るが、宮城はかわして左右フック。宮城の右フックがヒットし、松井の動きが一瞬止まる。しかし、追撃に来た宮城にタックル、テイクダウン! 松尾がハーフマウントに。宮城はボディ連打。コツコツ殴っていく。松井は小さく叩きつける。殴る宮城。松井がまた小さく叩きつけ、肩パンチ。宮城はボディを殴る。
 ガードに戻した宮城。松井がヒジを落とすがブレイクがかかった。
 宮城はすぐにパンチを振っていく。宮城のパンチがヒット、松井少し効いたか。しかし松井がタックル。宮城が切る。松井が再びタックル。組みつくと宮城が投げを狙うが、松井が投げてテイクダウンしたところで終了。
 宮城はパンチを効かせられれば勝利もありそうだが……。

 3R。開始直後に宮城が飛び込み、右フックがヒット! 松井はアゴにもらい仰向けにダウン!
 組みで圧倒されていた宮城は組みつかれる前に倒すしかなかったが、ドンピシャでチャンスを活かした。

【宮城ケージ上インタビュー】
――おめでとうございます。率直な今の気持ちをお聞かせください。
「まず最初に、松井選手、ランキング5位であるにも関わらず、12位の僕との試合を受けてくれたことに感謝したいです」
――途中で苦しい時間が続きました。そこを乗り越えた原動力は?
「苦しくなるのはわかってたんで、もう水中に潜り込みに行くような感じで試合に臨んで、とにかく我慢をして。2R目に打撃を効かせてる場面があったんで、もう3R目は決めてやろうと思ってました」
――今年の目標は?
「そうですね、ランキング5位を倒しちゃったんで、高市首相ふうに言うなら、チャンピオンに、僕の愛国心を検討持続していただけたらと思います」

第12試合

 1R。鈴木がパンチ。畑が左右を振ると顔面にヒットし、鈴木が一瞬グラついた。畑はすかさず距離を積めるが、鈴木は組んで投げテイクダウン! まるで重量級のような豪快さ。
 しかし、畑が立った。鈴木がケージへ押し込むと畑はヒザを入れていく。鈴木がまた投げてテイクダウン! 畑は体を起こそうとするが、鈴木はケージ際でハーフからヒジを入れる。パワーがすごい。鈴木はさらにバックに回りヒザを入れる。
 畑は足を抜いて立った。しかし、鈴木はバックを取っている。畑は反転し上になるも、鈴木が腕をとらえ上に。頭を跨いで極めに入ると、畑がタップ。
 フィジカル、パワーで強引なほど圧倒し勝利。

第13試合

 濱地が左右パンチ。目怒がタックルに行くが、濱地は潰してバックに回る。パウンドを入れる濱地。目怒が立つが、濱地はバックを取ったまま、後ろからヒザを入れ、投げてテイクダウン! さらにバックから腕十字を狙う。目怒はカメに。濱地は横三角へ。そのまま極めると、目怒がタップ。

第14試合

 お互いロー。大村が組んでケージへ。テイクダウン! 下から固める吉田。吉田は首を抱える。頭を抜きたい大村はボディを連打。大村が頭を抜いた。しかし、吉田はかかえたまま。大村がヒジを落として終了。

 2R。吉田がパンチ。大村が組んでテイクダウン。ハーフマウント。サイド、またハーフマウントとポジションを変え、鉄槌を落とす。吉田も下から殴るが、大村がマウント! 吉田はエビで返すとするが、大村にヒジをもらってしまう。
 吉田が下から頭を抱えている。エビを試みるが返せない。大村はマウントから三角にとらえた。頭部にヒジを連打し絞めに行く。しかし、残り10秒で吉田が殴って上に。バックに回ったところで終了。

 3R。パンチを振る吉田。大村は組んで尻もちをつかせる。押してケージ際で背中をつかせた。吉田はガード。頭を抱えている。まだ三角にはなっていない。殴るが、大村が頭を抜いた。鉄槌を落とす。吉田はケージを使って立とうとするができない。
 大村がハーフマウント。吉田はボディを殴り、尻もちまで戻した。頭を抱えているがそれ以上動けない。大村がコツコツ殴って終了。
 ジャッジは2名が30-27大村、1名が29-28大村、3-0 で大村が勝利。

第15試合

 1R。お互いパンチ、蹴り。清沢が投げるが、齊藤はすぐに立つ。清沢がケージへ押し込む。齊藤が入れ替えて殴る。清沢は投げようとするができず、しかし入れ替え。ボディを殴る。齊藤が入れ替え。清沢が押し込んでヒザ。齊藤は殴る。清沢が殴り、ヒザを入れる。
 齊藤が押し倒してハーフマウント。ヒジを落とす。足を取りそうな清沢。斎藤が足を抜いた。齊藤がまた左ミドル。清沢はタックルへ。尻もちをついた齊藤だが、背中を向いて立ち上がる。アームロックを狙う齊藤、清沢は後方に引き込もうとする。しかし、齊藤が立った。清沢は強引に背中に乗ろうとするが、齊藤が向き直り上になる。
 齊藤はまた立ち上がった。強いパウンドを入れる。清沢の足関はすぐに足を引き抜く。齊藤がパンチを落として終了。

 2R。開始すぐ清沢がタックル。しかし、組んでケージへ押し込んだのは齊藤。ヒザを打ち込む。お互い入れ替え合う。清沢が引き込むが、斎藤がパンチを落として立った。
 清沢が組んでケージへ押し込む。齊藤は首をギロチンにかかえ、外掛けテイクダウン! さらにパウンド、ヒジを連打。清沢は頭を抱えて打たれるままとなり、レフェリーが止めた。

第16試合

 今井がロー。鎌倉はジャブ、ボディブロー、ジャブと攻めていく。今井がパンチから組んでケージへ。ヒザを打ち込む。
 入れ替えて押し込んだ鎌倉。しかし立って離れた。動きを止めずパンチ、ミドル。今井がハイキック。今井が組んでケージへ。鎌倉が離れて右ハイキック、左パンチ。
 今井がパンチから組んでケージへ押し込む。鎌倉はヒザ。上になるが、立って離れた。今井はパンチを振り、片足を取ってケージへ押し込んだところで終了。

 2R。盛んにステップを踏む鎌倉。パンチ、ボディ、ローと攻める。今井もパンチを出すが、ときに鎌倉が右ストレート、左右ジャブと押す。今井が尻もちをつき、鎌倉はすかさず上に。ボディ連打。
 今井も殴るが、鎌倉はパンチ、パンチ、ボディを打ち続ける。腕を抱えて止めた今井。鎌倉は首を狙うが、これは入らず。上になったところで終了。

 3R。プレッシャーをかける今井。鎌倉はフェイントをかけながらパンチ、オーバーハンド、ジャブ、ローと攻勢。今井が両足タックルに入る。しかし鎌倉がガブる形に。殴る。今井は横から上体をかかえたが立つ。鎌倉がケージへ押し込んだ。
 今井は殴り、鉄槌、ヒジ。かかえてケージへ押し込むが、抜けた鎌倉。殴る。今井は殴ってバックに回り、バックマウント。チョークを狙うが、極まらず終了。
 ジャッジは2名が30-27鎌倉、1名が29-28鎌倉。3−0で鎌倉が勝利。

第17試合

 1R。檀原がローからプレッシャーをかける。さらにロー。笹生もミドル、ローと蹴ってくる。檀原がパンチから組むが、ケージへ押し込んだのは笹生。檀原が入れ替えてヒザ。笹生はカカト、ヒザ連打。檀原は片足を取り倒す。しかし笹生が立った。檀原はバックを取っている。笹生は後ろ手にヒジ。檀原は投げるが、こらえる笹生。
 バックに回った檀原がケージへ押していく。笹生は殴り、ヒジ、カカトと抵抗しまくる。檀原は投げを打てない。離れた。
 笹生が前蹴り。檀原が組んでケージへ。笹生は背中にヒジ連打。檀原がケージから引き剥がしてバックマウントになったところで終了。

 2R。檀原が蹴り。笹生がハイキック、ロー、左フック。さらに笹尾のハイキックがヒット、檀原ダウン! 笹尾がプロデビュー戦をKOで飾り、2回戦へと進んだ。

第18試合

 1R。田畑がフェイントをかけ。素早く入って右パンチ。ケージへ押し込む。流れるような動きでハーフマウントからマウントへ。鋭いパンチで殴っていく。佐々木は返したいが、返せない。
 殴り続ける田畑。鉄槌、ヒジを混ぜながらコツコツ殴る。残り1分、肩固めに入る田畑。そのまま極まり、佐々木がタップ。
 見事な動きで田畑が2回戦へ進出。

第19試合

 1R。猿魔が蹴り上げ、左ジャブ。プレッシャーをかける日向。ローで距離を保つ。猿魔は右パンチ、右ミドル。プレッシャーをかけながら右ハイ、ミドル。
 日向もプレッシャーをかける。猿魔が左ミドル、蹴り。蹴りで攻めていく。
 日向はロー、左ボディ。猿魔がローから組むが、日向は振り解いた。お互いパンチ、蹴りを出すが大きな展開はなく終了。

 2R。日向が左パンチ、ボディ。猿魔が組んでケージへ押し込む。ここで猿魔の蹴りがローブローとなりタイムストップ。
 あまり時間を置かず再開。日向がローから徐々に距離を縮め、右パンチ、左フック。猿魔も左右のパンチを振るが、日向の左フックがヒット、効いた! ニヤリと笑った日向。さらにパンチを打ち込むと猿魔がダウン! 日向がKO勝利。

第22試合

 1R 。米泉の左パンチがヒット。藤野はダウン気味に下になる。しかし三角にとらえており、足を巻き付けていく。米泉は殴って抵抗するが、藤野は腕に切り替えるとアームバーが極まり、レフェリーが止めた。

第24試合

 1R。スイッチを繰り返す前田。嶋田の左フックがヒット、前田が尻もちをついた。嶋田はさらに左右のパンチ、ボディを打ち込む。ケージを背負った前田は、左右のフックを振るがヒットしない。
 嶋田がワンツーを入れると、前田がフラッシュダウン。嶋田はバックに回り、パンチを打ち込む。前田は立って離れた。嶋田は右パンチを打ち込み、前田の腰を落とさせる。バックに回りパウンド。前田は腕を狙うが、嶋田はこらえながらパウンド。前田が腕を外すと嶋田がパウンドラッシュ! レフェリーが止めた。

第25試合

 1R。プレッシャーをかける高柳。苫がロー。高柳がローからケージへ押した。お互いヒザ。高柳が左右パンチ。足を引いて座らせるが、苫はすぐ立った。
 離れた高柳はタックルからケージへ押し込む。お互いヒザ。苫はヒジを打っていく。高柳が肩パンチ。苫は振り解いて離れ、ロー。しかし、高柳がタックルからケージへ押し込んで肩パンチ。苫はヒザ、離れて蹴り、左ミドル。
 高柳がパンチがタックル、ケージへ押し込んだところで終了。

 2R。フェイントをかける高柳。左右パンチからタックル、ケージへ押し込む。尻もちを近せたが、両者立つ。
 苫がヒザ、アッパー、ヒジと攻める。高柳は押し込むが、苫は入れ替えてバックに回る。ケージへ押し込み殴る。
 しかし、高柳がパンチから片足をかかえてケージへ押す。苫はボディ、ヒザ。離れたが、高柳がまた押し込む。苫はヒジ、カカト連打。高柳はさらに低く押し込んでいく。苫が蹴りを入れて高柳が離れた。苫が前蹴り。お互いパンチを振って終了。

 3R。高柳は蹴り、苫はパンチを振る。高柳が片足タックルからケージへ押すが、苫は離れた。
 高柳がまたタックル。苫は殴る。パンチで離れた高柳。また片足タックルに行くが、苫が潰した。苫が殴って立つ。バックを取っている。
 また押し込んでいく高柳。苫はヒザ。高柳は左右パンチからさらに押し込むが、離れた。高柳が片足タックル。苫は潰したが立つ。また高柳がパンチから押し込む。
 残り1分。殴る苫。バックに回る。左右パンチ。高柳がまたタックルに入るが、立つ。高柳が右パンチから押し込んだところで終了。
 ジャッジは2名が29-28、1名が30-27の3-0で苫が勝利。

第26試合

 1R。山口が飛び込んで左フックヒット。獅道は左右のパンチで出ていくが、山口の左がヒット、仰向けにダウン! 山口は追撃のパウンドを入れるが、獅道はガードで凌ぐ。
 獅道は後ろに回転して両足を取る。山口はケージでこらえている。獅道は外掛けでテイクダウン! バックマウントになりチョークスリーパーへ。しかし、山口はアゴの上で防いでいる。
 獅道は仰向けで4の字ロック。バックから殴っていく。そこから腕十字へ。しかし、山口は防いでいる。残り10秒。山口は鉄槌、獅道も殴るが時間切れに。

 2R。パンチを振っていく山口。獅道はヒザ。山口の左右パンチがヒット! 獅道が仰向けに倒れた。しかし、山口は追撃に入らず、レフェリーが立たせた。
 両者パンチで出る。山口が左右のフック。獅道は打ち込む山口を組んでケージに押し込むが、山口はヒジ。強引に首投げを狙った獅道だが、山口はバックを取りそう。獅道放した。
 獅道は左右のパンチで出るが、山口のパンチをもらってしまう。獅道は組んで首投げ。下になるが、山口は「立て!」の仕草でスタンドへ。
 獅道は左右のパンチで出る。パンチを返す山口。山口は飛び込んで右パンチ。獅道がケージに押し込むが、山口はヒジを打って引きはがした。両者打ち合って終了。激しい打ち合いに会場がヒートアップ。

 3R。獅道が距離を詰める。組んでヒザ! しかし山口がヒジを入れ、引き離した。しかし、組んでいく獅道は投げを狙う。山口はケージでこらえる。しかし、獅道が上に。マウントからのパウンド! 山口が動き半身になると、獅道はバックから腕十字に移行する。耐える山口。
 獅道は腕を外し三角に移行する。山口は両腕を入れ防いでいるが、ガッチリ抑えられ脱出できない。獅道は再び腕を狙うが極まらず、殴って終了。
 ジャッジは3名とも29-28、3-0で山口が勝利。

第27試合

 1R。大鹿がロー。プレッシャーをかける。伊藤は右ストレート。大鹿は蹴っていく。伊藤はパンチを振り、片足タックルに入るが大鹿に切られた。
 伊藤が左右パンチ。大鹿のパンチをもらいながら片足を取りケージへ押し込んだ。しかし、離れた大鹿。お互いパンチ。大鹿は距離を取りロー。伊藤がタックル、大鹿が切る。パンチを出しながらタックルのタイミングをうかがう伊藤。タックルに入るが、潰して殴る。しかし立ち、伊藤に向かい「立て!」という仕草。スタンドに戻るが、伊藤がタックルに入れず。大鹿はボディ、蹴りを出したところで終了。

 2R。大鹿がジャブ。ローからプレッシャーをかける。伊藤はまたタックルに入るが、大鹿は切り「立て!」と立たせる。
 伊藤は左右パンチから、ついにタックル成功! しかし、ケージへ押し込んだのは大鹿。離れた。伊藤が左右パンチを振ってケージへ。しかし大鹿がすぐ入れ替える。さらにお互い、入れ替え合う。
 投げは打てなかった大鹿だが、ヒザ、パンチを入れて終了。

 3R。両者打ち合う。伊藤がさらにパンチで出る。大鹿がジャブを当てる。さらに右パンチがヒット。しかし、伊藤は下がらない。
 お互いの右パンチが相打ちに。しかし伊藤は止まらずパンチで出ていく。さらに飛び込んでパンチ。大鹿が右パンチ。伊藤はまた打ち、さらに右パンチ。しかし、距離を詰めた大鹿の右フックがヒット。伊藤がダウン!
 伊藤は起き上がれず、担架での退場となった。

第28試合

 1R。プレッシャーをかける山野。千種はローからタックル、テイクダイン! ハーフマウント。素晴らしく美しい動き。千種はそのままバックに回り首を狙う。再び首を取り直すが、これはまだ極まらない。いったん外して殴るが、逃がさない。千種は上になり殴る。再びバックに回った。
 向き直った山野。離れてかぶさり、立ち上がってロー、パンチを落とす。千種も立っていく。ガブった山野だが、千種がケージへ押し込む。山野は蹴る。さらに押し込む千種。ヒジを落とす。山野が離れてお互いジャブを打って終了。

 2R。千種がロー、左ハイ、ミドルと攻める。千種が首相撲からヒザ。山野がケージへおすが、千種が入れ替えてヒザを打ち込む。山野が入れ替えるが、千種が戻した。千種が押し込み。尻もちをつかせた。細かく殴る山野。さらに押し込む千種。山野が立つと千種はバックを取った。低いところへ押し込んでいく。山野はヒジを打ち込む。
 千種は倒してバックへ。さらにケージへ押し込む。正対した山野。千種は片足を取り、さらに押し込んでいく。山野はヒジを入れていく。千種は足を引っこ抜けるか? 山野はボディを殴り、立った。しかし、まだ千種が押し込んでいる。
 抜けさせずにいた千種だが、離れてバックハンド、飛びヒザを放って終了。

 3R。山野がロー。千種がバックキック。ここで千種の指が山野の目に入るトラブル。タイムストップとなり、山野のドクターチェック。問題なく再開された。
 千種が前に出て首相撲からヒザ連打。山野がケージへ押し込むが、千種は入れ替えてヒザ。さらに押し込んでいく。立って脱出した山野。ロー、ボディ。
 千種がタックルに入るが、山野は切る。千種の立て直しのタイミングがわずかに遅れ、山野がパウンドを打つ。タックルに入った千種はケージ際でサイドポジション。山野はオープンガードから殴り、カカト連打。脱出したい山野。千種は逃さずバックを取り押し込んでいく。
 向き直った山野。立って蹴る。千種は寝ている状態で山野はパンチ、ヒジを落とす。しかし、ここでブレイクがかかった。
 スタンドから再開。苦しく呼吸している千種だが、力を振り絞りタックル、ケージへ押し込む。尻もちをつかせる。立ち上がった山野。千種はバックを取っているが、山野が正対。両者離れた。
 山野がパンチ、前蹴り。さらにパンチ。千種効いたか。しかし終了。
 ジャッジは3名とも29-28、3-0で山野が勝利。

第29試合

 1R。木村がジャブで前に出る。降旗はロー、パンチ。前に出る降旗だが、木村が組んでケージへ。バックに回り、後ろへ倒れてバックマウント。殴る木村。首を狙うか。また殴る。
 残り1分。殴り続ける木村。そのまま殴り続けて終了。

 2R。プレッシャーをかける降旗。木村は左ジャブ、入ってパンチ。さらにロー、左ジャブと攻める。降旗がタックルに入るが、木村は倒れず入れ替える。ケージへ押し込んで肩パンチ。バックからサイドへ。立ち上がった降旗がケージへ押し込んだ。
 木村がタックルからバックを取り、ヒザ。背中へ乗っていく。首を狙いそう。殴っていき、動きが取れない降旗。木村はバックマウント。抜けられない降旗。木村がそのままパンチラッシュ! レフェリーが試合を止めた。

第30試合

 1R。井川がロー。小宮はそれに右パンチを合わせてくると、井川が仰向けにダウン! 試合が止まるかと思われたが、レフェリーは続行。小宮パウンド。井川は起き上がり、ギロチンで引き込む。耐える井川。そのまま立ち上がる。
 小宮はギロチンに取ったままヒザを入れる。井川は両足を取り、投げる。しかし小宮は外さず、絞めていく。
 井川が外した。小宮がガードから立ち上がろうとする。井川がタックルに入るが、小宮はこれを切り、ヒザ。井川はまた上を狙っていくが、小宮がバックに回りテイクダウン! 井川はヒザ連打、後ろに倒れ込んで上に。残りわずかでバックマウントになり、殴ったところで終了。

 2R。井川がパンチ。小宮は首相撲からヒザ。引き込もうとするが、井川がケージへ押し込んでボディへパンチ。小宮はケージへ押し込み肩パンチ。バックに回った。井川が持ち上げてバスター。立ち上がる小宮。ケージへ押し込んだ井川は引き込んで上に。サイドに移行し殴る。しかし小宮が立った。井川はまた持ち上げるが、小宮が首を狙う。井川はそのまま下ろした。
 小宮が倒して腕を狙うか。ケージへ押す井川。小宮は入れ替えて倒すが、井川は立ってケージへ。小宮は首を狙うが、入っておらず終了。

 3R。小宮がパンチで出る。ロー、パンチと攻めていく。井川、小宮のパンチが効いた。しかし、立ち上がって組む。ケージへ押し込むが、小宮が入れ替える。さらにお互い入れ替え合い、尻もちをついた井川が上に。殴りながら首を狙っていく。
 向き直り、上になった小宮。パンチを落とし、さらにバックマウント。背中に乗っていく小宮。パンチ、ヒジを入れてマウント奪取。さらにヒジ! 井川の顔に血がにじむ。小宮がキープして終了。
 ジャッジは3名30-27、3-0 で小宮が勝利。

第31試合

 1R。開始すぐ、近藤が左ミドル、ロー、右ミドル、右パンチと攻める。左フックがヒット! さらにパンチを当てていく。
 しかし名久井はタックルからテイクダウン! 近藤は下から殴り、腕を狙う。名久井も殴る。ボディ、鉄槌を打っていく。腕を抜き、立った名久井。近藤はタックルからケージへ押す。倒した。蹴り上げる名久井。しかし両者離れて立った。
 名久井はパンチ、近藤はタックルからテイクダウン。名久井は蹴り上げで距離を空けるが、近藤は逃さない。終了。

 2R。お互いパンチを振る。テンポが速い。近藤が組んで叩きつけ、上に。ヒジを落とす。近藤はバックを取る。名久井は剥がして鉄槌。腕を狙う近藤。
 ここで、なぜかホーンが鳴り、動きが止まる。しかし間違いとわかり続行。下から腕を狙っていく近藤。名久井はボディ、鉄槌。
 近藤が立った。名久井も立ち、パンチを出し合う。近藤が組んで倒す。名久井が立ち上がり、組んでケージへ押し込む。投げた! しかし近藤は立ち、粘り強く絡んでいく。ケージへ押し込んだところで終了。

 3R。名久井がロー。近藤がジャブ。名久井のパンチがヒット、近藤ダウン! 名久井が追撃のパウンドラッシュ、しかし近藤、ケージ際で立った! 押していく名久井だが、近藤が倒して上に。マウント! しかし名久井が返して上に。ボディ、鉄槌を打つ。近藤は掌底、カカト。
 立った名久井、バックを取りにいく近藤。名久井がバックマウントに。パウンド連打! レフェリーが試合を止めた。

第32試合

 1R。山中が長い距離で組みにいく。大きく投げてケージへ押し込む。入れ替えて倒した渡邉。殴る山中。渡邉がマウント! パウンドを落とす。山中は足を狙うが入らない。渡邉が肩固めに入ると極まり、レフェリーが止めた。

第33試合

 1R。北がロー。タックルからテイクダウン! しかし岡村立った。北はバックを取っている。北は蹴り、ヒザ連打! 足を踏む。岡村はカカトで蹴り、足をかけて投げ! 殴る。しかし、北はすぐに立つ。ケージへ押していく北。ヒザを入れる。
 岡村もヒザ。殴っていく。北は足踏み、ヒザ。
 ブレイクがかかった。残り1分。北が片足タックル。岡村は倒れるが殴る。両者離れた。プレッシャーをかける岡村。北が右ミドル。岡村が蹴り足をキャッチし、北が足を抜いたところで終了。

 2R。岡村がプレッシャーをかけていく。ロー、ミドル。北がタックルに入り、投げて上に。岡村はまだ背中まではついていない。殴る。
 岡村がバックマウント。パウンドラッシュ! 北は逃れられず、レフェリーが試合を止めた。
 この結果により、岡村がミドル級優勝を飾った。

【岡村 ケージ上コメント】
――おめでとうございます。
「こんにちは、埼玉県蕨市から来ました、リバーサルジム川口リディプスの岡村寿紀です。去年もNBT出たんですが、1RでKO 負けしちゃって。今日勝ててホッとしています。これから上の強い人を倒せるよう頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。本日は長い時間どうもありがとうございました」

 今年も始まったネオブラッド・トーナメント。若い選手たちの登竜門ではあるが、KO、一本決着も続出し、見応えのある大会となった。これから約1年かけて若手の頂点が決まることになるが、良い試合が数多く生まれるのが楽しみだ。
 今後パンクラスの顔となりうる選手を目指し、熱い闘いを期待したい。

(写真・文/佐佐木 澪)

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2026年2月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728

月別

ページ上部へ戻る