王者三杯目ひかる挑戦権は極真全国2位ゲンの手に。タイヤファイト東北初上陸、篠原光も歓喜の激闘

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 世界一近い距離の打撃戦と言われるタイヤファイトの東北地区初進出が11月23日、宮城県柴田郡にある大河原中央公民館で開催され、本大会プロデューサーの篠原光も大興奮の激闘の連続に、東北地区タイヤファイトは熱狂に包まれた。

▼三杯目ひかる挑戦者決定トーナメント決勝戦(3タイヤアウト制)
○ゲン(神奈川/極真空手全国準優勝/地下MMA9勝1敗)
1R 20秒 3タイヤアウト
●八丁味噌(東京/MMA1戦1引き分け)
※ゲンがトーナメント優勝 次回大会で三杯目ひかるとタイヤファイト宮城タイトル戦が決定。

 過酷なトーナメント戦を制したのは、極真空手全国準優勝の実績を持ち、王者三杯目ひかる同様配信者でもあるゲン。ゲンは1回戦でボクシング経験者半崎を危なげなく下すと、準決勝で実質的な決勝戦と言われた元プロボクシングライト級1位の中森宏を強烈なパンチを搔い潜り、タイヤアウト2を掴み取り勝利した。反対に山から上がって来たのは、キングダム立川コロッセオの19歳リングネーム八丁味噌。本名が八町なことと出身高校がある愛知県岡崎市の味噌メーカーから由来する。八丁味噌は1回戦で今年の全国大会ベスト8となった高校生、魁晟(かいせい)と、若さを見せつけるようベストファイトを実現。タイヤファイト1ー1から粘り勝った。続く準決勝はフィジーク経験者で舞台でポージングを取るなどし、キャラ立ちが強いまーちょんを2タイヤアウトで下し、決勝へ駒を進めた。

 そして決勝戦は奇しくも神奈川から来たゲンと、東京の八丁味噌だったがダメージの蓄積からか精彩を欠きあっという間に2タイヤアウトに追い込まれる。必死に喰らいつく八丁味噌だったが、悔しい3回目のタイヤアウトを喫した。

 下馬評どおりの実力を見せ優勝したゲンは「神奈川から来ましたゲンです。でも宮城に来たからは宮城を盛り上げれるように頑張ります。」とコメント。全国王者三杯目ひかるとの決戦に自信を見せていた。篠原光は試合後の記者インタビューで、「今回大会での東北タイヤファイトのレベルの高さに驚かされた。いろいろな人が視察にきていた中で、次回大会に向けての激励や協力の話をいくつも貰っている。次回2月22日同会場で開催される三杯目ひかるとゲンのタイトルを含む第2回タイヤファイトは更に盛り上げさせる自身がある。」と意気込みをコメントした。なお、タイヤファイト宮城のベルトカラーは白が基調となる見込みだ。
日本タイヤファイト連盟入江(秀忠)会長も、一目置く篠原光の手腕が期待される。

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