渋谷で毎週末、格闘技が見れるレストラン『TFC』が開店!
3月2日(金)夜、東京・渋谷センター街のちとせ会館5階にある、ファイトクラブ&ショーレストラン『Tokyo Fight Club』(TFC)でオープニングイベントが行われた。
同レストランでは3月第2週より毎週金・土の夜、常設の六角形ケージ・ヘキサゴンにおいて格闘技の試合を数試合ずつ開催していく。一日210万人が訪れる渋谷の新たな観光スポットになるよう、目指していくそうだ。
同店によると、近年増え続ける外国人観光客にアンケートをとると、日本が誇る格闘技・武道のイベントを深夜、食事をしながら観戦したいという要望が非常に強いそうで、そういった外国人観光客にも満足いくものを作り上げていく方針だ。
オープニングには、新大会QUINTETの桜庭和志が登場し挨拶。ゴンナパー・ウィラサクレックとダウサコン・モータッサナイはムエタイのスパーを3分2ラウンド披露。RIZINの川尻達也は公開スパーが終わると、女性客相手の“殴られ屋”も務めた。
パンクラスからはロッキー川村と佐藤光留が10分1ラウンドで対峙。巌流島からはシビサイ頌真がミット打ちを披露。バル・ハーンはビット・リアとスパー。最後は所英男と渡辺一久が、3分3ラウンドで対峙し、満員の招待客を沸かせた。
なお、TFCは新たに旗揚げする格闘技団体ではなく、場を提供して新たなスターを育て上げ、渋谷から世界へ、新しい格闘技文化のカタチを世界に発信していこうとするもの。今後おこなわれる試合は総合格闘技かキックボクシングになり、出場選手も募集していくという。
ヘキサゴンの広さは4メートルほどで、通常のリングよりも狭くなるが、食事しながら間近で試合が 見れることになり、格闘技ファンには注目の場となりそうだ。
(写真・文/フリーライター安西伸一)