美女と美老女の緊縛ショーに場内大興奮!願いを叶える代わりに大切なものを失う呪いのベルトに新王者誕生!

3日、東京都・R’sアートコートにてTTTのプロレスリング『PROGRESS 8.5』が開催。【黒帯軍団】バナナ千賀&塚本拓海&KURO-OBIがインディー統一6人タッグ王座戴冠を果たした。
TTTが管理するインディー統一6人タッグ王座は、世界三大美女が霞むほどの色気に溢れた美老女・松澤さん(64)によって支配されていた。ルックスと実力を兼ね備えたイケメンワンちゃんたちを従える松澤さんの王権は永遠のものとなると思われていたが、松澤さんが持つ女の魅力を駆使した下品な勝ち方に異を唱えた真琴が反旗。
今年10月の新宿FACE大会にて真琴&マスクドミステリー&橋之介が松澤さん率いるイケメンたちを蹴散らして6人タッグ王座奪取に成功。ようやくTTTに性のモラルを取り戻した。
しかし、試合後には松澤さんに剥き出しの性欲を向け続けてきたバナナ千賀が突然現れ、松澤さんからベルトを奪った新王者組に逆恨みの挑戦表明。
空手黒帯(自称)の千賀、柔術黒帯のKURO-OBI、柔道黒帯の塚本拓海という実力派が揃った【黒帯軍団】にて11月3日のTTT新大久保大会(R'sアートコート大会)で挑戦することが決まった。

試合が始まると、黒帯軍団が序盤から黒帯を武器に大暴れ。
美女レスラーとして名高い真琴が集中攻撃を浴びる形となり、千賀は「緊縛ショーを見せてやる」と下卑た笑いとともに真琴を縛り上げたり、柔術の達人であるKURO-OBIが寝転んで足を狙うフリをしながら真琴の股間を凝視したりと、令和のコンプライアンス的にアウトな場面が続く。
しかし、前王者であり真琴の盟友である松澤さんがリングに飛び込んできて救出。その後も黒帯軍団の黒帯攻撃が続いていくが、真琴のスピアー、ミステリーの暗闇脳天落とし、橋之介のスワントーン・ボムと必殺技ラッシュを決めて勝利を目前まで手繰り寄せる。
橋之介が奥の手の中の奥の手である変形スターダスト・プレスを狙ってコーナーへ上がるが、塚本のパワーボム+千賀が黒帯で首を絞めながらのローリング・ネックブリーカーという大技合体攻撃が炸裂。KURO-OBIが橋之介を胴絞めフロントネックロックで絞り上げると、橋之介もたまらずタップ。

試合後、マイクを取った千賀は「まさか勝つとは俺が思ってなかったぞ!スゲーぞ俺たち!絶対に俺たちみたいなイロモノが勝つと思ってなかったんで……KURO-OBIさん、頑張りすぎですよ(笑)」と喜色満面。目下の目標として100回の防衛を宣言。さらに「もう最高のパートナーを見つけたんで、ツトム・オースギはもういらないです。大家健もいらないです。BASARAでトランザム☆ヒロシと組んでるんだけど、アレも多分いらないから。この3vs3でタイトルマッチ、やってやるぜ!」と豪語した。
余談だが、この6人タッグのベルトは呪物の一種なのではないかという噂が一部で存在する。
松澤さんは「すべてのイケメンレスラーを侍らせたい」というドス黒い欲望でこのベルトを引き寄せたが、その代わりに最も身近な存在である真琴の信頼を失い、あまりにも可憐な女性であることがバレて多くのレスラーから性の対象として見られるように。
千賀はかつて「フリーは頑張ってチャンピオンにならないと生きていけないんです!」と泣きながら土下座してこのベルトへの挑戦権を欲したこともあった。その欲望を叶えた結果、長年連れ添ってきた仲間を半笑いで切り捨てるという人間性が欠如した存在になってしまった。
“チャンピオン”という栄誉を得る代わりに大切な何かを失ってしまうベルトの行方はいかに。
















