ボジラvsサオリの大怪獣バトルは疑惑の引き分け?!「このレフェリーは人生で出会った中で一番最低な奴だ!」

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 6日、東京都・後楽園ホールにてスターダム『STARDOM 5★STAR GP 2025 × リベパチ・リベスロ in KORAKUEN』が開催。ボジラと安納サオリが5★STAR GP公式戦で対戦した。

 『5★STAR GP』とは毎年夏に行われるスターダムのシングルリーグ戦。今年はレッドスターズ、ブルースターズがそれぞれA&Bブロック存在し、計4ブロック32選手が出場。7月27日の開幕戦から全国を回りながら14大会にわたって開催される過去最大規模のものとなった。
 8月20日の後楽園ホール大会&23日の大田区総合体育館で各ブロックの上位3選手、計12選手による決勝トーナメントが行われる。

 この日の第8試合では、ブルースターズAブロック公式戦として安納サオリvsボジラの試合が実施。

 ボジラは元ECWのウルフ・ヘルマンの娘であり、スターダムで赤いベルトを巻いたりRIZINに乱入したりと日本でも名を売ったアルファ・フィーメルの秘蔵っ子。21歳で181㎝・91kgと女子選手の中では規格外の体格を誇り、無類の強さを以て大暴れ。昨年5月のマリーゴールド旗揚げ戦から団体のアイコンとして牽引していた。
 未知の超大型外国人選手というロマンの塊が参戦を続けてくれたことはマリーゴールドがロケットスタートを切れた大きな要因の1つと言える。トップ戦線で強敵として君臨し続け、ヒールユニット『ダークネス・レボリューション』の首魁としても活躍してきたボジラだが、家族の病気問題から4月12日の新木場大会を以てドイツへ帰国していた。
 だが6月22日のスターダム代々木第二体育館大会に、鈴季すずが引き入れた『Mi Vida Loca(ミ・ヴィダ・ロカ)』の新メンバーとして試合に乱入。7月にはAZMの持つSTRONG王座に挑戦し、そのままスターダムの夏の祭典たるシングルリーグ戦『5★STAR GP』にも参戦した。

 この試合前のスクリーンには『ボジラvsサオリ』と某怪獣映画を思わせるフォントでの煽りが為され、余裕の笑みを浮かべるボジラに対して安納は21cmもある身長差にも怯まず睨みつける。


 試合序盤の腕力勝負で圧倒しヘアホイップからの噛みつき攻撃、観衆を怒鳴りつけながら場外で安納を引き回していくなどやりたい放題のボジラ。しかし、安納は低空ドロップキックでヒザを打ち抜きドラゴンスクリューからの足4の字固めと巨人殺しの定石たる足攻めに徹する。
 しかし、ボジラは安納のウラカン・ラナをキャッチして逆エビ固め。安納のスリーパーホールドも後ろに倒れ込んで押しつぶし、パワーボムを狙う。安納はこれを回転エビ固めで切り返し、ポテリング。これを振り払ったボジラがラリアットからジャーマン・スープレックスを決めるが、安納も即座に起きてお返しのジャーマン。さらにアンノウンでギブアップを迫るが、これを耐えきったボジラがラリアットからランニング・パワーボム。しかし、ボジラがカバーに入った瞬間に15分時間切れ引き分けを告げるゴングが鳴った。


 これに納得がいかないボジラは、村山大値レフェリーをベイダーハンマーでぶん殴り、安納を蹴飛ばした挙げ句観客席のイスをメチャクチャに荒らし回って退場。
 そのまま鼻息荒くバックステージに現れたボジラは「どういうことだ?!また引き分け!ありえない。このレフェリーは人生で出会った中で一番最低な奴だ。これは普通の試合じゃない。5★STAR GPだというのになぜ引き分けなんだ?奴が私のパワーボムで1,2,3とカウントを叩けば終わった試合だったのに。私はルール上のトラブルに巻き込まれたようなものだ。まあいい。このボジラがスターダムの選手を皆殺しにし、破壊してやるからな。これで終わりじゃないぞ!」と怒りをあらわに吼えた。

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