遠藤有栖が“曲者”ハイパーミサヲから殊勲の星で『東京プリンセスカップ』ベスト8進出!「優勝して9・13会津にトロフィーを持って帰る」

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 東京女子プロレスが8月2日、静岡・アクトシティ浜松展示イベントホールで夏のシングルトーナメント『東京プリンセスカップ』1回戦を開催した。遠藤有栖が同団体きっての“曲者”でプリンセスタッグ王者(パートナーは中島翔子)のハイパーミサヲを下す殊勲の星でベスト8進出を決めた。遠藤は準々決勝(8・9品川ザ・グランド・ホール)で山下実優と対戦する。

 ミサヲは奇襲を仕掛けるも、遠藤はドロップキックで応戦。場外戦になると、ミサヲはスプレー噴射でペースをつかむと、徹底した腕攻め。ミサヲがチキンウイング・フェースロックで絞め上げれば、遠藤はキャメルクラッチで反撃。ミサヲがロープを利したハイパミ・リターンズ、アイアムアヒーロー狙いも、遠藤はヒザで阻止。ミサヲがラ・マヒストラルもカウントは2。遠藤が水車落とし、ミサヲはヴァニタスにいこうとするも、遠藤はトラースキックで回避し、什(じゅう)の掟を決めて電撃の3カウントを奪取し、先輩超えを果たした。

 バックステージで遠藤は「勝った。デカすぎる。私には優勝したい理由がある。9月(13日)の会津大会にトロフィーを持って帰る。昨日、お父さんが“トーナメント頑張れ”って言いにだけ自分の家に来て、すぐ会津に帰ったんですよ。そのおかげで最後まであきらめなかった。だから、優勝した姿を、家族にお父さんに応援してくれるみんなに見せたい。優勝します!」と優勝宣言。次戦は山下という強大な敵になるが「山下さんに勝ったらメッチャかっこいいじゃん。怖くない。超えてみせる。勝ちます!」と必勝を期した。

 1回戦敗退となったミサヲは「情けないし、悔しいけど、想定より有栖が強くなってたということかな。私、この負けを絶対ムダにしないし、いつか有栖からまたガッチリ取り返します。そしてGMの道を絶対にあきらめません。3年以内にGMになりたいと思いますので、この後、私がこの深みを増した状態でメキメキと強くなるのを皆さん、見守ってください」と巻き返しを期した。

 また、HIMAWARIvs風城ハルの1回戦は、一進一退の攻防から、HIMAWARIがお姫様落とし。耐えた風城はフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドで3カウントを奪った。風城は8・9品川での準々決勝で渡辺未詩と激突する。風城は「HIMAWARIさんとは最初の『ねくじぇね』トーナメント以来のシングルで…。2年間で去年『ねくじぇね』トーナメント優勝したり、タイトル挑戦したりで、私の年みたいな感じだったから、いつになったらHIMAWARIさんにリベンジできるんだろうって思ってた。今日ちゃんと勝ててすごいうれしかったです。去年は初戦敗退しちゃったけど、次に進めるから、この勢いは止めずに、未詩さんは強いけど勝って進んで優勝してタイトルに挑戦したいなと思います」と意気込んだ。

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