初のプリンセスタッグ王座戴冠狙う東洋盟友とふりーWiFiが一歩も引かず!

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 東京女子プロレスが10月4日、都内で「WRESTLE PRINCESS Ⅳ」(同月9日、東京たま未来メッセ)に向けタイトルマッチ調印式&記者会見を行った。プリンセスタッグ王座決定戦に臨む東洋盟友(上福ゆき&桐生真弥)と「ふりーWiFi」(乃蒼ヒカリ&角田奈穂)が同王座初戴冠に向け、ともに一歩も引かない姿勢を示した。

 同王座を保持していたマジカルシュガーラビッツ(瑞希&坂崎ユカ)が坂崎の首の負傷により、6・11後楽園で返上し空位に。王座決定戦に進出するための第1予選(9・9広島)で「ふりーWiFi」が、第2予選(9・10京都)で東洋盟友が勝ち上がった。

「ふりーWiFi」の角田は「ただただもうベルト獲りたいって気持ちが一番だし。9年目に入って“無冠の女王”っていう名前がついて。嫌いじゃないですけど、でもあっていい名前じゃないから捨てたい。ヒカリちゃんも、ずっとパートナーがいなくなるっていう呪いがあって。なので今回のタイトルマッチは私たちは熱いとか情熱とかじゃなくて、念と執念で闘ってベルトを獲りにいきたいと思います」。乃蒼は「タッグって誰かと一緒じゃないとできないことで。自分が一緒にベルトがほしい人に、一緒に獲りたいですって言うのはすごく勇気のいることで。その時に一緒に頑張ろうって言ってくれる人がいるのはすごい恵まれてることなのかなって、私は6年目になるタイミングで思ってて。でも東京女子も人数がどんどん増えてきて、チャンスってそう簡単に巡ってこなくなってるなって思うので。このチャンスは絶対に、奈穂さんと一緒に奈穂さんの夢も含めて一緒につかみ獲りたいなと思ってます」とベルト獲り宣言。

 一方、東洋盟友の上福は「割といつもうちらが揃ってベルトを狙いにいくときは、真弥ちゃんが先陣を切って頑張りましょうって言ってくれて、自分が真弥をサポートしていくイメージなんですけど。今回は自分も真弥ちゃんを引っ張るためじゃなく、自分自身もちゃんとベルトを。2人でずっと頑張ろうってやって負けて。1年スパンくらいで頑張って負けるっていうのを繰り返してきたので。それも飽きてきたので、終止符を打ちたいですし。真弥ちゃんと挑戦することが一番大事だと思っているので。誰と獲るかっていうのに意味があるし、ヒカリも言ってたし。そう思うので全陰キャを支えます!」。桐生は「対戦者のふりーWiFi、息が合ってるし、すごいいいチームだというのは私も重々承知しているんですけど。私たち東洋盟友も年々強くなっているということは自信をもって言えます。1年前くらいにタッグベルト挑戦して、負けてしまってはいるんですけど。そこから1年間、ホントにいろんな経験をして強くなってると思うので。それで挑戦権をこうやってつかんで、今ここにいるので。ぜひ、東洋盟友でベルトを獲りたいと思ってます」と力強く語った。

「相手チームの印象、自分たちが負けていないと思う部分は?」との問いに、角田は「たぶんヒカリちゃんと真弥ちゃん、私とかみーゆって試合してる回数がお互いにすごく多くて。特に私はかみーゆとはここぞっていう時にとことん闘ってきてて。2人とも私たちに比べて、体格もあるし背も高いっていうところで、持ってないものがあって。タッグ歴が私たちの方が長いとかでもないし。でもなんか、根性なんですよ、ホントに。とにかく意地と根性しかない。さっき言ってたけど執念の力は強いと思っているので。そこに負けない底力を出す」。上福は「うちらが勝っているのは、リスペクトする東洋大学の偉大なる創立者。出身大学が一緒なので、志が一緒なんですよね。ウィークポイントといえば、向こうの2人に比べて物販の列が短い。ポートレートの売上がちょっとウィークポイントかな。あと、女性として落ち着きが出てしまったってことで、年齢を重ねて。でもうちらも髪色をちょっと派手にしてみたり、普通っぽくなく頑張ろうって思ってるところですし。うちらも負けじと仲良しなので。阿佐ヶ谷姉妹みたいな感じに思ってください」と分析。

 今回は王座決定戦で、王者に挑戦する形ではないが、その部分での気持ちの違いについて、上福は「ベルト返上の形じゃないですか、今回。なのでいつものように頑張って闘おうって。とにかくここ(ふりーWiFi)を倒そうって気持ちなんです。ベルト自体にプレッシャーじゃないですけど、歴代のタッグがすごい人たちだったので。なのでタッグのベルトの試合のなかで、今までより微妙だったねって絶対言われたくないって思いますし。今回は第何試合か分かんないんですけど、団体からもどう思われてるのかなっていうところに、すごいプレッシャーを感じてるところがありまして。たぶんそれは向こうも同じだとは思うんです」。乃蒼は「チャンピオンでもないし、挑戦者でもないからこそ、受け入れる側でも受け止める側でもないっていうのはすごい不思議だなって思っていて。だからこそお互いの意地が見えるかなって思って。受け止める側にもなりたいし、東洋大の2人にふりーWiFiをいっぱい受け止めてほしいなって気持ちもあって。そのなかで自分たちが一歩強くいれたらなって思います」と話した。

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