【試合詳細】7・27 PANCRASE立川ステージガーデン大会 【フライ級KOP】濱田 巧vs大塚智貴 ISAOvsカリベク・アルジクル ウルル ラファエル・バルボーザvs鈴木悠斗

『PANCRASE 355』
日時:2025年7月27日(日)
会場:立川市・立川ステージガーデン
開始:13時15分
【プレリミナリーファイト】
▼第1試合 フェザー級戦 5分3R
●大澤雄空(パラエストラTB/デビュー戦)
判定0-3
○眞弓田 涼介(禅道会/デビュー戦)
▼第2試合 フライ級戦 5分3R
○稲垣祐司(NATURAL 9)
判定3-0
●工藤星那(THE BLACKBELT JAPAN)
▼第3試合 フライ級戦 5分3R
●大野友哉(THE BLACKBELT JAPAN/)
2R 2分29秒、TKO(グラウンドのパンチ→レフェリーストップ)
○増田大河(セルフディフェンスアカデミー/)
【メインカード】
▼第4試合 女子フライ級戦 5分3R
○ライカ(RIGHT THING ACADEMY/5位)
2R 1分22秒、KO(スタンドのパンチ)
●オノダマン(T-BLOOD)
▼第5試合 バンタム級戦 5分3R
●前田浩平(GRABAKA/11位)
1R 2分32秒、TKO(グラウンドのパンチ→レフェリーストップ)
○神部篤坊(ABLAZE八王子)
▼第6試合 フライ級戦 5分3R
○時田隆成(トライフォース東中野/6位)
判定3-0
●眞藤源太(KINGCRAFT/9位)
▼第7試合 バンタム級戦 5分3R
○荒田大輝(パラエストラ八王子/13位)
3R 2分07秒、リアネイキッドチョーク
●安藤武尊(和術慧舟會AKZA/)
▼第8試合 ミドル級 5分3R
●林 源平(和術慧舟會IggyHandsGym/第15代ウェルター級KOP)
判定0-3
○佐藤 龍汰朗(坂口道場一族/Fighting Nexus 初代ミドル級王者)
▼第9試合 フライ級 5分3R
●岸田宙大(パンクラス大阪 稲垣組/11位)
判定0-3
○猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS/第7代フライ級KOP)
▼第10試合 フェザー級 5分3R
○木下尚祐(リバーサルジム横浜グランドスラム/6位)
判定3-0
●敢流(パンクラス大阪 稲垣組/9位)
▼第11試合 バンタム級戦 5分3R
○井村 塁((ALMA FIGHT GYM PUGNUS/2位)
3R 0分21秒、テクニカル判定3-0
●髙城光弘(リバーサルジム横浜グランドスラム/3位)
▼第12試合 ライト級戦 5分3R
○ラファエル・バルボーザ(MAQUININHA DO FUTURO/1位)
1R 4分31秒、スピニングチョーク(タップアウト)
●鈴木悠斗(パラエストラ八王子/10位)
▼第13試合 コーメイン フェザー級戦 5分3R
●ISAO(NEVER QUIT/第5代ライト級&第8代フェザー級KOP)
1R 1分47秒、KO(スタンドのパンチ)
○カリベク・アルジクル ウルル(Olymp Gym Bishkek)
▼第14試合 メインイベント フライ級 キング・オブ・パンクラス チャンピオンシップ 5分5R
―濱田 巧(THE BLACKBELT JAPAN/1位)
3R 0分31秒、ノーコンテスト(アクシデントのバッティングによる)
―大塚智貴(CAVE/4位)
フライ級KOPがアクシデントのバッティングによりノーコンテストに!久米鷹介が涙の引退セレモニー!
第1試合
1R。眞弓田が先にローを出す。プレスしながらパンチ。大澤もジャブ。眞弓田がロー、ボディ、蹴り。大澤は距離を取り、入ってジャブ。
眞弓田がローから組んでケージへ押し込む。大澤は入れ替えてヒザ。さらに殴りヒザを入れる。眞弓田が入れ替えながらテイクダウン。ハーフマウントから鉄槌を落とす。大澤はガードに戻した。離れて立ち上がった眞弓田。大澤は蹴り上げ。眞弓田はパンチを落とすが、大澤が立ってタックルへ。
ガブった眞弓田は上になりマウント! 肩パンチを落とした。ひっくり返したい大澤だが、眞弓田は押さえ込んで返させない。さらにバックを奪う。大澤は整体したいが、眞弓田はさせず首を狙う。これは外れた。さらにバックをキープしたままポジションを変えバックマウントに。眞弓田がバックをキープしたまま終了。
ジャッジは3者10-9眞弓田。
2Rも眞弓田からロー、ジャブと攻める。大澤のジャブがヒット! 眞弓田、効いたようだが、タックルに入りテイクダウン。殴る。下から三角を狙う大澤。しかし、眞弓田は離れて立った。パンチを落としてまたかぶさる。上体を惹きつけている大澤だが、眞弓田は立ち上がった。
大澤も立ち、ジャブ。眞弓田がジャブからタックルに入り、ケージ際で尻もちをつかせる。パンチ、ヒジを入れる眞弓田。大澤も殴るが、眞弓田が上に。大澤がガードポジション。
残り1分。大澤は上体を引き付けるが、眞弓田は頭を抜いた。大澤は再び上体を惹きつけようとするも、眞弓田はパンチを落とし、大澤の身体ごとマットに叩きつけると、立ち上がった。眞弓田がパンチを落としたところで終了。
ジャッジは3者ともに10-9眞弓田。
3R。眞弓田がロー。大澤がパンチで出るが、眞弓田が組んでケージへ押し込み上に。大澤はオープンガードからガードポジションへ。アームロックを狙うが、これは外れた。
両者立ち、眞弓田がケージへ押し込む。ローを打ち、投げてバックを取る。逃れたい大澤。しかし、眞弓田はバックをキープ。大澤返した! ケージの方へ押していく。さらにかぶさる大澤。殴る眞弓田がバックを奪いチョークを狙う! しかしタイムアップ。
ジャッジは3者とも30-27の3-0で眞弓田がデビュー戦を勝利で飾った。
第2試合
1R。工藤がロー。パンチで出る稲垣。工藤が組んでケージへ押し込んだ。稲垣は殴り、カカト連打。入れ替えた。工藤がボディにヒザ。稲垣がヒジを入れて離れた。
両者パンチを振る。工藤が組むが、すぐ離れた。また両者パンチで出ると、工藤が組んでケージへ押し込んだ。稲垣はヒザを入れ、ローで突き放す。入っていく工藤を受け止めた稲垣。工藤は殴って距離を取りロー。稲垣が左ジャブ。稲垣がジャブからケージへ押し込んだ。
稲垣が離れ、お互いパンチを振る。突き放した稲垣。工藤が前蹴り、ロー、パンチとたたみかけ、タックルへ。しかし、これは切られた。
今度は稲垣がタックル、ケージへ押し込む。稲垣がバックに回り、首を狙う。しかし、残り40秒で決まらず。工藤が後ろ手に殴ったところで終了。
ジャッジは3者10-9で稲垣。
2R。開始直後、稲垣が跳びヒザで奇襲。しかし距離が遠くヒットはしない。稲垣はロー、パンチ。ボディを入れた工藤は組んでケージへ。お互いヒザを打ち込む。工藤はさらに押し込んでいく。お互いヒザを入れるが離れた。
組もうとする工藤だが、稲垣が投げてバックを取った。殴る工藤。工藤は回るが稲垣がバックマウント! 首を狙う。立とうとする工藤。首は決まらず立った稲垣。工藤がケージへ押し込んでいきヒザ。掌底を打つ稲垣。工藤が倒したが、稲垣はすぐに立った。工藤がケージへ押し込むが離れ、工藤がパンチを振ったところで終了。
ジャッジは3者10-9稲垣。
3R。パンチを振っていく工藤。稲垣がケージへ押し込んだが、殴ってすぐ離れた。工藤がロー。稲垣が組もうとするが、工藤は突き放して左右ジャブ。
工藤が左右パンチからケージへ押し込む。ヒザ。稲垣が殴る、さらに押し込む工藤がボディ、ヒザ。稲垣が離れたが、工藤がまた押し込む。稲垣離れてタックルへ。稲垣が上になりヒジ連打。さらにバックマウントへ。首を狙うか。殴り、再び首を狙ったところで終了。
ジャッジは3者30-27の3-0で稲垣が勝利。
第3試合
1R。大野がロー。増田がロー、右ストレート。大野がタックルに入るが、増田が上に。大野が下から仕掛けるが、増田が頭を抜いた。離れてたった増田。寝ている大野に対してロー連打。立つタイミングをうかがう大野。蹴り続ける増田。大野が立ち上がった。
大野がタックルに入るが、切られてしまう。増田が跳びヒザ! 大野はこれを受け止めケージへ押し込む。
残り1分。大野がヒザから投げるが、増田はすぐに立つ。大野がケージへ押し込んでお互いヒザを打ち終了。
ジャッジは3者10-9増田。
2R、増田が飛び込んでパンチ。大野がガックハンドから遠い距離のタックルへ。増田はこれをギロチンに取るが、大野はケージへ押していく。
ボディを殴る増田。ガブりからサイド、さらにバックに回る。しかし、大野は立ち、腕を狙う。鉄槌を落とす増田。大野は腕を決められない。殴る増田。大野、立ち上がった。
増田の右フックがヒット。これが効いた大野の顔面に増田がヒザ! 大野ダウン! 増田は追撃のパウンド連打に入り、レフェリーがこれを止めた。
第4試合
ライカは2015年より参戦中。直近3戦は重田ホノカ、杉山しずか、和田綾音に3連敗中。今年49歳。これまで年下の選手との対戦ばかりで、年上の選手との対戦は初めて。今回は1年ぶりの試合となる。
オノダマンは今年2月、51歳でプロデビュー。1勝1敗(1KO勝ち)を収めている。前戦は6月で、22歳年下の和田綾音と対戦。敗れたものの、グラウンドで上から攻める場面もあり、会場を沸かせた。後ろに退かないファイトスタイルが身上。
1R。パンチで出るオノダマン。ライカもパンチを返すが、まだ様子を見ている。オノダマンはパンチで出てケージへ押し込み、ライカに尻もちをつかせる。
ライカ立ち上がるが、オノダマンはバックを取る。ライカがヒジ。後ろからけるオノダマン。ライカは正対して離れた。
両者パンチを振る。下がらず突っ込んでいくオノダマン。今度はライカがケージへ押し込んだ。ヒザを打ち込み、殴る。オノダマンもヒザを返す。いったん離れたライカだが、またすぐケージへ押し込み、殴って離れる。オノダマンのセコンドは「組みまで行け!」と叫んでいるが、オノダマンなかなかそこまで持ち込めない。
しかし、オノダマン再びケージへ押し込んだ。バックに回りヒザを打ち込んだところで終了。
ジャッジは1名が10-9オノダマン、2名が10-9ライカ。元ボクシング女王のライカに対し、全く臆せず入っていくオノダマン。
2R。両者パンチを振る。オノダマンはパンチで出てケージへ押し込む。ライカがヒザをうと混んで入れ替えた。しかしオノダマンも入れ替えてヒザ。ライカが戻す。しかしオノダマンは下がらない。詰めていくと、ライカの右ストレートがヒット! オノダマンがダウン! ライカKO勝利!
【ライカ ケージ上コメント】
「今回。1年ぶりの試合で、3連敗していたんで、今日は何が何でも勝たないといけないと思って準備してきました。これからも、やれるところまで突き進んで行きたいと思うので、よろしくお願いします」
第5試合
前田は2019年よりパンクラス参戦。ここ3戦は砂辺光久、増田大河、梅原規祥に3連勝中。前戦よりバンタムに階級を上げている。
対する神部は今年4月に初参戦。Fighting NEXUSで5勝1敗の戦績を残し、パンクラスに主戦場を移した。前戦は小原統哉に肩固めで一本勝ちを上げている。
1R。前田がジャブを振る。ローを蹴るが、これがローブローとなってしまい、神部がインターバルを取った。
再開。前田がハイキック。さらにタックルからテイクダウン! しかし、神部が下から首を抱え、返して上に。ハーフマウント。神部は上半身を固め、肩パンチを落とし、体を起こしてパウンドへ。
しかし、立ち上がった前田。スタンドになるが、神部の右のパンチがヒット!前田が崩れる。神部は追撃に入り、後ろからパウンドを連打! 前田は動けず打たれるままに。レフェリーが試合を止めた。
【神部 ケージ上コメント】
「2試合フィニッシュできました。(次は)上位ランカーと見たくないですか? 上位ランカーとお願いします!」
第6試合
時田は昨年よりパンクラスに参戦。ここまで、齋藤楼貴、砂辺光久、山﨑聖哉に3連勝。砂辺、山﨑にはTKO勝ちを収めている。
眞藤は2023年より参戦中。昨年は上田将年、浜本“キャット”雄大に 2転生で波に乗り、ラファエル・リベイロとの初国際戦に挑んだが肩固めで一本負けを喫した。今回が復帰戦。
1R。プレッシャーをかける眞藤。時田はいきなりタックルに入り、眞藤に尻もちをつかせる。眞藤はガードに。ボディを殴る時田。眞藤は三角を狙うか? しかし、セコンドは立てと指示。立とうとする眞藤だが、時田はヒジを落とし、ボディを殴って立たせない。壁を使って立ちたい眞藤。しかし、時田にパンチを落とされなかなか立てず。眞藤、腕を狙うがこれは決まらない。
正対した時田。サイドへ移行する。カメになった眞藤。時田はバックをとり殴る。残り1分、回ろうとする眞藤だが、時田がバックマウント! そのまま時田が殴って終了。
ジャッジは3者10-9時田。
2R。眞藤がロー。時田がタックルを仕掛けるが、これは切られた。眞藤が蹴るとこれがローブローに。時田が休む。
1分弱で再開。時田がパンチのフェイントからタックル、テイクダウン! サイドにつく。眞藤はヒジで抵抗。時田はケージの方へ押していく。壁を使って立ちたい眞藤だが立てない。眞藤は下から首を狙うが、時田が殴る。さらにヒジ。
立ちそうな眞藤を時田は押し付ける。胴を抱えてクラッチしている時田、ハーフマウントに。パンチ落とす。さらにヒジ。眞藤は密着して殴る。
バックを取った時田だが、正対してケージへ押し込んでいったところで終了。
ジャッジは3者10-9時田。
2R。いきなり飛び込んでいく眞藤だが、時田が上に。殴る眞藤。時田は立たせない。
なんとか立ち上がった眞藤だが、時田はバックを取っている。時田投げてハーフマウントに。殴っていく。時田はさらにマウントへ移行し、殴り続けて終了。
ジャッジは3者30-27、3-0で時田が勝利。
第7試合
荒田は2024年よりパンクラスに参戦。2024年のNBTでは山口怜臣に判定1-2で敗れ、惜しくも準優勝に。しかし、パラエストラ八王子から出てきた新星としてファンにインパクトを残した。今年4月にはギレルメ・ナカガワにスタンドのパンチでTKO勝ちし、待望のランキング入りを果たした。今回はランカーとしての初試合。
安藤は2023年にパンクラス初参戦。荒田を破った山口怜臣に判定勝利している。昨年はギレルメ・ナカガワに判定勝利後、ベテランの合島太樹に判定負けを喫し、復帰戦となる。
1R。プレッシャーをかける荒田。安藤は距離を取り、ミドル、ロー。荒田がジャブ。安藤もパンチ。荒田がパンチで近づき首相撲に。しかし、すぐに離れた。
荒田が左ジャブ。さらに左右ジャブを振っていく。荒田が左ミドル。タックルに入る安藤だが、荒田は受け止める。安藤がヒザ。荒田は押し込まれない。
荒田は離れてジャブ。荒田の左ストレートがヒット、安藤がダウン! しかし、すぐ起き上がってタックルに入った。引きはがした安藤、荒田は立ってケージへ押し込み、カメになっている安藤に腕十字を狙う。しかし、安藤、腕を抜いて立った。ここでタイムストップがかかる。安藤が鼻から出血しており、ドクターチェックが行われた。
再開。安藤が片足タックルからケージへ押し込む。荒田は下からアームロックを狙うが、これは外れた。荒田は立ち、ケージに詰めてヒザ! さらにパンチを連打したところで終了。
ジャッジは3者10-9荒田。
2R。安藤がパンチからタックルを仕掛けるが、切られてしまう。パンチで飛び込んだ安藤を受け止めた荒田。安藤はヒザを打ち込む。荒田が入れ替え、投げて倒す。ガブりの体勢に。安藤が立ち、ロー、ハイキック。荒田はジャブ。
安藤がタックル。荒田はこれを潰すが、安藤がケージの方へ移動していく。じわじわと立ちそうな荒田。押し込む安藤。離れたが、荒田タックルには入れない。安藤がハイキックからタックル、テイクダウン! しかし、荒田は首を取っている。 残り1分。安藤がバックに回り、ケージへ。救って倒すが、荒田は腕を取っている。これは外れた、立った安藤がパンチ、鉄槌を見舞って終了。
ジャッジは1名が10-9安藤、2名が10-9荒田。
3R。荒田が右パンチ、左ストレート! 安藤も蹴り、飛び込んで右オーバーハンド。安藤はプレッシャーをかけていき、スーパーマンパンチ、バック何度ブローを出していく。さらに右オーバーハンド。安藤の打撃にやや押される荒田だが、安藤のタックルを潰し、サイドから抱え、スイープして上に。さらにバックに回りチョーク! これが決まり、安藤がタップアウト。荒田がランカー初戦を一本で勝利。荒田の冷静さと反応の速さが光った。
【荒田 ケージ上コメント】
「とりあえず勝てて良かったです。この後に鈴木悠斗が出るので、注目してください」
第8試合
林は2013年より参戦中。2021年まではライト級で戦っていたが、ウェルターに転向し中村勇太、押忍マン洸太を倒し、2023年6月、村山暁洋との王者決定戦に勝利、第15代ウェルター級KOPとなる。しかし、同年12月、初防衛戦で元DEEP王者住村竜市朗に5ラウンドKO負けで王座陥落。今回はそれ以来1年半ぶりの復帰戦となる。今回はミドルで闘う。
佐藤は2021年より参戦中。2023年にはNBTミドル級優勝している。昨年はFighting NEXUSの初代ミドル級王者決定トーナメントに出場、3試合を勝ち上がり、初代ミドル級王者となっている。今回は戴冠後初のパンクラス復帰戦。
1R。ジャブを振る林。佐藤は片足を取り転がすと、ケージ際でハーフマウントに。パンチ、ヒジ、鉄槌と削っていく。立ちたい林だが、佐藤は殴りまくって立たせない。
隙を見て一気に立ち上がった林。しかし、ここでバッティングがありタイムストップ。すぐに再開された。佐藤が右ロー、ハイ。林も右ハイ、ミドルを蹴る。佐藤がタックルに入りケージへ押し込む。ボディを殴る佐藤。林も細かく殴るがブレイクがかかった。
再開。林は右ハイキック、ミドルを蹴る。佐藤がタックルからケージへ押し込み、こめかみあたりを殴ったところで終了。
ジャッジは3者10-9佐藤。
2R。佐藤がタックルからケージへ押す。肩パンチ、殴るがブレイクがかかる。
佐藤が左ジャブ。林もジャブ、蹴りを出していく。佐藤がタックル。林は潰すが、佐藤はすぐに立ってケージへ押し込む。佐藤は殴り、ハーフマウント。さらにバックマウントへ移行。殴りながら起き上がった林だが、佐藤はバックマウントに戻す。殴る。
苦しい林。だが、逃がさない佐藤。マウント! 林がカメになると、佐藤はバックマウントで殴る。
残り1分。佐藤はヒジ連打。立ってパンチを落としたところで終了。
ジャッジは3者10-9佐藤。
3R。林はかなり消耗している様子。しかし、パンチ、ハイキック、ミドルと攻める。佐藤は組んでケージへ。腿にヒザを打ち込む。さらにボディ。しかし、ここでブレイクがかかった。
林が大きくパンチを振って出る、佐藤はこれをかいくぐって組み、ケージへ押し込んだ。林はヒジ連打。片足をつかんでいる佐藤だが、離してケージへ押し込む。ヒザをつく。
林が立ってハイキック。すぐタックルに入る佐藤。しかし、ブレイクがかかった。佐藤がタックル、林は振り切ってハイキック。さらに佐藤がタックルに入るが、林は付き合わない。またブレイクがかかった。
両者パンチを振る。佐藤が組んでケージへ押し込んだ。片足をかかえているが、林は潰してヒジ連打。立って殴る林。残り40秒で佐藤が投げテイクダウン! 林はガードから腕十字を狙う。しかし、佐藤が耐えて終了。
ジャッジは3名29-28の3-0で佐藤が勝利。
久米鷹介 引退セレモニー
久米は1985年生まれの40歳。大学在学中、ALIVEに入門し、2000年9月、全日本アマチュア修斗選手権大会ミドル級で優勝、プロに昇格する。その後、修斗を主戦場に闘う。
2012年にはRoad FCに参戦、パンクラスには2011年に初参戦し、3戦している。2015年よりパンクラスに本格参戦し、2016年9月、徳留一樹とのタイトル戦にて1ラウンドTKO勝ちで第7代ライト級KOPとなる。その後、二度の防衛戦、一度の王座統一戦を勝ち、文字通りパンクラスの顔となる。2020年にはRIZINにも参戦している。
2023年4月、王座統一戦でアキラにスプリット判定負けで王座陥落。昨年4月には粕谷優介に判定勝ちで復帰し、同年9月、雑賀ヤン坊達也の持つライト級ベルトに挑戦するも2ラウンドTKO負けを喫し、王座復帰は成らなかった。
今年5月、引退を発表した。
骨太なファイトスタイルは「久米地獄」と呼ばれ、多くの選手を倒してきた。怪我と戦いながらも、試合が組まれれば必ず勝利を期待され、ファンの期待を一身に背負いケージに上がり続けてきた。
一方、誠実な人柄で多くのファンを魅了。涙もろい一面もあり、ケージ上で感極まり涙を見せるところも、多くのファンに愛された。
プロMMAの舞台からは降りるが、今後はグラップリングなどをやっていきたいという久米。第二の人生の出発を祝福したい。
引退式の後、サイン会が開催され、久米がポスターにサイン。会場には多くのファンが並び、久米にねぎらいの言葉をかけていた。
【久米 ケージ上コメント】
「すみません、泣かないって決めてたんですけど…(感極まり、目頭を押さえる)。こうしてケージの横で、選手の皆さんが必死に闘っている姿を見ていて、(選手は)やっぱり多くの人に支えられていて、(闘いに)向かっていけているんだってことをすごく感じました。
多くの人の支えなしではこんな厳しい闘いはできないということを今感じていて、感謝することしかできないんですけど、この後も、必死に作ってきた選手たちが闘う素晴らしい大会が続くと思いますので、皆さん楽しんでいってください。長い間、本当にありがとうございました」
第9試合
岸田は2024年よりパンクラスに参戦している。柔術黒帯を持ち、柔術全日本選手権での優勝経験も持つ。下からの仕掛けを武器とし、昨年のNBTは快勝で勝ち上がったが、決勝では引き込みからの攻めをしのがれて消耗し判定負け、準優勝となった。しかし、これが唯一の黒星。NBT後は菅歩夢、織部修也に勝利している。今回はベテラン、元KOPを撃破できるか、
猿飛流は2017年よりパンクラスに参戦。2019年のNBT2度目の挑戦で優勝を果たしている。その後2連勝で、 2022年3月、小川徹の持つベルトに挑戦、判定で勝利し第7代フライ級KOPに輝いた。しかし、同年12月の初防衛戦で鶴屋怜に一本負けで王座陥落した。2024年12月、2年ぶりの復帰戦となった前戦はジョセフ・カマチョに一本負け。1Rは圧倒していたが、2Rでチョークを決められ逆転負け。この時に負った怪我も回復し、7ヶ月ぶりの再復帰。若手のホープを相手に意地を見せるか。
1R。お互いローで様子を見る。猿飛流がサイドキック。プレッシャーをかける岸田。前蹴り。猿飛流が左ストレート。岸田がタックルにはいると、猿飛流が鉄槌連打。岸田が投げると、猿飛流はすぐに立つ。岸田はケージへ押し込んでいく。
強引に倒した岸田。首を狙うが、これは決まらず、腕狙いへ、これも外れた。しかし、猿飛流が上に。岸田はオープンガード。首を狙う。猿飛流は頭を抜き、パンチを落とす。さらにボディ。岸田は蹴り上げて三角を狙うが入らない。岸田がボディを殴ったところで終了。
ジャッジは1名が10-9岸田、2名が10-9猿飛流。5分すぎるのが早く感じたラウンド。
2R。フェイントをかける猿飛流。お互いロー。猿飛流が前蹴り、パンチを放つと岸田が組み付き、背中に乗る。殴りながら降りた。また殴りながら乗り、再び降りた。そこへ猿飛流が一気に正対してテイクダウン! 猿飛流はケージへ押していく。ボディを殴り、コツコツ削っていく。
岸田は首を狙うが入らず。続いて足を狙うが、まだ上にいる猿飛流が外した。殴る。
残り10秒、岸田が壁を使って立ち上がった。入れ替えたいができず、終了。
ジャッジは3名10-9猿飛流。次々と狙っていった岸田だが、猿飛流が意地を見せた。
3R。猿飛流がパンチ。岸田はロー。猿飛流が組んで投げ、尻もちをつかせた。猿飛流が倒して上に。したから殴る岸田。猿飛流はボディ連打。一度立って離れるが、またかぶさって殴る。岸田は立ちたいが、猿飛流は殴りながらサイドへ移行。潰していく。岸田は猿飛流の片足を足ではさんでいる。
残り1分半。回る岸田だが、猿飛流は立たせない。返したい岸田だが、猿飛流はボディを殴って立たせない。立てないならと、岸田は下から首を狙うが、猿飛流は頭を抜いた。猿飛流がガッチリ押さえ込んだまま逃がさず、両者上下から殴って終了。
ジャッジは2名が30-27猿飛流、1名が29-28猿飛流で、猿飛流が判定フルマークで勝利。猿飛流が元KOPの意地を見せ復活した。再びの浮上に期待したい。
レフェリーに手を挙げられた猿飛流に対し、拍手を送っていた岸田。ベテランの闘いに今回は敗れたが、次々と仕掛けていく姿勢が素晴らしかった。まだ23歳。今後の更なる成長が楽しみだ。
第10試合
木下は昨年11月より、DEEPからパンクラスに主戦場を移した。それと同時にバンタムからフェザーに転向している。ここまで小森真誉、遠藤来生にいずれも判定勝利している。
対する敢流も昨年より参戦。昨年NBTを3戦全てTKOで勝ち上がり優勝を果たしている。NBT明けの糸川義人戦ではチョークで一本勝ちを収め、波に乗る。今回はラッキング上位の選手との対戦。勝ってランキングを上げるか。
1R。 木下がジャブ。敢流はプレッシャーをかける。鋭い目線を送りながらプレッシャーをかける敢流。木下がジャブ。敢流はミドルを返す。木下がローを蹴ると蹴り足を取る。そのまま押してケージへ持っていく。敢流は殴り、ヒジを落とす。
立ち上がった木下。敢流も立ちバックを取る。投げて尻もちをつかせるが、木下はすぐに立つ。しかし、敢流はまだバックをキープしており、ケージへ押し込む。木下は激しくヒジ、鉄槌を打ち込む。さらにボディを殴る。残り10秒で木下が正対し、ケージへ押したところで終了。
ジャッジは3名10-9木下。
2R。敢流が左右ジャブ、蹴りから組んでバックを取る。バックマウント。しかし木下はたち、バックを奪い返した。ケージへ押していく。ロー、ボディ。敢流は投げたいができない。しかし、一気に立ちバックを取った。投げて上に。木下は返して上に。敢流が返してバックを取る、殴る木下。敢流は首を狙うが、木下が返して上に。
残り1分。木下は首を狙うが入らず。バックのまま殴る。抜けたい敢流。木下がバックマウントで殴って終了。
ジャッジは 3名とも10-9木下。木下は疲れが見えるか。
3R。敢流の右パンチがヒット! さらに前蹴り、ロー。木下はタックルに入るが、敢流は小手投げで投げてケージへ。木下が殴って離れた。敢流がローから右パンチを打ち込んで組みに行く。バックに回った。しかし、木下は離れた。
敢流がロー。これが効き、木下の足が流れる。木下のバックハンドは不発に。敢流が左ボディ、右フックを放つ。四つに組む木下だが、敢流は引き剥がした。
パンチを打ち込む敢流。木下は低いタックルから組んでケージへ押していく。木下がバックに回った。崩してグラウンドに引き込む。木下は敢流の片足をガッチリはさんでおり、側頭部にヒジ! 敢流は足を抜くが、その瞬間に木下が腕十字! 敢流はケージを蹴って反転し、バックを取った。チョークを狙うが、入らず。木下がアームロックを狙ったところで終了。ガックリと肩を落とす敢流。
ジャッジは3者29-28の3-0で木下が勝利。
デビュー以来無敗だった敢流に、ついに土がついた。結果は破れたが、非常に見応えのある試合内容。今回は一歩届かなかったが、次戦では一回り大きくなって帰ってくるはずだ。
第11試合
井村は2020年よりパンクラスに参戦中。同年のNBTを全て一本勝ちで優勝している。NBT後2連勝で、中島太一との暫定王座決定戦に抜擢されるも、TKOで敗れベルトを逃す。
昨年3月、田嶋椋に判定勝ちし、同年9月、初の国際戦でカリベク・アルジクル ウルルに1ラウンド1分15秒でTKO負け。今年3月の復帰戦で松井斗輝に1ラウンド一本勝ち。勢いに乗り5月にRoad To UFCに挑むも、一回戦で2ラウンドKO負けを喫した。1ラウンドは押していただけに、悔しい一戦だった。今回は世界へ向けての再始動と意気込む。
髙城は2017年に初参戦。コンスタントに試合を行っている。2023年、3連勝で、翌2024年7月、オタベク・ラジャボフとの対戦に挑むが、3ラウンド、チョークで敗れている。今回は1年ぶりの復帰戦。
1R。井村がジャブ。髙城はタックルに入れずサイドキック。井村、ロー、ジャブ。さらに左ミドル、ストレートと攻めていく。髙城がローから組むと、井村は首相撲からヒザ。すくってテイクダウンした髙城は殴る。井村は下から三角を狙うが決まらない。立ってケージへ押し込む。
殴る髙城のバックを取った井村。投げには行けなかったが背中に乗り殴る。髙城が床に寝ると、井村はバックを取ったまま鉄槌。正対した髙城は立ち上がった。井村も立つ。髙城がタックルに入り、井村がギロチンに取ったところで終了。
ジャッジは1名が10-9髙城、2名が 10-9井村。
2R。お互いジャブを振る。井村がタックルに入ると、両者の頭がぶつかり、バッティングでタイムストップ。井村の左目付近に当たっており、インターバルとなる。
再開。髙城がサイドキック。井村はタックルに入り、バックを取ると背中に乗理、首を狙う。髙城は床に寝るが、井村はバックを取ったまま連打。髙城も殴る。脱出したい髙城だが、井村は逃さずさらに殴る。起きあがろうとする髙城に対し、井村はバックをキープしたまま鉄槌、ボディ連打で削る。このまま井村がバックから連打し続けて終了。
ジャッジは3名ともに10-9井村。
3R。髙城が右ハイキックから組みに入ると、またバッティングに。井村の左目が腫れ、開いていない状態となり、ドクターチェックが入る。右手で床を叩き、悔しさをぶつける井村。
ドクターチェックの結果、井村は試合続行不可能と診断。規定により、ここまでの試合内容で判定することに。
ジャッジは2名が30-28井村、1名が29-28井村の3-0で井村が勝利。
世界への再挑戦の第一歩として意気込んでいただけに、なんとも悔しい結果となった井村。勝利の記念撮影もせず、足早にケージを下りた。
第12試合
ブラジル出身のバルボーザはパンクラス2戦目、初戦は今年3月で、粕谷優介に2Rダースチョークで一本勝ち、一気に1位に駆け上がっている。
鈴木は2023年よりパンクラスに参戦、昨年のNBTライト級ウィナー。パンクラス初戦を除き、ここまで5戦で5KO勝ち。デビュー以来6戦負け知らず、驚異の19歳だ。今回は初の国際戦。1位に対し金星を挙げるか。
1R。鈴木はロー。バルボーザがジャブから右パンチを振る。危険な匂いのするパンチ。鈴木が入ってボディ! 巧い。鈴木はさらに左右パンチを振る。フェイントをかけながら左右パンチを振っていく。
バルボーザが組んでケージへ押し込んだ。ヒザ連打! 鈴木もヒザを入れ、bpディを殴るが、ブレイクがかかった。
再開。バルボーザが右パンチ、前蹴り。さらにパンチがヒット、鈴木、これは効いたか。バルボーザがタックルからケージへ押し込む。ヒザ、鈴木もヒザ、ローを打ち込む。さらに左右のラッシュ! バルボーザはガードを固めて距離を取る。バルボーザがタックルに入ると、鈴木はアームロックを狙う。バルボーザが起き上がり、カメになった鈴木の首を抱えるとチョーク! 耐えていた鈴木だが、ガッチリ極まりタップアウト。鈴木は初黒星を喫した。
【バルボーザ ケージ上コメント】
「皆さん、こんにちは。自分はいつも怒りを使って闘っているのですが、ちょっと先生に怒られました。シンゾー先生、ごめんなさい。今日の試合は本当に苦しかったです。でも、勝って自分の強さを見せました。パンクラスの皆さん、僕にベルトを挑戦させてください、押忍!」
第13試合
ISAOは2009年よりパンクラスに参戦。参戦すぐに頭角を現し、大石幸史、徳留一樹、マルロン・サンドロ、高谷裕之、カイル・アグォンら強豪を倒し、第8代フェザー級KOP、第5代ライト級KOPに輝いている。
2022年、Bellator参戦のため王座を返上。1試合が組まれたが、Bellator消滅に伴いパンクラスに復帰。約4年ぶりの試合となる。
キルギス出身のカリベク・アルジクル ウルルは、昨年9月にパンクラス初参戦。井村塁を1ラウンドTKOで破っている。2戦目で透暉鷹の持つベルトへの挑戦が決まったが、両者の怪我により延期に。今年4月に仕切り直しで透暉鷹とのタイトル戦が組まれたが、両者計量オーバーにより試合が消滅した。今回からフェザー級に階級を上げて闘う。
1R。フェイントをかけるウルル。ISAOは左ミドル、ロー。ウルルは右ハイキック、迫っていくが、ISAO はかわしてパンチ。ウルルは左右ジャブ。
プレッシャーをかけるISAOはローから右ハイキック。さらにタックルに入りテイクダウン! しかし、立ち上がったウルルが左右のパンチで出て飛びヒザ!着地後の右が側頭部にヒット、ISAOがダウン! ウルルが戦慄のKO勝利!
【ウルル ケージ上コメント】
「日本の皆さん、こんにちは。ファンの皆さん、ありがとうございます。またチャンスがあれば、パンクラスのベルトを狙って闘っていきたいので、よろしくお願いします。
ISAO選手は元チャンピオンだったということで、ランキング1位の選手に勝ったので(※ISAOはブランクのためランクには入っていない)、自分にもチャンピオンになるチャンスを下さい。よろしくお願いします」
第14試合
王者・伊藤盛一郎の王座返上により組まれた王座決定戦。
1位・濱田は元プロキックボクサー。パンクラスには2022年より参戦し、同年NBTで優勝している。その後、大塚智貴、山﨑聖哉、ラファエル・リベイロを破り、ここまで5戦全勝でタイトル戦を迎えた。1年ぶりの試合で、大塚とは再戦になる。
対する4位・大塚は2020年よりパンクラスに上がっている。2021年NBTストロー級ウィナー。翌2022年よりフライ級に上げている。今回は、大塚にとってタイチル戦でありリベンジ戦。「めちゃくちゃ燃えている」と語った。
濱田が返り討ちにするのか、大塚がリベンジを果たすか。そして、ベルトはどちらの腰に巻かれるのか。
1R。大塚がロー。濱田が入ろうとすると大塚はパンチを合わせる。お互い打ち合うと、大塚が組んでケージへ押し込む。ヒザ。濱田は細かく殴り、ヒザ。大塚は左右パンチを振って離れた。
濱田がタックルからバックを取る。大塚は濱田のももにヒジ連打。濱田がバックをキープして終了。
ジャッジは3者10-9大塚。
2R。お互いロー。大塚が片足タックル。濱田は回るが、大塚がガブって上に乗る。濱田がバックに回った。大きく殴る大塚。大塚は立ち上がってケージへ押し込み、濱田に尻もちをつかせる。濱田はヒザを立て、背中にヒジを落とす。大塚、持ち上げてマットに叩きつけ、バックを取る。しかし、濱田が上になりハーフマウント。ヒジを落とし、首を狙う。
しかし、大塚が上に。濱田は腕を取っている。ヒジを落とし、上を取る。オープンガードの大塚は頭を引きつけている。鉄槌を連打する濱田。大塚も殴り、ヒジ連打。濱田もnなぐり続けて終了。
ジャッジは3者10-9濱田。
3R。大塚がロー。濱田はジャブから前蹴り。大塚がローからボディを入れたところで濱田の頭が当たり、バッティングでタイムストップに。大塚の左目が腫れている。ドクターチェックが入る地、続行不可能判断され試合終了。ノーコンテストとなった。
井村・髙城戦に続き、不慮のバッティングによる裁定。
気合いが入っていた再戦だけに、両者とも気落ちが激しかった。大塚はマットに座り込み動かない。濱田は大塚の肩に手を置くと力なくケージを下りた。
(写真・文/佐佐木 澪)