IWGP世界ヘビー級王者ザック・セイバーJr.がDDTマットに降臨!8・30ひがしんで藤田晃生とのTMDKコンビがクリス・ブルックス&正田壮史と対戦

DDTプロレスが7月13日、東京・後楽園ホールで『ROCK IN RING 2025 〜奏でろ打撃、叫べ歓声〜』を開催した。IWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.がDDTマットに電撃来場し、8月30日の東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で、藤田晃生とのTMDKコンビで、シャーデンフロイデ・インターナショナルのクリス・ブルックス&正田壮史と対戦することが決まった。

この日、今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』覇者の藤田がDDTに初参戦し、正田壮史との友だちタッグで、『D GENERATIONS』のTo-y&高鹿佑也と対戦した。To-yと藤田が激しいチョップ合戦。高鹿が正田の腕をアームロックで締め上げれば、To-yが変型コジマワンダーランド。高鹿が再びアームロックで正田の腕を極め、藤田にエルボー弾。正田が高鹿を抱えると、藤田がスワン式ミサイルキックを叩き込み、正田がジャーマンで投げる好連係。藤田が場外のTo-yめがけてプランチャを敢行して分断。正田が三角蹴りから、正田のチカラKOBUムキムキを高鹿に決めて3カウントを奪取した。
試合後、クリスがリングに入ると、何やら怪しい雲行きに。ここで、ザックが現れ、クリスが手にはめていたマスコットのブンブンを場外に投げ飛ばすと、ザックと小競り合いに。クリス&正田とザック&藤田がノーマイクで言い争いに発展。すでにザックが8・30ひがしんに参戦することは決まっていたが、どうやらそこでタッグ対決を行いたい雰囲気となった。今林久弥GMがいったんバックステージに下がって、新日本側に確認。OKサインが出たとのことで、シャーデンフロイデvsTMDKの全面対抗戦が決まった。
ザックは昨年4・7後楽園に初参戦し、友人のクリスと組んで、上野勇希&MAOと対戦して、30分時間切れのドロー。その際、ザックは「次DDTに来るときはIWGP世界ヘビー級王者として来る」と発言していたが、公約通り、IWGP世界王座に就いて登場した。
コメントスペースには特に遺恨があるわけではない正田と藤田が揃って現れた。正田は「なんかお互いのオヤジが出てきた。勢いに圧倒されちゃった。次は対角で会って、また戻ってこよう」、藤田は「次、会うときは対角。もうちょっと組みたかった。DDTさんにすごく楽しく上げさせてもらったんで、次は正田に新日本に来てもらいたい。これは勝手に言ってるだけだから。TMDKなら、いいと言ってくれると思ってるから」とコメントした。