優勝予想1位の最強美人タッグが2位に圧勝!トーナメント次戦で戦う若手が涙

11日、新木場1stRINGにてアクトレスガールズACTwrestling Step59『ACTWRES SENGOKU SERIES『KABUKE UTSUKEMONO』』が開催。メインイベントでは[アマテラス]茉莉(まり)&惡斗(あくと)と[真夏の汐風]夏葵(なつき)&汐月なぎさ(しおつきなぎさ)がタッグリーグAブロック準決勝に挑んだ。
現在のアクトレスガールズは、WWEのように台本があることを公表してプロレスを展開中。ヒールvsベビーがストーリーの主軸となっており、凶器・乱入・裏切りなど手段を選ばないアクトレスキラーズが『ストロング暴力スタイル』で悪の限りを尽くしている。
そんな中、大量離脱により中止を余儀なくされたタッグベルトを賭けたタッグリーグが、惡斗が発起人となった『ACT GAME(アクトゲーム)』としてタッグトーナメントが開催されることに。所属選手だけで全10チームが参加し、5月18日~8月2日の2ヶ月半をかけてAB各ブロックの代表が決定する。
この日は事前の優勝予想1位であった元STARDOMの惡斗&元REINAの茉莉の美人最強タッグと、優勝予想2位であった新体制正統派エースタッグ夏葵&汐月なぎさが激突。
夏葵は昨年惡斗を倒してAWGシングル王者になり、歴代のプロレス経験者ではないチャンピオンとして世代交代を成し遂げていた。

試合は握手をフェイントに惡斗&茉莉が蹴りかかり、夏葵にダブルのチョーク攻撃や蹴りの連携と怒涛の攻め。なぎさが惡斗へのコードブレイカーで分断し、夏葵のジャンピングニーとなぎさのコードブレイカーの同時攻撃を叩き込む。惡斗はコンプリートショットで夏葵に反撃すると惡朱螺(=フロントネック式ジャイアントスイングからのフロントチョーク)で捕らえ、弱った夏葵にダブルのキン肉バスターや変形ダブルインパクトと強烈な合体攻撃。夏葵は茉莉にキューティースペシャルで一矢を報いるも、返した茉莉が夏葵のダイビングフットをハイキックで迎撃し、奈落落としで叩きつけて3カウント。

終わって見れば圧勝とも言える試合に茉莉は「皆さんの優勝予想1位!ご期待通り、順当にアマテラスが勝ちました!今日のアマテラス対真夏の汐風、事実上の優勝決定戦と言われてたみたいですが、もうアマテラスが優勝でいいですかねぇ!」と他の出場チームを見下ろし嘲笑う。
そこへ7月18日の新木場大会で対戦が決定した[Polaris☆(ポラリス)]アンリ&永井絵梨沙(ながいえりさ)がリングに駆け上がり「トーナメントはまだ終わってません!」「私達ポラリスがアマテラス倒して、アクトレスガールズの希望の星になってみせます!」と向かい合うも、絵梨沙が泣いていたため惡斗が「泣いてんじゃねえよやる前から」と一蹴した。
次回大会は7月18日(金)18時45分より新木場1stRINGで公演を予定。アマテラスvsポラリスのタッグリーグAブロック決勝のほか、才原茉莉乃の持つAWGシングル王座に荒幡寧々が挑戦する。